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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ
2578
:
チバQ
:2013/03/29(金) 22:54:03
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130329t11035.htm
石巻市長選来月14日告示 現新4人の争い固まる
任期満了に伴う宮城県石巻市長選(4月14日告示、21日投票)は、現職に3新人が挑む構図がほぼ固まった。東日本大震災の最大被災地で復興のけん引役をめぐる争いは、激戦が予想される。復興に関わる政策に大きな違いはないとみられ、市民との距離感や現場感覚など、新人が矛先を向ける現職の政治姿勢が焦点の一つとなりそうだ。
立候補を予定しているのは再選を目指す亀山紘氏(70)と、いずれも新人の東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)、元市議の阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)。
「市長自らが足を運ばなくても、私たち市議が市民の話を聞き、きちんと橋渡しをしている」。24日にあった亀山氏陣営の決起集会。「市長が現場に来ない」といった批判の声を意識し、ベテラン市議は支持者約250人に理解を求めた。
亀山氏は「震災直後も運転手だけを伴い、50カ所近くの避難所を歩いた。目立つのが嫌いだった」と説明。一方で「復旧復興には国の財政支援を引き出すことが必要。パイプは太くなった」と実績を訴えた。
3人の新人はそろって、亀山氏との姿勢の違いを鮮明にする。
青木氏は22日の出馬会見で「人の話を聞かないと耳にした。市民や議会などと連携するためには話を聞かないといけない」と強調。選挙用リーフレットでも「市民の声をしっかり受け止め、一日も早い生活再建」とアピールする。
父和夫氏(85)は元市長。かつての支持者をつてに知名度アップを図る。和夫氏の故郷・旧雄勝町も地盤と当て込むが、住民の多くが震災で地元を離れ、後援会幹部は「支持者がばらばらになった」と不安も口にする。
市議会議長を務めていた阿部氏は2月定例会最終日に議員辞職し、27日に立候補を正式表明した。会見では「徹底した現場主義を貫く。市民の話を聞き、先頭に立って復興を加速させる」と暗に亀山氏を批判した。
合併前の旧市を含め市議を5期経験し、議長就任後の昨年10月に発足した沿岸5市町の議会連携会議を主導するなど、政治キャリアを前面に押し出す。阿部氏は「若い世代も後押ししてくれる」と幅広い支持の獲得に努める構えだ。
市議会の構図は、26日の新議長選出をめぐり微妙に変化した。市議29人の動向は、3会派の10人が亀山氏に回るとみられるが、青木、阿部両氏を支持する色分けは固まりきっていない。
2月13日に新人で真っ先に立候補を表明した藤田氏は「被災現場を見ない市長に2期目は任せられない」と突き放す。選挙戦は「素人」を自認し、地元の渡波地区を中心に活動している。
2013年03月29日金曜日
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