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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

2196チバQ:2012/05/06(日) 15:59:44
http://www.asahi.com/national/update/0503/TKY201205030257.html
2012年5月3日17時3分
「がれき受け入れたら自殺」 秋田・大館市役所に落書き大館市役所本庁舎の壁で見つかった落書き。市職員がシンナーを使って消した


 3日午前4時40分ごろ、秋田県大館市中城の市役所本庁舎の壁面に落書きがあるのを通りがかりの男性が見つけ、大館署に通報した。署員と市職員が調べたところ、正面玄関左側と国道沿いの壁2カ所に赤のスプレー状の塗料で、「放射能がれきを受け入れたら私は自殺する」と書かれていた。同署は建造物損壊の容疑で捜査している。

 落書きの大きさは玄関左側が幅3.5メートル、高さ2メートル、国道沿いが幅3メートル、高さ1.8メートル。市によると、守衛が3日午前0時ごろ、付近を巡回したが、異状はなかったという。

 市は東日本大震災で発生したがれきの受け入れを検討している。

2197チバQ:2012/05/08(火) 00:24:34
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20120505_01.htm
戻る人影 戻れぬ苦悩 本格帰村から1ヵ月 福島・川内

スクールバスで登校する川内小の児童ら


 福島第1原発事故で全村避難した福島県川内村で本格的な帰村が始まり、1カ月が過ぎた。役場や小中学校が再開し、閑散としていた村内に人影が戻りつつある。しかし、避難を続ける村民からは、役場や帰村者との分断を懸念する声が上がる。帰還見通しの立たない沿岸部から内陸部に、生活圏をどう切り替えるか、も重い課題だ。

 「役場や学校が戻って人と車の往来が増えた。活気が全く違う」と語るのは、村の中心部で旅館を営む村商工会長の井出茂さん(56)。
 昨年4月は自衛隊の装甲車が走り、夜、明かりがともる家は周囲になかったという。「ようやく村も息を吹き返した」と喜ぶ。
 村は昨年3月16日に全村避難し、役場機能を郡山市に移した。今年1月末に帰村宣言を発表。4月2日、役場や学校、診療所などを戻した。
 村によると、村民約2800人のうち避難先を引き払って帰村したのは1日現在で223人。この1カ月で36人増えた。村で週に半分以上過ごす人を含めた実質帰村者は約600人に達する。
 川内小には16人が通う。スクールバス3台で全児童を送迎できる態勢を整えた。除染で放射線量は毎時0.1マイクロシーベルト台と低いが、屋外活動は3時間以内にとどめ、給食の放射能検査も実施する。
 高島仁校長は「できる限りの放射線対策に取り組む。施設環境に恵まれた村の学校に戻り、子どもたちは伸び伸びしている」と話す。

 一方で帰村に踏み切れない人も多い。村の中心部、第3行政区長の猪狩紀元さん(68)は郡山市の仮設住宅の自治会長を務め、「開いてない商店が多く、住宅の除染も進んでいない。まだ帰れない」と述べる。
 猪狩さんは役場が村に戻り、避難者の中には疎外感が生じているという。「郡山に1500人が避難している。避難者も村民。村は気を配ってほしい」と訴える。
 村は沿岸部の富岡町や大熊町などとつながりが深いが、両町の警戒区域指定は解けていない。井出寿一村復興対策課長は「勤め先の4割強は沿岸部の町。病院や高校、買い物も大半が沿岸部だった。そこに行けないのが課題」と明かす。
 商店主の鈴木孝幸さん(58)は昨夏に営業を再開したが、魚や肉などの生鮮食品は並べられない。主な仕入れ先が富岡町の市場だったからだ。「役場が帰ってきても状況は変わらない。川内は行き止まりの村になってしまった」と嘆く。
 遠藤雄幸村長は「1カ月で大きく変わった実感はなく、復興の道のりはこれからだ。帰村者と避難者の間で分断が生じるのが怖い。懇談会を定期的に開き、避難者にも寄り添う。今後は内陸部の田村市や小野町との連携が重要になる」と話す。


2012年05月05日土曜日

2198チバQ:2012/05/23(水) 23:19:19
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001205230001
争点は閖上の復興 名取市長選
2012年05月23日

 7月1日告示の名取市長選への立候補予定者の説明会が22日、市役所で開かれ、3陣営が出席した。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた閖上地区をはじめ、震災からの復興策や災害に強い街づくりなどが課題となる。投開票は同8日。


 説明会には、すでに立候補を表明をしている現職で3選を目指す佐々木一十郎(いそお)氏(62)と、新顔で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)のほか、1陣営が出席した。


 「この計画では安心して暮らせない」


 「もっと内陸側で再建する選択肢はないのか」


 19日、閖上地区の再建策について名取市が開いた説明会。海岸堤防や土地のかさ上げなどで現地再建をめざす市の計画に、住民から反対意見が相次いだ。2児の母で、生まれも育ちも閖上という会社員女性(38)は「好きな街だから戻りたい。けれど、周りは次々と別の場所に離れてしまった」と肩を落とす。


 同市長選は、震災前から閖上が主な舞台となってきた。同市は1958年、増田町、閖上町、館腰村など2町4村が合併してできた名取町が、市に移行して発足。市長は、前職の故・石川次夫氏が就任した80年以降、30年以上にわたり閖上出身者が務めてきた。現時点で立候補の意思を表明している二人も閖上出身だ。


 震災後初の今回の市長選でも、閖上の復興策が「最重要課題」(ベテラン市議)だ。市が示す現地再建策をめぐって、主に若い世代から内陸部への移転を求める声が根強く、住民の意見が割れているためだ。佐々木氏は当然再建策を推進し、一方の大橋氏は、市の再建策を基本としつつ複数の居住先を示す考えだ。


 実は、約7万2千人の市民の多くは、仙台市のベッドタウンとして発展する内陸の新興住宅地で暮らす。だが、今回の市長選に内陸部から候補者が出る動きは見られない。ある市議は「閖上の問題が焦点になっているのに、よそから市長選に名乗りを上げるのは、『火中のクリを拾う』ようなものだ」と説明する。


 市民にも戸惑いがある。内陸部の団地で町内会役員を務める男性は「閖上復興の手助けをしたいとは思うが、他地区からは関わりにくい雰囲気がある」と明かした。(田中美保、平間真太郎)

2199とはずがたり:2012/05/24(木) 10:53:26
>>2198
名取駅が元増田駅だったし増田が中心だけど支配力足りず名取になった(似たような例に黒沢尻→北上・中村→相馬・原町→南相馬・今市→出雲・見付→磐田・武生→越前・中村→四万十etc)寧ろ閖上なんか!?寧ろ四国中央(伊予三島・川之江)的な2極構図かな?
>同市長選は、震災前から閖上が主な舞台となってきた。同市は1958年、増田町、閖上町、館腰村など2町4村が合併してできた名取町が、市に移行して発足。市長は、前職の故・石川次夫氏が就任した80年以降、30年以上にわたり閖上出身者が務めてきた。現時点で立候補の意思を表明している二人も閖上出身だ。

2200チバQ:2012/05/29(火) 21:07:58
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120529-OYT1T00209.htm
県議・県職員138人の料亭飲食、自己負担へ
 山形県議と県職員計138人が4月に「意見交換会」として県費で飲食をしていた問題で、県議会最大会派の自民党は28日、出席者がそれぞれ飲食費用を負担する方針を決めた。


 意見交換会に参加した自民党以外の議員も同様の対応をする考え。県も同日までに、参加職員が自費で支払うことを決めた。

 意見交換会は4月25日、県が主催し、県議会の常任委員会ごとに山形市内の料亭6軒で開催。共産党県議1人をのぞく、県議43人(自民32人、県政クラブ7人、公明1人、無所属3人)と県職員95人が参加し、飲食費は1人約8000円、総費用は計約110万円だった。県によると、現段階で料亭への支払いはしておらず、県費はまだ使われていないという。

 自民党は28日に開いた議員総会で、意見交換会の飲食費の支払いに関して議論。しかし、意見がまとまらず、会派執行部らに対応の決定を一任した。その後の執行部の協議で、「4月25日の意見交換会については、会費として飲食代を負担する」という方針を決定、所属議員に通知した。

 会派代表の志田英紀県議は、「現在の社会通念上、許されない。県民におわびを申し上げる」と話した。

 また、県政クラブも28日までに、各自支払うことで意見を集約。公明党や無所属の県議も、「支払うべき」「みなさんと足並みをそろえたい」などとしており、出席した全県議が支払いに応じる見通しだ。

 県も「できるだけ早く、出席者から会費を集める」(望月明雄・総務部長)とし、職員の自己負担とする方針。

 今後の意見交換会について、県では開催するかどうかを含め、費用負担の方法などを、今後、議会側と検討していくとしている。

(2012年5月29日13時29分 読売新聞)

2201チバQ:2012/05/29(火) 21:21:00
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120529-OYT1T00206.htm
公務中の市長、職員運転の公用車で後援者宅へ

不適切な公用車の使用を陳謝する安部市長(米沢市役所で) 山形県米沢市の安部三十郎市長は28日の定例記者会見で、4月に公務のため市職員が運転する公用車で市内を移動していた合間に、自身の後援会関係者宅に立ち寄っていたとして、「公務から逸脱した行為だった。意図的、常習的ではないが、申し訳ない」と陳謝した。

 安部市長は費用返還する意向を示し、ガソリン代や人件費の返還が寄付行為を禁じた公職選挙法に触れないかを市総務部に調べさせていることを明らかにした。

 市長の説明によると、4月28日昼頃、市内の地区後援会の幹部宅に、支援者が対象の市政報告会の打ち合わせをするため、10分ほど立ち寄った。この日は土曜日で、同市の図書館が入る文化複合施設の問題などについて関係者と協議するため、公用車で他に5か所を訪ねた途中だったという。

 今月になって市議から指摘があり、安部市長はこの日の会見で報道陣の質問に対し、不適切な公用車の使用を認めた。安部市長は、就任後に市長専用車を廃止した点を強調し、「公務以外で公用車を使ったことは他にない」と述べた。

 市総務部は、「市の公用車使用に明確なルールはないが、公務と政治活動は区別すべきだ」としている。

(2012年5月29日18時01分 読売新聞)

2202チバQ:2012/06/02(土) 10:47:00
>>2198-2199
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120601t11025.htm
復興争点、現新対決か 名取市長選、告示まで1カ月
 任期満了に伴う宮城県名取市長選(7月1日告示、8日投票)は告示まで1カ月に迫った。立候補を表明しているのは、現職で3選を目指す佐々木一十郎氏(62)=無所属=と、新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)=同=の2人。東日本大震災からの復興に関心が向き、表立った擁立劇は鳴りを潜めているが、水面下では新たな候補を模索する動きもある。

 佐々木氏は3月に立候補を表明。4月末から後援会主催の市政報告会を各地区で開き、「失われた街を一日も早く復興することが必要」と、被災した閖上地区の現地再建などを唱えている。
 大橋氏は5月中旬に出馬の意向を示した。被災地の復旧復興や、自然と共生する街づくりなどを公約にする考えだ。近く、後援会事務所を市内に設け、正式に出馬表明する見通し。
 両氏はともに閖上地区の被災者。市が進める同地区の現地再建案には一部住民から反対意見があり、選挙戦の争点になるか注目される。
 前回と前々回は、佐々木氏と無所属新人石川利一氏(64)が激戦を繰り広げた。昨年秋に石川氏が県議選名取選挙区にくら替えし、自民推薦で初当選した。前回、佐々木氏に973票差に迫った石川氏の支持票の行方が、勝敗を占うともみられている。
 自民系の市議経験者は「沿岸部が被災した非常事態。復興のスピードが最も求められており、いま戦いを仕掛けるような雰囲気にない」と候補擁立には難色を示す。
 昨年10月には市職員中途採用問題をめぐり、佐々木氏に対する市長辞職勧告決議案が15対1の圧倒的多数で可決されたが、佐々木氏は「任期を全うする」と突っぱねた。
 それでも議会内に対立候補として名乗りを上げる人物はおらず、市民からは「いったい何のための辞職勧告だったのか」との批判がくすぶる。
 ある市議は「このままでは議会の存在意義が問われかねない。候補者擁立をぎりぎりまで探る」と打ち明ける。


2012年06月01日金曜日

2203チバQ:2012/06/03(日) 09:35:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120602-OYT8T01041.htm
閖上地区集団移転検討 名取市住民意向に配慮



 名取市が進める同市閖上地区の現地再建計画に住民が反発している問題で、同市が地区外への集団移転を可能にするプランを複数作成し、想定される移転戸数や事業費などを具体的に検討していることが、2日分かった。同市が集団移転容認へとかじを切るかどうか、今後の対応が注目される。

 今回明らかになった案のうち、住民の意向を最大限くみ取ったのが、希望者全員を移転対象とする案(案4)。沿岸部からも内陸部からも、仙台東部道路西側など地区外への移転が可能になる。移転対象者は700戸と多数に上る見込みで、移転地確保などの作業が煩雑で行政の負担が重くなるため、全住民の生活再建に要する期間が長引く恐れもありそうだ。

 沿岸部の住民のみを移転対象とする案は、事業費が抑えられる点などがメリット。内陸部と沿岸部を一体として区画整理する場合(案2)と内陸部を先行して区画整理する場合(案3)で分けた。一体型は、沿岸部の集団移転が遅れれば、土地区画整理事業全体の進行がずれ込むことが予想される。内陸部先行型は、沿岸部の産業エリアの開発が遅れる可能性もある。

 このほか、市議会内では、現行案(案1)を修正する形で、内陸部の居住区をさらに西側に拡大する案なども検討が始まっている。実現すれば、より内陸側に移転できる選択肢が広がることになる。

 集団移転の選択肢を市が検討していたことについて、閖上地区の市民グループのメンバーは「市はどんどん案を出してきて当たり前で、逆に遅いぐらい」と話し、「きっちり公表してもらって、改めて案を比較しながら市民と議論していくべきだ」と注文を付けた。

(2012年6月3日 読売新聞)

2204チバQ:2012/06/17(日) 11:36:11
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120616t11030.htm
「国営祈念公園」整備“石巻拠点”に異論 気仙沼市長
 東日本大震災の犠牲者を追悼し、教訓を伝える場となる「国営祈念公園」を石巻市に整備するよう、県が国に求める方針を固めたことについて、気仙沼市の菅原茂市長は15日の記者会見で「国の方針がまだ定まっていない中で、石巻市を拠点に決める理由はない」と述べ、今後も気仙沼市への整備を要請していく考えを示した。
 菅原市長は、この問題で村井嘉浩知事とやりとりした経緯に触れ、「(知事は)被災の度合いが大きい石巻を拠点に、県として早く手を上げておきたいということだった」と説明した。
 その上で、国交省の「復興祈念公園検討会議」がまとめた論点の一つに「後世に伝承することがふさわしい場所」とされていることに言及し、「気仙沼市の方が合っていると思う」と語った。
 同市の祈念公園構想は、津波で陸上に打ち上げられた大型漁船の保存や、市のシンボルの安波山の活用を通じ「鎮魂の森」「防災拠点施設」などを一体的に整備する内容。


2012年06月16日土曜日

2205チバQ:2012/06/19(火) 21:23:45
>>3>>5
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206190002
白石市長が陳謝連発 
2012年06月19日

 18日の白石市議会で、市が出していた議案をめぐって風間康静市長が立て続けに陳謝や修正を迫られた。いずれも、市の「勇み足」に議員が反発したためだ。


 市長が謝ったのは、1998年に廃校になった白石市福岡八宮の福岡小学校蔵王分校の土地・建物を岩沼市の飼料会社に売る問題。地方自治法に基づき、市が14日、売却に当たって必要な議案を出していた。


 しかし、市がすでに飼料会社による校舎の改修を許し、会社も5月から操業を始めていたことが判明。18日、議員から「議会軽視だ」「地方自治法違反だ」との反発が相次いだ。


 市は、東京電力福島第一原発事故で牧草が使えなくなったため、代わりに配合飼料を多く供給するための廃校売却だったとして「緊急性があった」と説明。企業誘致の側面からも「マニュアル通りには進められなかった」と釈明した。


 本会議を中断して議員が話し合った結果、「市長の謝罪が必要」と判断。市長は「手続き上、議会に諮ることなく本日に至ったことをおわびします」と謝った。これを受け、議案は27日に可決される見通しだ。



 修正することになったのは、東日本大震災で被災した白石城の改修費用として寄せられた寄付金を元手に、2代目城主・片倉小十郎重長の甲冑(かっ・ちゅう)の複製品を作ろうと、1千万円を計上していた今年度補正予算案だ。


 市は昨夏、改修費用の寄付を呼び掛け、1500万円が集まった。しかし、今年3月に約1億円の費用全額が国からの交付税で賄えることになった。このため、市は寄付金を生かして「白石城基金」を作り、このうち1千万円を複製品の制作費などに充てることにした。


 しかし、18日の議会では、議員から「特定の目的で寄せられた寄付金を別の費用に充てるのは問題」との批判が出た。
 市長は同様の批判を市民からも受けていると明らかにし、「白石城に複製品を置き、魅力を増すのが目的だったが、説明不足だったと反省している」と陳謝。予算案から1千万円を削る修正案を19日に出し直すことにした。(石井力)

2206チバQ:2012/06/19(火) 21:40:40
>>2176
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061901002400.html
双葉町長の不信任案提出へ 役場帰還で議会と対立
 東京電力福島第1原発事故で、埼玉県加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町の6月定例議会に、井戸川克隆町長の不信任決議案が提出される見通しとなったことが19日、分かった。会期は21日まで。役場機能の福島県内への帰還をめぐる対立などが理由とみられる。

 町議会の定数は8。可決には出席議員の4分の3(6人)以上の同意が必要だが、微妙な情勢という。

 役場機能を戻すかどうかをめぐっては、今年3月の議会が6月末までの帰還を全会一致で決議したが、具体的な進展がなく議会側と町長との亀裂が深まっていた。

2012/06/19 21:31 【共同通信】

2207チバQ:2012/06/19(火) 21:43:01
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120615-OYT1T00002.htm
双葉町長不信任案提出へ…役場帰還の姿勢不明と
福島第一原発事故により役場機能が埼玉県加須市に移転している福島県双葉町の町議会(定数8)で一部議員が19日に開会する6月定例会に井戸川克隆町長の不信任決議案を提出する方針を固めた。


 可決には4分の3(6人)以上の賛成が必要だが、4、5人程度とみられ、可決は微妙な状況だ。

 議会は3月定例会で「役場機能本体を福島県内に戻すことについての決議」を全会一致で可決。5月に行った町民へのアンケートでもいわき市など県内への帰還を求める声が大きく半数を超した。

 しかし、井戸川町長は、県内帰還について態度を明確にしていないことから、一部議員が、不信任案提出を決めた。

 地方自治法の規定では、不信任案が可決されれば、町長は10日以内に議会を解散しなければ自動的に失職する。

 解散しても改選後の議会で再度不信任が可決されれば失職する。

(2012年6月15日11時17分 読売新聞)

2208チバQ:2012/06/20(水) 23:20:18
>>1977-1978とか
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120620t11004.htm
宮城海区漁業調整委、8月改選 水産特区で「無風」一転
 8月に改選となる宮城海区漁業調整委員会の選挙(7月24日告示、8月2日投票)に、宮城県内の漁業者の関心が高まっている。東日本大震災後、村井嘉浩知事が打ち出した沿岸漁業権を民間に開放する「水産業復興特区」構想が争点に浮上しているからだ。海区委は漁業権の免許を審査する機関で、これまで漁協関係者が当選してきた。過去30年以上も無投票が続いたが、一転して選挙戦となる波乱含みの展開も想定される。(報道部・馬場崇)

 同構想を提唱した村井知事は、2013年の漁業権免許更新期に合わせ、特区を導入する意向を示している。免許を与えるのは知事の権限だが、その是非を審議するのは、今回の選挙で選ばれた委員になる。
 海区委は漁業者代表の公選委員9人と、学識代表などの知事選任委員6人の計15人で構成する。いずれも任期は4年。
 漁業者代表の選挙は公選法が準用される。選挙権・被選挙権があるのは20歳以上で県内沿岸15市町に住所があり、年90日以上、漁業に従事する人。2010年12月現在の有権者は4753人。
 選挙は無投票がほぼ慣例化してきた。候補者は「三陸沿岸、仙台湾など地域バランスを考慮したり、地域内の暗黙の了解で決まったりしていた」(漁業関係者)という。
 最後にあった選挙戦は1980年。その後、補選を含む8回の選挙は全て無投票だった。漁業者の減少に伴う後継者不足や大きな争点がなかったことも理由とみられる。
 今回の改選もひっそりと進むはずだったが、水産業復興特区構想で状況は一変した。
 特区構想に対し、県漁協は反対の意思決定をしている。漁業関係者は「候補者は特区への賛否が問われ、有権者の判断基準になる」と語り、特区の争点化をにじませる。
 選挙戦は県内水産業の将来に影響を及ぼしそうだ。県南の漁業者は「海区委選挙は、漁業者の意見を直接、県の施策に反映できる機会。課題が山積みの中、水産県・宮城の今後を左右する大事な選挙だ」と選挙の意義を強調した。

◎県選管 有権者の大半被災、準備も異例ずくめ

 震災後初となる海区委選挙の準備は、異例ずくめで進んでいる。
 震災で沿岸部は大打撃を受け、漁業者の大半は家を失った。仮設住宅に移ったり、転居したりしていて、選挙人名簿の作成は難航している。
 例年、名簿の確定日は「選挙前年の12月5日」だったが、今回は国の特例法で告示日の5日前、7月19日となった。
 県選管は漁協、市町選管を通じ、名簿作成に必要な有権者登録申請を呼び掛け、名簿作成にこぎ着けた。担当者は「有権者数はだいぶ落ち込みそうだ」とみる。
 選挙戦になれば、昨年秋に行われた宮城県議選と同様、仮設住宅への投票所開設などの対応が求められそうだ。

[海区漁業調整委員会]漁業法に基づき、漁場計画の策定、漁業権の免許、漁業調整規則の制定に関する知事の諮問に対し答申するほか、漁業権の制限・条件付与について意見を申し立てる。漁場使用、水産動植物採捕の制限、禁止を指示する。         


2012年06月20日水曜日

2209チバQ:2012/06/22(金) 01:01:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120620-OYT8T01528.htm
双葉町長「年度内に福島帰還」 除染、適地…課題山積


 原発事故で加須市に集団避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長が20日、議会で「役場機能を年度内に福島県に戻す」と表明した。これまで、放射能への不安などを理由に慎重な姿勢を示してきたが、井戸川町長は報道陣に、「多くの住民の要望に応えることも必要」と述べ、苦しい胸の内をにじませた。

 移転実現には、さまざまなハードルがある。井戸川町長は、職員が安心して働ける環境として、年間被曝(ひばく)線量1ミリ・シーベルト以下を条件に挙げている。適地を探すこととともに、除染技術の進展も不可欠だ。また、井戸川町長は20日、移転候補地として多くの町民が挙げるいわき市の住民から「(受け入れを)絶対に阻止する」などの声が届けられていると明かした。受け入れ自治体の十分な理解が得られるかも課題となる。

(2012年6月21日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/information/20120620-OYT8T00366.htm?from=popin
双葉町役場の移転先…「いわき市」が半数


住民アンケート 議会が尊重要請
 埼玉県加須市に移している福島県双葉町の役場機能の再移転先について、町議会の特別委員会は19日、町民の希望が最も多いとして、同県いわき市を候補地とするよう町側に要請した。

 加須市騎西総合支所議場で同日開会した町議会定例会で、全国に分散避難する2823世帯を対象に実施したアンケートの結果を特別委が報告した。約半数の1432世帯が回答し、いわき市を挙げたのが778世帯(54・3%)と過半数に上った。次いで郡山市が332世帯(23・2%)で、これに福島市84世帯(5・9%)、南相馬市54世帯(3・8%)、白河市51世帯(3・6%)が続いた。

 特別委委員長の伊沢史朗議員は「全員一致でいわき市が最適と考える。町長は重く受け止め、速やかに決定してほしい」と述べた。議会後、井戸川克隆町長は「重く受け止めるということに尽きる」と述べた。

 町によると、町民の避難先は18日現在、福島県内が3584人で、いわき市では最多の1298人が暮らす。県外は3411人で、埼玉県が1188人と最多。

(2012年6月20日 読売新聞)

2210チバQ:2012/06/22(金) 20:59:59
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001206220002
吉村氏が出馬表明 知事選 再選目指す
2012年06月22日


次期知事選への立候補を表明した吉村知事=県議会

 「県のさらなる発展のため、引き続き県政を担わせていただきたい」。吉村美栄子知事は21日の県議会本会議で、来年2月13日の任期満了に伴う知事選に2期目を目指して立候補すると表明した。前回知事選では自民党県議の大半が対立候補を支援したが、高い人気を背景に現時点では対抗馬擁立の動きは出ていない。


 吉村知事は、自民党会派の志田英紀県議と県政クラブの阿部昇司県議の代表質問に答え、「県民の審判を仰ぐ決意を固めた」「県民一人ひとりが喜びと幸せを実感し、生き生きと輝いて生きていける県の実現に全力を尽くす」と述べた。


 今後の県政運営については「エネルギー政策の大転換が求められている。原発依存から卒業すべきだ」と改めて「卒原発」の考えを強調。「再生可能エネルギーを活用した分散型エネルギー社会を先導し、余剰エネルギーを県外に供給することを目指す」と語った。


 知事の出馬表明を受け、自民党県連幹事長でもある志田県議は「率直にお答え頂いた」と評価しつつ、党の対応については「国会議員とも相談し、党内手続きを経て決める」と述べるにとどめた。前回「自主投票」だった公明党県本部代表代行の菊池文昭県議も「他人の話に耳を傾ける知事の姿勢は評価すべきだが、知事選への対応はまだ考えていない」と話した。


 一方、民主党県連会長の和嶋未希衆院議員は「農林水産業の振興や震災と原発避難者対応などの県政運営の手腕を高く評価し、敬意を表したい。1期目同様、万全の応援・協力をしていきたい」とコメント。


 また、社民党県連合幹事長の高橋啓介県議は「吉村知事は対話重視で政策にも反映してきた。またお願いしたいという声は多い」、共産党県委員会の本間和也委員長は「前回の選挙での政策合意に基づいて命と暮らしを守る政治を進めてきたことを評価したい」と述べ、いずれも前回に続き支援する姿勢をにじませた。


 吉村知事は議会後、報道陣に「県民党でいく」と述べ、前回同様、無所属で立候補する考えを示した。政党の支援については、まだ決まっていないとしている。


 ◇ 初当選から3年半 実績は
 農林水産振興 険しい3000億円達成
 震災への対応 支援へ決断力示す


 初当選から3年半。経済の低迷が続き、震災への対応にも追われる吉村知事の県政運営を、数値目標の面などから改めてたどった。


 知事は選挙公約の「雇用創出1万人プラン」、さらに2010〜11年度に2万人の雇用を生み出す「雇用安心プロジェクト」に取り組んだ。就任直後0・40倍だった有効求人倍率は、12年4月には0・92倍に。ただ正社員に関する有効求人倍率は0・35倍と低迷。評価は今年度始めた「やまがた新雇用安定プロジェクト」にかかっている。


 公約のもう一つの柱は「12年の農林水産業を起点とした産出額3千億円」の目標を掲げた農業振興。08年の2351億円から10年には2503億円(実績見込み)に増やした。6次産業化を促進し付加価値を増す政策が奏功した形だ。ただ、原発事故の風評被害による肉牛の価格下落などは深刻で、東京電力による賠償額を含めても「3千億円」の達成は険しそうだ。


 子育て推進部を立ち上げるなど少子化対策にも一貫して力を入れてきた。しかし11年の合計特殊出生率は1・46。選挙で掲げた「1・50」の目標には届いていない。保育所の定員増など子育てしやすい環境づくりに取り組んでいるが、更なる方策が必要だ。


 震災後は、避難者を全国で最も多く受け入れ、被災地支援にも尽力してきた。牛肉の風評被害への対応では全頭検査を全国で初めて実施。震災がれきもいち早く受けいれると表明し、決断力を示した。「卒原発」では今年3月に県エネルギー戦略を策定し、今年度は環境エネルギー部を創設。実効性のある施策をどう打ち出すか、これから手腕が問われることになる。(西尾邦明、遠藤隆史)

2211チバQ:2012/06/22(金) 21:01:09
>>2176>>2206-2207>>2209
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206210005
井戸川町政に批判 不信任案は否決/双葉
2012年06月22日


不信任案が否決された後、記者会見に応じる福島県双葉町の井戸川克隆町長=埼玉県加須市の旧騎西高校


 東京電力福島第一原発の事故で埼玉県加須市に役場を移転している福島県の双葉町議会は21日、井戸川克隆町長の不信任決議案を提出した。出席議員7人のうち5人が賛成したものの、出席議員の4分の3に届かず否決された。町議会は井戸川町長の町政運営に批判を投げかけた。


 不信任案を提出したのは菅野博紀町議。不信任案では、埼玉県加須市に役場機能を移転する際の判断や、昨年6月、避難町民が逮捕された際に義援金の辞退を決めたことなど、町長の独断が過ぎると指摘した。


 ほかにも、「住民の声を聞くと公の場で言っているが、話を聞くこともなく、住民不在の対応」ばかりで、役場機能を福島県に戻すことを求めた20日の一般質問などで、具体的な内容の答弁がなかったと批判している。


 この日の町議会本会議では、佐々木清一議長が家族が亡くなったため欠席。残り7人が出席し、不信任案への賛成は5人だった。不信任案の決議に必要な出席議員の4分の3に足りず、否決された。


 不信任案に議員の半数以上の5人が賛成したことについて、井戸川町長は記者会見で「重く受け止める。今後の対応は自己反省の中で考えたい」と話した。


 井戸川町長は、埼玉県への移転は「災害対策本部の中で合意をした」、義援金の辞退は「議会の同意は得なかったが、反省の意味を込めた」と独断ではなかったと釈明。「精いっぱいやっているが、理解されないことがたくさんある。しかし、一切の責任は私にある。今後はもっと町民と多くを語っていきたい」と話した。


 提案した菅野町議は議会後、「今日、多くの町民の方々が町長にノーを伝えたということになる。町長は双葉町を残すためにやっているが、僕らは町民のためにやっている」と話した。


 不信任案に賛成しなかった2人の町議は、町議会の討論で「決議の理由が不信任に当たらない」「年度内に福島県に戻るということで一定の理解をしている」などと述べた。(木村俊介)

2212チバQ:2012/06/22(金) 21:02:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000106-mailo-l11
集団避難「双葉町」から:町長不信任決議案否決 議会との溝深く 町民「もめている場合か」 /埼玉
毎日新聞 6月22日(金)12時15分配信

 東京電力福島第1原発事故で加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町。井戸川克隆町長への不信任決議案は21日の町議会で否決されたが、震災後の対応を巡る町長と町議の溝の深さを改めて浮き彫りにした。町長は意思疎通が不十分だったと認めたものの、議会を傍聴した町民からは「こんな時期にもめている場合か」と不満の声が上がった。
 菅野博紀町議ら5人が決議案を提出。役場機能の県内移転について「年度内に(福島)県内に戻す」とした町長の答弁を「具体的ではない」などと批判し、「町民の話を聞くこともなく、住民不在の対応」と強調。議会が3月定例会で「6月末までの移転」を求めていたことを踏まえ、6月定例会での表明を「決断が遅い」と受け止めていた。
 役場機能移転以外にも、原発事故直後に町長がさいたまスーパーアリーナを経て旧騎西高校を避難場所に決めたり、昨年5月に避難町民の不祥事を受けて義援金を一時的に辞退したことなど、震災後の対応に不信感を募らせていた。
 町長は議会後の記者会見で「こういう時こそ、支えてもらうべきではないか」と決議案提出に反論。その一方で「国に出向くことが多く、ひとりひとりの町民の声も聞いてこなかった」とし、「今後は議会側とわだかまりを取り除き、役割分担を明確にする」と語った。
 町民の多くもこの日の議会を傍聴。現在は茨城県守谷市に住む谷津田陽一さん(61)は「一致団結して復興を目指さなければいけない時に一枚岩になっていないのはとても残念」と複雑な心境を明かした。加須市内のアパートで暮らす女性(57)は「町長は自分の考えをきちんと発信してほしい。議会も、ばらばらになった町民の声を聞いてまとめていくべきだ」と話した。【大平明日香、清水隆明】

6月22日朝刊

http://www.minpo.jp/news/detail/201206222065
双葉町長の不信任案否決 賛成、必要な4分の3に届かず
 東京電力福島第一原発事故で、埼玉県加須市に役場機能ごと避難している双葉町の6月定例議会は21日、加須市で最終本会議を開き、役場機能本体移転の対応などをめぐり、議員から井戸川克隆町長に対する不信任決議案が提出された。採決の結果、否決された。
 可決には出席議員の4分の3以上の同意が必要。定数8に対し、この日は佐々木清一議長が欠席し、7人が出席した。可決には6人の賛成が必要だったが、賛成は5人で、反対が2人だった。
 本会議終了後、記者会見した井戸川町長は「不信任決議案提出は自分の責任。ただ、責任の由来は東京電力福島第一原発事故にある。今後は原発事故への問題提起を続けながら、議会と執行部が忌憚(きたん)なく議論していかなければならない」と述べた。


( 2012/06/22 08:42 カテゴリー:主要 )

2213チバQ:2012/06/22(金) 21:40:31
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20120622g
次期知事選出馬「秋には判断」 佐竹知事、「県民評価見極めて」
 第1回定例県議会6月議会は21日、本会議を開き、加藤鉱一(自民)、三浦英一(新みらい)、菅原広二(自民)の3氏が一般質問を行った。任期が残り約10カ月となった佐竹敬久知事は、次期知事選への出馬の意向を問われ「これまでの取り組みや成果に対する県民の評価を見極め、秋には判断したい」と述べた。

 佐竹知事は就任後、選挙時のマニフェストを具体化した県政運営指針「ふるさと秋田元気創造プラン」の施策について「具体的な数値目標を掲げて全力で取り組んできた」と強調。高速道路の未開通区間解消への取り組み、秋田港の国際コンテナターミナル整備などの成果を列挙した。

 一方、産業振興分野で十分な成果が上がっていないことや、本年度、観光文化スポーツ部を創設したばかりであることに触れ「いまだ道半ばという思いがするのも確か」と語った。

(2012/06/22 13:29 更新)

2214チバQ:2012/06/22(金) 23:18:49
>>2210
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120622t51006.htm
山形知事選、吉村氏再選出馬表明 県政野党自民の対応焦点
 吉村美栄子山形県知事(61)が21日、再選出馬を表明し、県内各党は今後、知事選対応の検討に入る。県政与党の民主、共産、社民3党は、前回に引き続き吉村氏の支援に回るのが確実で、野党自民党の対応が最大の焦点。有力な対抗馬が見当たらない中、吉村氏との距離を縮める自民党がこのまま吉村氏支持に突き進むのか、有権者の熱い視線が集まる。

 吉村氏は県議会6月定例会の本会議で、2議員の代表質問に再選出馬を表明した。1人目は自民党県連幹事長の志田英紀氏、2人目は民主党県連総務会長の阿部昇司氏で、野党の質問が最初に出馬表明を引き出す形になった。
 「知事は最大会派の自民党に敬意を表したのでは」と自民党県議の一人。議会後、報道陣に囲まれた志田氏は「県民の顔を見ながらよくやっている。大きなエラーはないと思う」と吉村氏を持ち上げた。
 定数44のうち自民党県議は32人。前回知事選では大半の県議が当時現職の斎藤弘氏(54)を支援したが、現在、吉村氏を囲む勉強会に党県議21人が参加するなど、3年半で状況は変わった。
 党県連は今後、国会議員3人の見解を踏まえて対応を協議する。志田氏は「誰であれ支援の打診があればオープンな議論をする」と、吉村氏について表向き和戦両様の構えを見せるが、選択肢は徐々に狭まっている。「現時点で白紙」と知事選出馬を否定しない斎藤氏にも「(支援)要請があっても難しい」(県連幹部)と距離を置く。
 与党3党は吉村氏支援が既定路線とされ、民主党県連幹事長の吉村和武県議は「吉村知事は震災がれきの受け入れなどで東北復興に役割を果たした。これまで同様に連携したい」と、早くも選挙後を見据えた。
 共産党の渡辺ゆり子県議は「卒原発など、多くの県民の思いを踏まえている。政策協議で合意した上で吉村知事を推したい」、社民党県連幹事長の高橋啓介県議は「力強い出馬表明だった。対話重視の吉村県政は県民の信頼を得ている」とそれぞれ語った。
 前回自主投票だった公明党の菊池文昭県議は「3年間で県政は間違った方向には進まなかった」と振り返った。
 議会後、吉村氏は報道陣に、各党への応援要請は「県民党の立場なので、今のところ考えていない」と語った。


2012年06月22日金曜日

2215チバQ:2012/06/24(日) 13:26:19
>>2198-2199
>>2202-2203
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120624t11029.htm
宮城・名取市長選告示まで1週間 沿岸復興港町対決
 任期満了に伴う名取市長選(7月1日告示、8日投票)は告示まで1週間に迫った。現職と新人の一騎打ちとなる見通し。2氏はともに東日本大震災の津波被災地である閖上地区住民。沿岸部復興の是非を争点とした「港町対決」の行方に注目が集まる一方で、大票田の内陸部に住む市民の関心は薄く、前哨戦は盛り上がりに欠けている。

 立候補を表明しているのはいずれも無所属で、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)と、新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)。
 3月に立候補を表明した佐々木氏は21日、後援会主催の決起大会を市文化会館で開いた。支持者を前に佐々木氏は「失われたまちを一日も早く復興することが大切」と市の計画への支持を呼び掛けた。市議らも応援に駆けつけた。
 大橋氏は6日に出馬表明したばかり。市内手倉田に後援会事務所を構え、15日、支持者を集め祈願祭を行った。大橋氏は「被災した弱い立場の人々に寄り添いたい」と決意を語る。後援会は告示へ向けた準備を急ピッチで進める。
 20日に開かれた市選管の事前審査には、2陣営のみが出席し、他に立候補への動きはみられない。戦いの構図はほぼ定まったものの、市民の関心はいま一つで、「本当に市長選はあるのか」といった声すら聞かれる。
 名取市長選は前回と前々回、2度にわたり現職と別の新人が激戦を繰り広げた経緯がある。
 市中心部の住民は「前回までは選挙前に相当声掛けがあったが今回は至って静か。内陸部も地震でかなりの家屋が被災しているのに、選挙前の話題にすら上らない」と疎外感をあらわにする。
 前回投票率は過去最低の51.93%。市選管は23日から市内155カ所にポスター掲示場設置を開始。駅に投票日をPRする看板を掲げ啓発を始めたが、前哨戦の低調さに両陣営からは投票率低下を危ぶむ声も出ている。


2012年06月24日日曜日

2216チバQ:2012/06/26(火) 21:47:49
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120619-OYT1T01533.htm
酔って暴行市議、「自分なりに」辞職勧告応じず
 宮城県名取市議会は19日、市内の飲食店で女性従業員に暴力行為を行ったなどとして、今野栄希市議に対する議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。

 決議には法的拘束力はなく、今野議員は取材に対し、辞職しない考えを示した。

 決議は、同市議会の6会派の代表者ら7人が共同で提案した。

 決議によると、今野市議は3月22日夜、酒に酔って女性従業員に暴行し、同県警岩沼署員が駆けつける騒ぎを起こしたとしている。また、今月7日に開会した市議会定例会に、入院加療のためとして欠席届を出していながら、10日には車で外出し、別の車と衝突事故を起こすなど、「議員として著しく資質を欠く」とした。飲食店での暴力行為は、女性従業員が被害届を提出していないという。

 今野議員は取材に対し、「内容は間違いない」と事実関係を認めながらも、「自分なりに反省しており、誠心誠意、残された期間を責任もって全うしたい」と述べた。

(2012年6月20日07時45分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120619-OYT8T01513.htm
名取市議に辞職勧告
 名取市議会は19日、市内の飲食店で女性従業員に暴力行為を行ったなどとして、今野栄希市議に対する議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。決議には法的拘束力はなく、今野議員は取材に対し、辞職しない考えを示した。

 決議は、同市議会の6会派の代表者ら7人が共同で提案した。

 決議によると、今野市議は3月22日夜、酒に酔って女性従業員に暴行し、岩沼署員が駆けつける騒ぎを起こしたとしている。また、今月7日に開会した市議会定例会に、入院加療のためとして欠席届を出していながら、10日には車で外出し、別の車と衝突事故を起こすなど、「議員として著しく資質を欠く」とした。飲食店での暴力行為は、女性従業員が被害届を提出していないという。

 今野議員は取材に対し、「内容は間違いない」と事実関係を認めながらも、「自分なりに反省しており、誠心誠意、残された期間を責任もって全うしたい」と述べた。

(2012年6月20日 読売新聞)

2217チバQ:2012/06/27(水) 22:16:54
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8632
小沢氏はどこへ 一連の動き、賛否割れる
2012年06月27日

(中略)



 被災地の首長の反応も様々だ。ただ、賛否を離れ「復興の邪魔をしないでほしい」で一致している。


 戸田公明・大船渡市長は「国全体を見ればようやく第一歩を踏み出した」と法案通過を評価し、民主党離党を模索する動きについて「どちらにしても引き続き地元の意見を中央に届けてほしい」と話した。


 野田武則・釜石市長は「復興を考えれば消費増税の議論自体が好ましくない。日本の最大の危機に別方向に議論が向いている」。「反対した議員は我々の思いを国政に伝えている。政界再編に動くのは当然で国民に信を問うべきだ」と述べた。


 山本正徳・宮古市長は「財政事情で増税は避けて通れないが時期が悪い」。せめて税率を上げる2年後まで震災復興に全力を挙げてほしいと話す。困るのは政局の混乱。「被災地は一つになって頑張っている。総選挙になっててんでに議論したら、みんなの気持ちがぐちゃぐちゃになる」。選挙事務に役所の人手を取られるのも痛い。「全国から応援をもらっているのにマンパワーが割かれる。たまらん」


 山内隆文・久慈市長は「消費税は安定財源として期待できるが逆進性をどうするのか。しっかり議論して必要な制度設計を早く示してほしい」と注文した。


 大槌町の碇川豊町長は「生活困窮の被災者への増税は受け入れがたい」と反対だ。政局には関心がない。小沢一郎氏の動向について「影響力を感じたこともないし、興味がない」。さらに「民主党が分裂状態になったって、どうでもいい。そんな暇があれば成長戦略の政策でしのぎを削ってほしい」。





 釜石市平田の尾崎白浜で今春から雑貨店を開いた佐々木真理子さん(65)はため息をついた。「商売を始めたばかりで見通しがつかない。コンビニやスーパーのように次々と客が来るわけでないのに増税では。昔は貧乏でも楽しかったけどこれからは生き地獄だね」


 大船渡市末崎町の漁師小松陽市さん(70)は「復興が始まったばかりなのに、消費税を上げてどうするのか」と憤る。津波で漁船を失い、海に出られない。地域の漁船は6割ほどしか戻っておらず、漁に出るめどが立たない仲間は多い。「財政難はわかるが消費税が10%になったらとても船なんて買えない」


 「被災地のため、復興のため、という言葉が最後まで聞こえなかった」。陸前高田市竹駒町の仮設住宅で暮らす主婦残間雪子さん(71)は「被災者は置き去りにされた」と感じた。1月、仮設住宅を訪れた小沢元代表の集会に参加した。野田政権への批判が続いたが「消費税とか社会保障の話なんて何もなくて」と振り返る。


 山田町で外装業と飲食店を営む斉藤秀喜さん(54)は「被災地は国民の税金で助けてもらっている。増税に我々が文句を言う立場じゃない」と話すが、増税の時期に疑問がある。「何も復興が始まっていない。そしてこの不景気。壊し屋というけど、いまは小沢さんが言うことがもっともだ」


 大槌町吉里吉里の仮設住宅に住む大工川原繁夫さん(67)は「建築資材も土地も上がっている。消費税まで上がったら被災地の家が再建できなくなるよ」とあきれ顔だ。自宅を修理しながら頼まれた家の建て直しを手伝っている。「請負金額を上げないようにすると、経費がかさみ、労賃が減る。自分の家を直すことに専念しようかと思うが、稼がないと収入がない」


 盛岡市中心部でレストランの店長を務める菅原和真さん(36)は「家計が厳しくなると外食の機会が減る。先のこととはいえ増税は痛い」と顔を曇らせた。


 同市の山田京子さん(45)は家計の足しにと昨年パートを始めた。長時間の立ち仕事と慣れない接客で体調を崩したこともあった。「いずれ上がるだろうとあきらめていた。上げた分だけは医療や福祉の保障をちゃんとしてほしい」

2218チバQ:2012/06/28(木) 23:32:47
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206250003
復興のゆくえ 名取市長選を前に 上
2012年06月25日
 「再建しても、若い人たちが戻ってこない閖上になってしまう。内陸側にも、居住区域を広げてほしい」


 6月8日、名取市役所。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた閖上地区の住民8人が、佐々木一十郎(い・そ・お)市長(62)に訴えた。


 8人は「閖上地区現地再建区域の一部変更を求める会」のメンバー。60歳代の主婦が中心だ。市が進める閖上の現地再建計画の見直しを求め、陳情に訪れた。代表の大友美恵子さん(66)は言う。「津波を実際に見た人は、戻りたくても怖くて戻れない人が多い。次の世代を思って陳情することにした」


 市の復興計画を話し合った「名取市新たな未来会議」は昨年8月、閖上での現地再建の方針を佐々木市長に示した。海岸や名取川沿いに防潮堤を造り、道路をかさ上げする「多重防御」をした上で、宅地を盛り土すれば津波被害を食い止められる、というものだ。
 佐々木市長も「閖上がこれまで築いた歴史、文化を後世に残したい」と現地再建策に同調。市議会も10月、現地再建策をふくむ復興計画を認めた。


 だが、その計画に閖上住民から反発が起きる。


 現地再建をめぐって市が2〜5月、住民約2400人の意向を調べたところ、回答した1582人のうち、「再建した後の閖上に戻る」と答えたのは4割にとどまった。市が5月から計9回開いた説明会でも反発が続出。終了予定時刻が過ぎても、居残って市職員に詰め寄る住民もいた。


 「私たちの声に耳を傾ける姿勢が足りなかった」。自宅を流され民間住宅を借り上げた「みなし仮設」に住む橋浦武さん(70)は説明会に参加したが、納得がいかない。「仙台市や岩沼市の沿岸は内陸に集団移転するのに、なぜ閖上は現地再建なのか」。住民の中には、現地再建策の見直しをめざして署名活動を始める動きもある。


 現地再建は、道路を広げたり公園や避難場所を確保したりする土地区画整理事業を行う必要がある。市町村が行う場合、県が認可する要件に住民ら地権者の同意割合は定められていない。ただ、関係者から意見を求める機会を設けなくてはならず、太田隆基副市長は「反対意見が多いなか、このままで認可を得るのは難しい」と話す。


 現地再建に固執する限り住民の同意が得られず、再建計画が前に進まない――。そんな袋小路から抜け出そうと、佐々木市長は現地再建を基本としつつも、住居地域を少しだけ内陸側に広げる方針を固めた。


     ◇


 7月1日の名取市長選告示を目前に、3選を目指す佐々木一十郎市長は閖上の現地再建策を「微修正」した。立候補表明した自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も主張は同じで対立点は小さい。それでも選挙の主要テーマは閖上だ。告示を前に、復興のゆくえを探る。(田中美保、平間真太郎が担当します)

2219チバQ:2012/06/28(木) 23:33:16
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206260003
復興のゆくえ 名取市長選を前に 中
2012年06月26日

 6月初め、名取市役所。「住民の反発が多い。このままでは議会も困る」。佐々木一十郎(い・そ・お)市長(62)に対し、市長に近い有力市議が切り出した。


 震災で大きな被害を受けた閖上地区の現地再建策に、津波を不安がる住民の反発が強い。だが、市長は「歴史ある閖上の街を残したい」と、現地再建にこだわっていた。


 市議会も昨秋、現地再建を含む市の復興計画を全会一致でいったんは認めた。だが、その後、反対意見ばかりの住民説明会を傍聴した市議らに危機感が広がる。震災復興調査特別委員会の場で、急きょ閖上の対応策を21人全員で話し合った。「住民の声を聞く機会を持つべきだ」「見直しを真剣に考えるべきだ」。特別委では、そんな声が相次いだ。


 有力市議が市長と面会していたのは、その数日後。特別委の雰囲気を伝える市議に、市長はこう切り返した。「そんなに文句を言うなら、議会としての意見を出してください」。市議はピンと来た。「市長は議会に助け舟を求めている」


 面目を保ちながら住民と折り合いをつけるため、議会を頼りにしたい。そんな市長の思惑は、住民団体が現地再建の見直しを求めて面会に来た際の言葉にも表れた。「計画は市議会の議決をもらっている。それ以外のことをやると、議会を無視することになる」


 隣接する仙台市や岩沼市が描く津波被災地の復興策は、ほとんどが内陸へ集団移転させる計画だ。だが、名取市は閖上について現地再建を選んだ。なぜか。


 閖上は江戸時代からの漁師町で、長く名取の中心だった。港の周りには水産加工業も育ち、2500世帯、7千人規模の街があった。そこで市長はかつて酒造会社を経営していた。支援者も地元業者が中心だ。


 早く事業を再開したい業者の多くは、復興までの時間が短くて済む現地再建を望んでいる。このため市は、減税などの特例が受けられる復興特区制度を生かして企業を誘致したり、市南部の仙台空港と一体的に観光エリアにしたりして再興する青写真を描いた。こうした背景が、「市長が現地再建にこだわるのは、支援者への配慮だ」といぶかる市民を増やしている。


 自らの政治基盤に配慮しつつ、住民の反発をどう和らげるか。市長が考える落としどころは、現地再建を基本として住民が住む区域を少し内陸に拡大する「微修正」案だ。市長選で対立候補になる自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も同じような考え方で、争点は見えにくくなった。


 中堅市議は言う。「市長も市議会も、めざすのは一日も早い復興だ。お互いに歩み寄らないと」


 28日、特別委に市長も出席する。閖上問題を取り上げてから初めてだ。

2220チバQ:2012/06/28(木) 23:33:43
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206280002
復興のゆくえ 名取市長選を前に 下
2012年06月28日

 27日午前、平野達男復興相が名取市を視察に訪れた。この日の対応ぶりに、復興政策の重心が閖上に偏っている市の現状がよく表れていた。


 「内陸への移住を希望する意見があり、どうまとめるかが課題です」


 甚大な津波被害を受けた閖上地区の日和山で、太田隆基副市長らが、住民の意見が割れている現地再建策を説明した。視察時間は予定より10分延びて30分。その後、同じく被災した下増田地区も視察したが、時間はわずか10分程度だった。


 閖上の南にある下増田地区は、砂地を生かし、ハウス栽培によるチンゲンサイやメロンなどの園芸農業が盛んだった。震災の犠牲者は約740人にのぼった閖上に比べて、約60人と少ないが、600棟のハウスは軒並み津波で流された。今も地盤沈下が激しい。


 市は下増田の復興について、現地再建を決めた閖上とは逆に「堤防による安全対策が難しい」と内陸への集団移転を選んだ。だが、移転計画は進まず、住民の間では不満が噴き出している。「閖上がもめている間に、下増田は集団移転を決めた。それでも進まないのは、市の関心が、閖上ばかりに偏っているからだ」


 下増田のうち北釜地区の集団移転の世話役を務める高橋学さん(61)は移転の進捗(しんちょく)状況を知らせる「北釜新聞」を発行している。地元の話題や行事予定を載せ、市外に離れて暮らす住民を含め、200部を2カ月に1度配る。「住民がバラバラにならないよう、同じ方向を向いて移転を進めたい」との思いがある。「自分たちは集団移転の準備を進めていくだけ」と、市長選への期待は薄い。


 今回、市長選に名乗りをあげる現職の佐々木一十郎氏(62)も、新顔で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も閖上在住。市長選の争点はいきおい閖上の復興策に向かう。


 だが、7万2千人の市民の大半は、内陸のJR名取駅周辺や新興住宅地で暮らす。隣接する仙台市のベッドタウンとして住み着いた「仙台市名取区民」とも言える人たちだ。


 そうした住民の中には、市長選から疎外されていると感じている人もいる。市内には内陸でも、地震の揺れで地盤が崩れる被害が出ている地域がある。「閖上の復興が最大の問題になるのは分かる。ただ、宅地被害など内陸部の復旧・復興が顧みられなくていいのか」。仙台市役所に勤める住民の男性は不満を持つ。


 だが、ベッドタウンで暮らす新興住民の多くは、市政への関心が薄い。一方、数は少ないが昔からの住民が多い「下町」が影響力を持つ――。都市部によく見られる、身近な行政をめぐる構図。それが震災によってより顕在化した状況の中、市長選は7月1日に告示される。=おわり


(田中美保、平間真太郎が担当しました)

2221チバQ:2012/06/28(木) 23:36:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000007-mailo-l04
選挙:名取市長選 閖上再建、かすむ争点 出馬表明の現新2氏−−1日告示 /宮城
毎日新聞 6月28日(木)10時53分配信

 東日本大震災で1000人近くが死亡・行方不明となった名取市で7月1日、市長選が告示(8日投開票)される。現職と新人の2人が立候補を表明しているが、津波被害が最も大きかった閖上(ゆりあげ)地区の住宅再建については、ともに「現地再建プラス一部内陸移転」を掲げるが、具体策はあいまいなままだ。同市の最重要課題である再建計画で争点はかすみ、被災した有権者にとって復興についての民意反映が難しくなっている。【金森崇之】
 立候補表明しているのは、いずれも無所属で、3選を目指す現職の佐々木一十郎(いそお)氏(62)と、新人の大橋信彦氏(68)。
 昨年8月、有識者らでつくる「市新たな未来会議」は、防潮堤と道路かさ上げ、宅地盛り土で津波被害を防ぐ現地再建を市長に提言。市議会も現地再建を中心とした復興計画を承認した。
 しかし、今年2月の市の調査では、居住地を「閖上以外」とする被災者が4割を超え、5月に計9回開かれた住民説明会では「他に選択肢はないのか」「復興住宅をもっと山側に建てるべきだ」などの反対意見が続出。これを受け、佐々木氏は、内陸側への移転も検討する方針へ転換した。
 一方の大橋氏は、自然と共生する社会の実現を掲げ、同地区の日和山を拡幅して避難所とする津波対策などを提案。「移転したいという住民の声に耳を傾けるべきだ」と主張するが、現地再建を主眼とする方向性は佐々木氏と同じで、大きな対立点は見いだせない。
 自宅を流され、市内の仮設住宅で暮らす無職男性(75)は、「閖上には戻りたくないと1年も前から話しているが何も変わらなかった。(佐々木市長の)方針が変わっても、市長が代わっても、また復興が遅れるだけだ。投票には行かない」とつぶやいた。

6月28日朝刊

2222チバQ:2012/06/29(金) 00:31:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120628t65013.htm

「仮の町」と呼ばないで 「領土割譲」連想 福島・双葉郡
 福島第1原発事故で避難する福島県双葉郡の町村民が、ほかの自治体に一時集団移住する生活拠点が「仮の町」と呼ばれていることについて、県が神経をとがらせている。呼称に対し、受け入れ先の候補となる自治体が好意的な印象を持っていないためで、県は拠点整備に向けた協議の本格化をにらみ配慮を働かせているようだ。

 「仮の町という言葉に違和感がある」。27日の県議会6月定例会一般質問で、先崎温容議員(自民)が指摘した。答弁した県の八木卓造避難地域復興局長は仮の町を「新たな生活拠点」と呼び換え、拠点整備の調整に積極的に関わると述べた。
 仮の町は県内外に分散避難している住民が、ほかの自治体に一時的に集団で居住する構想。現時点で大熊、双葉、富岡、浪江の4町が打ち出し、うち大熊、富岡、浪江の3町が候補地にいわき市を挙げている。
 いわき市は双葉郡と地理的、風土的に近く、拠点整備の有力候補地となることは確実だ。県幹部は「そのいわき市が仮の町の呼称を最も嫌がっている」と明かす。
 拠点整備の調整では、いわき市が主な交渉先となる可能性が高い。県としては同市と良好な関係を保ちたいのが本音だ。
 県避難地域復興局は「仮の『町』は自治体の中に別の自治体ができるイメージで『領土割譲』の印象を与えかねない。仮住まいと考えない避難者が住むかもしれず、『仮』もなじまない」と説明。整備先と避難住民の双方への配慮をにじませる。
 政府も福島復興再生基本方針の検討案の中で、仮の町の概念を「町外コミュニティー」と表現した。復興庁福島復興局は「これから協議が始まる段階でまだ統一名称が決まっていない」と話す。
 双葉郡内でも、最初に「仮の町」を使い始めた双葉町や、「リトル浪江」と表現する浪江町など一様ではない。
 大熊町は策定中の復興計画素案に「いわき市に拠点を設けて役場機能と教育施設を設置する」と盛り込んだ。仮の町の呼称は「イメージがよくない」(渡辺利綱町長)として使っていない。
 町幹部は「仮の町は端的に説明しやすい言葉なので使うこともあるが、落ち着いて生活できない印象も与える。呼称は検討課題だ」と話す。


2012年06月28日木曜日

2223チバQ:2012/06/30(土) 11:43:17
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206290005
山田町長選・上 2陣営具体策見えず
2012年06月29日


閑散とした山田町中心部のポスター掲示場


亡夫の思い出を語る仮設住宅の女性の声に耳を傾ける

 震災で757人が犠牲になった(20日現在、県発表)山田町で7月3日、任期満了に伴う町長選が告示される。3期務めた現職沼崎喜一氏(69)が引退し、前町商工会専務佐藤信逸(57)、元高校教諭東海林和彦(67)両氏の新顔対決が予想されている。震災から約1年4カ月、被災地のリーダーをどう選ぶのか。


 「大変だったねえ」。24日夕、東海林氏は自宅近くの仮設を訪ね歩いていた。戸口に現れるのは、夫の急死が震災関連死と認められず、「悔しい」と嘆く女性(69)。船をなくし、「漁師はやめたでば」と肩を落とす男性(80)―。


 漁師塾を作り、全国から若者を呼び込むなどの政策を打ち出している東海林氏だが、まずは被災者の嘆きに耳を傾ける。握手の後、「政治に期待なんてない」と言い切る男性まで出てきた。「震災、復興の遅れ。みんな疲れているんですよ」


 初めて選挙に出た4年前の町長選に比べ、痛感するのは空き家の多さという。有権者は前回より1800人減り、約1万4500人。震災死に加え、職を求める若者が流出し続ける。


 20日にあった佐藤氏の決起集会も、よくある選挙の風景とは異なっていた。頑張ろう三唱の前に、全員が起立し、ギター伴奏で歌ったのは「故郷(ふるさと)」。佐藤氏はもっぱら「町民の間で希望が薄れている」という危機感や団結の大切さを説く。


 ふたりともなかなか具体策には言及しない。「これでは比べようがない」。佐藤氏の集会参加者には、歯がゆそうに話す人もいた。


 それは被災者への配慮、ということだけではない。昨年8月、隣の大槌町長選では、元総務課長や元議長らが復興手法について自説をぶつけ合ったが、山田町長選に名乗りを上げた2人に行政経験はない。「住民合意の早期形成」「町民と一体となった町づくり」など、従来との違いはにじませるものの、なかなか踏み込めない。


 論戦の相手になるはずの行政出身者が出ないことも、影を落とす。有力視された副町長が「体調不調」で固辞。近隣自治体などに勤める町出身者も手を挙げなかった。


 「被災から日が浅かった大槌町長選のころと違い、一応復興計画ができた今は、早く進められるかどうかが課題。住民からは、どうしても遅いと批判される。難しさの分かる行政内部の人間ほど、出たがらないんじゃないか」。沿岸部の別の首長は話す。実際、大槌町長選後、沿岸部であった釜石市長選、岩泉町長選は、ともに現職が無投票で当選している。


 「これでいいはずがない」。山田町議の本木敏明さん(60)は憤る。12年前の町長選で初めて立候補予定者討論会を開いた。主張を明確にさせ、選ばれる側にも、選ぶ側にも責任を問うた自負がある。


 ましていまは、町を造り直すとき。復興事業のため、今年度当初予算は前年の2倍に膨れ上がっている。かつてない権限を持つリーダーを選ぶのだ。討論会準備に奔走し、選挙管理委員会にも持ちかけたが、結局かなわなかった。


 いまも「討論会をやらないのか」と町民から電話がかかってくる。「町民はまだあきらめていない」と思う。その熱を選挙に吹き込めないか。悩んでいる。

2224チバQ:2012/06/30(土) 11:43:37
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206300001
山田町長選・下 復旧の足並みそろわず
2012年06月30日


仮設店舗や事業所が点在する山田町中心部

 海から500メートル。津波とその後の大火災をぎりぎり免れた山田町役場から、かつての街を見下ろすと、最近あちこちにできたプレハブ店舗が目に飛び込んでくる。大半は中小企業基盤整備機構が建てており、町内に25カ所ある。8月には34カ所に増え、計143店(事業所含む)が入る。


 家の基礎だけの荒野が広がっていた1年前に比べ、一見復興が進んだようだ。でもばらばらに立地している分、どこにどんな店があるのか、地元の人もなかなか分からない。隣の宮古市が4カ所に30店、大槌町が7カ所85店と、集中立地させているのと対照的だ。山田にはさらに自力再建の店もあるのだ。


 町社会福祉協議会の買い物バスは、店舗案内をアナウンスしながら走る。町民の間では、支援団体作成の店舗マップが人気だ。


 本来は公共用地に集中させるはずだったが、2千戸の仮設住宅建設で土地を使い果たし、商工会関係者らがかつての自宅や店の跡地を提供し、自らも一角に入居するなどした。民有地でも集中立地は可能だが「早く店を」という声に押され、調整できなかった。


 とはいえ、住宅新築は自粛している津波被災地だ。数年以内に土地のかさ上げなどをする際には、店舗は撤去する約束だ。だが、そのとき、街の本格復旧がすすんでいなければ、立ち退き交渉がもめ、復興を停滞させかねない。


 「本当は、町がみんなに我慢させなきゃいけなかったんだよ」。公園に張ったテントの商店街で2年頑張るつもりだったというカメラ店経営、昆尚人さん(37)は行政の力不足を嘆く。昨年6月スタート時に9店あったテントの仲間は次々に出て行き、3店だけ。昆さんも7月、仮設店舗に入るが、客が来てくれるかどうか気がかりだ。


 5月の豪雨で、のり面が崩れた山田町織笠の仮設住宅団地。現場はまだブルーシートがかけられ、重機がうなりをあげて土砂を動かしている。「表面は固めてくれたが、団地の裏ではまだ沢水がわき出している」。崩れたのり面のすぐ上に住む佐々木誠さん(62)はなお不安そうだ。


 もちろん仮設の災害復旧工事より、心待ちにしている移転先の土地造成が始まらないことが一番の気がかりだ。町は県と覚書を結び、来年度末には公営住宅入居とうたうが、「用地交渉が順調に進めば」という条件つき。ここでも問われるのは、用地交渉を始め、地域で時には相反する利害をまとめる指導力だ。


 28日夜、ある陣営の集会に参加した住民10人に「実行力」「知識」「情熱」の三つのうち、何を一番に候補者を選ぶのか尋ねてみた。回答は順に7人、2人、1人だった。「口だけじゃだめ。今回はとりわけそうなんです」。ある女性は力を込めて語った。


 山田町長選の投開票は7月8日、行われる。

2225チバQ:2012/06/30(土) 12:50:46
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206280011
鈍い反応、討論も不発/県内議会
2012年06月29日


●大飯原発再稼働決定に県内議会/福島市・いわき市「反対」を否決


 野田政権の関西電力大飯原発の再稼働決定に、県内の市町村議会で反対の決議や意見書の可決が相次いでいる。しかし、原発事故の被害が深刻な自治体で議決したのは南相馬、浪江、川俣、飯舘の4市町村のみ。福島市やいわき市は自民党系会派などの反対で否決され、「脱原発」を掲げた被災県の自治体としては、「鈍い反応」が続いている。


 28日のいわき市議会。大飯原発の再稼働に反対する決議案が賛成少数で否決された。


 決議案は「福島原発事故の原因究明も終わらず、事故発生の場合の避難計画や新たな原子力規制機関の設置もない」と指摘し、「福島の悲惨な経験を全く無視するような国の判断は時期尚早」と批判する内容だ。


 無所属と民主・社民系議員らで作る会派が提案、共産、公明が賛成したが、自民系会派や電力労組出身議員らでつくる連合系労組会派が討論なしで反対にまわった。賛成14、反対19。提案者の福嶋あずさ市議(民主)は「被災地の自治体議会だからこそ、決議に大きな意味を持つのに」と残念がった。


 政府が判断を表明する前の7日。全会一致で反対の意見書を可決したのは、町の一部が計画的避難区域になった川俣町議会。「いまだ16万人が避難生活を強いられ、除染も賠償も進まず、先行きに展望をもてない状況だ」と再稼働に反対する理由を説明した。


 13日には南相馬市議会、20日には浪江町議会が同趣旨の意見書を可決。飯舘村議会は21日、「原発からの脱却を強く求める」との意見書を可決した。


 浪江町役場が避難している二本松市、浜通りから多くの避難者を受け入れている会津若松市、喜多方市の各議会も同様の意見書を可決した。


 しかし、22日の福島市議会は僅差(きんさ)で否決。共産4人と社民・護憲連合3人の共同提案に、公明の4人、保守系会派の議員らが賛成したが、賛成17、反対19だった。


 各会派の討論では、賛成討論に2議員が立ったものの、反対討論はないまま無記名投票で否決された。反対にまわったのは自民・保守系の最大会派の13人と民主系会派の4人ら。反対派の市議は「再稼働を認めた地域の事情を理解せずに他自治体の決定に横やりを入れるのはどうか」などと口をそろえるが、提案者側は「民主的な議論もせずに否決だけするのは議会として恥ずかしい」と話す。(本田雅和)

2226チバQ:2012/07/02(月) 01:43:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070100169
奥山仙台市長が入院=尿管結石で1週間
 仙台市は1日、奥山恵美子市長が仙台市立病院に入院したと発表した。市によると、30日夕方、自宅で背中左側に激痛を訴えて同病院に搬送され、尿管結石と診断された。
 入院期間は約1週間。奥山市長は、3日から市内で開催される世界防災閣僚会議で東日本大震災からの市の復興状況を報告する予定だったが、これを含め入院中の公務は副市長が代行する。 (2012/07/01-18:21)

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2227とはずがたり:2012/07/02(月) 11:12:41
>>2226
俺も尿路結石の持病持ちだが1週間も入院とは何事か?!
俺なんか激痛で病院行っても検査だけしてじゃああとは利尿剤飲んでおしっこと一緒に出してね,とぽいちょされるのに(;´Д`)
結構でかい石なんか??

2228チバQ:2012/07/03(火) 00:55:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t11028.htm
復興プランで攻防戦 名取市長選スタート

大橋信彦氏



佐々木一十郎氏



 任期満了に伴う宮城県名取市長選が1日告示された。立候補したのは、ともに無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)。市内沿岸部が壊滅した東日本大震災から1年3カ月。復興のつち音がいまだ聞こえぬ中、市が昨年策定した震災復興計画の見直し論議が浮上、被災住民の要望をどこまで反映させられるかが争点になりつつある。市政の継続か見直しか。8日の投票日に向け論戦がスタートした。

 大橋氏は午前9時すぎ、名取市手倉田の事務所前で第一声を上げた。
 大橋氏は「市民とともに考え、行動する新しい名取を目指し、皆さんの力を借りて『市民市長』になることを約束する」と強調。震災復興では閖上地区の復興プラン見直しに言及し、住民が希望する場所への住宅早期着工を主張した。
 大橋氏は「リセット名取」がキャッチフレーズ。鈴木弘二後援会長は「課題が山積みの名取市を再び活気ある街にするのは大橋さんだ」と現市政の転換を呼び掛けた。
 佐々木氏は午前6時半、津波で被災した同市閖上日和山にある神社で必勝祈願。午前9時半すぎ、増田3丁目の事務所前で第一声を上げた。
 「全力復興」が旗印の佐々木氏は市の復興計画に触れ「みんなの思いはまちまちで一つのプランにまとめ上げていくことの難しさを感じている。下増田・閖上のまちづくりにみんなの思いを実現させるため、力いっぱい頑張る」と訴えた。応援演説の議員らは「緊急時のかじ取りで船長を変えてはいけない」と市政継続を呼び掛けた。
 同市の震災復興計画は昨年10月に決定。市は下増田地区を集団移転、閖上地区を区画整理の現地再建策で復興させる方針だが、閖上のプランについては住民の反発が強いため、市は事業認可申請を延期し住民の個別面談を行うことを決めている。

<大橋信彦(68) 自然保護団体代表 無新>
 おおはし・のぶひこ 1944年3月20日、名取市生まれ。山形大卒。電通に入社しメディア・営業部門に勤務し2002年退職。01年名取ハマボウフウの会代表。

<佐々木一十郎(62) 市長 無現(2)>
 ささき・いそお 1950年1月10日、仙台市生まれ。東北工大中退。酒造会社社長、市議2期、市商工会副会長などを経て、2004年市長選で初当選。


2012年07月02日月曜日

2229チバQ:2012/07/03(火) 00:56:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t11022.htm
現新2氏の争い 名取市長選告示
 任期満了に伴う宮城県名取市長選は1日告示され、ともに無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)が立候補を届け出た。東日本大震災からの復旧・復興の在り方が主な争点。投票は8日行われ、即日開票される。

 大橋氏は「被災した方々のため希望場所に早く新しい住まいをつくることを、いの一番にやる。安心して将来を考え、生きる希望が見いだせるようにしたい」と語った。
 佐々木氏は「いま求められているのは一日も早い震災からの復興。2期8年の支援をさらに広げ、名取の復興が成し遂げられるよう力を寄せていただきたい」と話した。
 大橋氏は海岸の自然保護活動などで培った人脈を頼りに草の根的な運動を進め、街頭や個人演説会で訴えを浸透させる。
 佐々木氏は市内全域に張り巡らせた後援会支部による組織戦を展開。地元選出国会議員や県議、市議らの応援を受ける。
 名取市では、津波で被災した閖上地区の現地再建型復興計画に住民から異論が出ており、論戦の焦点に浮上している。
 6月30日現在の有権者は5万7251人。

◎名取市長選立候補者

<大橋信彦(おおはし・のぶひこ)>68 無新
自然保護団体代表(電通社員)名取市、山形大

<佐々木一十郎(ささき・いそお)>62 無現(2)
市長(市議(2)、酒造会社社長)仙台市、東北工大中退


2012年07月02日月曜日

2230チバQ:2012/07/03(火) 21:58:49
http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040075000c.html
福島第1原発:東電おわび行脚 対応に怒る浪江町長
毎日新聞 2012年07月03日 21時25分

 東京電力福島第1原発事故の「おわび行脚」で福島県と原発周辺13市町村を訪問していた同社の下河辺和彦会長と広瀬直己社長は3日、浪江町や南相馬市などを訪れ全日程を終えた。同町では、町の質問状への回答書を持参せずに反発を招き、広瀬社長が予定を変更して夕方に再訪する一幕も。一連の訪問では自治体から賠償問題を中心に注文が相次いだ。

 3日午前に訪れた両氏に対し、浪江町の馬場有(たもつ)町長は「美しい町を離れて481日目。長いつらい悔しい生活だ。町民1万4000人はバラバラに避難している」と訴えた。回答書がないことを知ると「はなはだ憤りを感じる。誠意がない」と一喝した。

 質問状は、事故直後の町への連絡体制を問う内容。東電は先月の事故調査報告書で「(昨年3月)13日から社員が訪問」と記載したが、町側にその記録はないため3日までの回答を求めていた。広瀬社長が再訪時に持参した回答も同趣旨で、馬場町長は「でたらめ。全部うそです」と反発を強めた。

 両氏は就任翌日の6月28日の佐藤雄平知事を皮切りに自治体を順次訪問した。「線量が高く戻るに戻れない。できるだけ早く財物賠償を」(渡辺利綱・大熊町長)、「説明が後手で、市民は『再び事故が起きるのでは』と不安を抱えている」(渡辺敬夫いわき市長)などと厳しい注文を受けた。【泉谷由梨子】

2231チバQ:2012/07/03(火) 23:04:10
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120703_6
県議会民主会派が分裂へ 態度不明確、綱引きも

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   小沢一郎元代表が2日に民主党離党を表明したことを受け、県議会の民主党会派の県議23人の分裂は避けられない情勢だ。岩手日報社の取材では、現時点で明確に離党の意思を表明しているのは1人のみ。「残留する」との回答は2人いる。ただ、多くの議員が態度を明確にしておらず、今後、流動的な側面も残される。小沢氏を中心に一枚岩を誇ってきた民主党県連も、県選出国会議員の分裂によって動揺が広がっている。

 「未定」とした議員の中には「小沢氏の今後の行動が見えない」といった声や、「支持者と相談したい」との意見もあり、県連内では既に、小沢氏に追随する構えの勢力と、残留意向の議員の間での綱引きも始まっている。

 「新党の公約を見てから(離党について)判断する人もいる」とする議員もおり、国政の動向や自らの支持基盤、地域事情なども絡み、各県議とも難しい決断が迫られそうだ。



(2012/07/03)



http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/670

◇連合系県議、新党合流せず

 民主党の小沢一郎元代表が離党表明し、新党結成に向けて動き出したことで、同党の県議23人は多くが同調する見通しだ。ただ、同党の有力な支持団体「連合」系議員を中心に党残留を明言する議員もおり、分裂は必至。態度を決めかねている県議には、県連幹部が新党参加へ説得を強めると見られる。

 同党県連代表代行の菊池長右ェ門衆院議員(比例東北)は2日、県議会棟で、県議にこれまでの経緯を説明。「国政、県政ともに流動的だが、どう動いた場合もぜひ一枚岩で行きたい」と述べ、一致結束して行動するよう呼びかけた。

 ただ、新党への合流について、県連幹部や小沢氏の地元・奥州市の県議たちは前向きだが、連合系の県議たちは否定している。

 盛岡選挙区の軽石義則氏は「連合の方針が変わらない限り民主党に残る」と明言。北上選挙区の高橋元氏も「連合が『新党に行け』ということはないだろう。民主党でやる」と話した。連合系以外の一部県議からも「小沢さんへの同調は100%ない」との声が上がった。

 態度を決めかねている議員も多く、沿岸部のある県議は「支持者と相談しないと決められない」と述べた。

 県議会で同党会派が分裂した場合、第2会派の自由民主クラブ(12人)と拮抗(きっこう)する可能性もある。このため、党は分裂しても、統一会派の結成に期待する声もある。内陸部のある県議は「同じ方向に向かってきた仲間。一緒になって行動することもある」と話した。

◇民意の受け皿、大変いいこと…知事が歓迎

 達増知事は2日、県庁で取材に応じ、小沢氏の離党表明を、「民意の受け皿になる政党ができるのは大変いいこと」と歓迎。民主党籍を持つ自身の今後について、「小沢氏と日本を改革しようとやってきた。今まで以上に一緒にやっていきたい」と述べ、「小沢新党」に参加する意向を示唆した。

◇国民の理解得られる…小沢氏後援会

 小沢一郎後援会水沢連合会の小野寺伝会長(80)は2日、奥州市内で記者会見し、小沢氏の離党表明について、「(消費増税に)反対の立場を貫いた小沢先生の行動に国民からも理解を得られると思う。何回党を作り、立て直しても、国民のための政治という初心は貫いてほしい」と語った。

(2012年7月3日 読売新聞)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8695-8696
 県議会の本会議開会前、菊池長右エ門衆院議員(比例)が控室を訪れた。前日、小沢氏が語った内容を伝え、「岩手は今まで一枚岩でやってきた。どういう状態になっても一枚岩で行きたいのでお願いします」と呼びかけた。


 県議たちは、凍り付いたように無言だった。それは、できない相談だったからだ。会派には連合系の議員もいる。元連合岩手副会長の高橋元県議は「民主党でこのまま行動していく」と明言する。普段なら即座に小沢氏に同調する衆院4区の県議さえも、口々
に「すぐに決められない」。


 「個人的には心は決まっている」という佐々木順一・県連幹事長は、こう言うしかなかった。「一定の結論を導き出すよう努力する。今の時点で表明するのは差し控えたい」

2232チバQ:2012/07/04(水) 22:30:28
党残留を表明したのは同党の有力な支持団体「連合」系などの3人。一方、新党参加を明言したのは小沢氏の地元・奥州市の郷右近浩氏だけだ。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120703-OYT8T01460.htm
民主離党届の3氏は除籍…県議ら去就迷う

民主党は3日の常任幹事会で、離党届を提出した衆院議員37人を除籍(除名)する方針を決め、参院議員12人の離党を認めた。社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で反対しても、離党届を提出していない議員は党員資格停止処分にとどめる。これ以上の離党者を出さない狙いだ。処分の方針は党倫理委員会の議論を経て正式決定される。

 県関係の国会議員では、同法案の衆院採決で反対し、離党届を提出した小沢一郎元代表(4区)、畑浩治(2区)、菊池長右ェ門(比例東北)の3衆院議員は除籍処分の方針となった。

 離党届を提出しなかった議員では、同法案の衆院採決で反対した階猛衆院議員(1区)は党員資格停止2か月の処分、棄権した黄川田徹衆院議員(3区)は厳重注意にする方針。同法案の採決前に離党届を提出した主浜了(岩手選挙区)、藤原良信(比例)の両参院議員は、離党が承認された。

 除籍処分の見通しになった菊池氏は「私にとっては屁(へ)でもないが、『武士の情け』が感じられない。我々は、本来の民主党の姿に戻そうとしただけだ」と語り、執行部を批判した。

 国会では「小沢新党」に向けた動きが着々と進む中、県議会では対応を決めかねている議員は多い。

 読売新聞が民主党会派の県議23人に取材したところ、3日現在、党残留を表明したのは同党の有力な支持団体「連合」系などの3人。一方、新党参加を明言したのは小沢氏の地元・奥州市の郷右近浩氏だけだ。

 内々に新党への参加を決めた県議も多いようだが、「後援会と相談して決める」と迷う県議もおり、小沢氏に近い県連幹部が説得攻勢を強めることも予想される。

 県連の佐々木順一幹事長は、会派として結論を出す時期について、「先延ばししても良くないが、今、判断時期を断定するのは適切でない」と明言を避けた。

(2012年7月4日 読売新聞)

2233チバQ:2012/07/04(水) 22:33:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120704t31016.htm
民主・小沢氏集団離党表明 岩手県議会、他会派が熱視線


 民主党の小沢一郎元代表らの集団離党表明を受け、岩手県議会では3日、分裂が不可避となった最大会派民主党(23人)の動向に他会派の注目が集まった。分裂に乗じた勢力の拡大や、交渉団体への格上げといった思惑や臆測が飛び交った。
 県議会(48人)の会派別勢力は=グラフ=の通り。民主党は定数の半数近くを占める。 民主党会派は3日、前日に続き議員総会を開き、今後の対応を協議した。同日までに、連合岩手を支持母体とする2人が党残留を明言する一方、小沢氏の地元・奥州選挙区の2人は離党の意思を示した。
 党に残留した国会議員3人の地盤や支持者が重なる県議らの対応にも温度差があり、会派内でさまざまな思惑が入り乱れる。
 党県連の佐々木順一幹事長は「政局は日々動いている。適切な時期に会派としてそれぞれの意向を確認し、対応を決めたい」と話した。
 民主党が仮に、ほぼ半分に「離党組」と「残留組」へ分かれた場合、第2会派の自由民主クラブ(12人)といずれも同規模となり、会派間の駆け引きが激化しそうだ。
 自民クのベテラン県議は「9月定例会までには分裂後の会派間で連携の動きが出てくるのではないか」と推測。2003年4月の県議選後、自由党系会派に最大勢力の座を奪われて以降の主導権獲得も見据える。
 第3会派で、交渉会派の要件に1人足りない地域政党いわて(4人)は「離党する人、残る人の割合によって対応は変わる。いずれにせよ県政界は大きく変わる」と今後の経緯を注視する。
 無所属県議(3人)の中には、分裂後に無所属議員が増えて、そうした人たちによる交渉会派の結成を望む声も。ある県議は「離党してそのまま会派に属さない人たちが出るはずだ」と話す。


2012年07月04日水曜日

2234チバQ:2012/07/04(水) 22:34:39
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120704_1
新党情報見極め、協議続行を確認 県議会民主会派

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   県議会民主党会派の県議23人は3日、県議会議会棟で議員総会を開き、小沢一郎元代表が民主党に離党届を提出したことを受け、今後の対応を協議した。小沢氏らによる新党結成の動きなどの情報収集を進め、協議を続けていくことを確認した。離党した国会議員らが結束した行動を求める中、離党に慎重な議員も少なくない。分裂は避けられない見通しで、各議員の動向が注目される。

 議員総会では、会派代表の佐々木順一・党県連幹事長が小沢氏らの離党届提出を報告。各議員が情報収集するなどして、離党するかどうかについては協議を重ねることとした。

 佐々木幹事長は議員総会後、記者団に対し「全員がまとまって行動するのがベストだと思っている」とした上で「最後は政治家としての判断。それを最終的には聞かないといけない」と強調。「速やかに結論を出したいが、当面は議会を優先しながらも協議は継続する」と説明した。








(2012/07/04)

2235チバQ:2012/07/04(水) 22:40:26
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207040001
小沢王国分裂 右往左往の県議たち
2012年07月04日


民主党県連事務所。離党した小沢氏と残留組の階氏のポスターが並ぶ=3日午後2時、盛岡市大通3丁目

 民主党県連代表でもある小沢一郎・元党代表が離党を宣言し、「もはや政権交代した民主党ではない」と切り捨てた翌3日、小沢氏を含む県内の国会議員5人が民主党から除籍された。所属県議らは連日会議を続けるが、結論は出ない。


 小沢氏の写真、県選出の国会議員、県議らの氏名、リンク先などを載せていた県連のホームページの画面は「ただいまリニューアル中です」とだけ表示するようになった。


 しかし、盛岡市大通3丁目の雑居ビル5階にある民主党県連事務所は、「主」だった小沢氏の党ポスターや、衆院選挙区の4人のポスターが張られたままだ。離党騒ぎの対応に追われ、手が回らないという。


 県連事務所には残留した平野達男復興相(参院選挙区)と階猛衆院議員の事務所も入っている。


 平野復興相は3日の閣議後会見で、やや顔を紅潮させた。「岩手県議団の中にも、引き続き連携してやりたいと言っていただいている方もおられる。強力に連携して、復旧復興を進める」と秋波を送る。


 その民主会派の県議たちは、分裂を先送りするのが精いっぱいだ。


 一般質問が続く県議会。会派控室で引き続き総会を開いたが、結論は出なかった。


 佐々木順一県連幹事長は「個人の意思表示はいつかは聞かねばならないが、今は議会審議に集中するのが議員の務め」と足早に控室に戻った。


 「どうしたものか」。元矢巾町助役の高橋昌造氏は3日朝、支持者に電話をかけまくった。元々「無所属・民主党推薦」で当選したので小沢氏との距離は近くない。支持者は「原点に返って無所属で」「今のままで引き続き頑張って欲しい」などと意見は分かれ、自分の腹も決まらなかった。


 3日現在、朝日新聞が民主会派の全県議に取材した結果は表の通りだ。


 労組系の議員はほぼ残留が確実なほか、一も二もなくついていかねばならないはずの、旧自由党出身や小沢氏のおひざ元・衆院4区の議員は大半が決めかねている。


 衆院4区の県議の一人は「民主に残るにも、このタイミングでの増税は地域に厳しい。出るにも、どんな新党になるか見通しがつかない」と打ち明ける。


 民主党の支持率も新党への期待もかんばしくない。「行くも地獄、残るも地獄」の現状が選択をさらに難しくしている。

2236チバQ:2012/07/05(木) 23:28:43
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120704-OYT1T01228.htm
「小沢党員」でない…岩手一の「王国」も分裂

民主党
 民主党の小沢一郎元代表の地元・岩手県奥州市の同党県議団で、小沢氏の結成する新党への参加を巡って対応が分かれ、県下一の「小沢王国」が分裂する事態となった。


 読売新聞の取材に対して、奥州選挙区選出の5人の同党県議のうち、佐々木努県議が「小沢新党」には合流せず、党に残留する意向を表明。渡辺幸貫県議も残留する方向で最終調整していることを明らかにした。

 同市は県内でも小沢氏の影響力が強いことで知られ、昨年9月の県議選では同党が5議席を独占した。

 しかし、4日の読売新聞の取材に対して、佐々木氏は「平野復興相を始め、復興に向けて頑張る人を支えるのが民主党県議の務めだ。新党では国政に大きな影響を与えられない」と述べ、党に残留する考えを明らかにした。地元への影響については「私はあくまで民主党員で、『小沢党員』ではない」とした。

 渡辺氏も「国と一体となって復興を進めたい」と話し、党に残留する方向で最終調整を進めていることを明らかにした。

 一方、小沢氏に近い、残る3人の県議は「小沢先生が目指すものを見てみたい」(郷右近浩県議)などとして、「小沢新党」への参加を明言。その結果、同市の同党県議団は分裂することになった。

 これまでの読売新聞の取材では、同党会派に所属する県議23人のうち、党に残留する県議と「小沢新党」に合流する県議の数は拮抗している。

(2012年7月5日08時04分 読売新聞)

2237チバQ:2012/07/05(木) 23:32:52
http://www.asahi.com/politics/update/0705/TKY201207050572.html
岩手県議長、民主残留を明言 離党県議は少数か関連トピックス小沢一郎
民主党残留を明言した佐々木博・岩手県議会議長=4日、県議会


 岩手県議会の佐々木博議長(60)は5日、民主党の小沢一郎元代表の離党に同調せず、党に残留することを表明した。その他にも、明言はしていないが約半数は残留する見込みで、離党する県議の方が少数にとどまる可能性が出てきた。小沢氏の影響力が低下したことの表れとみられる。

 「議会最終日に言うつもりだったが、色々言われているから。結論(残留)はだいぶ前から決めていた」。県議会棟の議長室前で5日、佐々木氏は記者団に語った。

 佐々木氏は残留する階猛衆院議員(岩手1区)と同じ地盤の盛岡選挙区選出だ。「階先生にはすでに意思を伝えてある」と言う。残る決断をした理由について「東京に陳情に行ったときには、政府と民主党、自民党を回る。民主党から変わらない方が復旧・復興のためにはいい」と話した。

2238チバQ:2012/07/05(木) 23:37:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120705-OYT8T00057.htm
奥州の民主県議団分裂

民主党の小沢一郎元代表の地元・奥州市の同党県議団で、小沢氏の結成する新党への参加を巡って対応が分かれ、県下一の「小沢王国」が分裂する事態となった。

 読売新聞の取材に対して、奥州選挙区選出の5人の同党県議のうち、佐々木努県議が「小沢新党」には合流せず、党に残留する意向を表明。渡辺幸貫県議も残留する方向で最終調整していることを明らかにした。

 同市は県内でも小沢氏の影響力が強いことで知られ、昨年9月の県議選では同党が5議席を独占した。

 しかし、4日の読売新聞の取材に対して、佐々木氏は「平野復興相を始め、復興に向けて頑張る人を支えるのが民主党県議の務めだ。新党では国政に大きな影響を与えられない」と述べ、党に残留する考えを明らかにした。地元への影響については「私はあくまで民主党員で、『小沢党員』ではない」とした。

 渡辺氏も「国と一体となって復興を進めたい」と話し、党に残留する方向で最終調整を進めていることを明らかにした。

 一方、小沢氏に近い、残る3人の県議は「小沢先生が目指すものを見てみたい」(郷右近浩県議)などとして、「小沢新党」への参加方針を明言。その結果、同市の同党県議団は分裂することになった。

 これまでの読売新聞の取材では、同党会派に所属する県議23人のうち、党に残留する県議と「小沢新党」に合流する県議の数は拮抗(きっこう)している。

(2012年7月5日 読売新聞)

2239チバQ:2012/07/05(木) 23:42:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00000063-mailo-l06
選挙:来年の知事選 全首長が再選支持 市町村重視の姿勢評価 /山形
毎日新聞 7月5日(木)11時30分配信

 来年2月13日の任期満了に伴う次期知事選で、県内全35市町村の市町村長たちが、再選を目指す吉村美栄子知事を支持する意思を決めたことが4日、分かった。
 2日に県内の全13市の市長をメンバーとする「吉村知事を支持する市長の会」(会長・市川昭男山形市長)が結成された。また、県町村会会長の遠藤直幸山辺町長によると、全22町村長も吉村知事の支持を決めた。
 尾花沢、村山、東根、天童、山形、上山、長井、南陽の8市の市長が4日県庁を訪れ、吉村知事を支持する意向を伝えた。
 加藤国洋尾花沢市長が「温かい県民目線で県政運営している。昨年の震災では牛の全頭検査を全国に先駆けてやってもらい、風評をぎりぎり抑えられた。恩返しを一生懸命やりますので、ぜひ頑張ってください」と述べるなど、各市長が激励。吉村知事は「温かい応援の言葉をいただき心強く思いました。山形を元気ある県にしていきたい。よろしくお願いします」と応えた。
 市長の会副会長の土田正剛東根市長は面会後、「知事の市町村を重視した姿勢が市長たちを動かした」と語った。遠藤町長は「知事が町や村の意見をよく聞いてくれていることを皆が評価した」と話している。【安藤龍朗、浅妻博之】

7月5日朝刊

2240チバQ:2012/07/06(金) 22:12:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120705-OYT8T01334.htm
民主県議の残留「11」新党「9」


 県議会の民主党会派(23人)で、同党の小沢一郎元代表が結成する新党に参加せず、民主党にとどまる県議は11人で、新党に参加する方針の県議9人を上回っていることが5日、読売新聞の取材で分かった。残り3人は態度を明確にしておらず、週明けにかけて、双方による説得工作が活発化しそうだ。

◇未定は3人…説得工作活発化も

 読売新聞が、5日までに同党会派に所属する23人を取材したところ、同党の有力な支持団体「連合」系の県議や、小沢氏の地元である奥州市の県議2人を含む計11人が、党に残留する意向を示している。

 その理由として、被災地の復旧復興を実現するためには、与党にとどまった方が得策だとする県議が多い。

 一方、同党を離党し、新党に合流する見通しの県議は、小沢氏の影響力が強い県南部の県議を中心に9人となっている。対応を明らかにしていない3人は若手で、いずれも地元後援会と相談して決めるという。

 今後、巻き返しを図る小沢氏周辺が、「残留派」に対して本格的な切り崩しを図ることも考えられ、最終的な勢力図の確定は、週明けにまでもつれそうだ。

◇盛岡で「脱小沢」加速か

 「小沢新党」への不参加を決断した階猛衆院議員(1区)の地元県議2人が5日、読売新聞の取材に対し、相次いで民主党にとどまる意向を表明した。

 佐々木博議長(盛岡選挙区)は「与党にとどまり、復旧復興に全力を注ぎたい」と理由を説明。また、高橋昌造県議(紫波選挙区)も「残留を決めた。復興を成し遂げないといけない中で、国政と県政がねじれてはいけない」と話した。

 1区内の同党県議は4人いるが、既に残留を表明した軽石義則県議(盛岡選挙区)を含めた3人が、党にとどまる意向だ。残る高橋但馬県議(同)は対応を明らかにしていないが、階氏の秘書を務めた経歴から、「階氏と行動を共にするのではないか」との見方が広まっており、県都・盛岡市で「脱小沢」の動きが加速することも予想される。

◇増税反対の請願不採択

 県議会総務委員会が5日開かれ、消費増税に反対する請願の採択を巡り、民主党県議4人の意見が割れた。請願は反対多数で不採択となった。

 「消費税増税に反対する請願」と「消費税増税関連法案の廃案を求める請願」は、委員長を除いて、民主党4人、自由民主クラブ3人、地域政党いわて1人、社民党1人の計9人で採決された。

 その結果、地域政党と社民党の各1人と、民主党の伊藤勢至県議が賛成に回った。伊藤県議は増税が被災者の負担増になるとして、「(被災者という)ハンディキャップを重要視した政策をしてほしい」と訴えた。

 一方、残る高橋元、田村誠、佐々木努の3県議は請願採択に反対した。既に民主党残留も明言している高橋県議は「課題を議論し、改善を図ってもらう意見を提出していくのが良い」と意見を述べた。

(2012年7月6日 読売新聞)

2241チバQ:2012/07/06(金) 22:20:34
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207060005
県議長も民主残留
2012年07月06日


民主党残留を明言した佐々木博・県議会議長=4日、県議会

 県議会の佐々木博議長(60)は5日、民主党の小沢一郎元代表の離党に同調せず、党に残留することを表明した。その他にも、明言はしていないが約半数は残留する見込みで、離党する県議の方が少数にとどまる可能性が出てきた。小沢氏の影響力が低下したことの表れとみられる。


    ◇


 「議会最終日に言うつもりだったが、色々言われているから。結論(残留)はだいぶ前から決めていた」。県議会棟の議長室前で5日、佐々木氏は記者団に語った。


 佐々木氏は残留する階猛衆院議員(岩手1区)と同じ地盤の盛岡選挙区選出だ。「階先生にはすでに意思を伝えてある」と言う。残る決断をした理由について「東京に陳情に行ったときには、政府と民主党、自民党を回る。民主党から変わらない方が復旧・復興のためにはいい」と話した。


 小沢氏の地元、奥州選挙区の5人の県議も分裂する見通しだ。小沢氏に同調して離党するのは郷右近浩氏、後藤完氏、及川幸子氏の3人にとどまり、渡辺幸貫氏、佐々木努氏の2人は残留する見込み。5期目で議長経験者の渡辺氏は「これまで何度も選挙を戦ってきたんだから」と自負をのぞかせた。


 朝日新聞の5日までの取材では、会派「民主党」所属の23人のうち離党が確実な県議は8人。一方、残留が見込まれる県議は11人で、態度不明は4人。


 県議会の第2勢力の自民党会派「自由民主クラブ」は現在12人。「民主党」内で13人を取ればかろうじて最大会派を保つ。会派内で水面下の綱引きが続いているとみられ、残留を決めた県議は5日、「13人に届きそうだ」とホッとした表情を見せた。


 一方、小沢氏に近い県議らは「何も話せない」と一様に口が堅かった。


 離党する県議は、自らに近い国会議員の影響が大きい。喜多正敏氏(岩手選挙区)の地元は、離党した主浜了参院議員と同じ滝沢村。取材に「主浜先生の判断を重く受け止める」と同調する姿勢を見せた。


 判断が揺れているのは当選回数の少ない若手だ。2期目の小野共氏(釜石選挙区)は「自分の思いや後援会、今後の展望などいろいろと考えなければいけない。ぎりぎりまで考える」。1期目の名須川晋氏(花巻選挙区)は「地元の皆さんの意見を聞かないと決められない」と話す。

2242チバQ:2012/07/06(金) 22:32:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120706t11027.htm
復興論議かすむ争点 両陣営、閖上「現地再建」名取市長選


 新人と現職の一騎打ちとなった名取市長選は、8日の投票に向けて舌戦が展開されている。立候補しているのは、いずれも無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職の佐々木一十郎氏(62)。両候補とも東日本大震災からの復興を最優先課題に取り上げるが、主張に明確な違いがなく争点はかすんでいる。

 選挙戦は、津波で被災した閖上・下増田地区の復興が焦点となっている。両候補は演説会の冒頭、閖上地区の土地区画整理事業(121.8ヘクタール)による現地再建策に触れ、多くの時間を割く。
 市の計画で、居住区は貞山堀西側から仙台東部道路東側(約80ヘクタール)の1カ所に限定されている。これには津波浸水域に再び住むことへの不安から反対の声が上がり、市は(1)区画整理事業地の西側拡大案(2)集団移転案(3)個別移転案−などを検討する姿勢を見せる。
 大橋氏陣営は市の現地再建策に加え、仙台東部道路西側への新コミュニティー「ゆりあげ村」の建設や同所への木造災害公営住宅の早期着工、公園と避難場所を兼ねた築山「スーパー日和山」建設を公約する。
 大橋氏は「住民が東部道路の西側に移りたいと何度か要望を出したが、市は聞く耳を持たなかった。安全な所に安心して暮らせる家がほしいという人々の望みをかなえたい」と主張する。
 佐々木氏陣営は、多重防御とかさ上げによる津波防災対策の安全性を強調。今月中旬から地権者への個別面談を実施し、住民の意向を把握すると訴える。閖上に戻れない住民のために、選択肢を検討するとしている。
 佐々木氏は「国の制度には限界があり、できないことをさもできるかのように言うのはいかがなものか。住民の意向を聞いて希望が実現できるよう工夫し、国に要望していく」と理解を求める。
 閖上復興をめぐる両氏の主張は、「現地再建」を基本としている点で共通している。移転を希望する住民への対応については、大橋氏の公約に対し、佐々木氏は「制度上、可能か国から明確な回答がない」としており、違いが鮮明でない。
 一方、内陸部の振興策についてはそもそも論点が全くかみ合っていない。大橋氏は市の将来像として「自然と共生する社会」を説き、市内名所をつなぐ「ふるさとミュージアム」構想を提唱。佐々木氏は学校や幼稚園の配置、生活道路、トイレの水洗化など、地域課題を取り上げて施策展開を訴えている。
 前回の市長選では、市民有志主催の公開討論会が開かれ、政策論争が交わされたが今回はその機会もなかった。政策的な対立軸が不明瞭で、沿岸部、内陸部ともに有権者の関心は低調のままだ。

<名取市長選立候補者>
大橋信彦   68 自然保護団体代表 無新
佐々木一十郎 62 市長       無現

【カラー顔写真】大橋信彦氏
【カラー顔写真】佐々木一十郎氏


2012年07月06日金曜日

2243チバQ:2012/07/06(金) 22:38:14
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120706_2
離党組と残留組が拮抗か 県議会民主会派

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   民主党の小沢一郎元代表が離党・新党結成を表明したことを受け、県議会第1会派民主党(23人)のうち9人が離党、11人が党残留の意向であることが5日、岩手日報社の取材で分かった。3人は態度を保留する。現段階で離党組と残留組が拮抗(きっこう)する中、水面下での多数派工作が繰り広げられており、情勢はなお流動的。小沢氏の新党結成は11日に予定され、今週末にかけて綱引きが激化しそうだ。

 佐々木博議長=盛岡選挙区=は5日、記者団に「新党結成より復旧・復興にエネルギーを傾けるべきだ」とし、渡辺幸貫元議長=奥州選挙区=も「消費増税と財政再建なくして岩手の復興はない」と述べ、ベテラン議員が相次いで民主党残留の意向を示した。

 昨年の県議選で同党が全5議席を独占した小沢氏のお膝元、奥州選挙区では対応が二分。水沢区が地盤の及川幸子氏、郷右近浩氏と胆沢区の後藤完氏の3人が離党を表明した一方、江刺区の渡辺元議長と前沢区の佐々木努氏は残留を選んだ。





(2012/07/06

2244チバQ:2012/07/06(金) 22:45:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120706t31010.htm
小沢氏離党、奥州の県議分裂 2人民主残留「現実を直視」
 民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)の集団離党問題で、地元・奥州選挙区選出の民主党岩手県議5人のうち、県議会議長経験者ら2人が小沢氏に同調せず、党残留を決めたことが5日、分かった。残る3人は離党の意向で、小沢氏の地盤中の地盤でも分裂が決定的となった。
 同選挙区(定数5)は昨年9月の県議選で民主党が独占。このうち渡辺幸貫、佐々木努の両氏が残留を表明した。
 渡辺氏は1993年の小沢氏の自民党離党以降、常に行動を共にし、県議会議長も務めた。「増税による財政再建は避けられない。小沢氏には県民の多くが夢を託したが、この現実を直視する時が来た」と語った。
 佐々木氏は、「政権与党に残って復興に取り組みたい。水沢高の先輩でもある平野達男復興相(参院岩手選挙区)を支える。後援会にも頑張れと言われた」と述べた。
 一方で、同選挙区の後藤完氏は5日、「小沢氏の考えは間違っていない」と離党の意向を示した。これで小沢氏と行動を共にするのは、既に離党の意向を表明した及川幸子氏と郷右近浩氏を合わせた3人となった。
 県議会最大会派の民主党(23人)のうち、党に残る「残留組」は半数を超える勢いとなっており、この日は現職議長の佐々木博氏(盛岡選挙区)も「離党はしない」と明言した。


2012年07月06日金曜日

2245チバQ:2012/07/06(金) 22:47:14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207060168.html
'12/7/6
小沢新党、地元岩手で伸び悩み 県議会第3勢力に転落かシェアする

 新党結成を控える小沢一郎元民主党代表が地元岩手県で、同調者の伸び悩みにより苦戦を強いられている。民主党会派県議23人のうち、新党参加者は民主党残留組よりも少数にとどまる公算が大きい。「小沢王国」と呼ばれてきたが、民主、自民両党に次ぐ県議会第3勢力に転落しそうな情勢だ。

 「知らない番号から携帯に電話がかかってくる」。態度を決めかねている当選1回の民主党県議の携帯には、小沢氏が離党届を提出した2日以降、未登録先からの電話が相次いだ。離党、残留をめぐる綱引きは水面下で活発化している。

 民主党県連幹部は、小沢氏が離党を表明すれば県議の大半が小沢氏と行動を共にすると見込んでいた。だが実際には、有力支持団体の連合出身者をはじめ、少なくとも10人が民主党に残る考えを固めている。5議席を民主党が独占する小沢氏のお膝元、奥州選挙区でも2人が小沢氏からたもとを分かつと明言した。

 奥州選挙区選出で長年小沢氏と政治行動を共にしてきた渡辺幸貫わたなべ・こうかん県議は「(小沢氏のように)大衆迎合ばかりでは、いかがなものかと感じた」。民主党残留を決めた平野達男復興相と同じ高校出身の佐々木努ささき・つとむ県議は「震災復興に取り組んでいくために復興相を支えていきたい」と話す。

 23人の半数以上が民主党にとどまれば、小沢氏の同調者は自民党会派(12人)にも届かずに第3勢力に転落する。

 5日の県議会総務委員会では反消費税増税を掲げる小沢氏の威光に陰りが見えた。消費税増税に反対する請願を協議したが、民主党県議4人のうち賛成したのは1人だけで、3人が反対に回り、不採択となった。

 予想外の事態に小沢氏に近い民主県連関係者は「県議の多くが政権党のうまみから離れられなくなっている」とうらみ節を口にした。

2246チバQ:2012/07/06(金) 22:58:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000083-mailo-l03
県議会:民主、11人残留へ 「離党組」最大9人程度 /岩手
毎日新聞 7月6日(金)11時40分配信

 民主党の小沢一郎元代表が新党結成を表明したことを受け、分裂が不可避となった県議会最大会派・民主党(23人)で、5日までに11人が党に残留する意向を固めたことが毎日新聞の取材で分かった。小沢氏の結成する新党に合流する「離党組」は、現状では最大9人程度にとどまる見込みで、かつて数の力で絶大な影響力を誇った小沢氏の求心力の低下は一層顕著になるとみられる。
 県連所属の国会議員8人のうち、小沢氏を含む5人が離党、3人が党に残留するなど、足並みの乱れが県議団にも波及している。
 これまで労組系の高橋元県議ら3人が早期に残留の意向を表明していたが、5日には佐々木博議長ら5人が新たに残留を明言。佐々木議長は「新党を結成しても組織を拡大するにはエネルギーが必要。それよりも現在の立場で復旧復興を優先すべきだ」と説明。また、小沢氏の地元・奥州市選出の渡辺幸貫県議も「県議会議員の一員として判断した。消費増税はやむを得ない」と話した。
 当初、「県議会開会中に混乱をきたすのはよくない」などとして、離党か残留かの態度表明について「残留組」で一部慎重な意見もあったが、離党組の水面下での切り崩しがここ数日で激化したことから、早期の態度表明で退路を断ったとみられる。残る数人も既に残留の態度は決めており、地元支持者らへの説明を経て数日中に表明する見通しだ。
 一方、離党組は現時点で8人程度が固まったものの勢力の広がりを欠き、最終的に第2会派・自民民主クラブ(12人)を下回る可能性もある。ただ、まだ4人が流動的であることから多数派形成に向けた水面下での駆け引きが続きそうだ。【金寿英】

7月6日朝刊

2247チバQ:2012/07/07(土) 10:57:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120707t31008.htm
小沢氏離党 県内首長に波紋 「復興へ政治の安定を」
 民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)らの集団離党をめぐり、地元・岩手県関係の国会議員や県議の対応が真っ二つに割れる中、県内の首長たちには戸惑いや不透明な政局への不安が広がる。小沢氏の行動に理解を示す声がある一方、沿岸被災地の首長たちは「復興に向けて何よりも政治を安定させてほしい」と訴える。

 小沢氏の地盤・奥州市の小沢昌記市長は6日、取材に対し「(消費税増税法案をめぐる)民主党の強引な採決の在り方は正しいのか。小沢先生の行動は国民との約束を果たそうとしたものだ」とのコメントを出した。
 同じ4区内で、離党しなかった平野達男復興相(参院岩手選挙区)の出身地でもある北上市。高橋敏彦市長は3日の定例記者会見で、党分裂について「国への要望ルートが増えてしまうと、一つ一つが実現しにくくなるのではないかという心配がある」と懸念した。
 被災地・陸前高田市の戸羽太市長。5日の定例会見で「小沢さんは信念を通されたんだろう」と受け止めながら「あれだけの離党騒ぎでも、被災地からすれば何も変わっていないし、何も良くなっていない」と、永田町と被災地との距離感をにじませた。
 2009年の宮古市長選で、民主党などが推薦する候補と戦った山本正徳市長は「(小沢氏は)波風立てないでほしい」。釜石市の野田武則市長は「政治状況がどうあれ、復興を停滞させてはならない」と注文を付けた。


2012年07月07日土曜日

2248チバQ:2012/07/08(日) 16:26:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120708t11020.htm
対立候補動きなし 角田市長選、告示まで1週間
 任期満了に伴う宮城県角田市長選は、15日の告示まで1週間となった。現職で再選を目指す大友喜助氏(61)=無所属=以外に立候補の動きはなく、無投票になる可能性が高まっている。
 大友氏は昨年12月、市議会定例会で立候補を表明。6月3日に同市角田大町であった事務所開きでは、東日本大震災からの復興や昨年策定した第5次長期総合計画の推進などを掲げ、「角田発展へ共に前進しよう」と再選への意欲を語った。
 一時期、対立候補として市議ら複数の名前が浮上したが擁立には至らず、選挙戦になるムードは見られない。
 大友氏陣営のある市議は「いつ選挙戦になっても対応できるよう準備を進めている」と話す。告示直前に大規模な総決起大会などは開かず、地区単位の市政報告会に力を入れる。
 今回無投票になれば2000年の市長選以来12年ぶり。選挙になった場合、投票は22日に行われ、即日開票される。
 6月1日現在の有権者は2万6344人。


2012年07月08日日曜日

2249チバQ:2012/07/08(日) 16:32:17
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120708_3
「残留」と「離党」、激しい綱引き 県議会民主会派

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   民主党の小沢一郎元代表が離党・新党結成を表明したことを受け、県議会(定数48)は今後の会派勢力をめぐり混沌(こんとん)とした情勢だ。最大会派の民主党(23人)は7日現在、同党残留グループ12人、離党グループ9人、検討中2人と分裂し、第二会派の自民クラブ(12人)とほぼ拮抗(きっこう)。同日も国会議員を含めた残留、離党各グループの綱引きが激しく展開された。達増知事は小沢氏と同一歩調を取る姿勢。震災復興が大きな県政課題となる中で、残留グループが今後、知事とどのようなスタンスを取るかが焦点となりそうだ。

 県議会の会派構成は、現状で民主党23人、自民クラブ12人、地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、無所属4人。民主党会派が分裂することで、民主残留グループ、自民クラブ、民主離党グループに議席数の大きな差はなくなる。

 震災復興を軸に当面は緩やかな滑り出しの可能性もあるが、残留、離党意向の双方の議員から「次期衆院選で対決する場面が出てくる。徐々に温度差は出てくるのではないか」「選挙が近づけば、対決する局面も十分あるだろう」との見方も出始めている。





(2012/07/08)

2250チバQ:2012/07/08(日) 16:32:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120707-OYT8T01098.htm
民主分裂、県内に余波...離党示唆する市議も

「民主党広報板」の部分が白いテープで消された京野公子衆院議員のポスターの掲示板(6日、湯沢市表町で)  先月末に衆院本会議で採決された税・社会保障一体改革関連法案を巡り、民主党の京野公子氏(62)(秋田3区)と、高松和夫氏(70)(比例東北ブロック)の県関係衆院議員2人を含む小沢一郎元代表のグループが今月2日に同党へ離党届を提出し、除籍(除名)される見通しとなった。秋田3区で京野氏を支援する同党の地元議員らに離党含みの動きが出るなど、民主分裂の兆しが見え始めた。

 京野氏の地元事務所は選挙区に掲示しているポスターの「民主党広報板」の部分に白いテープを張って消す作業を進めている。事務所関係者は「民主党はもう『他党』。京野関係のポスターや看板から早く党名を消さないと」と話す。

 京野氏を支援してきた横手市の小沢秀宏市議(72)(1期)は1日、後援会員との会合で、参加した40人中33人から「次の選挙に民主党公認で出るなら、もう応援しない」との意向を示されたという。

 小沢氏は現段階での離党は保留しつつも、「野田政権が増税やTPP参加の方向性で進めば、次の市議選は民主党からは出ない。支援者の意向を聞いた上で、無所属での出馬もあり得る」と離党の可能性を示唆した。

 また、京野氏の支援を受け、市議選を戦った同市の青山豊市議(40)(同)も「現段階では離党を申し出る意向はない」としながらも「恩義のある京野氏への支援は継続する」と断言。秋田3区で民主党が京野氏の対抗馬を擁立した場合、「自分が離党するか、除籍覚悟で京野氏を応援するかだ」と述べた。

 由利本荘市の作佐部直市議(61)(同)は「京野、高松両氏と考え方は近い」としながらも党に残ると決めた。一方で、「3区に擁立された民主党候補がTPP賛成や消費増税をあくまで主張するなら、選挙応援をサボタージュする党員が続出するだろう」とみている。

 市議らだけでなく、一般党員にも反応が見られる。政権交代に期待し、約4年前に入党した羽後町堀内、農業大日向長作さん(71)は「仲間同士のけんかと排除の論理ばかりの民主党には未来がない」と離党を決めた。「小沢元代表が作る新党に期待したい。今の日本には小沢さんのような強烈なリーダーが必要」と話す。

 同党県連によると、2012年度の県内の党員・サポーターは約3500人。政権交代した09年度の約1670人から2000人近く増えている。

 同党県連の虻川信一代表代行(66)(県議)は「離党や離反の動きに対して慰留はするが、党の方針に納得できないなら、やむを得ない」としている。

(2012年7月8日 読売新聞)

2251チバQ:2012/07/08(日) 20:09:05
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120708-OYT1T00007.htm
小沢氏の影響力、盛岡で低下も…民主4県議残留

 民主党の小沢一郎元代表が結成する新党への不参加を決断した階猛(しなたけし)衆院議員(岩手1区)の地元民主党県議4人のうち、唯一、対応を明らかにしていなかった高橋但馬県議(盛岡)が7日、読売新聞の取材に対して、党に残留する意向を表明した。


 これで、1区の同党県議全員が階氏と行動を共にすることになり、県都・盛岡市で小沢氏や達増知事の影響力が弱まることは必至だ。

 高橋氏は、残留の理由について「後援会と話し合った結果、震災からの復興を進めるため、党に残ることを決めた」と語った。

 さらに、民主党の平野復興相と黄川田徹、階猛の両衆院議員は7日夜、盛岡市内で、民主党に残留する意向を示している県議団と会談した。会合には、渡辺幸貫氏(奥州)、大宮惇幸氏(岩手)ら8県議が出席した。出席者によると、今後も与党として被災地の復興を推進することで一致したという。

 終了後、出席者の1人は、県議会(48人)の会派構成について、民主党(23人)に残留する県議が、第2会派の自民クラブ(12人)を上回り、第1会派を維持できる見通しであることを明らかにした。

(2012年7月8日11時41分 読売新聞)

2252チバQ:2012/07/09(月) 22:42:18
>>2223-2224
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120709_3
山田町長に佐藤氏が初当選 東海林氏に1882票差

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 任期満了に伴う山田町長選は、8日投票が行われ、即日開票の結果、町商工会元専務理事佐藤信逸(しんいつ)氏(57)=無所属=が、元高校教諭東海林(しょうじ)和彦氏(67)=同=を破り、初当選を果たした。

 12年ぶりの新人同士の一騎打ちは1882票差で佐藤氏が制し、本格的な復興のかじ取り役を託された。投票率は過去最低の68・96%だった。


【写真=初当選を果たし、万歳をして喜ぶ佐藤信逸氏と弘子夫人=8日午後8時45分、山田町八幡町の事務所】


(2012/07/09)

2253チバQ:2012/07/09(月) 22:44:21
>>2215>>2218-2221>>2228-2229>>2242
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120708t11029.htm
名取市長に佐々木氏3選 大差で大橋氏下す

3選を決め、支持者らと万歳して喜ぶ佐々木氏(中央)=8日午後10時40分ごろ、名取市増田3丁目の選挙事務所


 任期満了に伴う名取市長選は8日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の佐々木一十郎氏(62)が、無所属新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)を退け、3選を果たした。
 名取市増田3丁目の佐々木氏の選挙事務所には午後10時半すぎ、当選確実の知らせが入った。
 佐々木氏は支持者らを前に「多くの被災者が一日も早い復興を願っていることを選挙戦で実感した。相対する意見もしっかり聞きたい。みなさんの熱い思いを市政に反映させていく」と意欲を語った。
 佐々木氏は東日本大震災からの復旧・復興で陣頭指揮を執った経験と、企業誘致や下水道整備促進など2期8年の実績を強調。津波で被災した沿岸部の閖上・下増田地区の早期復興を強く訴えた。
 地元選出国会議員や県議、市議、各種団体かららの応援も得て、幅広い支持を獲得した。
 大橋氏は行政主導の復旧・復興計画の見直しや、内陸部の振興などを公約に掲げたほか「自然と共生する社会の実現」を唱えて草の根運動を展開したが、出馬の出遅れが響いて広がりに欠け、浸透するに至らなかった。
 復興計画の焦点となっている閖上地区の現地再建型復興については、大橋氏が津波浸水がなかった地域への災害公営住宅の早期建設などを主張。
 これに対し、佐々木氏は選挙戦で同地区で個別面談を実施することを表明し、復興プランの一部見直しがあり得ることを示唆したため、対立軸が明確にならなかった。
 当日の有権者は5万6082人。投票率は前回(51.93%)を11.93ポイント下回る40.00%で過去最低だった。
 
◇名取市長選開票結果(選管最終)
当15,616 佐々木一十郎 無現(3)
  6,381 大橋 信彦  無新 

<ささき・いそお>1950年1月10日、仙台市生まれ。東北工大中退。酒造会社社長、名取市選管委員、市議2期、市商工会副会長、幼稚園園長などを経て2004年の市長選で初当選。


2012年07月09日月曜日

2254チバQ:2012/07/09(月) 22:57:06
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012070900727
民主5市議が離党届=消費増税、原発再稼働に反対−福島 福島県の民主党所属の市議5人が9日、消費増税関連法案の衆院通過や関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めた民主党の対応に反発し、党福島県連代表宛てに離党届を提出したことが分かった。
 離党届提出者は、郡山市の佐竹伸一市議ら2人と、二本松市の中田凉介市議ら3人の計5人。本宮市議1人も離党を検討している。佐竹氏は取材に対し、消費増税反対の考えを示すとともに、「福島県は原子力災害で大変な被害を受けている。安全性が担保されていない中で大飯原発を再稼働すべきではない」と述べた。(2012/07/09-17:45)

2255チバQ:2012/07/09(月) 22:57:57
http://news24.jp/nnn/news89039513.html
岩手・達増知事、小沢氏の新党に参加へ
(岩手県)
■ 動画をみる  岩手・達増県知事は9日の会見で、今週中に民主党を離党し、小沢一郎議員らが11日に設立する新党に参加する考えを明らかにした。 「『参加します』というふうに明言したい。今週中にも離党の手続きを取りたい」−達増知事は9日の記者会見でこのように述べた上で、新党参加の理由について「民意とともに新しい政治を切り開いていくという運動の母体となる、日本における先頭が新党になる」と述べた。一方で、任期途中での次の衆議院選挙への出馬については「今、頭の中にはない」と述べ、否定した。 達増知事は小沢氏が離党を表明した前日の1日に小沢氏と会談し、今後の協力を要請されていた。
[ 7/9 15:40 NEWS24]

2256チバQ:2012/07/10(火) 22:49:25
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120710t31006.htm
増税反対請願、一転採択 民主党会派で一波乱 県議会定例会
 民主党の小沢一郎元代表らによる集団離党を受け、岩手県議会の最大会派・民主党の分裂が決定的となった影響で、県議会6月定例会最終日の9日、総務委員会で不採択となった消費税増税関連法案に反対する請願2件が本会議で一転、採択される波乱があった。
 総務委員会(10人)は、委員長を除いた民主党の委員4人のうち3人は党「残留組」。5日の採決では自民党の3人と合わせて6人が採択に反対し、不採択となった。
 ところが、本会議(定数48)では民主党23人(議長含む)から「離党組」とみられる議員ら14人と地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、無所属3人が採択に賛成し、26対21の賛成多数で採択された。
 民主党で採択に反対したのは「残留組」の渡辺幸貫氏(奥州)ら8人にとどまった。党県連幹事長の佐々木順一氏(花巻)ら「離党組」とみられる10人に加え、「残留組」から3人、態度未定議員1人が採択賛成に回った。
 態度未定の佐々木朋和氏(一関)は賛成の理由を「党議拘束もなかったので、被災者や中小企業のことを考えて自分自身で決めた」と説明。「(残留か離党かの)身の処し方とは関係ない」と強調した。
 党残留を明言しながら、採択に賛成した五日市王氏(二戸)は「増税には賛成だが、今はその時期ではない」と話した。
 民主党会派分裂をめぐり、9日は名須川晋氏(花巻)が離党、小野共氏(釜石)が残留の意向を表明。態度未定の1人も含め、党残留が見込まれるのは13人前後とみられ、離党が濃厚なのは10人前後となった。


2012年07月10日火曜日

2257チバQ:2012/07/10(火) 22:49:55
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120710/iwt12071002150001-n1.htm
岩手知事、新党入り 「小沢氏崇拝の表れ」 県議ら批判、県政かじ取り難しく
2012.7.10 02:15
 小沢一郎元代表の民主離党に絡んで、達増拓也知事が9日、「民主離党、新党入り」を表明したことは、県政界に波紋を広げている。県議会の新党会派は、今のところ表明しているのは10人で、自民会派12人、民主残留会派11人に次いで第3会派になる見通し。達増県政は不安定な会派構成の上で、厳しいかじ取りになるのは必至。県議からは「党の代表でなく、県民の代表であることを忘れている」など疑問視する声が出ている。(原圭介)

                   ◇

 達増知事は記者会見で、新党入り表明について、「私本人は何も変わらない。いままでやってきて、これからもやっていこうとする運動の母体となる新党に合わせ、(入党)手続きするだけ」と説明。サポーターとして民主党員だったが新党の党員となっても、県政運営に対する姿勢は変わらないことを強調した。

 しかし、自民党県連幹事長の千葉伝(つとう)県議は「新党の中身がまだはっきりしない段階での新党入り表明は、個人的な小沢崇拝の表れとしか思えない。県民の代表であることをしっかり認識すべきだ」と指摘する。

 自民党のほかの県議は、このタイミングでの表明は「少しでも多く県議を新党会派に引っ張り込むための後押し発言としか思えない」という見方をした。

 最大会派の民主会派が分裂すると、民主、自民、新党の上位3会派の数が拮抗(きっこう)し、政策によっては会派の合従連衡(がっしょうれんこう)となる不安定な政局が続きそうだ。

 キャスチングボートを握りそうな会派の「地域政党いわて」(4人)の飯沢匡代表は「今後、いろいろ連携を模索することになる」と語った。

 この日に開かれた6月県議会最終日の本会議では「消費税増税に反対する請願」「消費税増税関連法案の廃案を求める請願」がともに賛成多数で採択された。採決でも民主会派は賛成、反対に分かれ、民主残留を表明しながら賛成に回った五日市王県議は「残留と消費増税は別」と話した。

 今回は分裂過渡期で許された個別対応も、やがて来る次期衆院選では離党、残留に分かれ、それぞれの党の方針に従って戦うことになりそうだ。

2258チバQ:2012/07/10(火) 22:51:48
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207100001
小沢王国分裂 議会亀裂、浮き彫りに
2012年07月10日


消費増税反対を求める請願の採決で、民主党会派が真っ二つに割れた=9日、県議会

 達増拓也知事の民主離党と小沢新党への参加の明言は、県議会の亀裂をさらに浮き彫りにした。
 9日の定例会見。達増知事は、相変わらずの言い回しだった。


 「政権交代をやり直そうというところに、何らかの形で微力を尽くしていきたい」「(県議の動きは)特に承知していない。私自身の考え方が大きく変わるわけではない」


 県議らは「議会では態度を明確にしなかったのに。軽視している」「参加するのなら、もう一度政治姿勢を問い直さねば」と緊急質問を申し入れた。


 登壇した3議員からは、「民主党員として知事選を戦ったのではないか」「与党から野党の知事をあえて選択したことに、危惧を覚える」などと、知事の新党入り表明を相次いで批判した。


 しかし達増知事は「有権者の負託に応えるのに、党籍がこうだから、というのはない」。さらには「本会議で、自分が元民主党幹部だったことを言うと、(新党が元の民主党の理念を持つという)大宣伝になるのではないか」。


 そうけむに巻いた達増知事だが、すでに行動は新党幹部なみだ。6日、党県連事務所で、小沢氏に同調する佐々木順一県連幹事長と接触していた。


 9日には態度を明確にしてこなかった1期目の名須川晋氏(花巻選挙区)が「民主党を離党して新党に参加します」と記者団に表明した。名須川氏は、小沢氏の元秘書、木戸口英司元県議の地盤を引き継いで当選した。その木戸口氏は現在、達増知事の秘書だ。これで県議会の民主党会派は離党10人、残留12人、保留1人となった。


 残留組で元議長の渡辺幸貫氏(奥州選挙区)は知事の離党表明に「(新党の)今後の路線について注意深く見守るのが賢明ではないか。国と一体となって県民の思いを知事として成し遂げてもらいたい」と釘を刺した。


 その他にも、消費増税に反対する請願が委員会で不採択相当とされたのに、本会議では民主党会派内で賛成者が出たため、採択されてしまった。県議会最終日は、「小沢王国」の分裂が一気に表面化した1日となった。


 残留組の佐々木博議長は「これからこういったことがたびたび起こるのかな」と今後への不安を漏らした。

2259チバQ:2012/07/10(火) 22:52:32
>>2254
http://www.minpo.jp/news/detail/201207102397
民主県連に離党届 郡山、二本松の5市議
 民主党の太田和美衆院議員(本県2区)の離党に同調し、郡山市議2人、二本松市議3人の計5人が9日、党県連に離党届を提出した。5人は消費税増税と関西電力大飯原発3号機の再稼働への反対を離党理由に挙げ、次期衆院選では太田氏を支持する考えを示した。11日に結成予定の「小沢新党」に参加するかどうかは明確にしていない。
 郡山市議は党県第2区総支部幹事長の佐竹伸一氏(53)=1期=と同事務局長の栗原晃氏(55)=1期=で、2人は今後も、市議会会派・新政会に所属して活動する。二本松市議は総支部政調会長の中田凉介氏(55)=3期=、同総務会長の五十嵐勝蔵氏(69)=3期=、同副幹事長の深谷勇吉氏(63)=1期=。3人は市議会会派・真誠会に引き続き所属し、中田氏は会長を務める。
 県連によると、5人は一般党員のため党籍は持っておらず、除名などの処分はしない。
 佐竹氏が5人を代表し、福島市で佐藤政隆県連筆頭副幹事長(総支部副代表)に離党届を手渡した。
 第2区総支部内では、本宮市議の1人も離党届提出を検討しているもようだ。

( 2012/07/10 09:28 カテゴリー:主要 )

2260チバQ:2012/07/11(水) 23:52:47
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207110002
民主会派10人新党へ 
2012年07月11日


民主党会派の議員総会。人で集まる最後の機会に=9日、県議会棟

 民主党から除名処分になった小沢一郎元代表は11日、新党を立ち上げる。小沢氏に同調するか残留するかで揺れていた県議会の民主党会派23人の大勢が固まった。いずれも支持母体や系列の国会議員の影響が大きいが、支援者が分裂状態になる悩みを抱える。


 10日現在、離党して新党入りする県議は10人にとどまる見通しで、残留が12人、保留が1人。


 新党入りするのは自由党時代から小沢氏と行動を共にしてきた県議や、小沢氏の後援会組織が強固な衆院岩手4区内を選挙区とする県議ら。小沢氏の元秘書、佐々木順一・民主党県連幹事長が筆頭だ。


 6日に離党表明した関根敏伸氏の地元は、民主党に残留する平野達男復興相(参院岩手選挙区)と同じ北上市。しかし、小沢後援会の強力な支援で3回当選しており、後援会役員に5日、「私の政治の原点である小沢先生と共に行く」と約束した。


 一方、早くから残留が確実視されていたのは、連合岩手を支持母体とする軽石義則、田村誠、高橋元の3氏。高橋但馬、佐々木博、高橋昌造の3氏は階猛衆院議員の岩手1区内の県議で、追随して残留した。高橋但馬氏は階氏の元秘書だ。


 小沢氏の影響力が強いとされる県南で残留した県議は、後援会の説得に苦労した。その一人の若手県議は7日、地元で後援会の会合で「民主党に残りたいと思います」と伝えた。幹部から次の選挙は支援しないことをにおわせる厳しい言葉を浴びた。残留組の別の県議から電話で「俺たちが一生懸命応援するから」と励まされると、若手県議は涙で声を詰まらせ「最後まで頑張る」と答えた。


 残留する県議8人は7日夜、盛岡市内の飲食店で平野、階、黄川田徹(衆院岩手3区)の3氏と会合を持った。国会議員と県議の残留組はこれを含め3回の会合で結束を固めてきた。


 残留組のある県議は「黄川田さんへの対応が分裂を決定づけた」とも言う。


 消費増税法案が国会に提出された際、小沢氏の意向で黄川田氏ら県選出国会議員は政府や党の役職を一斉に辞任した。黄川田氏が辞職に消極的だったと報道されると、小沢氏系県議らは「県連として厳重注意すべきだ」と非難した。


 残留組の県議はその動きに憤っていた。「黄川田さんは家族4人を亡くしながら復興のため政府で頑張っていた。政治の原点は人を大切にすることだ」


■県議会の民主党会派(23人)の分裂状況(敬称略、カッコ内は選挙区)


【新党へ=10人】=衆院議員が新党入りする岩手2・4区中心


伊藤勢至(宮古・下閉伊)、佐々木順一、名須川晋(以上花巻)、関根敏伸(北上)、岩渕誠(一関)、郷右近浩、後藤完、及川幸子(以上奥州)、喜多正敏(岩手)、工藤大輔(九戸)


【残留=12人】=連合系、衆院議員が残留する岩手1・3区中心


高橋但馬、軽石義則、佐々木博(以上盛岡)、田村誠(大船渡)、小田島峰雄(花巻)、高橋元(北上)、小野共(釜石)、五日市王(二戸)、渡辺幸貫、佐々木努(以上奥州)、大宮惇幸(岩手)、高橋昌造(紫波)


【保留=1人】佐々木朋和(一関)

2261チバQ:2012/07/12(木) 21:00:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000072-san-pol
「小沢王国」崩壊の序章 地元・岩手「政局至上主義」に嫌悪感
産経新聞 7月11日(水)7時55分配信

分裂直前に開かれた民主党岩手県議団の議員総会。まだ小沢一郎元代表のポスターがにらみを利かす=9日午後、盛岡市の岩手県議会(写真:産経新聞)

 ■妻の手紙で不満マグマ噴出

 民主党を除籍され、11日の新党結成に向け、気勢を上げる小沢一郎元代表。だが、地元・岩手で小沢氏を支えてきた人々の胸中は複雑だ。東日本大震災からの復興が進まぬ中での「政局至上主義」に嫌悪感が広がっており、妻・和子さんとの離婚問題も暗い影を落とす。半世紀近く「鉄の結束」を誇った「小沢王国」はいまガラガラと崩れつつある。(水内茂幸)

 「あれは3月か4月か…。和子さんが電話で『もう水沢には戻らない』とはっきりおっしゃったので解散を決めたんです。29年間も続けてきたんですが…」

 小沢氏の故郷である旧水沢市(現奥州市)の「水」と和子さんの「和」から命名した後援会組織「水和(みずわ)会」。その会長を務める岩手県議の及川幸子氏は寂しそうにこう語った。

 かつては女性会員を中心に1千人を超え、小沢氏の選挙の主力部隊としてフル稼働したが、平成15年に和子さんの実弟が54歳で急死した後、和子さんはふっつりと水沢に姿を見せなくなった。以来、年1回の総会も開かれていない。

 及川氏が解散を決めた理由はもう一つある。差出人が和子さん名義の手紙が届き「小沢は放射能汚染を恐れ地元入りを拒んだ」「離婚を決めた」などと記されていたからだ。消印は福島県内だったという。及川氏は「20年前に亡くなった支持者にも手紙が届いた。どこか政局的なにおいを感じる」と漏らしながらも、地元の小沢事務所に水和会解散を申請した。

 めったに地元入りしない小沢氏に代わり、和子さんが地元組織を切り盛りしてきただけに支持者の多くは和子さんに同情的だ。ある民主党県議は「なぜ小沢氏が震災後10カ月も地元入りしなかったのか、手紙を読んで腑(ふ)に落ちた」と漏らした。

 「国民の支持を受けた民主党は終わったのです…」

 9日夜の県議会で、小沢氏側近である達増拓也岩手県知事は民主党を離党し、新党に参加する理由をこう説明した。だが、拍手はまばら。自民党県議は「復興に取り組む中でなぜ与党から野党を選択するのか」と厳しく批判した。

 小沢氏の新党結成宣言に伴い、県議会最大会派の「民主党」も分裂した。

 23人中12人は残留を決め、1人は態度未定。離党者は10人にとどまる。達増氏を支持する小沢系新会派は自民党(12人)よりも少ない県議会第3勢力となってしまった。

 小沢新党の同調者が少ないのは復興が道半ばであることが大きい。小沢氏が選出された衆院岩手4区(奥州市など)内の民主党県議10人のうち4人が民主党に残った。このうちの一人、渡辺幸貫県議は「国と一体となって復興を進めなければならないのに」と小沢氏への不信感を隠さない。

 県議だけではない。岩手選出の衆参民主党8議員のうち階猛衆院議員(岩手1区)、黄川田徹前総務副大臣(岩手3区)、平野達男復興担当相(参院岩手選挙区)は民主党にとどまった。

 中でも黄川田氏は震災で父母と妻、長男を失い、今も仮設住宅で暮らす。小沢氏がその黄川田氏に副大臣辞職を迫ったことが地元の不信感を増幅させた。ある県議は「小沢さんの復興より政局を優先させる姿勢は目に余る」と断じる。

 小沢氏側は次期衆院選で黄川田氏ら3氏の選挙区に刺客を立てる構えを見せるが、これがさらなる反発を呼び、連合岩手も小沢新党との決別を決めた。小沢氏の後援会幹部はこう漏らした。

 「有権者から『小沢王国から普通の県に戻せ』と批判を浴びる。県内には小沢への不満が鬱積しているんだ。和子さんの手紙はたまったマグマを噴出させるきっかけにすぎなかった…」

2262チバQ:2012/07/12(木) 21:01:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000010-mai-pol
<小沢新党旗揚げ>「小沢王国」岩手も分裂
毎日新聞 7月12日(木)1時41分配信


拡大写真
結党大会に出席し、小沢一郎代表(右)と握手する達増拓也・岩手県知事=東京都千代田区の憲政記念館で2012年7月11日、小出洋平撮影

 新党「国民の生活が第一」が発足した11日、小沢一郎代表の地元・岩手県では県議会(定数48)に23人いた民主会派が残留12、新党10、態度保留1に割れ、達増拓也知事は新党に合流した。「小沢王国」分裂の背景として、民主に残る県議の一人は東日本大震災での小沢氏の対応を挙げる。「被災地を小沢氏が訪れたのは震災の10カ月後。あまりに遅く、これまでの信頼が崩れた」

【小沢新党旗揚げ】党名は「国民の生活が第一」 49議員が参加

 一方、県選出の国会議員8人は残留3、新党5に。次期衆院選は骨肉の争いも予想される。

 「小沢先生とたもとを分かつことになったが、目指す方向は一致している」。盛岡市内で7日、岩手1区選出の階(しな)猛衆院議員は地区後援会の支持者らに、民主に残る経緯を説明した。小沢氏との距離をどうとるか。階氏の言葉には苦悩がにじんでいた。

 岩手1区は元々、新進党時代から小沢氏と行動を共にする達増知事の地盤。07年に衆院議員から知事に転身したのを機に、階氏が受け継いだ。知事の後援会関係者は次期衆院選で新党が、階氏に対立候補を擁立する可能性に言及しており、民主党に残った県議は「階さんの後援会には小沢さんの支持者も多い。次の衆院選はかつてない厳しい戦いになるだろう」と不安をにじませる。【金寿英、宮崎隆】

2263チバQ:2012/07/12(木) 21:02:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120712-OYT8T00046.htm
新党「国民の生活が第一」船出 不安も交錯


結党を祝う小沢代表(前列左から2人目)と達増知事(同3人目)ら(11日、東京・憲政記念館で) 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らは11日、新党「国民の生活が第一」の結党大会を東京で開いた。県関係の国会議員では、小沢氏の他、畑浩治氏(2区)と菊池長右ェ門氏(比例東北)の両衆院議員、主浜了氏(岩手選挙区)と藤原良信氏(比例)の両参院議員が参加した。大会終了後、新党への熱い思いを語る議員は多かったが、次期衆院選に向けた準備不足を口にする議員もおり、期待と不安の交錯した「船出」となった。

◆衆院1、3区の人選これから

 畑氏は、政策担当の幹事長補佐として、今後は新党の政策立案を担うことになるという。畑氏は記者団に、「(結党大会は)歴史を作る一場面だった。小さく産んで、大きく育てたい。そのために次期衆院選を勝ち抜きたい」と抱負を語った。

 一方、菊池氏は、次期衆院選に向けて、民主党に残留した階猛氏(1区)と黄川田徹氏(3区)の両衆院議員の選挙区に独自候補者を擁立する考えを示したものの、「時間がない。非常に厳しい。今後、小沢代表の考えも伺って、候補者の選定をしなければいけない」と不安を口にした。

 県連組織の発足についても「まだ、そこまで頭が回っていないのが正直なところだ」と語った。

 一方、藤原氏も1区と3区で候補者を擁立する考えを示したが、自身が参院からくら替えし、地元の3区から出馬する考えについては「私自身は参院で行動していきたい」と語り、現時点では否定した。

 同大会終了後、来賓として出席した達増知事は、記者団に対して、「民主党に残留し、新党に合流しない人は理解できない。綱領を読めば、合流してもらえると期待している」と語り、「残留組」に秋波を送った。

◆市会議員にも民主離党の動き

 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らが11日、新党「国民の生活が第一」を結成したことを受けて、民主党籍を持つ県内の市議会議員が、読売新聞の取材に対して、離党や新党参加の意向を表明した。

 一関市議会では、2人が民主党議員として活動しているが、佐藤弘征(ひろゆき)市議は「小沢氏と政治姿勢が合致する」として、新党に参加する方向で調整を進めていることを明らかにした。千葉幸男市議は「新党への参加は政策などを見極めて判断するが、民主党には残らない」と離党を明言した。

 小倉建一・久慈市議は「1週間以内をメドに離党届を出す。(地元選出の)畑浩治衆院議員と行動を共にする」と述べた。

2264チバQ:2012/07/12(木) 21:03:07
◆民主県連代表 黄川田氏が有力

 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表(4区)が務めていた県連代表の後任として、同党県連が前総務副大臣の黄川田徹衆院議員(3区)の就任を軸に最終調整を進めていることが11日、分かった。複数の県連関係者が明らかにした。

 党に残留する3人の国会議員のうち、大臣と副大臣は県連代表に就任できないという内規があるため、平野復興相(参院岩手選挙区)に資格はない。階猛衆院議員(1区)は、衆院の社会保障・税一体改革関連法案の採決で造反し、党本部から党員資格停止2か月の処分を受けており、処分期間中は県連代表になることはできない。

 分裂した県連組織を建て直すため、早急に県連代表を決める必要があることから、3人の中で当選回数が最も多く、就任への障害が少ない黄川田氏を軸に最終調整を進めることになった。早ければ、来週中にも決定する方針だ。

◆県議会 民主が最大会派を維持へ

 県議会の民主党会派(23人)のうち、これまで唯一態度を明らかにしていなかった佐々木朋和県議(一関選挙区)が11日、党にとどまる意向を固めた。同会派は13人となり、県議会第2会派の自由民主クラブ(12人)を上回り、第1会派を維持する見通しとなった。一方、民主党県連幹事長を務める佐々木順一県議(花巻選挙区)は同日、達増知事と県議10人分の離党届を県連に提出し、新党参加を明言した。

 佐々木朋和氏はこれまで、新党参加を求める声が後援会に根強く、調整が難航していた。しかし同日、読売新聞の取材に対し、「被災直後の初志を大切にし、現状のまま動かずに地域課題に取り組みたい」と述べ、党に残る方向で最終調整していることを明らかにした。

 一方、佐々木順一氏らは同日、離党届提出後、県庁で記者会見した。佐々木順一氏は「もう1回、政権交代のやり直しをしないといけない」と述べ、離党届を提出した10人で月内にも新会派を作る方針を表明。民主党会派との統一会派結成は否定した。

 県議会の会派構成は、民主党13人、自由民主クラブ12人、新会派10人、地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、公明党1人、無所属3人となる。達増知事を支える新会派は第3会派となるため、厳しい県政運営が予想される。

(2012年7月12日 読売新聞)

2265チバQ:2012/07/12(木) 21:08:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120712t71017.htm
離党議員への追随限定的 3県連で市議1〜5人ずつ
 小沢一郎元民主党代表が旗揚げした新党「国民の生活が第一」に合流する離党議員が出た民主党青森、秋田、福島3県連では11日現在、離党意向を示す地方議員は各県で市議1〜5人にとどまり、追随の動きは限定的だ。次期衆院選をにらみ、3県連は離党議員への対立候補擁立を含む選挙態勢の再構築に着手。新党の影響を最低限に押さえ込む構えだ。
 石原洋三郎(福島1区)、太田和美(福島2区)両衆院議員が新党に参加した福島県連。このうち太田氏に近い郡山、二本松両市の市議5人が離党届を提出した。党県2区総支部幹事長も含まれている。
 秋田県連は衆院議員2人が離党したが、同調したのは大館市議の1人。国会議員5人中、衆参両院議員3人が離党した青森県連では、五所川原、弘前両市議の計2人が離党する見込みだ。3県連とも、所属県議に離党の動きは表立っていない。
 福島県連の宗方保幹事長は「市議の集団離党の動きはあったが局部的。追随の動きは広がらない」と強気な見方を示す。秋田県連の沼谷純政調会長は「地方議員が新党について行っても未来はない」と冷ややかだ。
 3県連は次期衆院選に向け、新たに生じた空白区の解消を迫られる。
 青森県連は14日に常任幹事会を開催する。田名部定男副代表は、離党した横山北斗氏(青森1区)を念頭に「全区に候補者を立てるつもりで取り組まなければならない」と力を込める。
 秋田県連は早期解散も視野に入れ、京野公子氏(秋田3区)に替わる候補者擁立の準備を進める。一方、2選挙区が空白となった福島県連の宗方幹事長は「全くの白紙。13日の全国幹事長会議で(党本部の)見通しが示されてから検討したい」と慎重に話した。
 たもとを分かった身内との対決が必至となる中、3県連とも組織の分裂回避と、新党との対立軸の設定に力を入れる。
 青森県連の田名部副代表は「党に残った者のプライドもある。今こそ一つにならなければならない」と結束を呼び掛ける。秋田県連の沼谷政調会長は「新党は無責任な漂流政党だ」と批判を強め、「増税、反増税は争点にならない。将来世代の社会保障に責任を示せるか否かが対立軸だ」と話した。


2012年07月12日木曜日

2266チバQ:2012/07/12(木) 21:09:40
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207120001
小沢王国分裂 知事の県政運営 焦点
2012年07月12日


新党結成大会で小沢一郎氏(右)と握手する達増拓也知事=東京・憲政記念館、福留庸友撮影

 小沢一郎氏らの新党「国民の生活が第一」結成に合わせ、同調する民主党の県議10人と達増拓也知事が11日、県連に離党届を提出した。7月中にも県議会で新たな会派を届けるほか、新党の地方組織を作って次期総選挙に臨むという。今後は、新党や民主党の総選挙戦略のほか、国政与党から野党に転じた達増知事の県政運営が焦点になる。


 民主党県連から新党に参加した国会議員は小沢氏のほか、畑浩治、菊池長右エ門両衆院議員、主浜了、藤原良信両参院議員。公務で上京していた達増知事も新党結成大会に参加。「消費増税にひた走る姿勢は復興に目を背ける姿勢だ。新党は私たちにとって大きな希望だ」とあいさつした。


    ◇


【新党結成に向けた11日の主な動き】


 10・00前 盛岡市大通3丁目の民主党県連事務所に佐々木順一・民主党県連幹事長が入る


 11・00 小沢一郎氏の地元奥州市の小沢昌記市長が定例記者会見。「小沢氏の行動は理解できる。仲間を増やし、本来あるべき政党政治を早期に作り上げていただきたい」


 11・25 小沢氏、議員会館の事務所に入る


 11・50 佐々木氏、県連事務所を出る。「自分を含めた県議10人と達増知事の離党届をまとめて出してきた」


 正午 「ここ数日は市民の問い合わせを含め電話が多いので、早朝から来て対応している。忙しい」と県連事務所職員


 14・00 佐々木氏と工藤大輔幹事長代行が県庁で会見。「県議10人分と達増知事から預かった離党届を県連の高橋重幸副幹事長(盛岡市議)に提出した」。10人は両氏のほか、伊藤勢至、及川幸子、関根敏伸、喜多正敏、郷右近浩、岩渕誠、後藤完、名須川晋の各氏。「県議会で月内にも新会派を結成したい。地方組織を作って党勢を拡大し、総選挙に備える。届が受理されようが除名だろうが、もう私は幹事長ではない。心、民主党にあらず、だ」


 14・20 議員会館の小沢事務所に新党の幹部議員が続々


 18・00 新党結党大会開会


 18・05 小沢氏の代表就任を承認


 18・10 党名は「国民の生活が第一」に。小沢代表があいさつ。「原点に立ち返った政策を国民に示し実現する」


 18・26 達増拓也知事があいさつ。「今日、離党届を出しました」「地方から新しい党に期待している。全力で応援することをお誓い申し上げます」


 19・10 大会終了後、菊池長右エ門衆院議員は「組織として全てのところ(選挙区)に党の候補を立てなければならないのは自明の理。代表のお考えもうかがいながら候補を選定する」

2267チバQ:2012/07/12(木) 21:11:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000027-mailo-l02
小沢新党:結成、県選出3議員が参加 市議ら対応割れる 当面、静観の構えも /青森
毎日新聞 7月12日(木)11時1分配信

 民主党を離党した小沢一郎元代表らによる新党「国民の生活が第一」が11日結成され、県選出の国会議員では、横山北斗衆院議員(青森1区)、中野渡詔子衆院議員(比例東北)、平山幸司参院議員(青森選挙区)の離党組3人がすべて参加した。民主党の現職や元職の県、市議らにも離党に同調する動きが出ている一方、先行き不透明な新党への参加には二の足を踏む議員もおり、混迷の度を深めている。【酒造唯、高橋真志、鈴木久美、松山彦蔵、神崎修一】
 新党参加を巡り、民主党に離党届を提出するなどした県内の市議らの対応は大きく割れている。先行きが不透明な中、新党の打ち出す政策が今後の動向に影響を与えそうだ。
 民主党県連副幹事長の桑田茂・五所川原市議は「近く離党届を出す予定。新党にも入ると思う。横山北斗衆院議員と行動をともにする」と語った。参加時期は、政策を見極めて判断するという。
 9日に離党届を提出した元県議の山内正孝氏は「民主や自民など既成政党に所属するつもりはない。これからは(大阪維新の会のような)地域政党の活躍に期待する」と説明。新党には、TPPなど政策を見守る姿勢で、参加については明言を避けた。
 既に離党届を出した松橋武史・元弘前市議は新党参加を見送る。後援会や支持団体の意向を聞いて決断したという。松橋氏は「横山衆院議員の政策集団の中で、県内の問題を吸い上げながら、無所属で活動を続けていきたい」と話した。
 横山衆院議員の政策集団の会合に参加した民主党県連常任幹事の秋村光男・青森市議は「離党の意志はなく、新党に入るつもりもない」と明言。民主党の地域支部で役員を務めていることが理由という。今後は時間をかけて決める考えだ。
 ◇「脱原発」に微妙なずれ
 新党の政策担当に就任する横山氏は、新党結成大会の直前に報道各社の取材に応じ「新党は消費増税、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に反対する武器になる。増税派と反増税派の戦いだ」と語気を強めた。
 横山氏は7日、地元の市町村議らを集め政策集団を発足させた。しかし、「新党の県連としてではなく、同じ思いを持つすべての人に入ってほしい」と述べ、新党との関連を否定。「特定の支持母体はない」と話した。
 中野渡氏も大会前に取材に応じ、「この新党で政権を取る。不安はありません」ときっぱりと言い切った。
 選挙地盤の青森2区は核燃料サイクル施設や東通、大間原発がある下北半島を抱える。新党が掲げる「脱原発」について「“脱”という言葉を使わないでほしい」と小沢元代表に直談判したことを明かし、「原発や核燃料サイクルは、なくてはならない存在。原発は40年間維持し、その間に雇用を生む産業を下北に持ってくる」と強調。新党の主張とは微妙なずれをみせた。
 平山氏は結党大会の終了後に取材に応じ、「県民本意の政治を実現する固い覚悟だ。極めて厳しい道だが、県民の期待に応えたい」と話した。原発政策では「青森は立地県で関連する人も多い。依存度を徐々に減らす『計画的脱原発依存』を目指す」と述べた。
 消費増税法案は現在参院で審議中。平山氏は「早期の解散も求めていく必要があると思う」と述べ、廃案を目指して、法案審議中にも解散総選挙を求める可能性に言及した。
 ◇民主党県連「とても残念」
 県内で離党届提出が相次いでいることを受け、民主党県連代表の田名部匡代衆院議員は「一緒に頑張ってきたので残念。党員に動揺もあるが、法案を通すなど結果を出し頑張っていく」と話した。離党した議員らの新党参加については「コメントすることではない」との見解を示した。

7月12日朝刊

2268チバQ:2012/07/12(木) 21:32:06
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_30319.html
県議10人が離党届 民主会派分裂 (07/12)


 小沢一郎衆院議員が11日結成した新党に賛同する県議10人は同日、民主党県連に離党届を提出した。県議会の最大会派であった民主党会派が分裂し、これまで23人で構成していたが、離党する10人が近く新会派を形成することになる。併せて、民主党籍を持っていた達増拓也知事の離党届も県連に提出された。

 離党届を提出した県議は佐々木順一氏、名須川晋氏(以上花巻選挙区)、関根敏伸氏(北上選挙区)、及川幸子氏、郷右近浩氏、後藤完氏(以上奥州選挙区)、岩渕誠氏(一関選挙区)、喜多正敏氏(岩手選挙区)、伊藤勢至氏(宮古・下閉伊選挙区)、工藤大輔氏(九戸選挙区)。

 佐々木氏は同日午前11時に党県連に県議10人と達増知事の離党届を提出した後、工藤氏と一緒に盛岡市の県政記者クラブで会見した。

 佐々木氏は「新党が結成される中で、10人の離党届を出したわけだが、今後は10人と相談しながら、県議会での会派結成をしなければならない」と語り、7月中に新会派を届け出る考え。並行して新党の県連の立ち上げに力を注ぐが、「国民の受け皿となって党勢拡大に努める。与党から野党になるが、迎え来る選挙に備え、目標である政権奪還に全力を傾注する」と今後の展開を示した。振り返って、今回の会派分裂については「残念である」と総括した。

 離党の10人はいずれも小沢氏の新党結成に賛同し、手続きを踏まえて入党する方向という。同じく新党入りする達増知事を少数与党として支える。

 一方、民主党会派は佐々木博議長(盛岡選挙区)や田村誠氏(大船渡選挙区)ら12人が残留することを表明、佐々木朋和氏(一関選挙区)のみが態度を保留している。現時点で自民会派(12人)と並ぶが、佐々木氏の態度の行方によっては、民主が最大会派を維持する可能性がある。

【写真】離党届後に記者会見する佐々木順一県議(右)と工藤大輔県議=県政記者クラブ

2269チバQ:2012/07/12(木) 21:33:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000051-mailo-l03
小沢民主の行方:新党結成 県連「一枚岩」に亀裂 求心力低下、残留組が結束 /岩手
毎日新聞 7月12日(木)11時28分配信

 11日に新党を結成した小沢一郎元民主党代表。おひざ元の岩手では、新党合流と残留で国会議員、県議共に対応が二分した。「小沢民主党県連」が分裂した最後の20日間を振り返る。【宮崎隆、金寿英】
 「政権奪還を目指して全力を傾注する」。新党に合流する佐々木順一・前民主党県連幹事長は、11日、県庁で開いた記者会見で小沢新党への期待感をにじませた。この日、佐々木氏は達増知事と県議10人の離党届を県連に提出。民主県連は完全に分裂した。
 衆院での消費税増税法案の採決を控えた先月26日午前、畑浩治議員は、階猛議員らと共に、衆院議員会館の小沢元代表の部屋を訪れていた。「小沢先生が新党やむなしと判断されても、岩手がまとまる事が大切です」。地元の県議や支持者の分裂に不安を抱き、説明を尽くすように促す畑氏の言葉に、元代表は「もっともだ」と応じた。
 午後の採決では、畑、階氏を含む県連所属の衆院議員5人全員が反対票を投じるか棄権した。法案は可決されたが、野田政権との対決姿勢を強める元代表の下、県連の「一枚岩」は揺るぎないかに見えた。
 だが、畑氏の言葉は単なる杞憂(きゆう)ではなかった。既に水面下では、元代表と距離を置く県議たちが、採決の約1カ月前から動き始めていた。ある県議は「もしもの時の対応を協議していた。最初の会合には(県議が)11人も来た」と明かす。
 元代表は離党前日の今月1日、急きょ県内入り。達増知事や佐々木氏ら県連幹部と会談して引き締めを図った。しかし、かねてあつれきがささやかれていた平野達男復興相、黄川田徹議員の両氏だけでなく、一度は離党届を元代表に預けた、階氏までが党への残留を決断した。
 元代表周辺は焦りを募らせた。ある県議の元には、4日に元代表の秘書から「次の選挙で刺客を送り込む。国民は民主党を見限っていて、選挙では一票も入らない」と、電話があった。離党組の国会議員や県議も残留組の切り崩しをはかったが、県連分裂の流れは変わらなかった。7日夜には、盛岡市内で平野復興相が、黄川田、階の両氏や数人の県議と会食し、残留組は結束を強めた。
 元代表の出身地、奥州市選出の及川幸子県議は「今までは小沢先生が号令をかけたら皆ついてきたが、それがもうできなくなった」と、元代表の求心力低下を嘆く。
 「小沢一郎は国の中枢を担う人だと思って支えてきた」。残留を決めた県議の1人は言う。しかし、震災後、いつまでたっても被災地を訪れない元代表の姿勢は、県民を失望させ、反感を招いた。「本当に岩手を良くしようと考えた時、このまま小沢さんに任せるべきなのか。私たちはそんな過渡期にいる」
………………………………………………………………………………………………………
 ◇最後の20日間
6・21 東京都内のホテルで小沢グループの国会議員が小沢一郎元代表に離党届を預ける。黄川田徹議員は提出せず
6・26 衆院で消費増税法案が可決。民主党県連所属の衆院議員5人は全員が反対または棄権
6・28 階猛議員が辻恵議員(衆院・大阪17区)と共に小沢元代表と面談し、民主党に残留するよう説得
6・30 階議員と畑浩治議員が地元入りし、それぞれ支持者らに「最善の策は民主党に残って中から変えること」と訴える
7・1  小沢元代表が急きょ来県。盛岡市内で県連幹部や達増拓也知事と会談
7・2  小沢グループが民主党から離党。県連所属の国会議員は階議員、黄川田議員、平野達男復興相の3人が残留。小沢元代表ら5人が離党
7・6  盛岡市内で残留派の県議が集まる。離党派の佐々木順一・県連幹事長と達増知事らは県連事務所で会合。
7・7  平野復興相が来県し、盛岡市内で階、黄川田の両議員、残留派の県議と会合
7・9  達増知事が記者会見で民主党から離党し、小沢新党へ合流すると明言。県議会の野党会派が緊急質問
7・11 小沢新党結成。民主党県連からは国会議員5人、県議10人、達増知事が合流

7月12日朝刊

2270とはずがたり:2012/07/13(金) 15:25:12
>>2269
選挙でもないのに表に出たりはしないのが小沢流なんかも知れないけど。。
>震災後、いつまでたっても被災地を訪れない元代表の姿勢は、県民を失望させ、反感を招いた。

2271チバQ:2012/07/13(金) 22:26:20
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207130003
小沢王国分裂 民主残留は13人
2012年07月13日

 民主党会派だった県議23人のうち、離党か残留か態度を明らかにしていなかった佐々木朋和県議(一関選挙区)は12日、現会派に残る意向を明らかにした。民主党は13人となり、かろうじて最大会派にとどまる。一方、同党を離党して新党「国民の生活が第一」に参加する議員らの会派は10人となり、自由民主クラブの12人に次ぎ第
3会派となる。


 佐々木県議は取材に「震災直後に持った思いを大切にして、今の会派で復興に取り組むことを後援会幹部に説明した」と話した。


 民主党県連は代表の小沢一郎氏と幹事長の佐々木順一県議が離党したため、新たに代表を国会議員から、幹事長を県議から選ぶ予定だ。13日に東京で開かれる全国幹事長会議には県議会議長経験者の渡辺幸貫県議が出席する。


 今後県議会では新党の会派結成届が提出され次第、各委員会の構成や、会派控室のレイアウト変更が行われる。


 5常任委員会と5特別委員会の委員長ポストは現在、民主が7、自民が3。これとは別に議会運営委員会の委員長も民主党が持っている。今後は、代表者会議と議運委で各委員会の構成を決め直す。委員長ポストはこれらとは別の場で協議し、まとまらない場合は、委員会で互選する。


 会派控室の再編では他会派に影響がないようにするのが原則だが「分裂した会派同士を隣り合わせにしていいのか議論が出る」と話す県議もいる。

2272チバQ:2012/07/14(土) 01:43:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00000010-maiall-soci
<小沢氏地元の岩手>民主県連分裂 政治手法に不満くすぶる
毎日新聞 7月13日(金)17時2分配信


一関市選出の県議の結婚式に参加し、会場を後にする小沢代表(中央)。地元選挙区選出の黄川田徹衆院議員の姿はなかった。左は側近で共に新党に参加した藤原良信参院議員=一関市で、6月10日

 岩手県内の国会議員4人、県議10人、達増拓也知事らを引き連れて11日に新党を旗揚げした小沢一郎代表。衆院の消費増税法案採決を引き金に一枚岩とみられた「小沢民主県連」は分裂したが、県連内では小沢代表らの政治手法に対する不満が以前からくすぶっていた。

【写真特集・民主分裂】離党届を提出した顔ぶれ(敬称略)

 「小沢(代表)は自分に従わない者はバッサリ切る。県連幹部も小沢の意をそんたくして行動し、密室の県連運営をしてきた」。民主党に残ったある県議は痛烈に批判する。

 民主党県連は昨年11月の県議選総括で、小沢系議員が倒閣をもくろんだ菅内閣で、復興相に就任した平野達男参院議員を「菅政権の延命を後押しした上、その後の(民主党)代表選でも独自に活動した」と名指しで批判。今年3月、消費増税法案の閣議決定で、小沢代表に副総務相の辞任を迫られた黄川田徹衆院議員が不満をぶちまけたことに対し、「民主党県連としてこれ以上責任は持てない」などとする最後通告の文書を突きつけようとした県連幹部の強引な手法に反発が広がった。

 また、小沢代表が国政ばかりか地方選挙にまで落下傘候補を投入するなど過度に介入する姿勢に、以前から首をかしげる県議も少なくなかった。別の県議は「これまで岩手の選挙では、周囲が全く知らない人が天からぽんと降って預けられ、県議も片棒を担がされた。勝てばいいという事とは別の次元で、地域の人たちが選ぶのが本来の民主主義のはずだという思いがずっとあった」と明かした。

 民主党に残留した黄川田議員と階猛議員は5日、国会内で輿石東幹事長と面会。分裂した県連の再構築を党本部としても支援するよう要請し、県連としてより一層結束することを報告した。

 ただ、民主党を取り巻く情勢について、小田島峰雄県議は「世論の厳しい風にさらされている」と冷静に分析する。また、9日の県議会最終日では消費増税に反対する二つの請願の採択で、民主党に残留する4人が賛成に回るなど、民主党内部で抱える矛盾を露呈した。

 新党に参加した菊池長右エ門議員は「かつての仲間であっても当然対抗馬を検討する」と対決姿勢をあらわにし、次期衆院選では骨肉の争いも予想される。ある自民党県議はこう分析した。「これまでの民主候補者たちは公認を得た瞬間、小沢さんの力で多くの票を得ることができた。小沢さんとたもとを分かったこれからが正念場ではないか」【金寿英、宮崎隆】

2273チバQ:2012/07/16(月) 15:59:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000093-mailo-l07
選挙:須賀川市長選/須賀川市議補選 橋本氏、無投票再選 政治の安定求め−−市長選 /福島
毎日新聞 7月16日(月)12時31分配信

 ◇市議補選に3人
 任期満了に伴う須賀川市長選は15日に告示され、現職の橋本克也氏(49)=無所属=が立候補を届け出た。他に立候補者はなく、橋本氏が無投票で再選を果たした。一方、議員辞職に伴う須賀川市議の補欠選挙(改選数1)も15日に告示され、政党役員の横田洋子氏(53)=共産党▽会社役員の中山雄一氏(47)=無所属▽元市議の相楽健雄氏(63)=同=の計3人が立候補し、選挙戦となった。
 1954年の市制施行以来、市長選は17回行われ、うち無投票はこれで7回目。今回は、東日本大震災と福島第1原発事故の影響が続く中、市民が政治の安定を求めた結果ともいえそうだ。
 橋本氏は立候補が締め切られた15日夕、市役所仮庁舎近くに設置された選挙事務所に現れ、約200人の支持者を前に「復興はまさにこれからが正念場。その力を市民の皆さんから与えられた」と感謝の言葉を述べた。
 橋本氏は08年、任期満了で市長を引退した相楽新平氏の全面支援を受けて出馬。県議4期を務めた実績などが評価され初当選した。震災後は放射能への市民の不安を払拭(ふっしょく)するため市内の放射線観測データを積極的に公表、農産物の風評被害対策にも力を入れてきた。
 2期目に当たり、子ども病院の設立や震災で壊れた市庁舎の早期再建、ダムの決壊で多くの死傷者が出た藤沼湖周辺の地域再生などを掲げている。
 市議補選は22日に投票があり、即日開票される。14日現在の有権者数は6万3765人(男性3万915人、女性3万2850人)。【栗田慎一】
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 ■ことば
 ◇須賀川市長の2期目
 初代市長の岡部宗城氏が1期で引退後、激しい市長選が5回続いたが、72年の選挙戦を制した澤田三郎氏を含めた歴代3市長(高木博氏、相楽新平氏)の2期目はいずれも無投票で再選。相楽氏は3期目も無投票だった。市議会の野党幹部は「市民は長期的な視点で市政を評価する傾向がある」と分析する。
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 ◇須賀川市長略歴
橋本克也(はしもと・かつや)49 無現(2)
 [元]県議[歴]自民党県連政調会長・幹事長▽不動産会社社長▽駒大
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 ◇須賀川市議補選立候補者(改選数1−3、届け出順)
横田洋子 53 政党役員   共新
中山雄一 47 自営業    無新
相楽健雄 63 会社役員(2)無元

7月16日朝刊

2274チバQ:2012/07/16(月) 16:03:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120716t31007.htm
求心力低下「小沢王国」揺らぐ たもと分かつ議員続々

集団離党届の提出前日、岩手県入りしインタビューに答える小沢氏。右隣は新党入りを表明した達増知事=1日、県庁


 民主党を集団離党し、新党「国民の生活が第一」代表となった小沢一郎氏の地元・岩手県で、小沢氏の求心力が低下している。達増拓也知事は民主党を離党し、新党入りを表明したが、県選出の国会議員や県議らには「小沢離れ」が広がる。1993年の自民党離党以降、新生、新進、自由、民主の各党を率い、政界再編を主導してきた小沢氏。強い結束力で同氏を支えてきた「小沢王国」が揺らいでいる。

<異例の地元配慮>
 岩手県関係の民主党国会議員8人のうち、新党参加は5人、3人が民主党にとどまった。県議会の民主党会派(23人)のうち、新党同調者は10人と半数以下だった。
 王国のほころびの予兆は、小沢氏自身の行動にみられた。
 集団離党届の提出を翌日に控えた今月1日。小沢氏は岩手県庁で達増知事と会談し、「大きな理想と夢の実現に向け、共に力を携えていこう」と協力を呼び掛けた。
 その日の夜は盛岡市内のすし屋で、小沢氏系県議ら県連幹部と懇談し、離党と新党結成に向け結束を図った。
 政局絡みで決断する前に、小沢氏が地元にこうした配慮をするのは珍しい。新進党を解党し98年に自由党を結成する際は、小沢氏の秘書が県議全員を集め、入党届にサインを迫ったとされる。
 当時、新進党系会派22人のうち15人が自由党系会派に移行した。この時を経験した元県議は「強引な手法が許されるほど、小沢さんには勢いがあった」と振り返る。
 2009年衆院選で政権交代を実現し、さらに勢いを増した岩手の民主党は、批判的な首長たちに次々と対抗馬を立てて全面対決を仕掛けた。それが地域と県連内に禍根を残した。
 今回、小沢氏とたもとを分かった県議13人には、小沢氏に近い一部の県連幹部の強引な戦い方と平穏を望む地元との板挟みで悩んだ人も多い。「無用な政争の片棒を担がされてしまった」との声が漏れた。

<「説得力がない」>
 こうした不満は東日本大震災をきっかけに高まり、小沢氏のカリスマ性は徐々に崩れ始めていた。小沢氏が岩手の沿岸被災地を初めて訪れたのは、震災発生から約10カ月後のことし1月。住民からは「今ごろ来ても遅い」と冷ややかな声が上がった。
 「小沢氏に異論を唱えても許される雰囲気になってきた」。元新進党県議で自由党には加わらなかった田村正彦八幡平市長は今回の分裂劇をこう読み解く。民主党にとどまる県議たちは今、「王国から普通の県にしたい」と口をそろえる。
 「自民党を離党した93年は、55年体制や自民党政治を終わらせようという小沢氏の主張に説得力があった。今回は先立つ政策がない」と指摘するのは小沢氏の地盤・奥州選挙区選出の県議で、残留組リーダー格の渡辺幸貫氏。「『先生、これ(新党結成)は違うでしょう』と言いたい」
 民主党会派を離脱した小沢氏系の県議10人は近く新会派を結成する。最大会派から第3会派に転落するが、党県連で幹事長の要職にあった佐々木順一氏は「与党から野党になる時、最初は従う人が少ないものだ」と冷静を装っている。


2012年07月16日月曜日

2275チバQ:2012/07/18(水) 22:45:49
>>627前任の梅原克彦も尿道欠席で入院してたらしい・・・

>>2226から半月入院ですね
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120718/myg12071802090000-n1.htm

仙台市長が公務復帰
2012.7.18 02:09
 尿管結石で入院していた仙台市の奥山恵美子市長は17日、公務に復帰し、記者会見で「これを新しいスタートとし、復興に向けてしっかり仕事をしていきたい」と語った。

 奥山市長は「入院によっていくつかのイベントや行事に出席できなくなり、市民や関係者に迷惑をかけたことをおわびしたい」と述べた。入院中に各種の検査を行ったことも明らかにし、「結石以外は120%元気だというお墨付きをいただいた」と笑顔で語った。

 結石そのものは除去しておらず、時期をみて手術する可能性もあるという。

2276名無しさん:2012/07/20(金) 20:32:15
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120719-OYT1T00441.htm
民主党籍市議、集団離党を検討…花巻市や奥州市




民主党

 民主党を除籍(除名)処分になり、新党を結成した小沢一郎元代表(岩手4区)の影響力が強い岩手県花巻市や奥州市で、民主党籍を持つ市議が集団離党を検討していることが18日、読売新聞の調べで分かった。




 同党籍の市議が9人いる花巻市議会では、同党県連副代表で小沢一郎花巻後援会長の高橋浩市議が18日、読売新聞の取材に対し、県連副代表の辞任と離党の意向を表明。高橋氏を中心に今月中の集団離党に向けて準備中といい、多くの市議が同調する可能性がある。

 奥州市議会でも、同党籍の市議17人のうち、11人が離党の意向であることが読売新聞の調べで判明。連合系の1人が残留の意向で、小沢氏と党に残留する県議の双方の後援会に所属し、対応に悩む市議もいる。

 一関市議会では、民主党系会派に所属する市議11人のうち、既に2人が離党の意向を示している。

(2012年7月19日10時57分 読売新聞)

2277チバQ:2012/07/21(土) 12:05:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012072102000113.html
小沢王国 真っ二つ
2012年7月21日 朝刊

 政権与党・民主党を離脱した「国民の生活が第一」の小沢一郎新党代表。新党を立ち上げ「最後の戦い」を始めた。お膝元の岩手県内を歩くと、聞こえてくるのは「小沢流」への失望と反感。「王国」の足元は揺らぎ始めているが、その一方で脱原発を掲げる「生活」が、従来の「小沢支持層」にはない連携を模索する動きも出てきている。

  (上野実輝彦)

 「小沢さんにはがっかりしている」

 岩手県釜石市の中心部から約五キロ南の高台にある平田(へいた)地区の仮設住宅。長年の小沢ファンだったという主婦(60)は「政治家は誰も頼れない」と失望感を漂わせた。

 被災から一年四カ月。野田佳彦首相がやっと地元釜石市に入った。その「遅さ」も不満だが、小沢代表が岩手のために働いた痕跡は見えない。

 「小沢王国」と呼ばれた岩手政界。かつては国政、県議会などで系列議員は多数派を占めた。小沢代表が新たな党をつくれば、系列議員の多くが行動を共にした。ところが今回は真っ二つに割れた。

 民主党国会議員八人のうち新党参加は五人。県議会も分裂し、民主党議員二十三人の中で離党は十人にとどまった。県議会では小沢代表が自民党離党後、小沢系が第一または第二会派を維持してきたが、ついに第三会派に転落した。

 民主党に残った渡辺幸貫県議(奥州市)は「被災地が切実な状況なのに与党を離れるとは、地元を考えているのか理解に苦しむ」と首をかしげる。次期衆院選に向け対立候補擁立も視野に入れる。

 一方、代表と今回も行動を共にした及川幸子県議(奥州市)は「今まで『小沢』の名前で選挙をしてきた人が、こんなに簡単に反旗を翻すなんて」と怒りを隠さない。

 地盤沈下はもっと以前から見えていた。二〇〇九年の政権交代以後、八幡平(はちまんたい)、久慈、陸前高田の各市長選で、民主党は独自候補を擁立。相乗りせず対決姿勢を徹底する「小沢流」を貫いた末に敗れ、有権者に違和感が広がっていたのだ。

 それでも小沢代表は強気だ。後継と目される達増拓也岩手県知事が新党に加わり、次期衆院選にくら替えする構想も伝わってくる。

 脱原発や消費税増税の反対を訴える「生活」に対し、社民党県議は党としての連携は否定しつつも「政策分野に限って共同歩調をとることはあり得る」との立場を示す。

 一方で、小沢代表なき民主党には「どれだけ支持が集まるのか」(県議)との不安も漏れる。盛岡市中心部にある党県連事務所は、小沢代表との関係が深く、新党に明け渡さざるを得ない状況だ。

 小沢代表は七十歳。新党結党で多忙が続いたせいか、最近は腰の痛みを気にするそぶりも目立つ。年齢的にも体調的にも、これが最後の挑戦だろう。民主党が政権交代で訴えた「国民の生活が第一」は、再び政治の大きな動きとなるのか−。

2278チバQ:2012/07/21(土) 12:46:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120718-OYT8T01569.htm
新会派代表に佐々木氏…新党参加の県議ら


. 民主党に離党届を提出し、小沢一郎元代表(4区)らが設立した新党「国民の生活が第一」への参加を決めている県議10人が18日、盛岡市内で会合を開き、県議会の新会派代表に、民主党県連幹事長だった佐々木順一氏(花巻)、代表代行に同党県連政調会長だった工藤大輔氏(九戸)の就任を内定した。

 会派名については、「『国民の生活が第一』は長すぎる」「スローガンのようだ」といった意見が出て、独自の名前を検討。「復興」を冠することも提案されたが、「(震災復興を終えるまでの)時限的な名称になる可能性がある」などの異論が出て、まとまらなかった。26日にも再協議し、決定する予定で、月内には新会派を届け出る方針だ。

 一方、民主党とは対立だけでなく、政策によって連携していく方向でほぼ一致。盛岡市大通の同党県連事務所については、「これまで、小沢先生が使用してきた歴史がある。民主党も『出ましょう』という話になっている」との報告があった。

(2012年7月19日 読売新聞)

2279チバQ:2012/07/22(日) 12:32:36
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207210004
小沢王国分裂 小沢氏が県内入り
2012年07月21日


新党結成後、初めて岩手入りした小沢一郎代表(左)=20日、盛岡市

 「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が20日、結党後初めて県内入りした。新党組の結束を図るためという。小沢氏の県内入りは今月2回目。東日本大震災の発生後、盛岡に入ったのが18日目、被災地入りは今年1月だったことと比べると、異例の頻度。突然の訪問によるてこ入れに、配下の県議すら驚きを隠さなかった。


 午後6時。盛岡市内のホテルに民主党を離党した達増拓也知事、県連を離れた国会議員4人と県議10人が集まった。


 ある県議は「何も聞いていないよ」と足早にホテルの1室に入った。別の県議も「今日、県議らで会合をする予定はあったが、まさか御大(小沢氏)が来るとは。急だったからネクタイを用意できなかった」。


 同6時半。小沢氏が到着すると出席者から拍手が起こった。小沢氏は同7時半ごろ、記者団には何も語らずホテルを後にした。


 会合後、佐々木順一県議は「新党の県連をつくるための準備会であり、『結団式』だった」と説明。小沢氏は「必ず政権を奪還する」と述べたという。主浜了参院議員は「新党入りした人、離党した人の心合わせ。(中央)本部を整備した後、地方組織をどうするかという話になる」と話した。

2280チバQ:2012/07/23(月) 21:52:46
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207230003
小沢王国分裂 民主県連、事務所移転へ
2012年07月22日
民主党県連が明け渡す事務所のあるビル=21日、盛岡市大通3丁目

 民主党県連の「残留組」が、小沢一郎氏への対立色を見せない。


 盛岡市大通3丁目の民主党県連事務所を明け渡すことが21日明らかになった。中にあった階猛衆院議員(岩手1区)と平野達男復興相(参院岩手選挙区)の事務所とともに、同市中央通3丁目に移る。小沢一郎氏の新党「国民の生活が第一」の事務所になる
かは未定だが、旧自由党時代から使われ「小沢色」が強く、配慮して自発的に譲った。


 同日、盛岡市であった県連総務会には県選出の国会議員3人と県議13人、盛岡市議2人、一戸町議1人の計19人が出席。幹事長に大宮惇幸県議(岩手選挙区)が就任することを決めた。会合後の会見では小沢新党に対抗する言葉もなく、残留組の「にらまれたくない」との思いがにじむ。


 代表に正式決定した黄川田徹衆院議員(岩手3区)は「震災からの復旧復興に一丸となって取り組むことを確認した」と話したが、総選挙で小沢新党の議員に対立候補を擁立するかについては「これから党本部と協議する」と、白紙を強調した。


 その他、副代表には平野氏が就任。階氏は党員資格停止2カ月の処分期間中のためオブザーバーとして出席したが、黄川田氏は「しかるべき役割を担ってほしい」と話した。県議会の最大会派を維持した民主党会派の代表には、元議長の渡辺幸貫県議(奥州選挙区)が就任することも決めた。

2281チバQ:2012/07/26(木) 00:02:06
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120725/mcb1207251432028-n1.htm
水産特区で注目 宮城海区漁業調整委選挙 競争回避無投票
 任期満了に伴う宮城海区漁業調整委員選挙が24日告示され、定数と同じ9人が立候補を届け出た。立候補は同日締め切られ、9人の無投票当選が決まった。無投票となったのは1984年以来、8回連続。任期は8月8日から4年間。
 公選法が準用される今回の海区選挙は、東日本大震災後に村井嘉浩宮城県知事が打ち出した沿岸漁業権を民間に開放する「水産業復興特区」構想が争点に浮上。一時、定数を上回る人数が名乗りを上げ、選挙戦となる公算が大きくなっていた。
 村井知事は2013年の漁業権免許更新期に合わせ特区を導入する方針。今回の選出委員は、知事の権限で与えられる免許の是非を審議する。
 19日現在の有権者数は3301人。東日本大震災前(10年12月現在)と比べ1452人減少した。選挙権・被選挙権があるのは県内沿岸15市町に住所があり、年間90日以上、漁業に従事する20歳以上の人か法人。

◎地域バランス、漁協調整

 宮城海区漁業調整委員選挙(定数9)は24日告示され、立候補は9人にとどまり無投票となった。一時は11人が立候補に意欲を示し、1980年以来、32年ぶりの選挙戦が濃厚とみられたが、急速にしぼんだ。衝突回避を狙った漁協組織による水面下の調整が、威力を発揮した格好だ。
 「知事ではなく、漁業者主導の水産業復興を目指すべきだ。そのためにも、この選挙を開かれたものにする」
 立候補を届け出た塩釜市の男性新人(63)は24日、海区選挙としては異例の第一声を同市内のホテルで行い、40人の支持者に熱っぽく訴えた。
 男性は立候補者の中で唯一、漁協に所属せず、推薦も受けない「純粋無所属」。塩釜市からは当初、別の漁協関係の新人も立候補予定だったが、「集票に自信がない」と直前に辞退したという。
 男性は無投票当選で「議席」は得たが、「漁業の将来像を懸け、徹底議論する好機だったのに」と残念がる。
 選挙戦を求める意見に対し、宮城県漁協幹部は「震災からの復興を目指している時に争っている場合ではない。大事なのは競争よりも共存だ」と強調する。
 漁協組織が重視するのは委員の「すみ分け」だ。当選者9人の内訳は石巻、気仙沼が各2人、塩釜、南三陸、女川、七ケ浜、亘理が各1人。結果的に地域バランスがとれた形になった。当選した一人は「漁協の推薦という形で、今回も地域ごとの調整機能が働いた」と振り返る。
 震災で有権者数は1452人減り、3301人に落ち込んだ。票が激減し、同じ市町から複数の候補が立てば共倒れの可能性も高まっていた。
 幹部は「地域に偏りなく委員を選ぶことで、漁業者の声を満遍なく県の施策に反映できる」と安心した様子で語った。

2282チバQ:2012/07/26(木) 00:02:42
http://www.minpo.jp/news/detail/201207252677
9人無投票当選 福島海区漁業調整委選挙
 任期満了に伴う福島海区漁業調整委員会委員の選挙は24日、告示された。定数9に対し9人が立候補し無投票当選が決まった。
 立候補の受け付けは午前8時半から午後5時まで、南相馬市の県南相馬合同庁舎で行われた。届け出た9人のうち、現職は6人、新人は3人。任期は8月15日から4年。
 海区漁業調整委員会は県の行政委員会の1つで、漁業権の決定などを行う。委員は全部で15人。選挙で選ばれる委員9人と、知事選任の委員(学識経験者、公益代表)6人で構成される。

◆福島海区漁業調整委員当選者
佐伯健一 70 現
菊地寛 66 新
小野重美 65 現
松野豊喜 70 現
狩野一美 70 現
高野一郎 65 現
佐藤康徳 66 現
阿野田城次 52 新
馬目祐市 49 新

( 2012/07/25 09:08 カテゴリー:主要 )

2283チバQ:2012/07/26(木) 21:23:21
http://news24.jp/nnn/news8853805.html
県議会新会派は「希望・みらいフォーラム」
(岩手県)民主党を離れた県議10人の新しい会派名は「希望・みらいフォーラム」と決まりました。26日は、新会派の佐々木順一代表と工藤大輔代表代行の2人が県議会を訪れ、小原敏文(としふみ)事務局長に会派の結成届を提出しました。新会派の県議は10人で、13人の民主党、12人の自民クラブに次いで、第3勢力となります。「希望・みらいフォーラム」は30日に記者会見を開き今後の取り組みなどを発表する予定です。
[ 7/26 19:13 テレビ岩手]

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120726/stt12072620330012-n1.htm
岩手県議会「生活」は第3勢力 県議10人が新会派
2012.7.26 20:32
 民主党を離れ新党「国民の生活が第一」に参加した岩手県議10人が26日、県議会(定数48)に新会派「希望・みらいフォーラム」結成を届け出た。岩手は小沢一郎代表の地元だが、民主会派13人、自民会派12人に及ばず第3勢力となる。岩手県議会では、民主残留組が自民や少数会派と議会運営で連携する動きが出ている。新党に加わった達増(たっそ)拓也知事の県政運営にも影響が出そうだ。

2284名無しさん:2012/07/29(日) 19:36:15

90人中66人が民主離党 県内の市町村議

 民主党の分裂を受け、本県の市町村議で党員登録をしていた90人のうち66人が離党したことが同党県連への取材で分かった。同党を除名され新党「国民の生活が第一」を設立した小沢一郎衆院議員(岩手4区)の影響力が強い県南部を中心に7割以上に上る。一定数が新党に合流するとみられるが、「政策を見極めたい」などと様子見の向きもあり、追随の動きがどこまで広がるかは未知数。民主党にとっては年内の衆院解散・総選挙もささやかれる中、組織の再構築が急務となった。

 同党県連によると、5月末の定時登録時点で党員登録されていた市町村議は90人いたが、消費税増税法案の衆院採決に端を発する同党の分裂を受け、各総支部に離党届が相次ぎ、26日までに66人分が受理されたという。

 同党県連は選挙区や市町村別の内訳は「公表できない」としているが、岩手4区と、中選挙区時代に小沢氏の選挙区だった同3区で多いという。(2012/07/29)

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120729_1

2285チバQ:2012/07/30(月) 23:05:47
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120728ddlk03010009000c.html
県議会:代表者会議 交渉会派要件巡り火花 民主と新会派対立、協議30日以降に /岩手
毎日新聞 2012年07月28日 地方版

 県議会新会派「希望・みらいフォーラム」(10人)が結成されたことに伴い民主(13人)▽自民クラブ(12人)▽新会派の代表者らによる初の代表者会議が27日あった。

 代表質問や議会運営委員会の委員を出すことができる交渉会派の要件を、現行の所属議員5人から4人に引き下げる案を民主から出ている佐々木博議長が提案。新会派代表の佐々木順一県議と工藤大輔議運委員長が反対したが、正副議長を含む他会派の4人が賛成に回り火花を散らした。

 昨年9月の改選後、交渉会派は民主(当時23人)と自民クラブのみとなった。所属議員4人の地域政党いわてなど他会派が引き下げを要求していたが、今年2月までの協議は物別れに終わっていた。

 民主党県連幹事長だった新会派の佐々木順一県議は「半年間協議し、5人で決着が付いている」と述べたが、民主の渡辺幸貫県議は「(勢力が拮抗(きっこう)する中)議運でまず協議しなければ本会議にも臨めない」と主張。両者が対立し、協議は30日以降に持ち越しとなったが、他会派のある県議は「(新会派の)小沢系県議たちはこれまで数の力で強引な議会運営をしてきたがもはや孤立している」と指摘した。【金寿英】

2286チバQ:2012/07/31(火) 23:31:29
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120731/myg12073102240000-n1.htm

石巻市長を証人尋問 百条委 不備の完了書受理で弁明 宮城
2012.7.31 02:24
 東日本大震災によるがれき処理業務を石巻市から受注した同市の建設会社が不適切な会計を行ったなどとされる問題で、市議会の調査特別委員会(百条委員会)は30日、亀山紘(ひろし)市長を証人尋問した。

 亀山市長は、同社の不備のある業務完了報告書が受理されたことについては、「(震災の)混乱の中で職員の手も足りず、(他社も含めて不備のある書類を受理したことは)やむを得ない状況だった」などと述べ、今後のマニュアル作りなどの改善策を挙げた。

 また、建設会社社長が代表理事を務めていた「石巻災害復興支援協議会」から運用を委託された車両の使用経費も含めて市に経費を請求したことなど、不適切な会計が発生したことの背景については「問題が浮上するまで、同社が災害廃棄処理業務を委託されていると知らなかった」と証言した。

2287チバQ:2012/08/01(水) 21:58:07
>>2285
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120801ddlk03010094000c.html
県議会:議運、交渉会派要件引き下げ 地域政党いわてを認める /岩手
毎日新聞 2012年08月01日 地方版

 県議会の議会運営委員会は31日、代表質問などに立てる交渉会派の要件(所属議員5人以上)を4人以上に引き下げるとする議長提案について協議し、採決の結果、賛成多数で地域政党いわて(同4人)の交渉会派入りを認めた。

 佐々木博議長が「(民主党分裂後の)議会構成を考えれば、意見を公平に出すための適正な形になる」として30日の議運に提案。民主、自民クラブが賛成に回ったが、希望・みらいフォーラムが「時間をかけて議論すべきだ」と反対したため、全会一致を基本とする議運では異例の採決が行われた。

 民主党分裂後、委員数は民主4▽自民3▽希望・みらい3となったが、今後は民主3▽自民3▽希望・みらい3▽地域政党いわて1で構成される。

 また、議運委員長は最大会派から選任することが慣例であることから、工藤大輔県議(希望・みらい)が委員長を辞任。小田島峰雄県議(民主)が後任に選ばれた。【金寿英】

2288チバQ:2012/08/01(水) 22:02:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120801-OYT8T00036.htm
庁舎酒盛り自粛通達 青森市職員


 青森市職員が青森ねぶた祭期間(8月2日〜7日)の勤務時間後、市役所庁舎内で飲酒する「ねぶた飲み」を長年行っていることが分かった。市職員が酒気帯び運転で摘発される事案があり市が31日に各課長に出した通達で明らかになった。通達は今年に限ってねぶた飲みを自粛する内容だが、慣例化している庁舎での酒盛りは議論を呼びそうだ。

 市によると、ねぶた飲みは市職員の間で使っている表現で、期間中、市の大型ねぶたの運行に参加する職員らが、各課に酒を持ち込んで飲酒する行為。長年の慣行として続いてきた。

 市庁舎敷地に隣接する国道7号線が運行コースで、窓からねぶたを眺めて酒盛りする職員もいた。かつては、仕事納めの日などにも庁舎内での飲酒はあったが、最近はねぶた飲み以外、行わなくなったという。

 発端となった酒気帯び運転は、男性職員が28日未明、市内で飲酒後に車で帰宅途中、警察に止められ、発覚した。市は事実関係を確認して、この職員を処分する方針。ねぶた祭直前の不祥事だったため、加賀谷久輝副市長が各課長に通達した。

 ある市職員は「勤務時間外だし、一大イベントの時だけなので許されると思ってきた。今年もねぶた飲みをする予定だったが仕方ない。タイミングが悪かった。職員の連帯責任と考えて我慢しなければ」と話した。

 一方、県庁ねぶた実行委員会によると、県庁職員の間では庁舎でのねぶた飲みの慣例はないという。「県民の目を考えると、常識的に庁舎で飲む訳にいかない」(事務局)としている。

(2012年8月1日 読売新聞)

2289チバQ:2012/08/03(金) 21:04:25
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120803ddlk06040005000c.html
米沢の新文化施設建設:市長、用地選定を方針転換 「まちの広場」意向表明 /山形
毎日新聞 2012年08月03日 地方版

 用地選定が難航している米沢市の「新文化複合施設(新図書館・市民ギャラリー)」問題で、米沢市議会の全員協議会が2日開かれ、安部三十郎市長20+件は市有地の「まちの広場」に建設する意向を表明した。議会の了承を得れば9月議会にも用地調査、基本設計費2000万円の補正予算案を提案する。市はこれまで民間商業施設「ポポロビル」をメーンに用地選定を進めてきており、方針転換することになる。

 ポポロビルは、土地所有者が市に寄付を表明し動き出したが、テナントの飲食チェーン店が退去要請に応じず、ビル管理会社が5月に立ち退き訴訟を起こした。市はこの訴訟に伴い、急きょ用地の変更案として「まちの広場」案を提示。しかし市議会側がポポロビル用地購入費など2億2000万円の12年度一般会計予算案を可決していたため、市の対応に反発。市は近くの歴史公園用地を含む計3案を提示し全員協議会で協議してきた。3案のうち国の建設補助8億円が使え、事業費20億円と市負担が最小の「まちの広場」案が有力になっていた。ポポロビル用地調査、基本設計費1900万円は無駄になる。

2290チバQ:2012/08/03(金) 21:05:46
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120803t51006.htm
来年の山形県知事選 全市町村長が吉村氏を支持

吉村氏(左から2人目)に支持の意向を伝える土田氏(左端)ら「市長の会」メンバー=7月4日、山形県庁


 来年2月の任期満了に伴う山形県知事選で、県内の全35市町村長が、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)の支援を表明した。選挙構図が固まる前に、首長が一致して現職支持を打ち出すのは極めて異例だ。「吉村独走」の構図を読み切った上での態度表明といえ、現時点で和戦両様の構えを見せる自民党の対応にも影響を与えかねない。(山形総局・関川洋平、新庄支局・菊地弘志)

<「恩義感じてる」>

 市町村長のうち県市長会は、全13市長による「吉村知事を支持する市長の会」(会長・市川昭男山形市長)を結成し、7月4日、吉村氏に支持の意向を伝えた。
 副会長に就いたのは、前回(2009年)、吉村氏と敵対した土田正剛東根市長。4日は土田氏も同行し、吉村氏との蜜月ぶりを報道陣にアピールした。
 前回は、再選を目指した現職斎藤弘氏(54)と新人の吉村氏が一騎打ちを演じ、小差で吉村氏が勝った。
 政党レベルでは、基本的に自民党が斎藤氏、民主、共産、社民3党が吉村氏の支援に回った。市町村長の対応も分かれたが、半数以上が斎藤氏を支持し、その中心にいたのが元自民党県連幹事長でもある土田氏だった。
 土田氏が吉村氏支持に転じた大きなきっかけは、東根市内に16年度開校予定の県立中高一貫校の建設地が、市の要望通りに決まったことだという。今は「県に恩義を感じている。吉村氏には倍返しの応援をしたい」と言い切る。
 山尾順紀新庄市長も前回は斎藤氏を支援した。「吉村氏に行政経験がなかったことが良い方向に働き、県職員に積極性が出た」と吉村県政を評価。「現職知事を応援するのが首長の基本スタンス」と前回の対応と矛盾しないとの認識を示した。

<選択の幅狭まる>

 市長会に続き、県町村会も吉村氏支持を表明し、6日に推薦状を手渡す。構図が固まった時点で選挙対応を表明するのが首長の常識だが、次期知事選では「誰が出ても(吉村氏に)勝てない。有力な対立候補は出ないだろう」(ある首長)との読みが働いているようだ。
 政党レベルで唯一対立候補を出す可能性がある自民党。県議会の自民党会派が吉村氏との距離を大きく縮めており、選択の幅は徐々に狭まっている。全首長が吉村氏支持を表明したことで「自民党も吉村に乗りやすくなった」(吉村氏周辺)との見方まで出ている。
 自民党県連幹事長の志田英紀県議は「首長が吉村氏支持を決めたからといって、党もそれに傾くということではない。誰であれ支援の打診があれば議論する姿勢に変わりはない。首長個人には(支援に)温度差があるはず」と語っている。


2012年08月03日金曜日

2291名無しさん:2012/08/08(水) 15:57:00
2852 名前:名無しさん 投稿日: 2012/08/08(水) 14:42:02
新党『国民の生活が第一』県連立ち上げ(岩手県)

7月に発足した新党『国民の生活が第一』の県組織が8日設立され、県連の代表に小沢一郎氏が就任した。小沢氏らに同調し、7月、民主党を離党した佐々木順一県議会議員によると、8日午前に県選挙管理委員会に『国民の生活が第一』の岩手県総支部連合会の設立を届け出て、受理されたという。小沢代表が県連の代表を務め、県連には、県議会の新会派『希望・みらいフォーラム』の県議らも今後所属し、市町村議会の議員や一般から党員を募ることにしている。県連では、次の衆議院選挙に備えて設立総会を開く予定で、党の衆議院議員が不在となっている岩手1区と3区について、候補者の人選を急ぐことにしている。
[ 8/8 12:28 テレビ岩手]
http://news24.jp/nnn/news8853871.html

>小沢代表が県連の代表を務め、県連には、県議会の新会派『希望・みらいフォーラム』の県議らも今後所属

2292チバQ:2012/08/10(金) 20:24:26
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120810/crm12081012580009-n1.htm
市長を減給 盛岡市、汚職事件受け
2012.8.10 12:54
 市発注の工事をめぐり元職員が収賄などの罪で有罪判決を受けた汚職事件で、盛岡市は10日、谷藤裕明市長を減給10分の2(3カ月)、当時の建設部長を減給10分の1(同)とすると発表した。

 このほか元職員の上司2人を停職1カ月、もう1人を戒告の懲戒処分にした。

 7月31日の盛岡地裁の判決によると、市道路建設課主任だった元職員は2007年12月、市発注工事で、道路整備会社の元社員に設計金額を教え、見返りにビール券約200枚(13万円相当)を受け取るなどした。

2293チバQ:2012/08/14(火) 16:39:12
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120813ddlk04010086000c.html
選挙:大河原町長選 「道の駅」反対派、元県議を擁立へ /宮城
毎日新聞 2012年08月13日 地方版

 大河原町「道の駅」構想に反対する住民グループは12日、任意団体「希望と誇りをもって暮らせる福祉の町おおがわらをつくる会」(略称・希望の会)の結成総会を開催。任期満了に伴う同町長選(10月9日告示、同14日投開票)に、元県議の伊勢敏氏(63)を擁立する方向で調整に入った。同町長選で現職の斎清志氏(58)が3選出馬を表明している。【豊田英夫】

2294チバQ:2012/08/14(火) 16:56:39
2007年県議選

柴田 定数2−候補4 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,624(26.7%) 須藤哲 63 民主 新 1 (元)大河原町議=大河原地盤
当 9,571(26.6%) 高橋伸二 40 自民 新 1 党県青年部役員・衆院議員秘書(三塚・西村)=大河原地盤
□ 9,090(25.2%) 伊勢敏 58 無所属 現 学習塾代表=フロンティア・大河原地盤
□ 7,739(21.5%) 舟山邦夫 55 自民 新 コンビニ経営=船岡地盤

2295チバQ:2012/08/17(金) 21:50:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120817t41001.htm
初歩的事務ミス続発 秋田県「行革のせい」
 入札工事での積算間違いなど、秋田県で本年度、事務ミスが相次いでいる。県はいずれも初歩的ミスとしながら、原因として挙げているのが「行政改革による職員数の減少」。行革が悪いと言わんばかりの姿勢に、批判の声も出ている。

 ことし5月、入札工事で誤った単価を基にした積算ミスや、県内業者へのイベント案内メールの大量誤送信が発覚。6月には、昨年度用の自動車税納税通知書を本年度用と間違えて発送した。いずれも丁寧にチェックしていれば防げたはずの「初歩的なミス」(佐竹敬久知事)との認識だ。
 県人事課によると、本年度に事務ミスとして報告があったのは7月末現在で4件。既に昨年度の年間報告数6件に近づくペースとなっている。
 ミス頻発について、佐竹知事は県議会で言及。「行政改革で組織が統合され、いい意味での“島意識”がなくなり、責任が不明確になってきている」と述べた。
 県総務課によると、財政健全化を目指す行政改革で、1998年には約4800人だった職員数は現在約3400人。各課内で班の統合が進み、一つの班内での仕事が多岐に及ぶようになった。班内で、職員は畑違いの業務も担当することになったという。
 同課は「昔は『自分の班からは絶対にミスを出さない』という意地や他の班との競争意識があった。班内で一体感がなくなれば責任感は生まれない」と言う。
 こうした県の主張に対し、元県職員の沼谷純県議は「社会情勢に合わせて組織が変わるのは当たり前。『昔は良かった』という考えでは思考停止になってしまう」と批判する。
 行政改革による職員数削減は、まず寺田典城前知事が手掛けた。今は佐竹知事が引き継ぎ、推進する立場にある。沼谷県議は「(事務ミスの原因を)まるで人ごとのように行革のせいにする姿勢は元県職員として情けなく思う。これまでの行革がミスの原因と言うなら、佐竹知事なりの行革を示すべきだ」と話している。


2012年08月17日金曜日


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