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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

2096チバQ:2011/11/21(月) 12:09:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111121-00000005-jij-pol
自民、第1党維持=投票率、最低の47.51%―福島県議選
時事通信 11月21日(月)1時36分配信

 東日本大震災で延期されていた福島県議選(定数58)は20日投開票され、推薦を含む33人を擁立した自民党が改選前を2議席上回る28議席を獲得し、議会第1党を維持した。推薦を含む24人を擁立した民主党は改選前を1議席下回る15議席に終わった。
 選挙戦は震災からの復興や東京電力福島第1原発事故対策などが争点となったが、投票率は47.51%で、2007年の前回(56.99%)を下回り過去最低を更新した。原発事故で現在も一部の住民が県内外に避難しているほか、ほとんどの投票所で投票時間を繰り上げたことなどが影響したとみられる。
 同県議選に初挑戦のみんなの党は1議席を獲得。その他の政党の獲得議席は公明党が3、共産党が5、社民党が1だった。無所属は5人が当選した。

2097チバQ:2011/11/21(月) 20:55:09
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20111121ddlk02010094000c.html
選挙:藤崎町長選 平田氏が初当選 前町長への批判実る /青森
 議会の不信任再議決を受け、町長が失職したことに伴う藤崎町の出直し町長選は20日、投開票が行われ、町長批判の先頭に立ち出馬した無所属新人の前藤崎町議、平田博幸氏(54)が初当選した。失職から返り咲きを図った前町長の小田桐智高氏(51)と、合併前の旧藤崎町長だった新人の佐々木弘文氏(64)の無所属2氏は敗れた。

 当日有権者数は1万3261人、投票率は70・98%だった。

 05年に旧常磐村と合併して以来、過去2回の町長選は小田桐氏が無投票当選で、今回が初の町長選となった。

 平田氏は、99年から今年9月に小田桐町長(当時)が議会を解散するまで町議。6月議会の一般質問で、町の学校建設の入札方法を批判し、8月議会で町長の1回目の不信任に賛成した。議会で一度否決された議案を再提出するなどした町長の姿勢を「議会無視だ」と非難してきた。

 全町議14人のうち9人の支援を得て組織力のある選挙戦を展開。「対話と納得」を基本に町民参加で町政全般を話し合う「町づくり協議会」の新設、特別職報酬カットなど行財政改革を訴えてきた。

 同町葛野の平田氏の事務所では、20日夜、当選の知らせを受けて支持者らが万歳を唱えた。初当選を受け平田氏は「教育、福祉、産業振興などで町民が参画できる町政に愚直にまい進したい」と抱負を語った。敗れた小田桐氏は「政策に間違いないと証明するため戦ったが、力不足だった。今後も一町民として町の発展にかかわりたい」と述べた。

 同町は8月議会の町長不信任可決を受け、9月に町長が議会を解散。10月の町議選後の議会で再び町長不信任が議決され、町長が失職するなど町政が停滞していた。【松山彦蔵、山本佳孝、宮城裕也】

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 ◇藤崎町長選開票結果
 =選管最終発表

当 4408 平田博幸  54 無新

  3891 佐々木弘文 64 無新

  1053 小田桐智高 51 無前

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 ◇藤崎町長略歴
平田博幸(ひらた・ひろゆき) 54 無新(1)

 農業▽町体育協会長▽町野球協会長[歴]町議▽弘前実高

2098名無しさん:2011/11/21(月) 20:56:23
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001111210001
新現3氏の争い 米沢市長選告示
2011年11月21日

 ∞ 活性化巡り舌戦


 米沢市長選は20日告示され、旅館業の新顔関谷幸子氏(61)、NPO法人理事長の新顔鈴木睦夫氏(67)と、3選を目指す現職安部三十郎氏(58)の3人=いずれも無所属=が立候補を届け出た。投票は27日で、即日開票される。19日現在の有権者数は7万1179人。


 主な争点は中心市街地活性化事業や雇用問題。2期8年の安部市政を有権者がどう判断するかが焦点だ。


 関谷氏はこの日、上杉神社で必勝祈願後、金池2丁目の事務所前で第一声。支援者ら数十人が集まり、高校の恩師という石栗正人後援会長らが「米沢初の女性市長を」と激励した。


 鈴木氏は愛宕神社で必勝祈願をしたあと、矢来3丁目の事務所隣のコンビニエンスストアの駐車場で、支持者ら約20人を前に第一声。その後、選挙カーで市内遊説に出た。


 安部氏は羽黒神社で必勝祈願後、門東町3丁目の事務所前で出陣式。後援会からは「初心に戻って頑張ろう」と陣営を引き締める声も。福島市長や福島県相馬市長も応援に駆けつけた。


 ◆ 候補者の第一声 届け出順


 ○ 関谷幸子 61 無 新


 旅館業 元音響機器メーカー社員 ▽東京経済大短大部 ▽米沢市小野川町


 無駄省き活力を


 年々人口が減って企業も撤退し、衰退の一途をたどる米沢を元気にしたい、明るく活力のある街にしようと思い、立候補しました。


 元気になるには何といっても雇用です。皆さんが働く枠組みを第一に考え、全国からの企業誘致、農業の6次産業化を実現します。観光などあらゆるものを国内外にアピールし、ネットワークを作り、全力でトップセールスマンとしてがんばりたいと思っています。


 安定した市政運営を維持するため、女性ならではの目線で無駄をなくし、皆様の力を借りて活力のある街づくりをします。子育て支援や介護では、市民の声を市政に反映させるような仕組み、組織を作ります。「民」の力こそ明日の米沢の力。一緒にがんばっていきましょう。


 ○ 鈴木睦夫 67 無 新


 介護NPO理事長 技術コンサルタント会社長 元市議 社福法人常務理事 ▽山形大工業短大部 ▽米沢市相生町


 殖産振興を図る


 この選挙は、米沢市の将来の大きな発展に結びつくのか、ズルズルと発展の遅れた都市になっていくのか、その大きな分かれ目の戦いです。争点は明らか。今の安部市政か、鈴木睦夫が掲げる新しい市の姿か。その実現のための殖産振興を掲げ、立候補しました。


 米沢市はいま、非常に迷っている状態です。一つはTPP問題。市にとって良い面と悪い面があるなかで、どういう選択をしていくのか。市長がリーダーシップをとってやらねばいけない課題です。市民の多くの意見を聞くことが大事です。多くの問題を、街頭で訴えてまいります。


 市民の皆さんには、市を変えるんだという気持ちを示していただきたい。米沢の殖産振興のため、残された人生でお返ししたいと思います。


 ○ 安部三十郎 58 無 現 2


 元行政書士 専門学校講師 プラスチック成形会社員 ▽福島大院地域政策科学研究科 ▽米沢市川井


 雇用の場を確保


 市長を8年間、市民こそ主役との旗印を掲げてやってきました。山形大の有機イノベーションセンター支援など実績を残してきましたが、まだやらねばならないことが山積しています。


 雇用不安が広がっているので、米沢織など伝統産業を含めて雇用の場を確保して参ります。街中の空洞化に対しては、図書館や市民ギャラリー、人工芝サッカー場、歴史公園などを整備します。城下町らしい風情を取り戻し、全国からの観光客に歩いてもらいます。


 米沢を担う次の世代を育てるため、若者の婚活事業を始め、米沢に移住しようという人には住宅補助を考えています。起業にも支援制度が必要です。市民一人ひとりが大切にされていると実感できる行政が何よりも大事だと思っています。

2099チバQ:2011/11/21(月) 23:12:44
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001111210003
藤崎町長に平田氏
2011年11月21日


当選し、支援者から花束を受け取る平田博幸氏=藤崎町

 藤崎町長選は20日投票され、即日開票の結果、新顔で前町議の平田博幸氏(54)が、新顔の佐々木弘文氏(64)と前職の小田桐智高氏(51)を破り初当選した。町議会の不信任再議決による町長失職に伴う出直し選を、小田桐氏に批判的な町議に支えられた平田氏が制した。当日有権者数は1万3261人で、投票率は70・98%。合併後の町長選は2回とも無投票だった。


 無所属同士3人の選挙戦で勝った平田氏は20日夜、支持者らに囲まれ「これからはもうノーサイド。町民の幸せのため、町政に邁進していきたい」などと話した。公約にした町いきいき協議会を来年度に設け、町民の声を反映させる考えも改めて示し、抱負を語った。


 平田氏は、木村派(木村太郎衆院議員支持派)として盟友だった小田桐氏と袂(たもと)を分かち、小学校整備をめぐる事業の発注や入札への疑問を指摘して、当時の町議9人と町長不信任を提案。町長が議会を解散して町議選になった際も、次の町長選をにらんで立候補を見送った。


 町長選では、町議9人が街頭などで応援。13日にあった総決起集会には隣接市町村からも系列の議員らが集まり結束を示した。だが、今回の混乱を「木村派内の対立」とする陣営もあり、派閥色は出さずに「町民が主役」を掲げ通した。これから町政の再起動、信頼回復に向けた手腕が問われることになる。


 佐々木氏は旧藤崎町長を務めた経歴や非木村派の立場から、「町政の正常化」などを訴えたが及ばなかった。出直しを期した小田桐氏も、支持してきた町議らが他陣営に回ったことなどもあって振るわず落選。「町運営に対する非は全くないと思っているが、町の政治を変えたいという気持ちを伝えきれなかった」と悔しさをにじませた。


■廉潔な町政の証しを


 木村派の盟友だったと認め合う平田氏と小田桐氏が、表舞台で決別した瞬間がある。


 6月15日の町議会一般質問で、当時町議の平田氏が「バックマージンの話が公然とされている」と疑念をぶつけた。小田桐町長(当時)は「そういう事実は全くございません」と答弁した。議事録は町のホームページに載っている。


 政治家の資質の一つとして、廉潔性というものがある。私欲がなく心や行いが正しいことだが、喪(うしな)えば、しばし繕うことができたとしても、いずれ信を失う。


 廉潔性を問いかける政治的手法の一つが、学校整備事業案の否決であり、不信任案だったろう。真相を解くために地方自治法による百条委員会を設置せず、まっすぐに町長失職を目指した理由は、定かではない。


 町長選が終われば混乱が本当に収まるのかどうか。当落とは別に、町民は廉潔な町政の証しを求めているのではないか。


 かつて取材した自治体では、知事や議員らの口利きを記録し、予算配分で色を付けて考慮するためのマーキングにしていた。だがいまは、同じ記録でも、口利きがなかったことの証左として情報が公開される。


 平田新町長に期待したい。公共工事の業者選定から物品発注まで、首長や議員、町外関与も含めて、紹介、あっせん、(暗黙のあっせんになる)問い合わせなどがあったら、発言内容を含めて記録・公表することだ。「証し」の一つにはなるだろう。(吉田芳彦)

2100チバQ:2011/11/21(月) 23:25:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20111121-OYT8T00138.htm
自民27過半数ならず 民主15伸び悩む 県議選

共産2増の5議席 公明3維持、みんなの党1
 東日本大震災と原発事故で延期されていた県議選が20日、投開票され、全19選挙区のうち無投票となった5選挙区を除く14選挙区で当選者51人が決まり、無投票当選者7人と合わせ、新県議58人が出そろった。最大会派を構成する自民党の当選は27人と過半数は確保できなかった。改選前は16議席だった民主党は15人にとどまり、民主党と統一会派を組む社民党は1議席を確保。公明党は3議席を維持し、共産党は議席を増やして5議席を獲得した。一方、現職議員の落選が相次ぐなどの波乱もみられた。

 福島市の自民党県連会館に集まった党県連幹部らは、都市部の福島市と郡山市で公認候補が全員当選したことで、安堵(あんど)の表情を浮かべた。斎藤健治幹事長は「目標の過半数には届かなかったが、現有の26議席より増えたので勝利といえる。福島の復興を目指して、まずはしっかりとした復興計画をつくりたい」と述べた。

 同党は過半数の確保のため30議席超の獲得を目指した。原子力政策ではこれまで原発との共存共栄を訴えてきた分、演説でこれまでのおわびを述べる候補もおり、厳しい選挙戦を強いられてきた。

 政権交代後、与党として初めての県議選となった民主党は、福島市の県連事務所に吉田泉代表らが集まり、開票状況を見守った。前回選の12人を大幅に上回る23人を擁立したが、現職の落選が相次いで伝えられると、沈痛な雰囲気に。吉田代表は午後11時前に記者会見し、「大変厳しい審判。一言でいうと大ショックだ」と唇をかんだ。苦戦の原因については、「政権への批判が続いたということ。震災への対応が遅いという批判も影響している」と述べた。

 現有3議席と同数の候補者を擁立した公明党は、支持組織を固め、3人全員が当選した。

 6人を擁立した共産党は、原発事故の前から原発の危険性を訴えてきたことをアピールし、いわき市で2議席を得るなど、支持を拡大。代表質問が可能になる交渉会派(5議席以上)の資格を得た。

 社民党は新人4人を擁立したが、1人の当選にとどまった。

 今回の県議選で初めて3人を擁立したみんなの党は、1人が当選した。

 投票は午前7時から計1046か所で行われ、時間が繰り上げられた一部の投票所を除き、午後8時に投票が締め切られた。

(2011年11月21日 読売新聞)

2101チバQ:2011/11/21(月) 23:28:50
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111121-OYT1T00093.htm


東電社員の2現職町議、再選…大熊・双葉町




福島原発
 東京電力福島第一原発がある大熊、双葉両町議選には東電社員の現職が1人ずつ立候補しており、いずれも再選された。

 大熊町議選(定数14)で当選した加藤良一氏(54)は3番目の得票数だった。双葉町議選(同8)では高萩文孝氏(45)が4番目で当選。読売新聞の取材に対し「いただいた票を重く受け止め、頑張りたい。原発事故の収束にも全力を尽くしたいし、賠償問題についても、仲立ちするような形で住民の支援ができれば」と話した。

(2011年11月21日08時10分 読売新聞)

2102チバQ:2011/11/22(火) 20:44:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20111122/CK2011112202000054.html
戻るべきか、別の地か 福島・双葉町 町の再建策は二分
2011年11月22日


当選証書を受け取る双葉町議ら=加須市で


 福島第一原発事故の影響で、役場機能ごと加須市の旧騎西高校に避難している福島県双葉町の町議選は二十一日未明に開票作業が終わり、新議員八人が決まった。町に戻るべきか、それとも別の場所で再建するのか−。町の復興ビジョンをめぐり、議員の声は二つに分かれた。 (増田紗苗、宮本隆康)

 国の方針や除染の効果が示されない中、議員の意見は「除染をして戻るべきだ」(岩本久人氏、高萩文孝氏)と「双葉には戻れないと思っている」(羽山君子氏)などと割れた。井戸川克隆町長は九月議会で、町民がまとまって役場機能ごと別の場所へ再移転する考えを示しており、今後が注目される。

 町長の専決処分を不承認とするなど、町との対立が目立った震災後の町議会。今後の姿勢について、伊沢史朗氏は「町長が議員の声を聞いてくれれば、対立はなかった。選挙で民意を受けたので、今後は町長も耳を傾けてくれるはず」とけん制。岩本氏は「難局なので、町長も議会も両方が歩み寄らなければいけない」と語った。

 賠償問題については、「町が設置する弁護団を使って納得のいく賠償を実現する」(佐々木清一氏、清川泰弘氏ら)とする意見が最多。白岩寿夫氏や菅野博紀氏からは「日々の生活補償を求めることが先決」との声が上がった。

    ◇

 新議員は二十一日、旧騎西高校で町選管から当選証書を受け取った。避難先の同校で当選を知ったり、福島県郡山市の事務所から車で駆け付けたりした八人に笑顔はほとんどなく、一様に神妙な表情だった。

◇双葉町議選確定得票(定数8−候補13)
当  405 岩本久人 無現<2>

当  389 佐々木清一 無現<4>

当  387 伊沢史朗 無現<3>

当  348 高萩文孝 無現<2>

当  308 羽山君子 無新<1>

当  285 清川泰弘 無現<5>

当  279 白岩寿夫 無元<2>

当  267 菅野博紀 無現<2>

   230 野村満 無現 

   199 渋谷一弘 無現 

   178 谷津田光治 無元 

   110 石田翼 無現 

   29 尾形彰宏 無元

2103チバQ:2011/11/22(火) 20:45:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111122t61002.htm
福島県議選 知事支持派の民・社後退 自民、最大会派維持




 20日投票が行われた福島県議選(定数58)は同日深夜、無投票の5選挙区7議席を除く51議席が決まった。過去最多の23人を擁立した民主党は選挙前に比べ1減。同党とともに県議会の第2会派「県民連合」を構成していた社民党も1減で、これまで一貫して佐藤雄平知事を支えてきた両党が後退した。

 所属党派別の当選者は表の通り。現職は44人が立候補し、36人が当選した。落選者の党派別内訳は民主党4人、自民党3人、無所属1人だった。
 自民党は単独過半数を逃したものの、選挙前に比べ1人増え、最大会派を維持。さらに21日、推薦した無所属の遊佐久男氏(52)=二本松=を追加公認した。
 自民党は昨年10月の知事選で佐藤知事を支援した。ただ今回の県議選では、復興策や原発政策をめぐって知事を批判する意見も出ており、今後の姿勢が注目される。
 公明党は引退議員の後継が当選し、選挙前の議席を守った。
 共産党はいわき市で初の2人当選を果たし、12年ぶりに5議席を獲得した。県議会の交渉会派に復帰し、代表質問などができることになった。
 県議選初挑戦のみんなの党は、小熊慎司参院議員(比例)の地元、会津若松市で初議席を得た。
 投票率は47.51%で、過去最低だった前回07年の56.99%を9.48ポイントも下回った。選挙区の大半が福島第1原発の避難区域となった双葉選挙区は54.49%で、11.68ポイント下がったが県平均は上回った。
 仮設住宅での投票所設置などのほか、双葉郡の大熊町長選と5町村議選が県議選と同日になり、相乗効果もあったとみられる。
 無投票を除く14選挙区の当日有権者数は143万3891人。

2104チバQ:2011/11/23(水) 15:30:15
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201111221
県議選2名追加公認へ 自民県連
2011年11月22日 09時35分配信
20日、投開票された県議選の結果を受け、自民党県連は21日、県議会の過半数となる30議席確保に向け、所属党派証明を受け田村市・田村郡選挙区で当選した先崎温容氏と、二本松市選挙区で推薦し、当選した遊佐久男氏を追加公認することを決めた。

両氏は追加公認を受ける意向。

先崎、遊佐両氏が公認を受ければ党所属議員は28人となる。

さらに、別の無所属議員2人にも連携することを打診。

政権交代以前に中央で連立を組んだ公明との協力関係の構築も急ぎたい意向だ。

2105チバQ:2011/11/23(水) 16:07:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111118t51004.htm

図書館新築、推進か慎重か 米沢市長選で争点化

新図書館の建設予定地。現在は市の観光施設などが入居する大型ビルが建っている=米沢市中央







 任期満了に伴う山形県米沢市長選(20日告示、27日投票)で、市が2014年度の開館を目指し、来年度、移転・新築に本格着手する新図書館の建設計画が大きな争点に浮上している。福島第1原発事故による風評被害で観光業など市内の主要産業が痛手を受ける中、旧中心部の活性化を狙って総額約50億円を投じる大事業。立候補を予定する現職と新人の計3人が、前哨戦から論戦を展開している。
 市長選には3選を目指す現職の安部三十郎氏(58)と、元市議で福祉関連NPO法人理事長鈴木睦夫氏(67)、小野川温泉旅館経営関谷幸子氏(61)の新人2人が、いずれも無所属での立候補を表明している。
 新図書館建設を推進するのは安部氏。「歴史や文化が薫る米沢にするために不可欠な中核の一つ。交流人口の増大が期待できる。国の事業補助率が4割と高いのも好都合」と、市長選の公約に掲げる。
 対する新人2人はともに慎重派で、鈴木氏は「農業振興や雇用創出なども課題」、関谷氏は「風評被害の払拭(ふっしょく)こそが早急の問題」と主張し、新図書館建設の優先順位を低く位置付ける。
 移転場所は、市役所から1キロほど南にある地元百貨店を核とした商店街の一角。敷地面積は駐車場を含めて約9000平方メートルに上る。予算規模は、歴史公園整備など中心市街地活性化事業を含め総額約49億円。上杉神社にも歩いて行ける距離で、年間約23万人の利用を見込んでいる。
 地元経済界や商店街からは「人通りが増えて商機につながる」「地価浮上のきっかけになる」と新図書館建設を歓迎する声が上がる。
 市民からは立地場所や集客効果への疑問の声が聞かれる。「1970年代は市役所やデパートが並ぶ中心地だったが、衰退した今はむしろ飲み屋街。受験生の勉強場所にはふさわしくない」と派遣社員の女性(55)。会社役員の男性(50)は「(幅広く人が集まる)市役所や病院なら周辺への効果も大きいだろうが、図書館ではどうか」と首をかしげる。
 市議の一人は「市民から聞いた限りでは賛否が半々という感じだ。図書館が将来的なまちづくりの中でどう利益、不利益をもたらすのかなどについて、市民は説明不足の印象を持っているはず。市長選が判断の一助になるといい」と熱い論戦に期待する。


2011年11月18日金曜日

2106チバQ:2011/11/23(水) 16:08:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000119-mailo-l06

米沢市政の課題:/上 中心市街地活性化 大型事業、財政負担危惧 /山形
毎日新聞 11月18日(金)12時28分配信

 今月11日、米沢市中央の「たつまち商店街」の立町十字路角の建物2階に新しい喫茶店「CAFE LABORATORY」が開店した。「商店街にコーヒーのおいしい、人を集める場を」と同市塩井町で11年続く自家焙煎(ばいせん)コーヒー専門店の完戸(ししど)修平さん(38)が常連客らの協力を得て出店した。1階には米国の大学に留学した彫金師でもある完戸さんの彫金、レザークラフトショップや、友人・仲間のお香、レコードのセレクトショップが来春までには入る。
 この立町十字路は米沢市中央国道287号と南北に走る「白布街道」の名で知られる県道につながり、約750メートル南には上杉神社がある、まさに中心市街地。完戸さんは「店50メートル四方や商店街を若い人が歩き面白く、楽しくしたい。店を接点にしてストリートをもりあげたい」と意気込む。
 こういう動きが出てきたのも、市が中心市街地活性化事業の目玉として、街中への「新市立図書館・市民ギャラリー建設事業」が基本設計へと具体化してきたからだ。
 用地は立町十字路から直線距離で約300メートル。デパートと飲食店、商店以外シャッター通りと化した中心商店街の一角。商業施設「ポポロ」の土地と市営駐車場跡地計約4800平方メートルに地上2階建て、延べ床面積5000平方メートルの建物と、3階建て延べ床面積4000平方メートルで150台収容の駐車場を約20億円で14年秋にオープンさせる計画だ。
 完戸さんは「人が集まるいい施設に」と期待を寄せ、「たつまち商店街振興会」の斎藤栄助理事長は「若い人たちが出入りする喫茶店の開店は大変喜んでいる。市のまち中図書館建設も動き出した。これを利用し商店街活性化へ商人の心意気、意気込みが問われてくる」と話した。
 資金は、国が4割負担する「社会資本整備総合交付金(旧まちづくり交付金)」の認定を受け昨年3月交付決定され、6割が市負担だ。同交付金を使う中心市街地活性化事業は、ナイター照明付き人工芝サッカー場2面と、クラブハウス建設計22億円など約49億円の大型事業となる。市の負担は市債などの借金で、市議会や市民の間で「大震災後」の財政負担を危惧する声も出ている。
  ◇   ◇
 任期満了に伴う米沢市長選が20日告示、27日投開票される。市政の課題とその現状を2回にわたり探ってみた。【近藤隆志】

11月18日朝刊

2107チバQ:2011/11/23(水) 16:09:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111119-00000069-mailo-l06
 米沢市政の課題:/下 悪臭問題 「解決には政治判断を」 /山形
毎日新聞 11月19日(土)11時37分配信

 今月14日に開かれた米沢市議会悪臭問題特別委員会。市に寄せられた悪臭苦情の集計データが報告された。その中で、同2日午後4時過ぎから同5時過ぎの短時間に、主に市中心部から9件も苦情が寄せられていたことが論議を呼んだ。いずれも悪臭源の一つで、市中心部から直線距離で5〜6キロ南の李山地区にある養豚業者の豚舎のふん尿の臭気とされた。市環境生活課は「業者に作業確認をしたが原因は不明だった」と答弁。これに対し、委員の市議からは対応不十分との指摘があった。このため同課は苦情が集中した場合に職員を派遣するなどの対応マニュアルを作成することになった。
 この豚舎やもう一つの悪臭源の堆肥(たいひ)製造所から約1・5キロの同市南原石垣町の自宅で長年悩まされてきた野原征雄さんは「一年を通じて朝玄関を開けると獣のふん尿のにおいと、生ごみが腐ったような堆肥のウッとするにおいがする」と苦笑いする。悪臭問題解消へ向け、4703人の地域住民の代表として活動する「南原地区自然環境保全推進協議会」の会長だ。
 同協議会の活動は事態を改善してきた。「天地人」ブームの09年、直江兼続や上杉家ゆかりの米沢に訪れる観光客に悪臭が評判になっては観光面からも困るとして、市と堆肥製造所が操業停止も含む悪臭防止協定を締結することにつながり、臭気指数基準も下げさせた。
 しかし野原会長は「基準以下でもにおう。市長は地元に来るたび『完全解決します』というが、春から秋に住民は戸や窓を閉める生活で苦労している。国、県、市の議員も何とか改善を考えてほしい」と訴える。
 その堆肥製造所は「脱臭装置設備にこれまで7000万円かけた。製造のための原料も3割減らし、臭気指数は規制より低く保てている。今後も酸、アルカリ両方で処理するため3000万円かけて装置をもう1基追加することを考えている」と努力をアピールする。
 一方、年間1万3000頭を出荷する豚がブランド化してきた養豚業者は「市の2回の改善勧告への対策を実施し、ふん尿コンポストの脱臭装置を2500万円で設置して4基態勢にしたほか、臭気対策に年間3700万円経費をかけている。場所があれば移転も考えるが」と話す。
 野原会長は「なかなからちが明かないので、悪臭解消を求める市民署名を考えている。解決にはもう政治判断で移転場所を決めてもらうしかない」と語気を強めた。【近藤隆志】

11月19日朝刊

2108チバQ:2011/11/23(水) 16:12:59
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6824

選挙:米沢市長選 情勢、混とんとした状況 対立軸様変わり /山形
毎日新聞 2007年11月10日

2109チバQ:2011/11/23(水) 21:32:21
米沢市長選の構図がわからないですね。
現職は自民に付かず離れずってとこみたいだけど、民主近藤は?

2110チバQ:2011/11/23(水) 21:40:19
□2003年11月30日実施の選挙の結果
◇米沢市長選挙(山形県)開票結果 投票率65.46%
当24703 安部三十郎(無新、50歳、初当選)
 19862 大久保利之(無新、公推薦、59歳)
  3013 斎藤 浩(無新、49歳)

□2007年11月25日実施の選挙の結果
◇米沢市長選挙(山形県)開票結果 投票率63.33%
当23898 安部三十郎(無現、54歳、2回目の当選)
 15128 野村研三(無新、61歳)
  5401 川野裕章(無新、48歳)
   853 鈴木睦夫(無新、63歳)

2111チバQ:2011/11/23(水) 21:43:45
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E9%83%A8%E4%B8%89%E5%8D%81%E9%83%8E
安部三十郎
平成7年の米沢市長選挙に初出馬。現職の高橋幸翁との一騎打ち。政党や企業団体の推薦もなく、泡沫候補と言われていたが、高橋氏の得票23,017票に対し17,185票と6000票近くに迫った。
平成11年の米沢市長選挙に二回目の出馬。現職の高橋幸翁を含む3人の争い。高橋氏には自民党・公明党・民主党の主要政党と地元選出の国会議員と県議全員、および市議のほとんどが推薦を決めた。一方の安部氏は今回も政党や企業・団体の推薦を全く受けられず、支持母体である「夢のある米沢をみんなで作る会(みんなの会)」を中心に草の根運動の選挙作戦を展開した。安部氏本人も市政アンケートを携えながら四年間で全戸を訪問し、朝晩の街頭演説も欠かさず行うなどの成果から、前回よりも支持の広がりは見られたが、現職の24,179票に対し20,383票と約3800票差で破れ、高橋幸翁氏が五回目の当選を果たした。
平成15年(2003年)の米沢市長選挙に三回目の出馬。現職の後継者である元助役を含む三人の争い。元助役には米沢市を地盤とする民主党の近藤洋介代議士と、県議・市議の多くがいち早く推薦を表明した。安部氏は三度目の選挙でも変わらず草の根運動中心で政党や団体の推薦を全く受けなかった。しかし、選挙が第43回衆議院議員選挙の直後で、同じ米沢市を地盤として小選挙区で争った自民党、民主党の対立のしこりがあり、近藤洋介が推薦する元助役への相乗り支援を嫌がった自民党の遠藤武彦代議士の支援者などから支持を得ることができた。加えて二度の落選を経験した安部氏の通算八年以上にわたる市内全戸の訪問や地道な街頭活動などで知名度も浸透したことも大きく、元助役に5000票近い差をつけ24,703票で初当選を果たし第33代市長に就任した(第2位の元助役は19,862票)
平成19年の米沢市長選挙には現職として出馬。元県議一人と元市議二人の計四人の争い。選挙スタイルは変わらずの草の根運動中心で、政党の推薦も全くなかったが、地元の自民党県議の支援者や一部の市議などが推薦を表明した。得票は23898票。二位の元県議は15128票。8000票以上の票差をつけ、二期目の当選を果たし第34代市長に就任した。

2112チバQ:2011/11/25(金) 00:00:41
>>1883 地域政党いわて


http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111124_5
椎名派の再起なるか 県議会議席失い大きなダメージ

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 元衆院議員の椎名悦三郎、素夫氏の父子2代が奥州市を中心に勢力を築いた「椎名派」は9月の県議選奥州選挙区(定数5)で議席を失ったことを受け、捲土重来(けんどちょうらい)に向け模索を始めた。父子の死去後、組織の高齢化と弱体化が進む中で、同市を地盤とする小沢一郎民主党元代表の勢力に対抗する「最後のとりで」を失ったダメージは大きい。4年後の次期県議選に向け、組織再構築と有力候補発掘ができなければ「椎名イズムは途絶える」と、関係者は危機感をにじませる。

 「県議選は結果が実らず、おわびを申し上げる」。水沢日本外交協会が同市内で22日開いた時局講演会の懇親会。会長の亀卦川富夫前県議(71)は冒頭、深々と頭を下げた。出席者には椎名派の顔触れも多く、さながら反省会となった。

 椎名父子の元秘書である直系の亀卦川氏が3選に挑んだ9月の県議選奥州選挙区。陣営は高齢の椎名派支持者で選対を固めた結果、過去の選挙戦で善戦した地域も切り崩されるなどして次点で落選。小沢氏率いる民主党の5議席独占を許した。




(2011/11/24)

2113チバQ:2011/11/25(金) 00:28:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111124-00000006-mailo-l07
県議会:民主、統一会派を維持 社民議員らに参加打診 /福島
毎日新聞 11月24日(木)10時31分配信

 民主党は23日、県議選当選者15人が集まり、社民、無所属と組んでいる統一会派「県民連合」の枠組みを継続することを決めた。ただ、名称については「民主・県民連合」として党名を前面に出す方針だ。また、空席になっている県連幹事長には、宗方保総務会長が内定した。
 会合後、宗方氏は記者団に対して、社民党の紺野長人氏=福島市、1期▽無所属の西丸武進氏=いわき市、5期=の2議員に会派入りを打診していることを明らかにし、「他の無所属候補にも声を掛けている」と述べた。
 県民連合は改選前、自民に次ぐ県議会第2会派として副議長も出していた。会派内では、民主党議員が圧倒的な多数派で、同党内には「会派の中で民主党が主たる役割を果たしていることを明確化すべきだ」との声が根強かった。このため、県議会事務局への届け出名は「民主・県民連合」とする。
 この日は、幹事長に宗方氏を推薦することも満場一致で決定した。25日の常任幹事会で正式決定する見通し。
 また、今回の選挙戦で、みんなの党の推薦を受けた本田朋氏=二本松市、3期=の処分も同日の常任幹事会で検討する。【種市房子】

11月24日朝刊

2114チバQ:2011/11/25(金) 21:32:01
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111123ddlk07010267000c.html
復興への選択:県議選を振り返って/上 原発事故対応、不満根強く /福島
 ◇活動見えにくく、現職に逆風
 県庁で22日、激戦を戦い抜いた新県議に当選証書が手渡された。「しがらみのない若い世代への期待を感じた」。福島市選挙区で初当選した自民の佐藤雅裕氏(45)はやや緊張した面持ちで証書を受け取り、こう振り返った。その理由を、佐藤氏は「政治は何もしてくれない、という有権者の不満の声が強かったから」と語る。

 今回は、前回(07年4月)より8人多い新人18人が当選。一方、県議を4期務めたベテランが落選するなど世代交代を印象づけた。

 自民は、新人7人が当選し、議席を1増の27に伸ばした。自民県連幹部は「原発事故を巡る政府・民主党や、現職への反発の受け皿となり、議席を伸ばせた」と分析する。

 今回の県議選に対する各陣営の一致した見解は「原発事故対応への審判」。新人が大量当選した一方で、落選した前県議は8人(前回6人)に上った。このうち半数を中堅、ベテランが占める。落選した前県議からは「国や知事への要望などで必死になって働いても、地元には結果が見えにくかった」と嘆き節も聞こえてくる。

 20議席を狙った民主は1議席減の15議席どまり。落選した7人のうち4人が現職で、県連では「惨敗」との声もささやかれている。福島市選挙区で落選した前県議の陣営幹部は「住民は除染対策で政府、県に不満を募らせている。その影響をまともに受けてしまった」と肩を落とした。

 12月9日には定例議会が始まる。除染のあり方、中間貯蔵施設の受け入れ可否、風評被害の払拭(ふっしょく)−−。差し迫った重要課題は目白押しだ。課題を巡り、佐藤雄平知事の政策にどう向き合い、県議会の存在感を発揮できるのか。有権者の願いを受けて誕生した新県議58人には、厳しい監視の目が向けられている。

   ◇  ◇

 原発事故への対応で、国政や県政に対する不信感が広がる中、県議会の勢力図に変化の兆しが見え始めている。県議選を振り返り、課題を展望する。【種市房子】

2115チバQ:2011/11/25(金) 21:32:32
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111124ddlk07010077000c.html
復興への選択:県議選を振り返って/下 「選挙どころではない」 /福島
 ◇同日選で高投票率の町村も
 福島第1原発が立地する県議選双葉郡選挙区(定数2)。5人が立候補した激戦区で各陣営は「有権者が県内外に散り散りに避難した状態では、投票率は2〜3割だろう」と予想していた。

 ところが、ふたを開けてみると、投票率は54・49%。前回(07年4月)より11・68ポイント減少したが、県の平均を6・98ポイント上回った。

 カギを握ったのは首長選や議員選と同日選になった町村だった。避難区域に指定された葛尾村は、前回比13・37ポイント増の88・01%と驚異的な投票率となった。村選管は「避難者の所在確認はほぼ100%で、選挙を周知徹底した。村議選との同日選だったことが投票率アップにつながった」と分析する。同じく避難区域の広野町は同15・17ポイント増の75・17%で、やはり町議選との同日選だった。

 他方、避難区域でも全町避難となった富岡町は、市町村別で投票率ワースト2位の39・38%。町長選が無投票で決まった浪江町も前回より23・53ポイント減の46・08%で、有権者8893人が棄権した。ともに県議選のみで、非常時下での選挙執行の難しさを物語る。

 県全体の平均投票率は、過去最低の47・51%(前回比9・48ポイント減)。県選管の担当者は「所在確認作業や選挙周知が一定の効果を上げた」としながらも「5割を切ったことは厳しい状況」と険しい表情を見せた。

 県平均を押し下げたのは、避難区域だけではない。福島市(44・48%)や郡山市(39・60%)などの市部には、前回より10ポイント以上下がったところもある。有権者の間に「放射線対策で選挙どころではない」「県議会は何をやっていたのか」との不満が根強い。

 福島市選挙区で再選を決めた民主現職の石原信市郎氏(44)は「告示日に街頭活動をしていても『選挙なんてやっている場合か』と冷めた空気がまん延していた」と振り返る。震災直後から県議団は現地視察をして、必要な物資や応急処置を要する避難所を県に伝え、県の対応につなげてきたという。だが、今回の投票率を見て「有権者に県議会の活動を伝えきれなかったのが反省点」と自戒した。【種市房子】

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 ◆双葉郡選挙区の町村別投票率◆

       今回    前回

広野町 ○75.17 60.00

楢葉町  45.11 64.05

富岡町  39.38 62.30

川内村 ○85.27 76.97

大熊町 ◎68.35 63.53

双葉町 ○63.67 67.87

浪江町  46.08 69.61

葛尾村 ○88.01 74.64

 ※〇は町村議選とのダブル選挙、◎は首長選、町村議選とのトリプル選挙


毎日新聞 2011年11月24日 地方版

2116チバQ:2011/11/25(金) 21:33:19
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111220005
3.11後の選択:同日選を終えて
2011年11月22日

県議選双葉郡選挙区で当選し、支援者らとバンザイをする吉田栄光氏=20日午後9時43分、二本松市


 ●(上)原発の足元で/重なる訴え「廃炉」かすみ


 「先が見えない避難生活。被災者にとって精神的苦痛は、日に日に増していると痛感している」。20日夜、二本松市。県議選の双葉郡選挙区でトップ当選した自民現職の吉田栄光氏(47)は、支援者へのあいさつで、言葉をかみしめるようにして語った。


 福島第一、第二原発がある双葉郡は大半が避難区域に重なる。激戦を制したのは吉田氏と民主現職の坂本栄司氏(56)だった。


 古里を取り戻し、失われた生活への補償を――。避難を続ける人たちの多くに共通する願いだろう。「双葉郡の課題は明確で、求めることはみな同じ。違いは単純に現職だったからというのが大きいのでは」。現職2人が当選した結果を、坂本氏はこう受け止める。


 選挙中、無所属新顔の白土正一氏(62)と社民新顔の遠藤陽子氏(61)は2人とも、第一、第二原発を廃炉に、と積極的に訴えた。


 白土氏は「第二は大丈夫ではという期待があった。現状を知って、第二の廃炉もやむを得ないと考えるようになった」と言う。


 社民党関係者らによると、同党は当初、白土氏の支援も検討したという。白土氏に廃炉の立場を明確にするよう求めたが、折り合いがつかなかったため、9月になって「全国の原発の廃炉」を主張してきた遠藤氏を公認した。


 両氏の票は割れ、ともに当選に届かなかったが、「原発に依存してきた双葉郡に2人が出て、廃炉を正面から訴えたことは価値があった」と社民党双葉総支部の佐藤龍彦さんは言う。


 一方、現職の2人は選挙中、廃炉の是非をはっきりとは口にしなかった。原発とどう向き合っていくのか、もう少しそれぞれの考えを聞きたかった。


 双葉郡の住民が暮らす仮設住宅は県内80カ所以上。遠藤氏の事務所には大きな地図が貼られ、回った仮設住宅にペンで印が付けられていた。その中に、最も南にある広野町もあった。


 告示日の10日は広野町を走る遠藤氏の選挙カーを追いかけた。「どうかよろしくお願いします」。緊急時避難準備区域が解除された後も住民の帰還が進まず、ひと気のない町に響く運動員の声。訴えを届けたいのに届かない、陣営のもどかしさが伝わってきた。


 県外に避難した人や借り上げ住宅にすむ有権者を探しあてるのは難しく、各陣営の遊説先は仮設住宅に集中した。「早く楢葉に帰してくんちぇえ」「きっちり補償してもらえるよう、どうかがんばって」。候補者と握手をするのは高齢者がほとんどだった。


 無所属新顔の青木敏孝氏(40)は選挙中、県外にも足を運んだ。


 告示後、いわき市の仮設住宅に住む女性の部屋を訪れると、5人の名刺が並んでいた。


 「だれが当選しても、この生活を変えてくれるなら、それでいいんだぁ」。東京で暮らす孫たちの写真をなでながら言った、女性の言葉は今回の選挙を象徴しているような気がした。


 地域の人々の願いを形にできるのか。新議員の真価は、これから問われる。(川口敦子)


         ◇


 震災と原発事故後に行われた同日選。その結果が示したものを考える。

2117チバQ:2011/11/25(金) 21:34:06
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111230001
3.11後の選択 同日選を終えて(中)
2011年11月23日
●重視政策は除染や雇用


 新しい県議会は何を議論していくのか。朝日新聞社が県議選の告示前に実施した候補者88人のアンケートから、当選した58人を抽出し、重視する政策を調べたところ、最も多く挙がったのは「地域の除染」だった。


 今月に入り、政府は警戒区域などでの除染をモデル事業として開始。だが、県内の多くの自治体が、中間貯蔵施設や仮置き場問題に阻まれ除染は進んでいない。


 中間貯蔵施設の県内設置案については、11人が「大いに支持」、38人が「どちらかといえば支持」と、計8割以上の支持があった。


 これを届け出や推薦を受けた政党別でみると、民主は当選した15人のうち「大いに支持」が6人、「どちらかといえば支持」が8人だったのに対し、自民は28人中、「大いに支持」が3人だけで、「どちらかといえば支持」が23人と消極的な支持がより目立った。


 自民県連政調会長の平出孝朗氏は「どちらかといえば支持」を選んだうえで、「原子力発電所は首都圏のための施設。廃棄物は首都圏で中間貯蔵すべきだと思う」との意見を付けた。


 中間貯蔵施設が地元市町村にできるとしたら、「同意する」が12人、「同意しない」が20人、「何ともいえない」が24人だった。


 当選後に重視する政策を五つまで選んでもらうと、「地域の除染」(50人)、「放射線に対する健康管理」(48人)、「雇用対策」(41人)が突出。以下、「農林漁業政策」(24人)や「教育・子育て」(23人)と続いた。


 また、知事の原発事故後の対応については、「大いに評価する」と「どちらかといえば評価する」が計19人。内訳は民主9人、自民6人、公明2人、無所属2人だった。一方、「どちらかといえば評価しない」「まったく評価しない」は計39人で、民主6人、自民22人、共産5人、公明、社民、みんなの党は各1人、無所属3人だった。具体的には、初期対応、情報開示、被災者や被災市町村への支援、政府を動かす力、除染問題の5項目で、評価しない人が評価する人を上回るマイナス評価となった。プラス評価は賠償問題、県民の健康、復興政策の3項目だった。


 県が原発の新規立地を認めず、将来にわたり原発依存度をひき下げていく方針には、52人が「大いに支持」、6人が「どちらかといえば支持」で、新議会でも「脱原発」が継承されるのは確実な情勢だ。


 東京電力福島第二原発の廃炉については、「大いに支持」が45人、「どちらかといえば支持」が12人、無回答は1人だった。


 事故が起きるまで原子力政策を推進、容認してきた知事や議会の責任は大半が認めた。民主の椎根健雄氏は「東電とのなれ合いで進めてきた責任は重い」と指摘。原発推進派だった双葉郡選出の2人は「責任はあるが、技術的な構造までチェックするのは無理」(民主・坂本栄司氏)、「地震、津波対策ができなかった」(自民・吉田栄光氏)と記した。(大月規義)

2118チバQ:2011/11/25(金) 21:34:47
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111240001
逆風・受け皿 明暗分ける
2011年11月24日
 ●3.11後の選択〈同日戦を終えて〉下:新県議会の勢力


 県議選の投開票があった20日夜。福島市の民主党県連に集まった幹部は一様に険しい表情だった。「ひとことで言うと大ショック。20人くらいは、との思いがあった」。吉田泉代表は報道陣にそう語った。獲得議席は改選前から一つ減らし、15議席にとどまった。


 2007年の前回選挙で、民主は政権交代への期待などを追い風に過去最多の11議席を獲得。その後、無所属議員の合流で議席を増やし、今回も県政第1党を目指し23人を擁立した。


 しかし、原発事故を受け、自民や共産の候補者は民主政権の放射性物質の除染や事故対応の遅れを選挙戦で強く批判した。有権者の政権批判も予想以上だった。現職4人が落選、佐藤雄平知事や玄葉光一郎外相の出身地でも議席を得られなかった。


 自民は改選前より1議席増の27議席を獲得した。福島市では公認の4人全員が当選して2議席を増やし、郡山市でも5議席を維持した。ただ、目標の単独過半数には届かず、全体の得票率も前回の47%から6ポイント減少。いわき市や田村市・田村郡などで、現職3人が落選した。県連の斎藤健治幹事長は「善戦した。政府にノーという答えが出た」とする一方、当落の差が出た原因を「真剣に震災後対応した候補は強かった」と推測する。


 政府批判の受け皿となった共産は、いわき市で戦後初となる2議席を獲得し、伊達市・伊達郡でも公認候補が返り咲いた。5議席を獲得し、目標としていた交渉会派入りを果たした。「放射線への不安に応えるため、地域で線量測定を進めるなど、きめ細かな活動が支持を集めた」と党県委員会の久保田仁委員長は分析する。


 県議選の結果を受け、各政党は、多数派工作を加速させている。


 自民は無所属で当選した1人を追加公認し、公明党と政策協定を結んだ。2人の無所属議員とも連携し過半数の勢力確保を目指す。


 民主は23日の県議団会議で、幹事長を宗方保総務会長とし、無所属議員らとの統一会派「民主・県民連合議員会」を結成することを内定し、社民や無所属県議に結成の打診を始めた。


 来年には衆院解散、総選挙も取りざたされる。共産の久保田委員長は「除染や賠償など課題は山積み。会派間の対立よりも、議会として県や国を動かす取り組みが重要」と指摘する。(林義則、井上亮)=おわり

2119チバQ:2011/11/25(金) 21:37:05
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20111124ddlk06010042000c.html
選挙:米沢市長選 後半戦入り 3氏、支持訴え /山形
 任期満了に伴う米沢市長選は27日の投開票に向け後半戦に入った。立候補しているのはいずれも無所属で、新人の温泉旅館女将、関谷幸子氏(61)、新人の老人介護NPO理事長の元市議、鈴木睦夫氏(67)、3選を目指す現職の安部三十郎氏(58)。3氏は市内を選挙カーで走り支持を訴えている。選挙活動を追った。

 ◇主婦層ら中心に「手作りの選挙」−−関谷幸子氏
 関谷氏の組織は選対本部長を置かず、選挙経験者もいない。後援会長の石栗正人さん(87)は米沢東高時代の恩師。石栗さんは「手作りの選挙」と言う。

 選挙活動を支えるのは米沢の未来について話し合うことを狙いに設立した「てんとうむし倶楽部」の会員たち。50〜60代の主婦層が中心。ボランティアでポスター張りなど運動を手伝う。会員は1300人を超え、定期的に開く会合は10回を超えた。毎回、参加者が手作りの漬物などを持ち寄り、政治について語り合う。

 地元の小野川温泉や西部地区を中心に選挙カーで市内を丁寧に巡回し訴えている。24日午後7時から置賜総合文化センターで総決起大会を開く予定。【前田洋平】

 ◇現職への批判層取り込みを狙う−−鈴木睦夫氏
 鈴木氏は理事長を務めるNPO法人の関係者や自ら設立した政治団体の支持者らから支援を受け支持拡大を図る。政党や大規模団体からの支援は受けず、無党派層のほか、現職への批判層を中心に政策を訴える運動を進めている。

 前回市長選で落選した候補者の支持者の取り込みにも力を入れ票の上積みを狙う。

 現在住んでいる相生町や、市議時代の地盤がある矢来地区などを中心に選挙カーで市内をくまなく回る。25、26日には市役所や大型ショッピングセンター、スーパー前など中心街での街頭演説も1日6カ所予定し最後の追い込みを図る。26日は知人の元衆院議員2人も来て応援演説し活動を後押しする予定だ。【浅妻博之】

 ◇全市に厚い基盤、さらに引き締め−−安部三十郎氏
 旧市街地には「みんなの会」(夢のある米沢をみんなでつくる会)、新市街地には地区後援会があり全市に厚い支持基盤を構えている。それでも選対幹部らは口々に「一番の心配は投票率」という。このため「投票に行くように」と支持者らを引き締める。「今後の市政運営のためにも前回並み(2万票台)は獲得したい」という。

 日中は選挙カーで市内を回り、街頭演説に立つ。告示後の3日間でほぼ全域に顔を見せた。23日は板谷地区など山間地を皮切りに市内を回った。夜は連日3、4カ所で個人演説会を開く。

 24日夜には金池の「グランドホクヨウ」で決起集会を予定。26日午後7時半から市役所前で最後の支持を訴える。【近藤隆志】

2120チバQ:2011/11/26(土) 16:37:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20111126-OYT8T00524.htm
社民統一会派離脱へ
民主の名称変更方針に反発
 社民党県連は25日、福島市内で役員会を開き、県議会で民主党などと構成していた統一会派「県民連合」から離脱する方針を決めた。民主党が、会派名を「民主・県民連合」に変更する方針を示したことに反発した。12月3日の常任幹事会で正式決定する見通し。

 一方、民主党県連は25日、常任幹事会を開き、党県連の新役員を決定した。幹事長に宗方保氏(須賀川市岩瀬郡区)、政調会長に宮下雅志氏(会津若松市区)、総務会長に三村博昭氏(白河市西白河郡区)が選出された。統一会派について宗方幹事長は、「時間がかかっても(名称変更を)ご理解いただき、今後も協力してやっていきたい」と、引き続き社民党に参加を呼び掛ける考えを示した。

(2011年11月26日 読売新聞)

2121チバQ:2011/11/26(土) 16:37:38
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201111261

自民、正副議長独占へ 県議会
2011年11月26日 09時58分配信
自民党県連は25日、県議会改選に伴う執行部人事で幹事長に政調会長の平出孝朗氏(55)=会津若松市、4期=を起用する新体制を内定するとともに、議長候補に幹事長の斎藤健治氏(67)=須賀川市・岩瀬郡、4期=、副議長候補に総務会長の斎藤勝利氏(67)=相馬市・相馬郡(新地町)、4期=を選出した。

民主党県連も同日、宗方保氏(63)=須賀川市・岩瀬郡、4期=を幹事長とする新役員体制を決めた。

自民は民主との「協調路線」から一転、正副議長ポストを独占して「第一会派」としての発言力を強める構えで、改選後の議会運営は緊迫の度を増す。

2122名無しさん:2011/11/27(日) 09:47:58
得票率ベースで見るととても党勢が回復したとはいえないのでは。党員の高齢化等による党勢の衰退傾向がこの一連の選挙結果からとまったと考えるのは早計。低投票率や個別の選挙区事情によるものと考えるのが自然では。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111127-00000075-san-pol
共産、被災地選挙でじわり 他勢力「支援は票目当て」
産経新聞 11月27日(日)7時55分配信

 東日本大震災の被災地で共産党がじわじわと勢力を増殖させている。岩手、宮城、福島の被災3県の県議選ではいずれも前回を上回る議席を獲得し、震災後の組織的な義援金配布やボランティア活動が原動力となって保守系支持者を取り込んだケースもある。他の勢力は「票集めのための被災地支援。地方行政の運営に支障が出かねない」と牽制(けんせい)している。(伊藤真呂武、荒船清太)

                   ◇

 福島県議選の投開票が行われた20日夜。同県いわき市の同市漁協四倉支所長、鈴木三則さん(61)は自宅のテレビで共産党候補の当選を確認して喜んだ。

 「応援したかいがあった。しがらみはあったけど、他の党は何もしてくれなかったから…」。長年、自民党を支持してきた鈴木さん。1月には同党候補から「今年もお願いします」と頼まれていただけに、苦渋の決断だった。

 共産党は同市選挙区で初めて2議席を獲得するなど改選前の3議席から5議席に伸長。投票率の低下で全体の得票数は減らしたが、得票率は前回の8・12%から8・70%に伸ばした。

 同党は震災後、9億円の義援金を被災自治体や支援団体などに寄贈。党員を動員し、炊き出しや家の片付け、放射能測定などのボランティア活動を展開した。

 津波被害を受けた四倉漁港にある漁具倉庫は、同党から贈られた100万円を元手に再建された。鈴木さんは「あれは生きたゼニだった。議会活動よりも、支援活動こそ政治の大事な仕事。選挙目当てだったとしてもいい」と感謝する。

 鈴木さんは同党候補の「応援者紹介カード」に、漁協組合員約60人の連絡先を書き込んで送付。市田忠義書記局長の応援演説には、漁協組合長に頼まれて異例の出席をした。

 同党は他の被災地選挙でも軒並み勢力を伸ばしている。仙台市議選、岩手県議選で各1議席増。宮城県議選では2議席から4議席に倍増させ、最大の被災地である石巻選挙区で初の議席も獲得した。

 同党宮城県委員会からは「救援活動は党に対する信頼を深め、選挙戦での前進の大きな力にもなった」と“勝利宣言”が出された。

 一方、保守系県議の後援会事務所は「われわれのボランティアはあくまで事務所レベル。票集めにつながるからといって、共産党のように組織を動員することはできない」と嘆く。

 共産党は福島県議会では代表質問が可能になる交渉会派に復帰し、脱原発での議会工作を加速させそうだ。自民党関係者は「実質的な議論よりも、脱原発などの反論しにくい質問で議会運営の手足を縛られかねない。躍進は歓迎できない」と警戒を強めている。

                   ◇

 ■主な被災地選挙での共産党の結果

       投開票日 獲得議席(得票率) 前回議席(得票率)

仙台市議  8月28日 7(10.92%) 6(10.28%)

岩手県議  9月11日 2( 4.45%) 1( 4.37%)

宮城県議 11月13日 4( 7.33%) 2( 7.25%)

福島県議 11月20日 5( 8.70%) 3( 8.12%)

最終更新:11月27日(日)7時55分

2123名無しさん:2011/11/27(日) 23:57:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111127-00000074-mai-pol
<米沢市長選>安部三十郎氏が3選
毎日新聞 11月27日(日)23時30分配信

 山形県米沢市長選は27日、投開票され安部三十郎氏(58)が3選。旅館業の関谷幸子氏(61)▽NPO理事長の鈴木睦夫氏(67)を破る。投票率は49.78%。

 確定得票数次の通り。

当24800 安部三十郎=無現<3>

  6366 関谷 幸子=無新

  3035 鈴木 睦夫=無新

2124age:2011/11/29(火) 18:26:53
女ヤッて金もらえるの?(人・ω・)♂ http://ylm.me/

2125チバQ:2011/11/29(火) 23:37:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000001-mailo-l07
民主県連:本田氏を除籍 県議選でみんな推薦受け /福島
毎日新聞 11月29日(火)10時50分配信

 民主党県連は28日、県議選(20日投開票)に民主党公認として立候補し、再選された本田朋氏(37)=二本松市、3期=を同日付で除籍処分とし、公認を取り消したと発表した。本田氏が県議選でみんなの党推薦を受けたことや、選挙期間中に同党所属議員の応援演説を受けたことなどが、民主党の倫理規定に反するとされた。
 民主県連倫理委員会の三村博昭委員長らによると、本田氏は26日の委員らの聞き取りに対し、「選挙区で極めて深刻な事情があった。ご迷惑をおかけした。覚悟の上での行動だった」と語ったという。本田氏は党県連で青年局長や副政調会長を務めていた。【泉谷由梨子】

11月29日朝刊

2126チバQ:2011/11/29(火) 23:38:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000000-mailo-l07

県議会:自民、正副議長独占へ 無所属とみんなは交渉会派 /福島
毎日新聞 11月29日(火)10時50分配信

 県議会改選を受け、各会派が28日、結成届を事務局に提出した。第1会派の自民は佐藤雄平知事を支えた民主系との融和路線から一転、公明との連携で過半数を得て、正副議長など主要ポストを奪取し、発言力を強める構え。対する民主は、社民らとの統一会派「県民連合」を解消し、「民主・県民連合」に改めた。みんなと無所属は新たに「ふくしま未来ネットワーク」を発足。共産とともに、代表質問などができる交渉会派入りした。激しい論戦が交わされる見通しで、佐藤知事の議会運営も変化を迫られそうだ。【泉谷由梨子、関雄輔】
 定数は58。各会派の人数は、自民28人▽民主・県民15人▽未来ネット6人▽共産5人▽公明3人▽社民1人。
 自民は28日の議員会議で、正副議長を独占、六つの常任委員会の正副委員長を公明と分け合う方針を確認した。4年前に県民連合に明け渡した副議長職を取り戻し、佐藤知事との協調路線から転じて第1会派としての発言力を強める狙いだ。
 議長候補は斎藤健治氏(67)=須賀川市・岩瀬郡、4期、副議長候補は斎藤勝利氏(67)=相馬市・新地町、4期。12月9日開会の県議会本会議で選任される見込み。平出孝朗幹事長は「議会を引っ張っていく。我々は一致結束して議会にあたりたい」と強調した。
 対する民主・県民には28日付で除籍、公認取り消しとなった本田朋氏(37)=二本松市、3期=を除く14人に、無所属の西丸武進氏(67)=いわき市、5期=が加わった。たもとを分かった社民新人の紺野長人氏(56)=福島市=は一人会派を結成した。民主の宗方保幹事長は「(自民方針は)多数決なのでやむを得ないがそんなことで今後の議会運営ができるのか。こちらは政調組織を強化し備える」と話した。
 また、みんな新人の水野さち子氏(49)=会津若松市=や、本田氏ら無所属の計6人で「未来ネット」を新たに発足。ここには、自民が当初連携を打診していた本田仁一氏(49)=田村市・田村郡、星公正氏(58)=南会津郡=の保守系2新人も加入している。代表に就いた無所属新人の高野光二氏(59)=南相馬市・飯舘村=は「それぞれ党派はあるが、県民党としてやっていく。個人の意見を尊重する」とし、会派としては議案の賛否などを拘束しない方針を示した。

11月29日朝刊

2127名無しさん:2011/11/30(水) 18:15:04
>>2120>>2126
県議会のホームページでは30日現在、民主・県民連合に社民も加わっていますね。

一人では交渉会派に入れないので途中で社民が折れたんでしょうか。

2128名無しさん:2011/12/01(木) 14:20:00
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20111201ddlk02010242000c.html
政治資金収支報告書:10年、4.4%減15億203万円 景気低迷を反映か /青森

 県選挙管理委員会は30日、政治資金規正法に基づき10年分の政治資金収支報告書を公表した。収支報告書の提出義務のある政治団体は10年末現在で計984団体で、前年に比べ9団体増えた。前年繰越額を除いた収入額は計15億203万円で、前年比4・4%減となった。昨年7月に参院選があったものの、低迷を続ける景気を反映してか、団体からの寄付などが減ったことが影響したとみられる。【吉田勝】

 ■政党

 収入のトップは、県内に108の政治団体を抱える自民で、3億5390万円。前年より20・2%、8930万円減った。党本部からの交付金と法人など団体からの寄付がいずれも30%余減ったことが主な要因とみられる。

 次いで、共産2億7832万円(前年比6・4%増)▽民主1億6379万円(同10・1%増)▽公明4355万円(60・4%増)▽社民3743万円(同10・7%増)▽たちあがれ日本1695万円(10年5月設立のため前年比較なし)−−などとなっている。

 ■政党以外

 県内の政党以外の政治団体(資金管理団体とその他の政治団体)は県内に805あり、収入総額は6億806万円で、前年より7・4%、4827万円減った。

 最も収入が多かったのは、今年6月に3選を果たした三村申吾知事の三村申吾後援会で5044万円。前年より477万円、10・5%増加した。次いで、衆院議員の大島理森後援会3375万円▽青森県医師連盟3010万円▽参院議員の山崎力後援会2105万円▽衆院議員の木村太郎後援会連合会2094万円−−と続いた。

 ■資金パーティー

 政治団体が開催した政治資金パーティーは22件(19団体)あり、収入総額は1億7403万円で、前年比65万円減。収入額が1000万円以上の「特定パーティー」は、昨年より1団体減り4団体が開いた。特定パーティーによる収入総額は1億233万円で、前年に比べて1653万円、13・9%減少した。

 最も収入が多かったのは、「三村申吾君を励ます会」(三村申吾後援会)の3628万円。前年も3548万円でトップだった。次いで、「自由民主党青森県政経セミナー」(自民党県連)の3234万円、「大島理森君を激励する会」(大島理森後援会)の2116万円などとなった。

毎日新聞 2011年12月1日 地方版

2129チバQ:2011/12/01(木) 20:49:19
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111201ddlk07010137000c.html
県議会:社民・紺野県議、民主会派に再加入 /福島
 県議会の会派構成で、社民新人の紺野長人氏(56)=福島市=は29日付で、離脱した民主、無所属による統一会派「民主・県民連合」に再加入する届を議会事務局に提出した。社民会派は消滅し、民主・社民系などによる統一会派が継続されることになった。

 変更後の会派構成は次の通り。(定数58)自民28人▽民主・県民16人▽未来ネット6人▽共産5人▽公明3人。【泉谷由梨子】

2130名無しさん:2011/12/01(木) 23:49:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20111130-OYT8T00056.htm
政治資金 11.5%減の16億
2010年分 選挙少なく寄付など減少

 県選挙管理委員会は29日、県内で活動する政治団体の2010年分の政治資金収支報告書を公表した。943団体の収入総額は計16億3112万円で、前年から11・5%(2億1167万円)減った。県選管は「10年は参議院選挙があったものの地方選挙が少なく、政治活動の諸経費が抑えられ、寄付や交付金が減少した」とみている。

 団体別の収入状況では、政党が前年比1・0%増の計8億8616万円と昨年に続いて増加。党本部などからの交付金が3億9930万円、個人や企業・団体からの寄付が2億2352万円で、ともに前年を割り込んだが、機関紙の発行事業などによる収入が前年の3倍近くに伸びた。

 一方で、寄付の減少が響き、資金管理団体が同29・0%減の計2億513万円、その他の政治団体が同20・2%減の計5億3983万円と、それぞれ減少に転じた。

 政党別に見ると、自民党が4億558万円で最も多く、次いで共産党が2億4617万円、民主党が1億1589万円となった。ただ、自民党が前年から4・9%減ったのに対し、前年に90%近い伸び率を示した民主党は10年も23・9%増と収入を伸ばした。

 政党以外の政治団体で、前年繰越金を含む収入総額が1000万円を超えた団体は、資金管理団体で4団体。業界団体や政治家の後援会など、その他の政治団体では12団体あった。

 資金管理団体で最も多かったのは、佐竹知事の「地域経済研究会」の4672万円で、政治資金パーティーによる事業収入2818万円のほか、1415万円の寄付があった。自民党の衆院秋田1区支部長に選任された冨樫博之県議の「樫の会」が1965万円、穂積志・秋田市長の「穂積志政策研究会」が1458万円で続いた。

 943団体の支出総額は、前年比17・0%(2億4098万円)減の計11億7907万円。政党が同1・2%減の計7億352万円、資金管理団体が同42・5%減の計1億4279万円、その他の政治団体が同27・6%減の計3億3275万円で、いずれも減少した。内訳を見ると、組織活動費や選挙関係費などの政治活動費が7億1427万円と前年から2億円以上抑えられた。
(2011年11月30日 読売新聞)

2131名無しさん:2011/12/01(木) 23:50:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20111129-OYT8T01231.htm
昨年の政治資金14%減
民主横ばい、自民大幅減

 県選管は29日、2010年分の県内の政党・政治団体の政治資金収支報告書(県選管所管分)を公表した。政党と政治団体が1年間に集めた政治資金の収入総額は前年比13・9%減の18億8667万円だった。政党別では、自民党が大幅に収入を減らし、政権交代後の資金力低迷を如実に示す結果となった。政党・政治団体の支出総額は同13・9%減の18億5877万円。収入、支出ともに大幅に減ったのは、衆院選や知事選、仙台市長選があった09年に比べ、10年は大型選挙が参院選のみだったことも影響したと見られる。

 政党全体の1年間の収入額(繰越金は除く)は前年比17・0%減の11億9963万円。目立ったのは、自民党の大幅減。同党の収入は前年の5億8684万円から44・9%減で、トップの座を明け渡した。政権獲得から2年目の民主党の収入は2億1712万円で前年とほぼ横ばいだった。

 今回のトップは4億6680万円の共産党。今回初めて報告書を提出したみんなの党は1300万円だった。

 政党以外の政治団体の収入総額(前年からの繰越金を含む)では、前年5位の桜井充後援会が4939万円で1位。県医師連盟、中野正志後援会が続いた。中野正志氏は10年7月の参院選の比例選に自民党から出馬したが、落選した。

 政治資金パーティーを開いたのは28団体で、前年の29団体をわずかに下回った。収入総額も1億3468万円で、前年の1億4515万円から微減だった。収入が1000万円以上の「特定パーティー」は、自民党県連(収入3676万円)、桜井充後援会(同2142万円)の2件だった。

報告書未提出2団体 政治資金規正法で義務づけられた報告書の提出を28日までに県選管にしなかった政党支部は、いずれも自民党の北上支部(山中祐弘代表)と県第5選挙区支部(斎藤正美代表)の2団体だった。2年連続で未提出の場合、政治活動が行えない団体として指定されるが、2支部は、いずれも前年は報告書を提出したという。

津波で書類流出も 県選管に届け出ている1221団体のうち、1000団体が2010年分の報告書を提出した。提出率は81・9%。このうち、自民党の石巻、女川、気仙沼の各支部や小野寺五典後援会、共産党県東部地区委員会など沿岸部12団体が、津波被害などで会計帳簿など関係書類を失い、報告書の内容を完全に記載できなかったと申し出た。
(2011年11月30日 読売新聞)

2132チバQ:2011/12/02(金) 19:14:27
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20111202ddlk02010202000c.html
松橋・田子町長:辞職願を提出 病気療養中、長期リハビリで /青森
 田子町の松橋良則町長(68)は1日、沢口勝町議会議長宛てに辞職願を提出し、受理された。内容は「一身上の都合」としている。今年8月から病気療養のため、公務を休んでいた。約2カ月入院し、現在は退院しているが、長期のリハビリが必要なことから辞職したとみられる。

 沢口議長は2日にも町選管に辞職願を通知する。公職選挙法では通知日から50日以内に町長選が行われる。【松沢康】

2133チバQ:2011/12/02(金) 23:20:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111202t13022.htm

議長就任直後、辞職の勧告 宮城・丸森町議会
 宮城県丸森町議会(定数16)は1日、改選後初となる12月定例会を開き、議長に海川正則氏(65)、副議長に加藤宗郎氏(65)を選出。正副議長選の直後、海川議長に対する辞職勧告決議案が提出、否決された。議長就任日の同決議案提出は「聞いたことがない」(町議会事務局)という。
 町議選(11月13日投票)で使われた海川氏の選挙ポスターについて、決議案を提出した議員は「存在しない掲示責任者の名前を虚偽に表示した。町民を欺く行為だ」と提案理由を述べた。
 海川議長の退席後に採決した結果、賛成7、反対7の同数となった。副議長裁決で加藤副議長が反対に回り、決議案は否決された。議長選での海川氏の得票は9だった。
 海川議長は「4年前のポスターを再利用した。その間に掲示責任者が死亡したのに、名前の修正が徹底されなかった。ミスは認めるが、議長の責任を問われるものではない」と話している。


2011年12月02日金曜日

2134チバQ:2011/12/03(土) 22:45:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20111202-OYT8T01351.htm
奥州市、「副県都」を返上?

総合計画から削除案 一関に人口抜かれ
 2006年の合併時に「副県都」構想を掲げ、市総合計画にも「副県都」という言葉を盛り込んだ奥州市が、この言葉を計画から削除するかで揺れている。今年9月に旧藤沢町を編入合併した一関市の人口が奥州市を抜き、県内2位となったからだ。

 奥州市は06年2月20日、5市町村が合併、人口13万1272人と盛岡市に次ぐ県内2位の人口となった。同市は翌07年から10年間の総合計画で、目指すべき都市像を「歴史息づく健康文化都市 産業の力みなぎる副県都」とし、副県都としての街づくりを進めてきた。

 市は計画策定時、11年の人口を12万8600人と見込んだが、少子高齢化が進み、10月末の人口は約3000人少ない12万5539人。9月に旧藤沢町と合併した一関市の10月末の人口は12万8531人で、奥州市を抜き県内2位となった。

 このため、市は11月に各地で開いた市政懇談会で、計画から「副県都」という言葉を外すと説明。目指すべき市のイメージは、「高度な水準をめざす『教育と医療のまち』」や「地域が支え育てる『農業のまち』」などとした。しかし、出席者から「人口以外にも、副県都を目指す理由がある。副県都という言葉を外さないでほしい」という声が上がった。また、ある市議からは、「農業生産高など産業面で県内第2位を目指せる」などの意見も出て、市は再度、検討中だ。

(2011年12月3日 読売新聞)

2135チバQ:2011/12/06(火) 12:41:32
http://mainichi.jp/area/akita/news/20111206ddlk05010039000c.html
大館市:本庁舎、耐震補強を転換 「移転」か「全面改築」へ /秋田
 ◇「長期使用に不安」
 大館市は東日本大震災を受け、耐震補強工事を計画していた本庁舎(同市中城)について、「移転」と「現庁舎全面改築」の2案で検討していく方針に転換した。「耐震補強を行ったとしても長期使用に不安がある」というのが理由。懸案だった庁舎整備について、市が2案の方針を示したのは初めて。

 5日の市議会定例議会一般質問に答え、小畑元市長が明らかにした。市総務課によると、鉄筋コンクリート3階建ての本庁舎は1954(昭和29)年建築。76年に増築し、現在は広さ約4500平方メートル。老朽化が進み、09、10両年度実施の耐震診断で補強工事の必要性を指摘され、今年度設計、12年度施工の準備を進めていた。

 しかし、東日本大震災はマグニチュード9、最大震度7を記録。従来の耐震計画の想定を大きく上回り、防災拠点として、より強度の高い庁舎整備が求められている。市は再検討に際し、現庁舎を耐震補強する▽市所有の旧正札竹村本館・新館を改修し移転▽現庁舎を全面改築−−の3案を基に、建物の強度、経費、耐用年数などを比較。その結果、今後約30年にわたって、防災拠点としての機能を備えた庁舎を想定した場合、現庁舎は今のコンクリート設計基準強度を満たさず、旧正札竹村本館・新館は強度を保っていることが分かった。

 このため、市は旧正札竹村本館・新館を改修して移転する案と、現庁舎を改築する案の2案を基に、具体的に検討することにした。小畑市長は「今後は市民の声を広く聞きながら検討を重ねていく」としている。【田村彦志】

2136チバQ:2011/12/07(水) 23:32:53
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/07/kiji/K20111207002191280.html
福島県議会の自公両会派“西山氏、来るな”
 女性スキャンダルで懲戒処分を受けた西山英彦・経済産業省元官房審議官(54)が、環境省福島除染推進チーム次長に就任した人事について、福島県議会の自民、公明両会派は6日、西山氏の解任を求める要望書を県に提出した。西山氏を「よりによって更迭された人物」と表し、次長就任は「県民感情を逆なでしている」と批判。国に抗議するよう求めた。

 自民、公明両会派の県議5人が午後3時すぎ、県庁を訪問。佐藤雄平知事あての要望書を内堀雅雄副知事に手渡した。

 要望書では「着実に除染を進めるには、信頼関係のもと緊密に連携しなければならない」と指摘。「よりによって更迭された人物を除染の責任者にする人事は、あまりにも県民感情を逆なでしており、言語道断と言わざるを得ない」とした。内堀副知事は「国にしっかり伝えていく。真剣に対応したい」と応じた。

 西山氏は原発事故発生後、会見で経産省原子力安全・保安院のスポークスマンを務め、お茶の間にも広く知られたが、6月に一部週刊誌で女性職員との不倫が報じられ更迭。9月、勤務時間中に省内で女性職員と不適切な行為を繰り返していたとして停職1カ月の懲戒処分を受けた。

 環境省は11月18日、西山氏を福島除染推進チームの次長とする人事を発令。関係者からは「左遷」との見方が出ていた。

 自民党福島県連の斎藤和夫事務局長によると、西山氏の次長就任は報道で知ったといい、「信じられない思いだった」と憤慨。「除染は福島の最大の問題。原発事故のさなかに女性スキャンダルを起こして更迭された人と、県民は信頼関係を結べない」と強調した。

 福島県議会は定数58で、自民会派が28人、公明会派が3人。民主会派の16人を大きく上回る計31人で、西山氏にNOを突き付けたことになる。

 環境省秘書課によると、西山氏は次長就任後、1回福島入りしたが、その後は東京で勤務。現在は除染のモデル事業について各省庁間の調整などに当たっているという。

 細野豪志環境相は1日の参院東日本大震災復興特別委員会で、社民党の吉田忠智議員から西山氏の人事について「不適切」と指摘され、「福島の皆さんもいろいろ思いがあるので、本人は表に出ることなく、必要な時は地元に行く」と答弁していた。

 同省は今回の解任要望について「現段階でコメントは差し控えたい」としている。

 ▽西山氏の女性スキャンダル 6月に週刊新潮が、経産省勤務の20代後半の独身女性と都内の路上でキスする様子などを報道。同23日に海江田万里経産相(当時)から口頭で厳重注意を受け、「(記事が)掲載されたこと自体、私の至らなさを示している」などと謝罪。同29日にスポークスマン役を更迭され、7月15日付の人事で官房審議官から官房付になった。9月30日に、3月下旬から6月ごろにかけて、省内の審議官室で女性職員とキスや抱擁など不適切な行為を繰り返していたとして停職1カ月の処分を受けた。相手の女性職員も同日付で訓告処分。
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2137チバQ:2011/12/08(木) 00:04:05
>>1930>>1933-1934>>1937
>>2031-2034>>2055
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111207-OYT8T00053.htm
大石田町の入札汚職 前町長の情状争点に
あす初公判

 大石田町発注の公共事業の指名競争入札を巡る汚職事件で、受託収賄罪に問われた前町長の阿部孝義被告(75)の初公判が8日午後、山形地裁で開かれる。阿部被告は起訴事実を認める方針で、争点は量刑を決める情状面に絞られ、早期に結審する見通し。一方で、事件当時の詳細なやり取りや、便宜供与が入札にどのように影響したかは、具体的には明らかになっておらず、法廷での発言や主張が注目される。

 起訴状などでは、大石田町長(当時)の阿部被告は2007年6月12日、町役場内の町長室で、尾花沢市の建設会社社長から、町発注の町道流雪溝工事の指名競争入札で同町の企業1社を外すように自身の支援者を仲介して依頼を受け、承諾。同8月11日、自宅敷地内の寺院で、現金100万円を受け取ったとされる。社長は贈賄罪の時効(3年)が成立している。



便宜供与の依頼があった大石田町役場 関係者によると、阿部被告の弁護側は、事実関係は認めたうえで、〈1〉わいろの認識時期〈2〉企業を指名から外した際の心情――について争う予定。〈1〉については「金は返すつもりで机に入れた後、自分のものになったと感じて使った」と訴え、〈2〉は「以前から企業に仕事上の問題があったため、入札から外そうと考えており、社長からの依頼に後押しされた」と主張する方針という。

 今回の事件を巡っては、首長に権限が過度に集中していた同町の指名競争入札のあり方が問われている。阿部被告が、町幹部で構成する「審査会」の後に独断で企業1社を外したとされるが、阿部被告と町職員らの間で、どのようなやり取りがあったかは、不透明な部分が多く、法廷で明らかになるのかが注目される。

 また、問題の町道流雪溝工事の入札(予定価格4440万円)は、大石田町と尾花沢市の計7社が参加し、阿部被告に便宜供与を求めた建設会社が4200万円で落札。落札率は約95%と高率で、「事件に絡んで談合があった可能性がある」(複数の捜査関係者)という。今回の便宜供与が、入札にどのように影響したかは公には明確になっていないが、事件の背景の重要な要素の1つであるため、法廷で検察側や弁護側が、主張の中で言及する可能性もある。

 阿部被告は9月25日、県警に逮捕され、勾留中の10月3日付で大石田町長の辞職願が受理された。山形地検が同14日に起訴し、同17日に保釈されている。

(2011年12月7日 読売新聞)

2138チバQ:2011/12/08(木) 00:09:11
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001112070003
「国体開催へ」市町村に戸惑い
2011年12月07日

 「復興のシンボルと位置付け、開催する」。震災の影響で開催か延期かが焦点になっていた2016年の岩手国体について、達増拓也知事が開催を正式に表明した。県は民間団体の力を借りて震災復興との両立を目指すが、前例のない形式に市町村の担当者には戸惑いもある。


 「岩手の復興を国民に宣言する場になれば」。こう歓迎するのはラグビーとトライアスロンを予定する釜石市の担当者。「復興後の開催が望ましい」と注文を付けていた大槌町も「復興の後押しになる」(伊藤正治教育長)と期待する声が上がる。


 県の調査では、沿岸被災地を含めて開催に否定的な市町村はなかった。ただ、被災した競技会場の再建や見直しはこれからだ。ソフトバレーボールの会場が被災した大槌町は「練習、宿泊施設など、どのくらい整備できるか分からない」。軟式野球場ががれき置き場になった宮古市は、他の自治体に開催を打診中だ。


 最大の課題は、人員と予算の確保だ。市町村の開催費用は総額99億円に絞り込んだものの、県が負担する開催費用118億円のうち7割が施設整備費。この経費をどれだけ削減し、民間団体からどの程度寄付や協力が仰げるかによって、開催規模は変わる。


 開・閉会式を担当する北上市は「施設整備は県にお願いしたい部分が多い。どういうスタンスで開くのか早く示して欲しい」と不安もみせる。10競技を予定する盛岡市の担当者はこうくぎを刺した。「開催は喜ばしいが、運営費の試算など詳細を県が出すまで具体的には動きづらい」

2139チバQ:2011/12/12(月) 19:26:05
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001112100002
みんなの党、手探りの駆け出し議員
2011年12月10日


みんなの党として初の一般質問に臨む境恒春議員(手前)=県議会

 初挑戦の仙台市議選、県議選で計6人が当選し、県内での躍進ぶりを印象付けたみんなの党。うち5人は40〜30代で政治経験はないに等しく、戸惑いながらの議員活動だ。他の政党は「お手並み拝見」といったところ。議会に新風を吹き込めるのか。


 「被災地では怖くて道路が渡れない。視界の悪くなる夕方以降は、外出ができないという不安の声が多く寄せられている」


 同党の境恒春議員(32)が9日、県議会で初めての一般質問に立ち、被災地で信号機の復旧が遅れていることを指摘した。「政治経験がないので、過去の一般質問の映像や傍聴した経験を参考に文章の構成を考えた」と言う。


 初の当選を決めてからまだ1カ月。みんなの党会派に所属する境氏と堀内周光氏(35)の2人は、議会のルールや慣習に戸惑うことが少なくない。


 「失敗」もした。先月30日の本会議。県職員の給与を平均0・29%引き下げる条例改正案に「削減幅が足りない」と、会派として反対した。


 だが、その前に開かれた総務企画委員会では堀内氏が出席していたにもかかわらず、議案は全会一致で賛成となった。起立や挙手を求めない表決方法だったため、「『反対』と返事しないと賛成になると知らなかった」と堀内氏。


 一方の仙台市議会。「県議会と違って、こっちには代表がいてよかったと3人で話すことがある」。同党市議の小野寺淳一氏(45)は、率直に打ち明ける。


 その代表は当選6回を数える柳橋邦彦氏(71)。市議会棟の同党会派控室では9日午前、柳橋氏の前で、小野寺氏ら1年生議員3人が演説原稿を朗読した。12日以降、それぞれが行う一般質問の予行演習だった。


 「ゆっくり水が流れるように読む」「『いただけないか』という言葉はいらない。我々は市当局にお願いする立場じゃない」


 そんな指示をした柳橋氏は「演説はまだまだだが、3人は震災を経て問題意識を持って議員になった。意気込みを感じる」と話す。


 2005〜07年に議長を務めた柳橋氏。09年の市長選で敗れた因縁もあり、「復興のスピード感がなく、存在感もない」と奥山恵美子市長に批判的だ。


 ベテランが若手を引っ張り、市議会の台風の目になれるのか。ほかの会派は、まだ様子見の状況だ=表。自民党・仙台から選出された佐藤正昭議長は「どんな活動をするのか、まだ評価はできない。市民もそうだろう。4年後の選挙で真価が問われる」と語った。(鈴木剛志、高橋昌宏)

2140チバQ:2011/12/12(月) 19:26:47
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20111210-875008.html
サスケ公開レコで「もう選挙出ない」
レコーディングを行ったザ・グレート・サスケ プロレスラーで元岩手県議会議員のザ・グレート・サスケ(42)が9日、都内で東日本大震災の復興アルバム「みちのく魂」の公開レコーディングを行った。現在も岩手・盛岡市に住み、3月11日も同市で被災し、6月から温めていた企画。CDは14曲+サスケの語り「復興宣言」からなるミニアルバム。「私は津波の被害は受けていない、生き残ってしまった東北人。何かできないかと思った」とサスケ。今回のCD制作には岩手・陸前高田市で兄を亡くしたバンドHAZEのボーカル霞さんも参加した。07年まで県議を務めたサスケだが同年の県知事選に出馬し、落選。今年9月にも県議選で落選した。今後については「もう選挙には出ません」と事実上の政治家引退を表明した。

 [2011年12月10日10時43分 紙面から]

2141チバQ:2011/12/19(月) 22:11:31
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111219-OYT1T00209.htm
町が分断、見通し明るい…帰還メドで反応に差

3大臣との会談後、記者団の質問に答える佐藤知事 政府が、現在立ち入り禁止となっている警戒区域を、年間放射線量で三つに分けて見直すという案を福島第一原発周辺市町村に示した18日、首長らは様々な反応を見せた。

 「町が分断される」「見通しは明るい」――。見直しの結果、住民帰還のメドが立ちそうな自治体と、そうでない自治体との間で、受け止め方に違いが出た。

 平野復興相、枝野経済産業相、細野原発相は、同日午後、県庁で佐藤知事と会談した後、福島市内のホテルで福島第一原発周辺市町村長との意見交換会に臨んだ。席上、政府側から20ミリ・シーベルト未満は避難指示解除準備区域、20ミリ・シーベルト以上50ミリ・シーベルト未満は居住制限区域、50ミリ・シーベルト以上は帰還困難区域とする案が示された。意見交換会は冒頭以外は非公開で、終了後、首長らが報道陣に感想を述べた。

 同原発が立地する双葉町の井戸川克隆町長は、国から新たな三つの区域の見直し案が示されると、町内の大半が5年以上帰還が難しい帰還困難区域に指定されるのではと懸念した。「子供たちなど町民を放射線量の高い状態にさらすわけにはいかず、(今の状態で帰還するという)冒険はさせたくない。致し方ないのかなと思う」と話した。同じく同原発が立地する、大熊町の渡辺利綱町長も「町の大半が居住制限区域になり、分断されることも考えられる。持ち帰ってしっかり検討しないとならない」と厳しい見方を示した。

 新しい区分けで、町が三つの区域に分かれると説明された浪江町の馬場有町長は、「これでは町が分断されてしまう」と批判した。

 一方、今回集まった市町村の中で、比較的放射線量が低い楢葉町の草野孝町長は、「(帰還への)見通しは大変明るいと思う。希望を持っている」と前向きに受け止めた。その上で、「帰宅できるようになったとしても、町に自主財源はなく、復興事業ができない。原子力発電所がある限りは、原発関連の交付金を継続してほしい」と注文をつけた。ほぼ全域が年間放射線量20ミリ・シーベルト未満とみられる川内村の遠藤雄幸村長も、「20ミリ・シーベルトという一つの基準が示されたことについては評価したい」と述べた。村の復興計画では、来年3月末までに全村民の帰還を目指しているが、国が4月をめどに警戒区域を見直すとしているので、一部の地域では4月以降にずれ込む可能性が出てきた。

 計画的避難区域になっている山木屋地区など森林が多い川俣町の古川道郎町長は、「山は生活圏。政府に対しては、除染を徹底してやることを求めた」と述べた。

(2011年12月19日21時31分 読売新聞)

2142チバQ:2011/12/19(月) 22:13:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111219-00000002-khks-l07
避難区域再編案、線引きに不満も 首長、評価と戸惑い交錯
河北新報 12月19日(月)6時10分配信

 福島第1原発事故で、政府が18日示した避難区域の再編案には長期間の避難を求める「帰還困難区域」と、帰還を前提とする「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」で線引きする方針が盛り込まれた。地元市町村長からは「一定の前進」と評価する声が上がる一方、「住民にどう説明するのか」との戸惑いが広がった。
 大熊町は第1原発1〜4号機が立地し、町の相当部分が帰還困難区域に指定される見込みだ。渡辺利綱町長は「大きな方向性が示されたことは評価する」と受け止めた。その上で「われわれには戻って生活する権利があり、住める環境にするのが(東京電力と国の)義務」と語った。
 富岡町は3区域が混在する可能性がある。遠藤勝也町長は「一つの町を分断するなら大問題。町は全町民を支えるために国と協議する」と説明した。
 浪江町は山間部が帰還困難区域、沿岸部が居住制限区域、避難指示解除準備区域に主に色分けされる見通しが強まった。馬場有町長は「町を分断する区域設定は受け入れられない」と反発した。
 南相馬市は9月末に中心部の緊急時避難準備区域指定が解除されたが、その後も医療環境などの復旧が進んでいない。桜井勝延市長は「除染も健康検査も市が率先して行っている。国の対応はスピード感がない」と苦言を呈した。
 福島県の佐藤雄平知事は県庁で枝野幸男経済産業相ら3閣僚と会談した。その席で、野田佳彦首相が原発事故収束に向けた工程表のステップ2が完了した際、工程途中なのに「事故収束」と断言したことを問題視し、「容認できない」と批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111218-00000066-mai-soci
<警戒区域再編方針案>「町を分断するのか」 首長ら不信感
毎日新聞 12月18日(日)21時38分配信

枝野幸男経産相、細野豪志原発事故担当相、平野達男復興担当相を迎えて行われた被災市町村との意見交換会=福島市内のホテルで2011年12月18日午後2時59分、竹内幹撮影

 政府が18日福島県や市町村側に示した警戒区域の解除・再編方針に対し、当該11市町村の首長らは「町を分断するのか」「帰還に向けた除染やインフラ整備の工程を示す方が先ではないか」など、強い不信感を表した。

 枝野幸男経済産業相ら3閣僚がこの日福島市を訪れ、首長らに放射性物質の汚染マップを配り、三つの新たな区域設定の考え方などについて説明した。マップに基づけば、富岡町や浪江町は3分割されることになる。

 既に警戒区域と計画的避難区域に二分されている浪江町の馬場有町長は会合後、「町民を分断するようなことはやってはならない」と危機感をあらわにした。年間被ばく線量50ミリシーベルト以上の土地を買い上げる手法についても「にっちもさっちもいかなくなった時の問題で、今の時期は考えられない」と戸惑いを隠さなかった。全域が警戒区域内にある富岡町の遠藤勝也町長も「3区分になることは考えていない。住民が一緒に帰れるのが目標だ」と話した。

 一方、福島第1原発が立地する双葉町の井戸川克隆町長は「説明を聞き、町全域が帰還困難区域になると感じた」と話し、「今後は町として一つにまとまりながら、仮の町を設けるということになる。どこに作るかは町民と話し合っていく」と、集団移転の可能性に言及した。

 また、南相馬市の桜井勝延市長は「警戒区域は国の責任で除染するということなので、その工程表をまず明確に示すべきだ。ズタズタになったインフラの復旧にも手がつかず、国の方針が見えない」といらだちを見せた。

 これに先立ち、枝野氏らと会談した佐藤雄平・福島県知事は「一日も早い帰還を実現するということで、(政府)一丸となってさらに努力してほしい」と述べ、避難区域見直しに向け、政府内に専門チームを設けるよう求めた。【松本惇、清水勝、吉川雄策】

2143チバQ:2011/12/21(水) 20:37:42
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111203ddlk19040166000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/1 どう考え、どう語ったか /山梨
 先月8日夕方、乗車していた仙台行き東北新幹線「Maxやまびこ143号」が新白河駅を通過。目的地の福島県内に入った。稲刈り後の農村風景が車窓に広がる。ちょうど通路のドア上の電光掲示板に、こんな「毎日新聞ニュース」が流れた。

 原発事故で避難区域の福島県双葉郡8町村、住民の27%が「戻る気ない」と回答 34歳以下は5割強 福島大調査

 福島訪問の目的は、東日本大震災の影響で4月実施が見送られた県議選など統一地方選(投開票20日)の取材応援のためだ。

   ◆  ◆

 福島を訪れるのは06年秋の秋田支局勤務時代、高校野球秋季東北大会の取材以来だ。雨で序盤の試合が順延され、東北各県から集まった同期入社の記者と福島市内の温泉に繰り出し、地場産のキノコや手打ちそばを食べた。太平洋岸に並ぶ原発が、爆発で放射性物質をまき散らす可能性など、考えることもなかった。

 今では福島県産の一部地域のキノコは放射能汚染によって、出荷や摂取が制限されている。

   ◆  ◆

 県議選では、双葉郡選挙区(定数2)が、福島第1、2原発がある自治体を含む8町村のエリアだ。ここから5人が立候補した。大半の地域が警戒区域(同原発から半径20キロ)や計画的避難区域になったため、各候補者は、主に内陸の仮設住宅を訴えて回る異例の選挙戦となった。

 山梨県から遠く福島県内の選挙戦ではあるが、原発事故は悲しいことに、世界的な関心を集めている。その原発が生み出す電力は、東京電力管内である山梨県にも供給されてきた。福島県議選を通して、候補者や陣営関係者、避難住民が原発をどう考え、どのように語ったのか。山梨県民に報告する。(この連載は岡田悟が担当します)=つづく

2144チバQ:2011/12/21(水) 20:37:59
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111204ddlk19040085000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/2 関心事に触れぬ候補 /山梨
 先月の福島市内。見た目は、日常的な風景だった。休日のJR福島駅前は買い物客でにぎわい、中高生が街を自転車で駆け抜ける。

 ただ大気中の線量は、原発事故前より高いまま。福島県公式サイトの専用ページによると、福島第1原発から約62キロ離れた県庁横の紅葉山公園の空間線量率測定結果は、同21〜25日時点でも、毎時0・97〜0・98マイクロシーベルトで推移している(甲府市内は事故後も同0・042〜0・072マイクロシーベルト)。

 それでも、立ち入りが禁止された原発周辺よりは圧倒的に低い。

 選挙取材のため、紅葉に色づく山々を横目にレンタカーを走らせると、カーラジオから、県内の測定結果がまるで天気予報のように伝えられる。

   ◆  ◆

 福島市や二本松市、郡山市などがある県中央部(通称「中通り」)には、事故を起こした原発がある双葉郡8町村の一部が臨時役場を設けるなどし、避難者が多く暮らしている。広い空き地やグラウンドには大抵、仮設住宅のプレハブが並んでいた。

 4月に実施予定だった統一地方選のメーンとなる県議選が告示された先月10日、郡山市の複合施設「ビッグパレットふくしま」周辺の仮設住宅に、民主党現職で双葉郡選挙区(定数2)から2期目を目指す坂本栄司氏(56)が姿を見せ、避難住民を握手して回ってから、訥々(とつとつ)と演説を始めた。

 先日、細野(豪志)原発事故担当相と話し、いつ地元に帰還できるのかはっきり示すよう訴えました。除染の範囲を広げ、なるべく早く戻れる地域にします。災害復興住宅の建設、特区制度を活用した働く場所を作るのも重要です。

 国民の関心が高い「脱原発」の是非。最大の被害を受けた有権者に対し、自ら「与党の一員」とうたう坂本氏は、演説でこれに触れなかった。=つづく

2145チバQ:2011/12/21(水) 20:38:27
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111205ddlk19040065000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/3 将来への明言避ける /山梨
 −−前回選挙では「原発との共存共栄」を掲げていたが。

 四つの原子炉の廃炉が決まり、残り六つ。住民感情もあり、(東京)電力さんも再稼働を言う態勢が整わないのではないか。その結果として廃炉となる。共存共栄はもうない。廃炉作業が、原発産業の主流になるのかな。

 −−脱原発ということか。

 脱原発という概念的な話より、今いる人たちの雇用を守り、転職できる環境の整備も国の責任でやっていかないといけない。

 福島県議選(先月20日投開票)で、事故を起こした原発がある双葉郡選挙区(定数2)から立候補した民主現職の坂本栄司氏(56)は街頭演説後の地元テレビ局のインタビューでやっと、原発の将来性に言及した。

 「四つ」とは、事故を起こした福島第1原発1〜4号機、「残り六つ」は冷温停止中の同5、6号機、第2原発1〜4号機のことだ。

   ◆  ◆

 県議会は10月、県内全10基の原発の廃炉を求める請願を賛成多数で可決した。

 坂本氏はこの決議を前に退席していた。告示3日前の先月7日に開かれた同選挙区5候補予定者による公開討論会では、第2原発再稼働の是非を問う質問に、他4候補と同様「×」(すべきでない)のパネルを上げた。

 それでも、選挙演説では廃炉に触れない。記者に聞かれれば「廃炉」と答える。煮え切らないのだ。

   ◆  ◆

 自民現職で3選を目指した吉田栄光氏(47)は、東日本大震災前まで原発推進を明言していた。選挙戦最終日の19日、吉田氏は二本松市の仮設住宅前で街頭演説していた。

 我々は40年間、この(原発の)エネルギー政策を推進し、地域振興策がなされてきた。3月12日の事故以降の先の見えない避難生活。今後の我々の地域振興、エネルギー政策について、皆さんとしっかりしたご協議をしながら、皆さんの訴えを、大きく大きく受け止めた次第でございます。

 実は演説の前に、あるテレビ局の記者が「原発や除染の問題で考えを示してほしい」と要請していた。この日以外の街頭演説でも私は数回取材した。吉田氏は、原発の将来性には一切触れなかった。=つづく

2146チバQ:2011/12/21(水) 20:38:53
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111206ddlk19040053000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/4 経済の重し、口堅く /山梨
 福島県議選双葉郡選挙区(定数2)に立候補した現職候補たちは、なぜ原発の将来性にあまり言及しないのか。

 自民の吉田栄光候補(47)の選対本部長を務めた勝山一美・同県浪江町議に疑問をぶつけたところ、「有権者の意識は大方、脱原発だが、代替手段もなく、声高に叫べばいいというものではない」との答えが返ってきた。

   ◆  ◆

 福島第1原発は同郡のうち、双葉町と大熊町、第2原発はその南の富岡町と楢葉町に立地。双葉町の北に位置する浪江町内には原発がないため、国からの交付金は立地自治体より少なく、原発による直接の固定資産税収入はなかった。

 それでも住民は、原発での作業に東電やプラントメーカーの3次、4次下請けとして携わる「協力会社」社員として収入を得、これら企業や社員の消費によって、同町のみならず双葉郡全体の経済が回っていた。勝山町議は「町内ではナシなど果樹畑が多かったが、生計を立てるのは厳しく、子供に原発勤務を勧めた家庭は多い。2年間原発で働けば、2町歩(約2ヘクタール)の田以上の収入になった」と話す。

 もっとも、勝山町議も事故への怒りや悔しさを隠さず、「事故直後でも避難は3、4日と住民の多くが思っていた。それだけ『安全神話』に慣らされていた」と振り返る。

 県ホームページによると、同町の空間線量率は今月1日現在、毎時5・37マイクロシーベルト。事故後は同町民約2万1000人のうち1万4000人が県内各地へ、約7000人が県外への避難を強いられた。

 それでも、原発の全否定は、雇用を奪うことと取られかねないのだという。

   ◆  ◆

 大熊町から県内陸部の会津若松市の仮設住宅に避難している女性(67)は、かつて同町役場に勤務し、第1原発建設の用地買収をする東電社員に同行したこともある。

 「(事故前に)貸しアパートを建てれば、東電の人が全部借り切ってくれてね」と話しながらも、「原発ができた当時はみんな喜んだが、『いつか大変なことになるのでは』とも思っていた。自宅を建て替えたばかりなのにこんなことに……」と涙を見せた。

 事故や放射能汚染のリスクへの不安と、経済的な“恩恵”の中での暮らし。「一体、どういう気持ちだったのですか」と聞いたが、「それは……、何とも言えないねえ」。=つづく

2147チバQ:2011/12/21(水) 20:39:12
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111207ddlk19040122000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/5 2新人、「廃炉」明確に /山梨
 事故を起こした原発がある福島県議選双葉郡選挙区(定数2)の新人候補のうち2人は、かなり明確に脱原発や廃炉を打ち出していた。

 無所属新人の白土正一氏(62)は、福島第2原発がある富岡町の生活環境課長として、東電や国と県内原発立地町村の「情報会議」の事務局長を長く務め、国や東電に安全対策や情報開示を厳しく迫ってきた。02年に発覚した福島第1原発などのトラブル隠しを念頭に、県議選告示の先月10日、同郡の南に隣接するいわき市での演説で東電を批判した。

 東京電力は、事故が起こるとマニュアルを作り、形だけ(対策を)やるような姿勢を見せ、隠蔽(いんぺい)体質をやめるとは考えません。東電に対し、不信感が根強く残っております。

 選挙公報には「『原発依存をやめ』、福島第一・第二原発の廃炉を求める」と明記し、演説でも訴えた。

 また、双葉郡の除染には物理的、経済的に限界があると主張。同17日、同市の事務所を訪れた私に「除染さえすれば帰れるとの見方は、住民を愚弄(ぐろう)している」と言い切った。現職候補より主張を明確化し、原発労働従事者から反発はないのかと問うと、「有権者の反応には強いものを感じる」。

   ◆  ◆

 社民新人で、双葉郡で中学教員をしていた遠藤陽子氏(61)は、原発事故後に立候補を決めた。

 人災である原発事故は、すべての生活を破壊しました。東電と国、国策として原発を進めてきた自民党、民主党の責任は重く、プルサーマル発電を認めた県も例外ではありません。

 告示日の出陣式でこう訴えた遠藤氏。党県連幹部は、同党が従来から原発のあり方を批判してきたとあいさつし、党是としての脱原発を強調。福島瑞穂党首が応援に駆けつけた日もあった。

 だが選挙戦中盤、私の同僚記者が遠藤氏を取材したところ、こうこぼしていたという。「双葉郡で廃炉を支持している人が少なく、あまり声高には言えない。東電に補償や謝罪をきちんとさせるという話はしているが、雇用の問題まで伝えきれない」=つづく

2148チバQ:2011/12/21(水) 20:39:35
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111208ddlk19040118000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/6 「政策より地縁血縁」も /山梨
 福島県議選の取材の一環で、県内各地の仮設住宅を回って、避難住民の話を聞くこともあった。

 NHKはこう報じた。投票日の先月20日、事故を起こした原発がある双葉郡選挙区の有権者への出口調査で、7〜8割が廃炉に賛成している。

 その通りなのかもしれない。ただ、私の取材に応じてくれた避難者の中には、脱原発を訴える人は多くはなかった。

   ◆  ◆

 同選挙区の浪江町からの避難者が暮らす内陸部の二本松市の仮設住宅。長女夫婦が千葉県に避難したという自営業の男性は「原発事故は自然災害が原因だろう。県内の原発は無理でも、東電には動かせる原発は動かしてもらわないと、我々の補償がしてもらえないという不安もある」と話した。長女の夫は原発関連のプラントメーカーの関連会社に勤務しているのだという。

 元々農家だったという無職の男性(70)は「原発をなくしても、代替エネルギーはすぐに準備できない」と話した。

 また、会社員の男性(41)は「日本全体のエネルギーを考えれば、原発は必要」と話したが、その表情はこわばっていた。福島第1原発の収束作業のため仮設住宅から通っているのだという。原発でどのような作業をしているのか尋ねてみたが「会社から止められている」。名前も教えてもらえなかった。

   ◆  ◆

 双葉郡選挙区の県議選を通じて、原発を巡る各候補者の訴えがどれほど浸透し、議論が深まっていたのか。

 選挙戦最終日の先月19日、自民現職、吉田栄光氏(47)は、二本松市のこの仮設住宅で街頭演説をした。拍手を送っていた高齢の女性2人に話を聞いた。1人は、吉田氏を支持する理由を「お父さん(吉田氏の父は元浪江町議)の頃から応援してんだから」。原発の是非については「それは……、わがらねー」。

 もう1人は「原発はもうねえ方がいい。(吉田候補は原発に)反対してくれる」。

 政策や主張より地縁血縁というのも、選挙の一面ではある。=つづく

2149チバQ:2011/12/21(水) 20:39:59
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111209ddlk19040065000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/7止 支持者と東電に配慮 /山梨
 これだけ痛めつけられ、すべてのものがばらばらにされてしまった。その原因を作ったのは何だったのか。原発の安全神話は崩れ去った。原発を再考し、脱原発という考え方で進んでいただきたい。

 福島県議選などが告示された先月10日、無投票で再選が決まった同県浪江町の馬場有(たもつ)氏(63)。役場が移転した二本松市で万歳三唱をした後、「県議選で原発についての議論が低調だが、どう思うか」との報道陣の問いに、こう語気を強めた。

 前日に臨時町役場でインタビューした際にも、「自宅に(一時帰宅で)帰るのにタイベックス(防護服)を着ていく。とんでもない話だ。それをしたのは誰ですか? 壊れた家も直せない。精神的な被害は時間がたつほど増えていくんです」と述べ、国や東電への怒りをあらわにしていた。

   ◆  ◆

 開票日の同20日、自民現職、吉田栄光氏(47)は2位当選の民主現職、坂本栄司氏(56)に倍以上の差を付け3選を決めた。

 地震と津波で亡くなられた方々、そしていまだ収束しない原発事故で避難している窮状を考えると、非常に複雑な思いをしながらの万歳だった。さまざまな訴えのいろいろな有権者のご判断をいただいたと考えている。

 同市の事務所で、集まった支持者にこうあいさつした吉田氏。万歳や家族から祝いの花束を受け取る時以外は、厳しい表情だった。

 「4年間に向けた決意を」「避難している有権者にメッセージを」。報道陣の囲み取材で当たり障りのない質問が続く。私は問うた。

 −−県内原発の廃炉を訴える候補者もいたが、吉田候補は街頭ではあまり明言されなかったと感じる。改めて考えは。

 現在、事故の収束は見えず、軽々に再稼働はできない。損害の賠償、古里にいつ帰れるのか、地域住民の考え方は重要で、現時点では廃炉の方向を考えざるを得ない。ただし、これは事業者がある程度決めるべき問題で、今後、安定化、廃炉と進んでいくわけで、東電と地域の信頼関係は欠かせないので、事業者がしっかりこの点について大きな方向を示す必要があると思います。

 言葉を慎重に選び、こう答えた。廃炉を求める県議会への請願に自身が賛成したことを踏まえ、現時点では廃炉はやむなしとしつつも、「さまざまな訴えのいろいろな有権者のご判断をいただいた」うえでの当選なので、住民への賠償などを条件に再稼働に含みを持たせ、最終的には東電にげたを預ける。あらゆる方面に気を配った、ある意味“完璧”な回答だった。=おわり(この連載は岡田悟が担当しました)

==============

 ◇福島県議選双葉郡選挙区(定数2)
当 13671 吉田栄光 47 自現

当  5932 坂本栄司 56 民現

   3810 遠藤陽子 61 社新

   3799 白土正一 62 無新

   2653 青木敏孝 40 無新

 =選管最終発表

2150チバQ:2011/12/22(木) 12:16:25
48 名前:名無しさん 投稿日: 2011/12/22(木) 07:42:55
関係職員26人を処分、副市長は引責辞任 仙北市税金不正処理問題

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111221o

 旧角館町と仙北市の税金不正処理問題で市は21日、不正があった1998〜2006年度に税務課に在籍していた職員10人を停職や減給、戒告の懲戒処分とし、16人を訓告や厳重注意処分とした。市の調査委員会で委員長を務めた石山修副市長は「市政に停滞を招いた責任がある」として、任期を2年残し今月末で辞職することを表明した。門脇光浩市長は自らの報酬を来年4月から3カ月、20%カットする。

 虚偽確定申告などの不正行為を実行した当時の主事や主任計3人のうち2人が停職6カ月で、1人は同3カ月。当時の課長、課長補佐、係長の3人は監督責任を問い、それぞれ同1カ月。課長補佐1人は減給10分の1を1カ月、主事や主任計3人は戒告。ほかに事務担当の11人を訓告、窓口担当の5人を厳重注意とした。

 市の調査報告書には、職員が上司(退職)から指示を受けて不正を働いたとの証言が記されたが、発端は未解明のまま。この日の会見で門脇市長は「不明な点はあるが、現在いる職員に処分を下すしかなかった」と説明。県への清算金などの支払いは、関係職員のほかOBにも求めたい考えを示した。刑事告発の可能性については「ほとんどの事案は時効となっており、考えていない」とした。

2151チバQ:2011/12/29(木) 20:49:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111228-OYT8T01042.htm
前大石田町長に有罪判決 懲役1年6月、執行猶予3年

「町政の信頼損ねた」


閉廷後、報道陣の質問に答える阿部被告  大石田町発注の公共事業の指名競争入札を巡る汚職事件で、受託収賄罪に問われた前町長で僧侶の阿部孝義被告(75)(同町田沢)の判決が28日、山形地裁であった。矢数昌雄裁判官は「公共事業だけでなく、町政全般への信頼を損ねた結果は重い」として、懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金100万円(求刑・懲役1年6月など)を言い渡した。

 矢数裁判官は、争点とされていた企業を入札から外した経緯について、検察側の「選挙で対立候補を応援した企業を快く思っていなかった」という主張と、弁護側の「(入札から外そうと考えたのは)企業は工事の手直しが多かったため」という双方の訴えを認定した。

 現金を収受した動機については「妻からの小遣いでは交際費が賄いきれなかった」と述べるにとどめ、「依頼直後から、わいろを受け取る意思があった訳ではない。約9年間、(町長として)町民のために努力していた」とした。

 判決によると、阿部被告は2007年6月12日、自身の支援者を仲介者として、尾花沢市の建設会社社長から、町道流雪溝工事の入札で地元企業1社を外す依頼を受けて承諾。同8月11日、自身が住職を務める自宅敷地内の寺院で現金100万円を受け取った。

 阿部被告はこの日、黒いスーツに白いシャツ、紺色のネクタイ姿で入廷。背筋を伸ばし手を前に組み、証言台に立った。主文読み上げの間は、終始うつむき加減。初公判時と同じように裁判官の顔を見ることはなかった。

 裁判官が「発送した郵便物を部下に回収させてまで、業者を入札から外した」と指摘すると、「ふーっ」と小さくため息をついた。閉廷後は、裁判官が退廷するまで頭を下げ続けたが、傍聴席に向かって会釈する姿も見られた。

(2011年12月29日 読売新聞)

2152チバQ:2012/01/25(水) 21:40:02
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20120125105944.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
元関脇・追風海が町議選出馬意向

 角界から政界へ−。板柳町出身で2006年、けがのため惜しまれつつ引退した元関脇追風海(36)=本名・斉藤直飛人、顔写真=が、2月の同町議会議員選挙に立候補する意向であることが24日、分かった。同日、同選挙の説明会に姿を見せた。

 説明会場の町福祉センターには現職11陣営、新人2陣営の立候補予定者や代理人が集まった。その中でも身長185センチのがっしりとした体格はひときわ目を引いた。追風海は取材に「現状を変えるのは簡単でないが、情熱を持って当たりたい」と話した。

 引退後、同町に戻り警備会社に勤務。体力維持のためトレーニングを続けているという。「年配の議員ばかりで若い人が育たない。『俺がやらなきゃ』という気持ちになった」と動機を語った。

 子どもたちの体力向上を抱負に掲げる一方、話題づくりのため「議員としてアマチュア相撲へ復帰することも考えている」とも。現役時代のしこ名を使い「追風海直飛人」として立候補するという。

 板柳町議会議員選挙は2月14日告示、19日投開票。現役時代は正攻法の一方で奇襲「八艘(そう)跳び」を繰り出すなど、器用な一面がある追風海。新たな挑戦でも力強さと技の切れを発揮できるか注目を集めそうだ。

2153チバQ:2012/01/25(水) 22:48:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120124-OYT1T00228.htm
地方議員で全国最多の15選果たした83歳




. 22日投開票の宮城県色麻町議選で、現職の田中一寿さん(83)がトップ当選で15選を果たし、現職の地方議員としては全国最多当選となった。

 田中さんは1959年5月色麻村議(当時)補選で初当選。91年3月に町長選出馬(落選)で辞職し、翌年2月に町議に返り咲いた。在任期間は51年。

 田中さんは「町民の意見を代弁してきたことが評価された」と述べるとともに、15期目に向けて「町内企業に採用枠の1割を町民にしてもらい、若者を定着させて町の農業を守る」と抱負を語った。

 全国町村議会議長会などによると、これまで岐阜市議で15期58年、広島県議で14期55年11か月、山形県鮭川村や高知県奈半利町、徳島県上板町で13期52年務めた町村議がいた。

(2012年1月24日10時10分 読売新聞)

2154チバQ:2012/01/29(日) 13:26:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000079-mailo-l05
選挙:湯沢市長選 前市長の鈴木氏、無所属で出馬へ /秋田
毎日新聞 1月29日(日)12時25分配信

 来年4月16日の任期満了に伴う湯沢市長選に、鈴木俊夫・前市長(61)が無所属で立候補することが28日、分かった。次期市長選への出馬表明は鈴木氏が初めて。
 鈴木氏は28日、毎日新聞の取材に対し「後援会などから早く表明をと言われ、前日(27日)にあった後援会の新年会で決意を示した」と述べ、「市民と協働し、地域づくり、人づくりに力を入れた行政を目指す」としている。共産党籍は残したまま出馬するという。
 元県議の鈴木氏は02年の旧市長選で初当選し、4市町村が合併した05年の新市長選では旧首長4人による激戦を制した。09年の前回市長選は前市議の斉藤光喜・現市長との激しい一騎打ちとなり、小差で再選を阻まれた。【佐藤正伸】

1月29日朝刊

2155名無しさん:2012/01/30(月) 17:35:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000066-jij-pol
宮城県も議事録未作成=福島県は一時対応できず―大震災
時事通信 1月30日(月)13時12分配信

 東日本大震災を受け宮城県が設置した災害対策本部会議で、議事録が作られていなかったことが30日、分かった。議事録をめぐっては、震災関連の政府の重要会議でも未作成だったことが明らかになっている。ただ、県の会議は全て公開されており、危機対策課は「情報公開の点においては問題ない」としている。
 一方、震災や東京電力福島第1原発事故への対応で開かれた福島県の災害対策本部会議も、震災直後の6日間、議事録を作成していなかった。
 宮城県の本部会議は村井嘉浩知事を本部長とする最高意思決定機関で、昨年3月11日から10月20日まで計94回開催。初日の11日は1時間半から2時間半おきに1日4回開かれており、危機対策課は「震災発生当初は忙しく、議事録が作れる状況になかった」と話す。
 県は震災の記録史を作成するため、発言要旨や決定事項について職員が書き留めたメモをまとめ直す方針。ただ、録音や映像には残していないことから、「一言一句を再現するのは難しい」としている。
 福島県の本部会議は、昨年3月11日から同16日までの計33回分、協議項目を箇条書きした記録は残しているが、議事録は作っていなかった。県は「人員が限られており、議事録の作成まで手が回らなかった」と話している。同17日以降の議事録は作成している。

2156チバQ:2012/01/30(月) 22:45:35
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120130t11027.htm
桜井氏、政界再編にらみ勉強会 超党派で地方議員41人参加
 民主党政調会長代理の桜井充参院議員(宮城選挙区)は29日、超党派の地方議員による勉強会「日本型国家を創る会・宮城」の初会合を仙台市青葉区のホテルで開いた。
 桜井氏は「東日本大震災からの復興に向けた政策の実現には、与野党が連携しなければならない」と述べ、政界再編を視野に入れた政治勢力の結集を呼び掛けた。
 会合には県議や市町議計41人が出席。県議は須藤哲氏(民主)、菊地恵一氏(自民)、菅間進氏、渡辺忠悦氏、太田稔郎氏(無所属)の5人が参加。うち須藤、菅間、太田3氏は県議会の民主党系会派に所属している。
 仙台市議は大泉鉄之助氏(自民)、野田譲氏(同)、鈴木繁雄氏(無所属)の議長経験者のほか、民主の若手ら8人が参加した。
 意見交換で桜井氏は、自身の政治行動について「参院から民主党代表選に出ることも可能だが限界もある。衆院に移る可能性は当然ある」と県内の衆院選挙区へのくら替えに含みを持たせた。参加者とは定期的に勉強会を開く方針を確認した。
 桜井氏は取材に対し、勉強会の位置付けについて「(今後の政局で)何が起きても対応できるよう下地づくりの意味もある」と述べた。


2012年01月30日月曜日

2157age:2012/02/01(水) 22:53:46
逝ってよし+.(・∀・).+♪ http://s.64n.co/

2158名無しさん:2012/02/01(水) 23:50:28
>>2156
桜井参議は衆院2区内の宮城野区出身だから、離党した斎藤恭紀への刺客立候補もあり得るか?
(浅尾慶一郎みたいにならなきゃいいけど)

2159チバQ:2012/02/08(水) 20:54:50
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120207/trl12020723200006-n1.htm
北秋田市長選の選挙違反 元鷹巣町長、2審も有罪
2012.2.7 23:19
 平成21年の秋田県北秋田市長選をめぐり、公選法違反(買収)の罪に問われた元鷹巣町長、岩川徹被告(63)の控訴審判決で、仙台高裁秋田支部は7日、懲役1年、執行猶予2年とした1審秋田地裁判決を破棄し、懲役1年、執行猶予5年を言い渡した。

 卯木誠裁判長は判決理由で「原則5年の公民権停止期間を下回る執行猶予期間を付す特段の事情は見受けられない」と指摘した。

 被告側は男性運動員=同罪で有罪確定=への現金の供与は「運転と道案内の労務の対価」として無罪を主張したが、卯木裁判長は、支援者らの「公判供述は信用できない」として退けた。

 判決によると、岩川被告は21年2月と3月、北秋田市で男性運動員に票の取りまとめなどを依頼し、報酬として計30万円を渡した。

2160チバQ:2012/02/16(木) 20:48:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000015-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/上 農林水産、産出額3000億円 /山形
毎日新聞 2月14日(火)10時28分配信

 ◇戸別補償制度交付金を含め目標達成へ 「数字合わせ」に疑問も
 「これまで以上に農林漁業者や生産者の団体と連携を強め、12年は『農林水産業を起点とする産出額3000億円』の仕上げの年にしたい」。1月10日の定例記者会見で吉村美栄子知事は、09年の知事選で公約に掲げた「産出額3000億円」の12年の達成に自信をのぞかせた。
 産出額3000億円は県内農業を元気にするための目標値。しかし1月25日現在、10年の産出額は2333億円の見込みで、前年実績額を15億円下回る。このまま推移すれば12年の産出額見込みは2778億円で3000億円に届かない。
 農林水産省統計の「農業産出額」は、県独自の産出額にも加算される主要項目の一つ。農家が生産した農畜産物の数量と販売額(諸経費を除く)をかけたデータだ。同省が1月下旬に発表した10年の県の農業産出額は1986億円で、73年以来、37年ぶりに2000億円を下回った。米余りなどで米価下落が影響したため。結果、県独自の産出額見込みも目標より減った。
 こうした傾向にもかかわらず吉村知事が3000億円達成に自信を見せるのは、農水省が産出額に入れていない戸別所得補償制度の交付額を含めるからだ。
 吉村知事は「戸別所得補償制度のモデル対策事業で169億円が稲作農家に交付され、経営安定が図られる効果があった」と説明。169億円を加えれば10年の産出見込み額は2503億円となり、一転して前年比155億円増。12年も同様に試算すれば3000億円達成も見えてくると県は説明する。
 戸別所得補償制度は、農家に作物の販売価格と生産費の差額を交付する制度。農水省の農業産出額統計には国の交付金が加算されているが、戸別所得補償制度は加算されていない。農水省は「農作物の価格を補う交付金は含めるが、戸別所得補償は農家所得助成なので農業産出額の対象とはならない」と説明する。これに対し、県農政企画課の佐藤宏昭課長は「国の産出額の推計方法に『各種奨励補助金を農産物の販売価格の一部とみなし加えた額』としている。戸別所得補償は米を作るからこそ農家がもらえる収入で産出額とすべきだ」と説明する。
 さらに県は、林業と水産業に加え、食品製造業者の県産品使用割合など加工・販売も含めて積み上げる。
   ◇   ◇
 前回知事選の際の表現は「農業産出額3000億円」だった。しかし就任後に「農業」を「農林水産業」に対象を拡大。さらに「加工等関連」も含め、農林水産業を「起点とする産出額」と軌道修正した経緯がある。県議からは「数字合わせ」との批判が出た。今回の戸別所得補償額の加算も「数字合わせ」との疑問も浮かぶ。
 県は目標達成に向け、農山漁村資源を活用し、観光とも連携した新ビジネスの創出など付加価値の拡大▽つや姫の生産増加と全国ブランド米としての定着−−などを掲げる。数字目標の達成だけでなく、農業を元気にする取り組みが実のあるものになるかどうかが問われている。
   ◇   ◇
 吉村知事がスローガンの「温かい県政」を掲げて就任してから13日で3年を迎え、任期は残すところ1年となった。吉村県政を検証するとともに、1年後の知事選を展望する。【浅妻博之】

2月14日朝刊

2161チバQ:2012/02/16(木) 20:49:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000084-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/中 3万人雇用創出は達成 /山形
毎日新聞 2月15日(水)11時39分配信

 ◇大半は国の事業、非正規中心で質伴わず どう実現「長期安定」
 山形市のハローワーク山形には主に正社員の求人を求める人がひっきりなしに訪れる。今月上旬に同所に来ていた上山市の男性(42)は短期間の仕事しか見つけられずにいた。「これから面接を受ける会社で採用されても1年契約で再雇用はない。再びハローワークで職探しだ」と声を落とした。県は雇用拡大のため10、11年度で2万人の雇用を創出したとアピールするが男性は「2万人の雇用が生まれたなんて実感はまったくない」。不安そうな表情で面接会場へ向かった。
 吉村美栄子知事は公約実現のため就任直後に「雇用創出1万人プラン」を掲げた。08年12月に仕事を探す人約2万5000人に対し、求人数は約1万5000人と1万人の差。この差を09年度末までに埋めるとして1万人の雇用を生み出す目標を立てた。県によると、最終的に1万3028人分の雇用を創出したが、うち把握している正社員は約1割の1451人。大半は国の交付金を使った原則6カ月以内の「緊急雇用創出事業」で、長期の安定雇用に結びついていない課題が残った。
 県はさらに10年2月に、10年度から2年間で計2万人の雇用を目指す「2万人プラン」を打ち出した。1万人プランは達成した一方で仕事を求める人と求人数の差は約1万7500人まで広がったためだ。しかし、新計画の内容は1万人プランとほぼ同じ。違いは国の交付金でいずれも1年間の「重点分野雇用創出事業」と「地域人材育成事業」の計1300人分が加わったこと。長期雇用への対応策は示せなかった。
 2万人プランは昨年10月末に前倒しで達成し、県は「14日現在で2万1701人の雇用を作った」とするが、うち雇用期間が6カ月から最長でも3年の国の「雇用基金事業」が1万267人と約半分。さらに3年以内の「ふるさと雇用再生特別基金事業」は1423人だけ。大半が6カ月から1年以内の雇用にとどまり、1万人プランの課題は先送りされた形だ。
 県生活環境部の佐藤和志部長は「とりあえず仕事についてもらうつなぎとして雇用の下支えになった」としながらも「依然として安定雇用に結びついておらず、1万人プランの課題はクリアできなかった」と計画の実効性が上がらなかったことを認める。さらに佐藤部長は「国の基金は仕事がない人への緊急措置的なもの。県独自の予算だけでは厳しく、国の基金を活用せざるを得ない状況もある」と説明する。
 県は12年度から3年間を目標に、長期安定雇用に結びつけるため40億円の独自の基金を創設する。3年間を目標に、「エネルギー政策」や「農業の6次産業化」など、県で発展の可能性のある新分野での産業振興により雇用に結びつけるのが狙いだ。
   ◇   ◇
 「景気は厳しいが、県には知恵を出してもらい早く正社員の求人を増やしてほしい」。ハローワーク山形を訪れていた男性の声は切実だ。今度こそ長期の安定雇用につながる施策につながるだろうか。【浅妻博之】

2月15日朝刊

2162チバQ:2012/02/16(木) 20:50:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120216-00000131-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/下 知事選へ動き表面化 /山形
毎日新聞 2月16日(木)12時18分配信

 ◇連合山形、正式表明待たず支援確認 自民の対応、焦点に
 1月5日に山形市で開かれた連合山形の旗びらき。大泉敏男会長は約200人を前に「来年1月に予定される知事選では吉村美栄子知事の再選を力を合わせて勝ち取らないといけない」と声を張り上げた。
 09年の前回知事選で連合山形は吉村氏擁立の中心的な役割を果たした。来年の知事選に向けても連合山形は吉村知事自身が立候補の意思を表明をしていない中で、既に昨年11月の定期大会で、吉村知事再選に向け支援していくことを確認。早くも吉村知事の出馬を前提に選挙に向けた動きを表面化させている。
 吉村知事の後援会も組織の拡大を図る。後援会は当選直後の09年3月に組織された金山町を皮切りに3年間で30市町村に達した。会員は現在で約5000人に上る。夏ごろまでに全35市町村に設立することを目標としている。後援会幹部は「自民党は対抗馬を出してくるだろう。だからこそ支持基盤を盤石にし、4月から本格的な選挙準備に入る」と話す。
 前回の知事選は民主、共産、社民が吉村氏を支援。県議会最大会派の自民党は県議31人のうち29人が当時現職の斎藤弘氏を支援した。吉村氏の就任直後は「是々非々」を掲げ距離を置いていたが、11年4月の県議選が近づくにつれ態度は軟化していった。県議選を約半年後に控えた10年9月には、吉村知事を囲んで政策について学ぶ「あったかい県政を勉強する議員の会」を同会派内に発足させた。勉強会は定例県議会ごとに開催。現在1期目も多く、会派32人中約20人が入会している。
 こうした自民の動きについて、ある同党県議は「吉村知事は県民に人気があるから、当時は県議選が間近に迫り、近寄ろうとしていた部分もあったのだろう。すり寄っていると疑われても仕方がない」と話す。別の自民県議は「それぞれの選挙区の有権者の知事に対する考えに左右されている部分もある」と説明する。
 今後、前回知事選で大半が斎藤氏を支援した自民が対抗馬を擁立するのかが最大の焦点となる。同党県連幹事長の志田英紀県議は「現段階で白紙」としながらも、「年内に次期衆院選があった場合その結果次第(自民党が勝った場合)ではどうなるかわからない」と話し、国政で自民が勢いを増した場合の対応に含みを持たせた。【浅妻博之】

2月16日朝刊

2163名無しさん:2012/02/21(火) 12:49:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120221-OYT8T00152.htm

青森市庁舎整備案が難航

市側「段階的に」議会側「一括建て替え」


柱に鋼板を巻くなどの耐震補強でしのいでいる現第一庁舎(昨年10月、青森市提供) 市役所庁舎の建て替えを検討している青森市は20日、今年度中に策定する予定だった基本方針について、6月まで先送りすることを決めた。分散している現庁舎を2段階に分けて整備したい市側に対し、一括整備を求める議会側が「待った」をかけた。現庁舎は震度6強の地震で倒壊する危険があり、待ったなしの状況だが、議論は難航しそうだ。

 市側は、耐震性が特に脆弱(ぜいじゃく)な第1、第2庁舎を集約して現在地に建て替え、教育委員会などが入る柳川庁舎、議会棟、第3庁舎は耐用年数までフルに使用して二十数年後に新庁舎隣に整備する案を推している。現時点で庁舎整備のための基金積み立てがないため、財源負担を単年度に集中させず、「使える庁舎は使う」意図がある。事業費(浪岡庁舎整備費を除く)は約150億円。

 一方、議員の大勢はすべての庁舎を集約し、現在地で建て替える案を支持する。「柳川庁舎が離れていて不便」という市民の根強い声を受けている。事業費は約146億円と市側の案より割安だが、2017年度だけで15億円の負担がかかる見込み。市の試算によるとそれまでに市の案より約11億円多い約39億円の積み立てが必要になるという。

 議会では各会派の代表で作る検討委が、基本方針について「3月決定は性急」として、市側に半年延ばすよう要望。花田明仁議長は「専門家を呼んで研究すれば、さらにコストを抑えて一括整備ができる可能性もある」と話す。市は18年度の供用開始の方針は変えず、来年度内に基本計画を策定するため、妥協案として6月まで基本方針の決定を延期することにした。鹿内博市長は「市の案を進める意向は変わらないが、両案を詳細に比較検討したい」と述べた。

(2012年2月21日 読売新聞)

2164チバQ:2012/02/21(火) 22:24:04
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/02/21/kiji/K20120221002674590.html
重すぎる町議?元関脇の追風海氏 青森県板柳町議に初当選!

町議に初当選した元大相撲関脇追風海の斉藤直飛人氏
Photo By 共同 
 元大相撲関脇の追風海(はやてうみ)氏(36)が19日投開票の青森県板柳町議選で初当選し、20日に同町役場で当選証書を受け取った。引退から6年が経過したが、体重は現役時代から10キロ減の120キロ。同県では「美人すぎる市議」として知られる八戸市の藤川優里市議(31)に続き、“重すぎる町議”が誕生した。

 追風海氏は午前10時から行われた当選証書授与式に出席。演説でかれた声で取材に応じ「初めての選挙で右も左も分からず大変な思いをした分、やっとだなという気持ち」と感慨に浸った。

 板柳町議選は定数12で、いずれも無所属の現職11人、新人3人の計14人が立候補。追風海氏は2番目の得票数となる846票を獲得した。

 98年春場所に初土俵を踏み関脇まで昇進後、06年に引退。09年に出身地の板柳町に戻り、警備会社に勤務し、新人指導などを行っている。

 「町を元気にしたい」との思いで1月末に出馬の決意を固め、選挙戦を開始したのは投開票の2週間前。街宣カーで町内を隅々まで回り、街頭演説を繰り返した。

 現役時代は力士としては小柄な1メートル84、130キロで、引退後も120キロをキープ。食事の量も現役当時よりは減ったというものの、投開票日の昼食はラーメン大盛りと焼き肉定食に、さらにご飯2杯。「この2週間は寝る間もなく10キロ減った」というが、同町議の中でもダントツの体格だ。

 正攻法の一方で奇襲の「八艘(はっそう)跳び」を繰り出すなど技巧派で知られ、「相撲では真っ向勝負し、ケガも多かったけどはい上がってきた。政治の世界も相撲と同じスタイルで大きな壁を乗り越える。たまには八艘跳びもやるけどね」と抱負。国政進出については「興味はある。勉強して力をつけて、目指したい」と意欲を見せた。

 選挙では同町名産のリンゴのブランド化などを公約に掲げた。03年に結婚したがその後離婚。09年に再婚して現在は娘(2)と息子(1)の2児の父。「子育て支援にも力を入れたい」と話している。

 同町は追風海氏の1年後輩の十両・高見盛(35)も輩出し、「大相撲で活躍できる選手を出したい。小中学校の部活動で相撲を教えたい」と意気込んだ。引退後も筋トレを続け、「アマチュア相撲で横綱を目指したい」と新たな目標も掲げた。

 ◆追風海 直飛人(はやてうみ・なおひと) 本名斉藤直飛人。1975年(昭50)7月5日、青森県板柳町生まれの36歳。板柳中から埼玉栄高に進み、日大時代に学生横綱など15タイトルを獲得。98年春場所に幕下付け出しでデビュー。両膝や首のケガに泣きながら、右四つの技巧派相撲で幕内に22場所在位、技能賞1回。06年1月の初場所を最後に引退。同10月に両国国技館で引退相撲が行われ、断髪式では約150人がはさみを入れた。

2165チバQ:2012/02/23(木) 20:31:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120222-OYT8T01151.htm
4市町の新清掃工場 上山市大石蔭地区を断念



2工場同時発注困難に


大石蔭地区での建設を断念したことを報告する市川山形市長(左)  山形市、上山市、山辺町、中山町の2市2町で構成する山形広域環境事務組合(管理者=市川昭男山形市長)は22日、建設を計画している新清掃工場について、上山市大石蔭地区での建設を断念し、別の建設予定地を選定する方針を同組合議会に報告した。2工場方式のうち、山形市立谷川地区は既に建設地として決定しており、建設費削減の目的で進めていた2工場の同時発注は困難となった。建設予定地の撤回は3度目で、同組合は今後、新たな候補地の選定作業に入るが、具体的なめどは立っていない。

 この日開かれた同組合議会で、市川市長が「(大石蔭地区の)一部地権者が現状では同意できない意思を示し、用地確保が困難な状況になった」と説明。建設予定地として決定した当初には同意を得られたが、周辺住民の反対運動を受け、地権者の意向が変わったという。

 新たな建設予定地について市川市長は、「改めて2市2町での候補地選定に向けて最大限の努力を図っていきたい。具体的にあそこにするというのは持っていない」と述べた。副管理者の横戸長兵衛・上山市長も、「できるだけ早くもう一つの清掃工場の道筋を作るのが責任と考えている」と話した。

 これまで2工場方式で建設を計画していた新清掃工場だが、同組合は2011年11月、地元住民の反対で難航する大石蔭地区に先行して立谷川地区を建設予定地から建設地に決定。同地区では、17年10月の稼働を目指しており、今年4月から約2年間かけて生活環境影響調査を実施。14年10月の入札を予定している。

 しかし、新たな建設予定地は、これから選定に入るため、立谷川地区との同時発注は日程的に不可能となった。

 新清掃工場の建設計画は1998年に着手。当初の山形市蔵王半郷地区での建設計画は、地元の反対などで2005年に計画を撤回。その後、代替地として建設計画を進めていた上山市柏木地区でも10年に断念した。今回で、建設予定地の撤回は3度目となった。

 一方、大石蔭地区での建設に反対していた「上山市大石蔭新清掃工場構想の撤回を求める会」の菅野健吉代表は、「大石蔭地区での建設撤回には感謝している。清掃工場を新たに作るのではなく、ゴミをいかに減らしていくのかが大事だと考える」と話した。

(2012年2月23日 読売新聞)

2166チバQ:2012/02/26(日) 16:50:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000015-mai-soci
<福島第1原発>帰村か移住か、共同体に亀裂 飯舘
毎日新聞 2月26日(日)13時59分配信


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避難先の南相馬市から飯舘村の自宅に雪かきをしにきた女性。「村に戻って犬といっしょに住みたい」と話した=福島県飯舘村で2012年2月25日、小林努撮影

 東京電力福島第1原発事故で計画的避難区域に指定され、全村避難する福島県飯舘村。自然を生かし、助け合って暮らしてきた共同体に亀裂が入りつつある。村は除染を進めて5年後に希望者全員の帰村を目指すが、一部の住民からは「新村」への集団移住を望む声が上がり、「理想の山村」の再興に向けた道筋は見えないままだ。

【双葉で毎時89.9マイクロシーベルト】福島詳細線量地図を公表 

 「約50戸の除染モデル事業で6億円かかる。無意味だ」「放射線量が下がらないかもしれないのにやるのか」

 1月末、福島市に避難する村役場の会議室に、村内20地区の区長らが顔をそろえた。厳しい質問を浴びた菅野典雄村長は「やってみないと分からない」と答えるだけだった。

 人口約6000人の飯舘村は独自の村づくりを進めてきた。創造的な田舎暮らしを楽しむ村民の表彰、肉牛のブランド化。03年からは、方言で「丁寧に」を意味する「までい」をキャッチフレーズに自然エネルギーを生かしたスローライフの村を掲げた。

 村は今後、約3200億円をかけて住宅は2年、農地は5年、森林は20年で除染する考え。帰村を望む住民も多いが、福島市の借り上げ住宅に避難する農業、菅野哲(ひろし)さん(63)の目には、村の形の維持にこだわり、村民の生活をないがしろにしていると映る。「限界の暮らしを強いられる村民を助けてほしい」

 約20年前から村に協力してきた糸長浩司・日本大教授は、2拠点居住構想を提案する。国や東電の費用で30〜50年暮らせる分村を設け、線量が下がったら戻るという内容。糸長教授は「国が避難区域を見直せば、村はまた分断される」と指摘する。だが、菅野村長は「国が移住の面倒をみる保証はない」と、構想に否定的だ。

 移住を望む村民らは「新天地を求める会」を結成し、昨年11月から署名活動を始めた。村は直後、村の施設に「(施設内で)政治活動および各種署名活動を一切禁止する」と掲示したが、署名は200人分集まっている。

 村は帰村を巡り、住民の意向調査をしていない。移転を望む住民との対立は解消しないままだ。【泉谷由梨子、北村和巳】

2167名無しさん:2012/03/06(火) 20:52:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120306-00000589-san-soci
南三陸町長の告訴状提出 津波犠牲の職員遺族
産経新聞 3月6日(火)18時38分配信

 東日本大震災の津波で南三陸町の防災対策庁舎にいた41人が犠牲になったのは、佐藤仁町長が高台に避難させなかったためだとして、町職員2人の遺族が6日、業務上過失致死容疑で南三陸署に告訴状を提出した。同署は「資料を精査して、受理するかどうか検討する」としている。

 告訴状によると、佐藤町長は震災後、庁舎2階に災害対策本部を設置。大津波警報が発令されても、町職員らを庁舎内にとどまらせたとしている。

 一部遺族は殉職職員家族会として公開質問状を佐藤町長に提出。防災担当ではない一般職員を高台に避難させず庁舎に集めた経緯などの説明を求め、マニュアルの不備を指摘したが、町長は「想定外で判断ミスはない」と回答していたという。

 町総務課は「告訴状の内容を確認してから、対応を考えたい」とした。

2168チバQ:2012/03/07(水) 22:53:34
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201203079
酒酔い運転市議辞職許可 須賀川市議会
2012年03月07日 09時32分配信
道交法違反(酒酔い運転)で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた須賀川市議の円谷年雄氏(32)が議員の辞職願を提出したことを受け、市議会は6日、開会中の3月定例議会で辞職を認める議案を可決した。

円谷市議の辞職に伴い欠員が生じたため、市選管委は市議補選を今夏予定の市長選と同時選で行う方向で調整している。

2169名無しさん:2012/03/08(木) 12:49:15
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120308ddm003040146000c.html
大震災1年:止まらぬ人口減 「職」「住」喪失、生活描けず 「国策支援を」首長悲鳴

津波で壊滅し人口が激減した石巻市の旧雄勝町=2月24日、宇多川撮影 東日本大震災後、人口が計8万人以上も減少した岩手、宮城、福島3県。震災前から人口減と高齢化が進む地域が多かったものの、震災で一気に人口流出が加速する想定外の事態に陥った。即効性のある対策は見当たらず、自治体からは「もうお手上げ」との声すら漏れる。専門家は、将来を担う若者の声を反映した復興計画の重要性を指摘する。

 ◇「職」「住」喪失、生活描けず
 「大変に厳しい数字だ」。宮城県南三陸町の佐藤仁町長は今年2月、被災者の転出が想定以上に進んでいることを示す町の調査結果を見て絶句した。実施したのは復興住宅整備などの計画を策定するための住民調査。中間集計では回答者の11%が「町外に移転した・移転予定」とした。商業地が壊滅した志津川地区では「移転・移転予定」が13%に上った。

 震災直前には1万7666人だった町の人口は、多数の犠牲者や転出のため12・5%減少し、1万5458人(1月末現在)になった。復興計画(昨年12月策定)では、町内への人口回帰や雇用の創出で、10年後もわずかな人口減少で食い止められると見込んでいたが、既に甘い予測だった可能性が出てきた。

 高齢化も著しい。21年には65歳以上が5232人で人口の35%を占めると推計される。帝国データバンク仙台支店の紺野啓二・情報部長は「インフラ整備はしたものの人は住んでいない『税金の無駄遣い』にならないよう、企業再建と雇用の確保をしなければならない」と指摘する。

 平成の大合併で同県石巻市に吸収合併された旧雄勝町は、約1660世帯(11年2月末)のうち1231世帯が全壊、115世帯が大規模半壊・半壊とほぼ全集落が壊滅状態になった。死亡・行方不明は236人。残った住民も市内外の親類宅に身を寄せるなどし、約4300人いた住民は約7割減の約1300人しかいなくなった。

 市雄勝総合支所は内陸の高台に住宅街を整備し、人口流出を食い止めたい考え。三浦裕・地域振興課復興対策副参事は「親戚を頼って県外に行った高齢の住民からも『早く雄勝に戻りたい』という声を聞く。少しでも早く高台移転を進め、住民が戻れる場所を作ってあげたい」と話す。

 一方、一部の住民は「海が見える故郷の集落から離れた内陸への高台移転が進められたら、戻ってくる住民は少ない」と高台移転に反発。合意形成は全域では得られていない。

 一方、住まいや仕事を失った被災者の受け皿になっている仙台市。人口は105万3086人(2月1日現在)で前年同月より6100人も増え、過去最高を更新した。

 繁華街・国分町は活況にわいている。ある居酒屋の男性店長は「被災地外から建設作業員らが来ていることもあって、昨年の売り上げは3割増しだった」と話す。【熊谷豪、宇多川はるか】

2170名無しさん:2012/03/08(木) 12:49:39
 ◇「国策支援を」首長悲鳴
 岩手、宮城、福島3県42市町村長アンケートでは、「震災により人口流出が加速した」との回答が6割近い24人に上った。被災地では震災前から、高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)が30%を超える自治体が多く、死亡数が出生数を上回って人口は減少に転じていた。そこに震災が追い打ちをかけた。

 アンケートでは、復興計画が完了する時点での人口見通しについて、4割の16人が「大幅に(おおむね1割以上)減少する」と回答。沼崎喜一・岩手県山田町長は「1次産業は後継者難に直面し、雇用もない」と説明し、放射能汚染の影響が深刻な福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長は「県外に避難する約7000人は、ほとんど帰らないようだ」とした。

 若者の流出防止策では、新産業育成や企業誘致、1、2、3次産業の組み合わせによる雇用の場の確保▽教育環境の充実や子育て支援▽住環境の向上−−などを挙げる首長が目立った。ただ、野田武則・岩手県釜石市長は「企業がアクセスの悪い土地に好きで進出してくるとは考えにくい。国策として目を向けてもらわなければ、三陸全体が限界集落になってしまう」と言う。佐藤仁・宮城県南三陸町長は「雇用を支えた企業・商店の85%が壊滅して仕事が無く、手立てはない」と話した。

 東北各地で街づくりに助言し、宮城県石巻市などで復興を支援する北原啓司・弘前大教授(都市計画)は「以前から指摘されながら、思い切った改革や世代交代をしなかったところに、10年早く危機が来た」と指摘。従来は地位のある人たちだけで街づくりが進められてきたとして、「若い世代にチャンスを与え、自分たちの街は自分たちでつくっていく姿勢が必要だ」と話す。

 今後は日本全体が人口減少に直面する。北原教授は「被災地を対岸の火事とせず各地で考えていくべきだ」と語った。【北村和巳】

2171チバQ:2012/03/08(木) 23:28:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000001-mailo-l06
選挙:知事選 県農協政治連盟、出馬表明「早めに」 突然の要請、知事困惑 /山形
毎日新聞 3月8日(木)10時29分配信

 来年の知事選について農協の政治団体「県農協政治連盟」(今田正夫会長)は7日、山形市内で役員会を開き、出馬表明をしていない吉村美栄子知事に再選出馬を促す異例の対応を決めた。その後、今田会長が県庁に吉村知事を訪ね「推薦したいが立候補を表明していないので早めに(出馬表明を)お願いしたい」と伝えた。吉村知事は「議会中で即答できない」と困惑した表情を浮かべながらも、「ありがたく受け止めさせていただく」と述べた。
 役員会では、吉村知事に出馬を促すことを満場一致で決めた。同連盟は、知事について、つや姫など県産農産物のブランド確立と知名度向上への取り組み▽農業予算の拡充▽TPP交渉への慎重姿勢など、農業施策を高く評価していることを挙げ、「農業施策の継続を切望する」と説明。
 吉村知事は「いつかは決めないといけないという気はしているが、時期も含めて考え中」とした上で、「力強いエールをいただいたと受け止め、任期最終年の来年度の県政をしっかりやりたい」と述べるにとどめた。
 吉村知事の再選への出馬表明を促す動きとしては、連合山形が昨年の定期大会で応援していくことを決めている。【浅妻博之】

3月8日朝刊

2172チバQ:2012/03/08(木) 23:31:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120308t51001.htm
次期知事選、現職を支持 出馬表明前に山形県農政連

今田会長(右)から異例の支持決定の報告を受ける吉村知事


 山形県農協政治連盟(会長・今田正夫県農協中央会長)は7日、任期満了(来年2月)に伴う次期知事選の対応を協議し、現職の吉村美栄子氏を支持することを全会一致で決めた。吉村氏は立候補するかどうか意思表示しておらず、この日も明言しなかった。同農政連が、出馬表明前の段階で支持を決めるのは、国政選挙も含め初めてという。
 今田会長は記者会見し「吉村県政3年間の農業施策の継続と充実を生産現場は強く切望する。出馬を促し、再選に向けて組織の総力を挙げて取り組む」と語った。
 次期知事選に出馬表明した人はいない。この段階で、各種団体に先駆けて現職の支持を決めたことについて、今田会長は「今までは県政と合致しない面がたくさんあった。吉村知事にはわれわれの意見をくみ取っていただいている」と述べた。
 組織決定後、今田会長ら農政連幹部10人は県庁を訪れ、吉村知事に「早めの決断を」と立候補表明を迫った。吉村知事は驚いたような表情を見せた後、「即答はできないが、大変ありがたいお言葉。心強く思う。しっかり受け止めたい」と笑顔で対応した。
 山形県農政連は、過去の知事選では原則として、推薦依頼を受けて現職を支持してきた。しかし前回は、再選を目指した当時の現職斎藤弘氏と新人の吉村氏のどちらも支持せず、自主投票とした。

2173チバQ:2012/03/11(日) 13:02:07
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001203060001
秋田市長の退職金 高すぎるのでは?
2012年03月06日

 秋田市長の退職金は高いのでは――。5日の2月市議会本会議で、そんな指摘が出た。市長の退職金は約3266万円。昨年10月現在、中核市41市中、上から4番目だ。市は「他市では月給が高いところもあり、ボーナス、退職金も含めた任期4年間の総額では真ん中ぐらい」と説明している。


 質問したのは小林一夫市議(フォーラム21)。自治体の財政事情は厳しく、議会も報酬を見直そうとしているなどとして、「(市長の退職金は他市より)高いのではないか」と述べた。


 市によると、市長の退職金は条例により、月給と在職した月数に100分の58を掛けて導く。秋田市では2009年12月から市長の月給(117万3千円)を10%カットしているが、退職金はカット前の月給で計算される。一方、ほかの市では、カット後の月給を基に退職金をはじいたり、掛ける割合を減らしたりしているところもあるという。


 小林市議は、教育委員などの報酬も高額ではないかと指摘。市側は、それらも含めて、基本的には適切な水準だとした上で、「経済情勢などに応じて見直しは継続していかないとならない」と答えた。

2174チバQ:2012/03/15(木) 22:02:45
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201203159
川内村長選新人出馬へ 帰村問題争点か
2012年03月15日 09時14分配信
任期満了に伴い4月12日告示、22日投票で行われる川内村長選に元同村議で新人の西山千嘉子氏(63)=無所属=が立候補する。

14日、村コミュニティセンターで開かれた立候補予定者説明会に出席、取材に対し「徹底的な除染による安全の確保が最重要で、村が示した帰村宣言は時期尚早」として立候補を表明した。

西山氏は川内村出身。

双葉高卒。

平成19年の村議選で初当選し、1期務めた。

同村長選には、3選を目指して現職の遠藤雄幸氏(57)が立候補を表明しており、選挙戦になる見通しだ。

東京電力福島第一原発事故に伴い、村は役場機能を郡山市に移すなどして全村避難したが、1月末に帰村宣言している。

帰村問題が選挙戦の争点になるとみられる。

2175チバQ:2012/03/18(日) 18:01:20
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20120317090849.asp
青森市長、有権者に寒中見舞い

 鹿内博青森市長が1月上旬、同市の有権者らに「寒中見舞い」と印刷したはがきを送っていたことが16日、関係者への取材で分かった。市選挙管理委員会(神一郎委員長)は公職選挙法違反に当たるとして鹿内市長を同日、口頭で注意した。

2176名無しさん:2012/03/20(火) 11:51:21
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001203190005
町と議会対立、住民に疲れ/双葉町帰還問題
2012年03月20日


 ●議会が「6月までに帰還」を決議


 役場機能を福島県内に戻す問題をめぐって、双葉町と町議会の対立が激しくなっている。移転計画を具体化させない井戸川克隆町長への不満が、19日の帰還決議となった。先の見えない避難生活を続ける住民は、疲れもピークに達している。


 決議は、役場機能を6月末までに移すよう具体的に提示。新たに設置した移転の候補地を調べる特別委員会も6月までに報告書をまとめる方針だ。


 町議会は1月17日から25日にかけて、避難先の福島市や郡山市、茨城県つくば市など10カ所で町民との懇談会を開催。多数の町民から「役場機能の県内移転」を求める声が上がった。


 双葉町から避難している住民は、県内、県外がほぼ半数ずつ。役場機能を置く旧埼玉県立騎西高校(加須市・398人)よりも、いわき市には3倍近い1156人が生活している。


 町議会は昨年6月から、繰り返し町に県内移転を要望。3月議会でも移転を求める質問が続いたが、井戸川町長は「新年度以降に町民と町議会と議論して検討していきたい」と述べるにとどまった。19日の町議会でも、移転の結論を出す時期について「速やかに、なるべく早くしたい」と慎重だった。


 決議案を提案した岩本久人議員は「何度となく県内移転を求めてきたが、現状では何一つ具体化していない。復旧、復興に向けて県や双葉郡町村との連携強化をするために、早く戻るべきだ」と話した。


 双葉町が町ごと避難している旧騎西高校。1人で避難している元自営業の男性(47)は、割り当てられた3畳ほどのスペースに寝泊まりしている。荷物と布団を置くと、残りはわずかしかない。


 同じ部屋にいるのは約10人。隣の住民との間を仕切っているのは積み上げられた段ボール。高さは約60センチしかなく、立ち上がれば中の様子が分かり、会話も聞こえる。


 食事は3食とも弁当だ。入浴と洗濯は、グラウンド脇に設置された共同浴場と洗濯場で済ましている。女性は着替えの度に、廊下の片隅に段ボールで囲った更衣室を使う。


 「1年たっても他人を気にしながら生活するのに慣れることはない。しかし、町の情報が集まるため、今はここにいる」


 60代の男性は、夜になると不安が高まってくる。「どうしよう」。高齢の母と妻らと4人暮らし。着の身着のまま逃げてきたが、これからどうなるのか。そんな時は布団に潜って気を静めるしかない。


 ふるさとでの生活を取り戻したいが、先は見えない。「宮城や岩手は復興が進んでいるのに、双葉町は放射能が邪魔し続ける。いつになったら戻れるのかな」

2177チバQ:2012/03/30(金) 00:33:51
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120330k0000m040088000c.html
原発事故:福島県民200万人全員への補償決まる
 東京電力福島第1原発事故による損害賠償で、約200万人の福島県民全員への補償が29日、決まった。避難区域外で、放射線量が比較的低い白河、会津若松市など会津・県南地方の取り扱いが焦点になっていたが、東電の代わりに県が給付する提案を同地域の市町村が受け入れた。ただ、市町村には「本来は賠償は東電がすべきで額も少ない」として全県同額の賠償を求めていく声も多い。

 同日の市町村との協議で県は、会津17市町村の妊婦と18歳以下の子ども20万円▽東電が20万円の賠償方針を示した県南9市町村の妊婦・子どもに上乗せで10万円▽その他の住民に4万円−−を支給する案を提案した。東電が福島、郡山市など23市町村を対象にした妊婦・子ども40万〜60万円、その他住民8万円の賠償の約半分。

 県は国の補助金で作った原子力被害応急対策基金404億円の一部に東電の寄付30億円を足し約300億円を拠出する。一方、東電の避難区域外への賠償額は約2100億円。

 佐藤雄平知事は「県南・会津もイメージダウンや風評被害が厳しく全県民を対象にするよう国や東電に求めてきた」としたうえで、「地域ごとに差が出て復旧対応に支障があってはならない」と給付理由を述べた。東電の賠償対象から外された会津地方からも「格差是正に一歩前進と評価したい」(山口信也・喜多方市長)、「分断された福島が一つになる歩みとなる」(井関庄一・柳津町長)と歓迎する声が上がった。

 一方で、東電が賠償する地域と変わらない放射線量の地点が点在する自治体もあり、「給付の元は税金。東電は各市町村を謝罪に回るべきだ」(佐藤昭大・喜多方市議長)、「県の基金からの賠償はいらない。東電に賠償を求めていく」(中野目正治・泉崎村議長)と東電の姿勢を批判した。【乾達】

2178チバQ:2012/04/05(木) 22:49:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040500764
町長選に新人2人が立候補=全住民避難の福島県楢葉町
 東京電力福島第1原発事故で全住民が避難している福島県楢葉町の町長選が5日告示され、元町議の結城政重氏(65)と元町議会議長の松本幸英氏(51)の無所属新人2人が立候補を届け出た。投開票日は15日。同町選挙管理委員会は、住民が全国に避難しているため不在者投票に時間がかかるとして、選挙期間を通常の5日間から10日間に延長した。
 福島第2原発のある楢葉町は、第1原発がある双葉、大熊両町とともに、除染で生じる汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の設置要請を国から受けている。
 受け入れに前向きだった現職の草野孝町長が任期満了で引退。新人の両候補はいずれも設置反対の姿勢を示しており、町長交代は国と地元自治体の協議にも影響を及ぼす可能性がある。(2012/04/05-18:10)

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2179チバQ:2012/04/07(土) 00:01:42
http://mainichi.jp/select/news/20120406mog00m040007000c.html
町議会議長:議長選後、複数議員に花贈る 公選法抵触か
2012年04月06日

 山形県大江町議会の結城岩太郎議長(61)が議長選後の昨年10月、自身に投票した複数の町議にコチョウランの鉢植えを贈っていたことが5日、分かった。寄付の禁止などを定めた公職選挙法に触れる可能性もあり、町議会で問題になっている。

 同日、町議会全員協議会が開かれ、結城議長は事実関係を報告した。記者会見した結城議長によると、昨年9月末の議長選後の10月、複数の親しい町議や親族に、県内の花屋で買った数千円のコチョウランの鉢植えを贈ったという。いずれも結城議長が自宅に届けた。

 結城議長は「議長選のお礼という意味合いではなく、『今後ともよろしくお願いします』と社会儀礼の一環だ。また議長選の前ではなく後に贈っている。悪気はなかった。法律に触れるとは思わない」と釈明した。進退については「まだ考えていない」と話した。

2180チバQ:2012/04/10(火) 22:45:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041002000084.html
いわき市長 流入憂慮 「働かない避難者 パチンコ店満員」
2012年4月10日 朝刊

 福島県いわき市の渡辺敬夫(たかお)市長は九日、福島第一原発事故で同市に避難している双葉郡の住民について、「東京電力から賠償金を受け、働いていない人もいる。パチンコ店も全て満員だ」と述べた。復興協議で市役所を訪れた平野達男復興相との会談後、記者団に語った。

 同市には市民から「避難者は仕事もせずにパチンコばかりしている」という声が寄せられているといい、市長が感情的行き違いなどを憂慮した形だ。

 渡辺市長はまた、「避難者は医療費が(窓口負担免除で)無料なので市内の医療機関は大変な患者数だ。一年後にどうなっているか心配だ」と指摘。避難者の流入に伴う診療増で市民の受診機会に支障が出ることに懸念を示した。

 いわき市は約二万五千人の避難者を受け入れ、市民との間で摩擦が起きている。双葉郡の自治体が集団移転する「仮の町」の候補地に同市が挙がっていることについて、渡辺市長は文化、歴史的背景から理解を示しながら「市の将来計画や地域コミュニティーに大きな影響がある」と指摘した。

 渡辺市長は三日の記者会見で「仮の町について国や県、双葉郡の自治体から説明がない」と不快感を示していた。

2181チバQ:2012/04/10(火) 22:46:48
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120409/fks12040917240001-n1.htm
「福島市長が山形居住」発言の山内教授が謝罪「流言飛語信じ込んだ」
2012.4.9 12:03

瀬戸孝則福島市長に謝罪する神戸大の山内知也教授=福島市役所
 東京電力福島第1原発事故を受け、神戸大の山内知也教授(放射線計測学)が自身の講演会で「福島市長は山形市から通っている」などと事実と異なる発言をした問題をめぐり、山内教授が9日、福島市役所に瀬戸孝則市長を訪ね、謝罪した。瀬戸市長は「謝罪を了とする」と述べ、法的措置などは取らない考えを示した。

 この問題は、山内教授が2月に大阪市で開かれた講演会で「福島市長は山形市に住んで毎日、公用車で通っている」などと発言。発言はインターネットで配信された。これに対し、福島市は市民の市長に対する信頼を損なわせ、放射線対策への影響も懸念されるとして、3月に山内教授に対し謝罪を求める文書を発送していた。

 市役所を訪れた山内教授は「放射能に苦しんでいる福島市民と市長との信頼関係を損ない、市民の心を混乱させてしまった」と謝罪した。瀬戸市長は「放射性物質の仮置き場の設置や市と市民に対するイメージを損ねた」と述べた上で、「本人が足を運んで文章をもって謝罪したことは重い。反省も含めて感じ入ったので了とする」と述べた。

 山内教授は記者団に対し、「流言飛語のたぐいを信じ込み、市民に混乱を与えてしまった」と語った。

2182チバQ:2012/04/14(土) 20:56:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120413-OYT8T01246.htm
新文化会館建設に反発も


市民の一部巨額事業費を憂慮


新文化会館の建設が予定される南陽市役所南側の市有地付近  南陽市が計画する大型ホールを備えた新文化会館建設に対し、市民の一部から反対の声が上がっている。県によると、同市の2010年度の実質公債費比率(財政規模に対する借金返済額の割合)は20・3%で、県内35市町村で最悪。反対派の市民らは「新施設には、30億円以上の事業費のほか、維持費や周辺道路の整備費もかかる」として計画の大幅な見直しを求める構えだ。

 市によると、現在の市民会館(南陽市赤湯)は築43年で老朽化しており、耐震面の不安もある。このため、市は11年度、新施設建設の検討を進め、今月1日付の市報で施設の規模などの素案を公表した。

 大ホールは500〜800席で活用し、催事によっては1000席以上を設置。音楽や演劇以外に、大規模な会議にも使えるようにして利用率を上げる。市民が創作活動などに取り組めるスペースも設ける。

 市では、市役所南側の市有地を建設候補地とし、事業費は30億〜33億円を見込む。15年度頃の完成を目指しており、今年度は基本計画策定などの事業費3500万円を予算化した。

 これに対し、反対派の文化・教育関係者ら約50人は3月下旬、「新文化会館建設を考える市民の会」(錦啓(あきら)代表)を結成。「周辺道路や遊歩道の建設で事業費が50億円規模に膨らむ可能性がある」「施設の維持費には年間8000万円程度が必要になるが、説明がない」などと主張する。

 19日には、塩田秀雄市長に要望・質問書を提出するほか、6月市議会に請願を出すという。同会事務局長で元市議の五十嵐諒(まこと)さん(65)は「計画を凍結し、市民がしっかり議論できる機会を設けてほしい」と話す。

 同会では、市が事業費の2億5000万円分を寄付で賄い、当初は「そのうちの1億円を市民から集める」とした点も問題視した。この点について、市は「『寄付金がなければ、建設ができない』と誤解を招きかねない」として、「市民から1億円」という方針を撤回。企業・団体や市民から篤志寄付として2億5000万円を募る考えを示した。

 市総務課の伊藤賢一文化会館推進主幹は「市の総合計画に関する市民アンケートで、文化ホールの充実は最も要望が強かった。今後も市民の意見を聞き、基本計画を決める」と説明。事業費のうちの起債9億6000万円の償還は、「年6000万円ほどで、市の一般会計予算の約0・5%に過ぎない」としている。

(2012年4月14日 読売新聞)

2183チバQ:2012/04/16(月) 00:17:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012041500264
新人松本氏が初当選=中間貯蔵施設が争点−福島県楢葉町長選
 任期満了に伴う福島県楢葉町長選が15日投開票され、無所属新人で元町議会議長の松本幸英氏(51)が、無所属新人で元町議の結城政重氏(65)を破り初当選を果たした。町は、大部分が東京電力福島第1原発事故で指定された警戒区域の中にあり、現在もほとんど全ての町民が町外に避難している。
 投開票は、町役場の機能を移転した同県いわき市内などで行われた。選挙戦は、放射性物質の除染で生じる汚染土壌などを保管するため、双葉郡内の双葉、大熊両町とともに国から設置の要請を受けた中間貯蔵施設に対する賛否が争点となった。 
 施設設置に理解を示していた草野孝町長は引退。2氏は設置反対の立場だが、松本氏は町民の同意を前提に国と協議する方針を示し、設置に「絶対反対」と訴える結城氏を退けた。(2012/04/15-23:04)

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2184チバQ:2012/04/17(火) 21:16:48
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120417ddlk03010057000c.html
選挙:九戸村長選 新人の五枚橋氏、初当選 59票差で現職破る /岩手
毎日新聞 2012年04月17日 地方版

 任期満了に伴う九戸村長選が15日に投開票され、無所属で新人の元農協職員、五枚橋久夫氏(65)が、現職で4選を目指した岩部茂氏(66)=無所属=を59票差で破り、初当選した。当日有権者数は5497人(男2618人、女2879人)。投票率は84・01%。

 五枚橋氏は農業を中心とした産業振興や若者の定住促進などを訴えた。岩部氏は3期12年の行財政改革の実績を強調したが、及ばなかった。【山中章子】

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 ◇九戸村長選開票結果=選管最終発表
当 2333 五枚橋久夫 65 無新

  2274 岩部茂   66 無現

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 ◇九戸村長略歴
五枚橋久夫(ごまいばし・ひさお) 65 無新(1)

 [元]JA北いわて生活購買課長[歴]会社員▽岩手大中退

2185チバQ:2012/04/19(木) 21:36:12
>>2179
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001204110002
結城議長が議長辞職願 大江町議会
2012年04月11日

 ∞ 同僚町議に鉢植え


 大江町議会の結城岩太郎議長が昨年秋の議長就任後に複数の同僚町議にコチョウランの鉢植えを贈っていた問題で、結城議長は10日付で議長職の辞職許可願を議会に提出した。議長の辞職は本会議での採決が必要で、近く開かれる臨時議会で審議する。


 結城議長は9日夜に小野祐一副議長に辞職許可願を手渡した。小野副議長によると、理由は「一身上の都合」とだけ書かれていたが、結城議長は「町民をお騒がせしてしまったことに対する道義的な責任を取りたい」と話したという。


 公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者に金品を贈ることを禁じている。



http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120418-OYT1T00285.htm
「犯人捜しすると混乱」ラン受領の町議特定せず

議場に入る結城氏 山形県大江町議会の結城岩太郎議長(61)が、議長選後に同僚の町議らにコチョウランの鉢植えを贈っていた問題で、同町議会は17日、臨時議会を開催し、結城氏の議長辞職願を全会一致で許可した。

 直後に議長選を行い、新議長には、小野祐一副議長(68)、副議長には安彦勉町議(64)が選ばれた。

 結城氏は、10日に議長辞職願を提出。臨時議会で改めて理由を説明し、「議長として指導すべき立場でありながら、自らが政治倫理に反する事実があるとの道義的疑惑を持たれている」としたうえで、「町政や議会の停滞を招いたり、議会への町民の信頼を損ねたりしないよう辞職したい」とした。

 一方で、議長辞職後、記者団に対し、「私自身は公職選挙法にある寄付の禁止には抵触しないと思っている」と釈明。「反省しながら議員活動に一生懸命努めたい」とし、議員辞職をする考えはないとした。

 小野・新議長は、再発防止策として、全町議を対象にした公選法に関する研修会を開催する方針を表明したが、コチョウランを受け取った町議の特定や、受け取ったことの是非の検証は、「犯人捜しをすると混乱が生じる」などとして実施しない考えを示した。

 同議会が3月、議員政治倫理条例を可決して間もない不祥事発覚に、町議の一人は、「コチョウランをもらった町議が、知らんふりをしてお茶を濁すのはいかがなものか。割り切れない」と話している。

(2012年4月19日11時58分 読売新聞)

2186チバQ:2012/04/19(木) 21:40:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120418-OYT8T01152.htm
居所わからぬ支持者
激戦の大船渡市議選


屋台村に向かって演説する候補者(16日、大船渡市で)=武藤要撮影  15日に告示され、22日に投開票される大船渡市議選は、定数20に対し27人が立候補する激戦となっている。東日本大震災から1年1か月たっても、かつての支持者の居所が分からない候補者もいる。市内全域の被災者が暮らす同市猪川町の仮設住宅には連日、候補者が詰めかけ、震災からの復興を訴えている。(吉田拓矢)

 ある候補者は「今まで応援してくれた支持者がどこにいるのかつかめない」と、市内全域をくまなく回る。

 震災の津波で壊滅的な被害を受けた同市大船渡町のJR大船渡駅近くにある飲食店街「大船渡屋台村」前には16日、自宅が被災した候補者2人が相次いで立ち寄った。「被災者の一人としてしっかりと働き、市役所をチェックする」「被災者の要望を聞き、住宅再建の独自の提言を市に申し入れる」と力説した。

 震災の津波で店と自宅を流され、仮設住宅から屋台村に通う店主(62)は演説を聞き、「仮設住宅と仮設店舗を出た後の暮らしが見えない。私たち被災者の声に耳を傾けてくれる、行動力ある議員を望む」と話した。

 同市猪川町の高台にある市内最大の仮設住宅(306世帯)には連日、候補者が選挙カーで駆けつける。市内10地区のうち、8地区で前回市議選の有権者を下回る中、猪川町の有権者は20・62%増の3912人。この仮設住宅で生活する無職男性(70)は「市議会が何をしてくれるのか、よく分からない。当選後も市政報告や要望を聞く機会を作ってほしい」と注文した。

(2012年4月19日 読売新聞)

2187チバQ:2012/04/21(土) 10:57:16
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_01.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[看板政策]
産業振興は道半ば
記事ツール 「産業、雇用基盤の強化を『1丁目1番地政策』と位置付ける」

 2009年4月の知事選。佐竹敬久候補がマニフェストに掲げた最優先公約が本県経済の立て直しだった。当選から3年。県経済はデータで見る限り、改善の兆候は見えない。

 就任前の08年に12件だった工場の新規立地件数は09年は13件と増えたが、10、11年とも8件どまり。製造品出荷額等は08年の1兆5500億円から、10年には1兆3100億円と15%ダウン。有効求人倍率は09年以降、改善傾向だが水準は依然低い。労働者の現金給与総額は1月まで17カ月連続して前年割れした。

 産業施策の中で、佐竹知事が「看板政策」として掲げたのは風力、太陽光発電装置などを製造する再生可能エネルギー産業の創出だ。昨年5月には、県の調査で09年度700人だった県内の再生エネ関連の従業員数を、13年度に3倍近い2千人にするという目標を打ち出した。

 目標に向けて、県は昨年から首都圏の風力発電の大手メーカーを含む50社に本県での建設を働き掛け、部品製造やメンテナンスでの地場産業の参入を目指した。しかし各社とも既存工場で製造しており、色よい感触は今のところない。本県に工場を建てるメリットや必要性をメーカーに感じさせる思い切った施策を打ち出していないことが誘致できない理由だ。

 鹿角市で太陽光発電パネルを製造するトワダソーラーの湯瀬昇社長は、佐竹知事の再生エネ産業施策を評価する一方で、企業育成への取り組みに物足りなさを感じている。「行政関連施設に太陽光パネルを大量に設置し、企業の実績作りを後押しする姿勢がほしい」と、一歩踏み込んだ施策を期待する。

 再生エネ産業創出にいち早く取り組んだ佐竹知事だが、県内経済界には「県有風車を建てたり、第三セクターに発電会社を運営させて先行事例を作るくらいの意気込みも必要」と、アクセルを踏み、施策のスピードを上げることを望む声もある。

 佐竹知事が産業振興を進めるには、経済環境が悪かったのは事実だ。リーマン・ショックから約半年後の09年4月に就任。11年は東日本大震災、歴史的円高などにも見舞われ、目の前の緊急対応に追われた面もある。だが、昨年の県民意識調査によると、回答者の74・5%が県の商工業関連施策を「不十分」と判断。雇用、生活で変化を実感できない県民の不満はくすぶっている。

 もう一つの看板政策である「脱少子化」の対策でも目標達成は困難な情勢だ。佐竹知事は「行政が踏み込みづらい部分もタブー視せずに取り組む」と、10年に異性を紹介する結婚支援センターを県主導で開設した。13年の出生数目標を8千人としているが、10年は6688人と過去最少。11年は同じ6600人台となる見込みだ。

 産業振興と少子化は本県が抱える長年の課題だけに関心度は高く、掲げた目標にどこまで近づけるのか。手腕が問われる1年となる。

(2012/04/16 付)

2188名無しさん:2012/04/21(土) 10:57:48
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_02.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[トップの手法]
奇てらわず論理重視
記事ツール 「東日本大震災のがれきの受け入れは、絆がどうのこうのという心情の問題ではない。データを積み重ね、安全性を担保するという科学的な問題だ」。3月下旬、定例会見での佐竹敬久知事の発言だ。

隣県として、東北の仲間として復興を後押ししたいという思いは前面に出さず、慎重な姿勢を貫いた。がれきに含まれる放射性物質の濃度によっては、県民の安全に関わる。県民に判断材料を示しつつ、自らが冷静に決断することが必要との考えだ。


 被災地に県職員を派遣して放射線量を測定する。市町村と共にがれきの試験焼却を実施し、安全性に関するデータを集める。トップとして当然の責任とはいえ、データや論理を重視する手法は、「理系の人間」を自認する佐竹知事の政治姿勢を象徴している。

 がれき受け入れで安全対策を重視してきた県議の宮腰誠氏(社民)は「数値を重視し、安全性を確認していく姿勢は理解できる。感情を先走らせず、冷静な見方をしている」と話す。

 数値を根拠に“交渉”する姿勢は観光文化スポーツ部の設置をめぐる議論にもうかがえた。昨年の12月県議会では部設置の効果を疑問視する県議に「観光客の7割超が文化、スポーツ関連などの観光に興味がある」と観光、文化部門の統合を主張。ある県幹部は「物事を決める際は知事自らさまざまな情報を集め、裏付けを取っている」と語る。

 データを集め論理を構築するやり方には「スピード感が足りない」との指摘もある。同じ12月県議会で渋谷正敏氏(自民)は「11月に『一気呵成(かせい)にがれきの受け入れを進める』と言ったが進んでいない。市町村を自ら行脚し、受け入れをお願いするべきだ」と要求。佐竹知事は「市町村長を説得するデータがそろっていない」と反論した。

 渋谷氏は「石原慎太郎知事の強いリーダーシップで、東京都は本県より早く11月に受け入れを実現させた。トップに慎重さは必要だが、もっと迅速に対応するべきだった」と注文を付ける。

 トップダウン型といわれた寺田典城前知事に対し、佐竹知事は「対話」も重視し結論を導き出す。県議や県幹部の評は「人の話をよく聞く」「決断まで時間をかけるが、決めたらぶれない」「奇をてらわず、安定感がある」。がれきの試験焼却データの公表も、数値を通じた県民との“対話”だと言える。

 一方、国への強い姿勢を求める声もある。特に、10年産米の生産調整をめぐり当時の赤松広隆農相が「(減反を守らない農家へのペナルティーを廃止しなければ)秋田を戸別所得補償から外す」と発言した問題では、「知事は減反を守る農家の怒りをもっと国にぶつけるべきだった」との声が県議から漏れる。

 3年前の知事選で県経済の立て直しを掲げた佐竹知事。経済団体の長にはどう映っているのか。県中小企業団体中央会の塩田謙三会長は、タイムリーな施策を打ち出すなど時代の流れや情勢を分析する力を評価。ただ先が読みにくい時代だけに「長期的視点で秋田をどう発展させるかを含め、自身の思いや哲学をもっと打ち出していい」と一層の強いリーダーシップも望む。

(2012/04/17 付)

2189チバQ:2012/04/21(土) 10:58:35
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_03.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[対県議会・職員]
対話重ね摩擦を回避
記事ツール 県議会本会議場を出た佐竹敬久知事は、全ての会派の控室を回り、各県議に深々と頭を下げた。第1回定例県議会2月議会が終わった3月23日。全議案が可決された後の恒例のあいさつ回りだ。


 佐竹知事が就任した2009年4月以来、県が提出した議案が通らなかったことは一度もない。県議会(定数45)で、野党の立場を鮮明にしているのは民主党(3人)と共産党(1人)だけ。最大会派の与党・自民党(27人)以外の会派も、与党的な色合いが濃くなっている。

 寺田典城前知事は、自民党を中心に県議会との対立が目立った。否決・不同意・不認定となった議案は地域振興局再編案など12件。一方で、佐竹知事の「対話路線」は、県と県議会によるなれ合い政治を生みかねないとして、批判の対象にもなってきた。

 佐竹知事が県議会と良好な関係を保とうとする姿勢は、多くの会派が取材に「われわれの意見に耳を傾けてくれる」と答えていることに反映されている。佐竹知事は「与党だ、野党だ、敵だ、味方だという区分はしていない。どの会派の意見であれ、いいものは取り入れていく」との考えを示す。

 県幹部によると、12年度当初予算の決定プロセスでも、少数会派の女性県議の意見に配慮した。病児・病後児保育を実施している施設に対する助成要件を緩和し、事業費を11年度の800万円から2300万円に増額したのがその一例だ。

 自身の古巣でもあり、職員約3400人がいる県庁内でも「対話路線」の組織運営を心掛けている。佐竹知事の側近だった県幹部の見方は「基本的にはボトムアップ型だ。職員と信頼関係を築きながら物事を進めようとしている」。

 県庁出身だけに、県議の間には「職員に甘い」という指摘もある。財政難が続く中、県議会では職員給与の削減が何度も議論の対象になったが、佐竹知事は昨年まで「職員のやる気に関わる」と削減に否定的な考えを繰り返し述べてきた。

 ところが、残り任期1年の今年、佐竹知事は方針転換の姿勢を示し始めている。

 「本意ではないが、皆さんに協力を仰がなければならない場面もあり得る」。3月2日の県職員労働組合(県職労)の定期大会。佐竹知事は神妙な表情で来賓あいさつに立った。

 「給与削減」という言葉は一度も使わなかったが、言い回しは削減の方向性を示していた。県内経済が好転する兆しが見えない中、今の職員給与の水準のままで県民の理解が得られるのか。佐竹知事の心の内には、そんな思いがあるとみられる。

 給与削減をめぐる県職労との交渉は近く始まる見通し。「協議を重ね、納得してもらえる方向付けをしなければならない」。佐竹知事は定期大会で、県職労の意見に十分に耳を傾ける考えも強調した。

 寺田前知事が07年2月の県議会本会議で給与削減を電撃表明し、県職労と対立したのとは対照的だ。周囲との摩擦をできるだけ回避して物事を進めようとする佐竹スタイルが、ここにも垣間見える。

(2012/04/18 付)

2190チバQ:2012/04/21(土) 10:59:05
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_04.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[「次」への対応]
今秋には態度を表明
記事ツール 佐竹敬久知事の任期が残り1年となり、「来春」が注目される状況になった。次期知事選に、佐竹知事が再選を目指し出馬するのか、各政党がどう対応するかが焦点だ。

 「県民が(私を)どう評価するかを見なければならない。もう少し考えたい。9、10月には判断したい」。16日、取材に応じた佐竹知事は、今秋には知事選への対応を決めたいとの意向を示した。

 昨年4月12日に脳出血で入院、5月30日に退院し6月3日に公務復帰。現在も左手足に若干の感覚障害は残るが「健康状態はとてもいい」と強調。公務に全く支障はないとの認識だ。

 本人は現段階での意思表示を避けるが、知事周辺では再選への出馬は「既定路線」との見方が強い。伊藤憲一後援会長(元雄和町長)は「首長は2、3期やらないと結果は出ない。知事もそのつもりと思う。当然、次も出るはずだ」と断言。県幹部の一人も「体調に問題はない。出馬は確実」とみる。


 寺田典城前知事が退任を表明した2009年の前回知事選は、新人4人の争いになった。佐竹知事は、寺田県政時代に野党だった自民党と、社民党の支持を得て初当選。民主、国民新の両党が支持し、寺田前知事が「後継指名」した川口博前小坂町長(現衆院議員)との事実上の一騎打ちを制した。

 県内政党はいま、1年後をどう見据えているのか。

 「県政与党という自覚と責任がある。お願いがあればそういう形になる」。自民党県連の渋谷正敏幹事長は3月中旬の会見で、佐竹知事からの要請があれば、支援を前向きに検討する考えを示した。

 党所属の県議27人は県議会で過半数を握り、佐竹知事を支える。「知事の熟慮型の政治手法はスピード感に欠ける面はあるが、県政運営は堅実だ」と渋谷幹事長。党内から「出馬するなら全力で支えるべきだ」との声も上がるほど、同党と知事の距離は近い。

 社民党県連は現段階で知事選への対応は未定だが、佐竹知事の県政運営は「そつがない」と評価している。

 一方、前回知事選で川口氏を支援し、佐竹県政に対して野党を自認する民主党は、知事への批判姿勢を強めている。党県連の沼谷純政調会長は「知事の政策は総花的。何をやろうとしているのか見えない」と強調。寺田学幹事長も「県庁には緊張感がない」と苦言を呈する。

 党県連は佐竹知事の県政運営を検証する委員会を近く立ち上げ、9月をめどに結果をまとめる方針。検証結果に基づき、独自候補を擁立するかどうか決める。国政でも自民党と対峙(たいじ)する立場であることから、独自候補を擁立する可能性は高いとみられる。

 前知事の寺田典城参院議員(みんなの党)の動向も注目される。前回知事選では「元県職員の佐竹氏では内向きの県政に戻る」として川口氏を支持。現県政については「県当局と議会のなれ合いで、昔の県庁に戻った。トップを代えなければ秋田は良くならない」と批判を強める。

 前回独自候補を擁立した共産党県委員会も「不戦敗は考えていない」とし、擁立に動く考えだ。

 佐竹知事の任期満了は来年4月19日。改選が近づくにつれ、各党の動きが加速するのは必至だ。

(2012/04/19 付)

2191名無しさん:2012/04/21(土) 10:59:36
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_05.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[自己評価と決意]
新産業「成功例作る」
記事ツール 任期が残り1年となった佐竹敬久知事に、これまでの3年間の自己評価と、課題に取り組む決意を聞いた。



インタビューに「新産業で幾つか小さな成功例を作りたい」と語る佐竹知事=知事室 ―力を入れて取り組んできたことは。

 「前県政は、課題解決に向け国や市町村、産業界とフランクに情報交換できる状況になかった。政策推進のため外部との関係構築に努めてきたつもりだ」

 ―具体的には。

 「県として案を示した日本海沿岸東北自動車道のミッシングリンク(未開通区間)解消、秋田港の整備といった県内の大型インフラの方向性にある程度めどを付けた。国との密接な関係を取り戻したことで可能になった。湖東総合病院の存続、仙北組合総合病院の移転改築など、要望の多かった地域医療支援についてはスピード感を持ち決断した。少子化対策は経済要因などもあり簡単ではないが、本年度は子育て世帯への経済的支援の充実を図る」

 ―「1丁目1番地政策」に掲げた産業・雇用基盤の強化について、成果が見えないとの声が強い。

 「力を尽くしてきたつもりだが、あらゆる産業が転換期を迎え、変化のスピードは思いのほか速い。県の意識改革がスムーズにいかず、変化に対応できていないのは事実。県民が成果を実感できずにいることは率直に認める。ただ、企業誘致は簡単にはいかない。大企業の誘致は全国をみても無理だし、一方で特定の企業に依存するのも危ない。中小の地場産業を集積し、先端技術を取り入れた産業政策にシフトしていく」

 ―自己採点すると。

 「75点ぐらい。全体的に土台は築いたが、棟上げには至っていない。観光分野では本年度、観光文化スポーツ部を新設してコーディネート力の強化を図ったが、東日本大震災前に観光振興に力を入れていれば、震災後の客足の落ち込みにも慌てずに済んだという反省点はある」

 ―被災地復興を支援しながら、どう本県を発展させる。

 「直接的な支援は職員派遣や避難者の受け入れ、震災がれきの処理。被災地への莫大(ばくだい)な投資の波及効果を受け入れる態勢づくりも必要だ。震災後の東北での本県の位置付けを明確にしていきたい」

 ―残り1年、何に重点を置く。

 「道筋を付けた施策が実際に動くようにする。TDKの県内生産拠点の再編に伴う離職者の受け皿としては、植物工場などを考えている。農業分野では地下水熱を主軸とする再生可能エネルギーを活用した実証試験を、構想から計画に移す。再生可能エネ発電事業にはメガソーラー設置を含めて、かなり関心が寄せられている。こうした動きを、地域経済を上向かせる契機にしなければならない。新産業は成功例が見えないと、県民がイメージできない。幾つか小さな成功例を作りたい」

 ―次期知事選への対応は。

 「種をまいたものが本年度、目に見える形で出てくる。ただ、県民からは経済・雇用情勢が好転していないとの見方もあるだろうし、どう評価されるか見極めなければならない。健康状態は全く問題ない。9、10月には判断する」

<終わり>

(2012/04/20 付

2192チバQ:2012/04/24(火) 22:12:38
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120424ddlk06010141000c.html
米沢市:新図書館用地変更 「責任ある説明」求める 市長に申し入れへ−−市議会代表者会議 /山形
毎日新聞 2012年04月24日 地方版

 米沢市議会の7会派代表者会議が23日、開かれ、安部三十郎市長が突然打ち出した新図書館・市民ギャラリーの用地変更問題を協議し、安部市長に対し「責任ある説明」と「明確な責任の取り方」を文書で申し入れることを決めた。

 今回の用地変更と20日の全員協議会での安部市長らの説明に対し、「不誠実であり、1週間余りでの代替地の急な決定と事業変更は14年度完了条件の交付補助金欲しさの帳尻合わせだけで進めており、市長の責任は重い」という意見が大勢を占めた。この日は1会派が保留し6会派が文書申し入れに賛成した。文書を詰め、全会派が賛成すれば議長名で、保留・反対会派があれば賛同会派の代表者連名で申し入れる。

 会見した佐藤〓(ひさし)議長は「計画は市民の要望であり、潰したくはない。しかし3月議会で用地買収費2億2000万円など12年度予算を承認した際に立ち退き問題の情報提供もなく、代替地案も拙速であり、審議を覆す議会軽視だ」と述べた。

. この問題は、市が土地を購入予定だったショッピングビルで立ち退かない飲食店1店に対し、ビル管理会社が明け渡し訴訟を起こすことが9日に分かり、市が用地変更して事業継続を図ろうとしたことに市議会が反発していた。【近藤隆志】

2193チバQ:2012/04/27(金) 23:52:21
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001204270003
秋田市長選 波穏やか
2012年04月27日

◇来春予定、低い関心


 来春に予定される秋田市長選まで1年となった。これまでに立候補を表明した人はいないが、早くも「無投票か事実上の現職の信任投票の公算が大きい」との声も出ている。ただ、市長選が近づいても有権者の関心が高まらなければ、財政再建や少子化対策など、市政課題をめぐる議論が深まらない懸念がある。


◇現職に与野党「相乗り」構図


 秋田市内のホテルで3月中旬、来春の任期満了まで残り1年に迫った穂積志市長の政治資金パーティーがあった。


 市議会(定数39)からは民主、自民、公明、社民といった党派を超えた26人の市議が駆けつけたほか、県選出国会議員秘書、商工団体や労組の幹部ら有力者がそろい踏み。共産党を除く「相乗り」を印象づけた。


 2001年の市長選で穂積氏を退けた佐竹敬久知事の姿も。市長を2期務め、09年に穂積氏にバトンを渡した佐竹氏が、「穂積市長には謝らないといけない。私は市長時代にたくさん積み残した。後始末と整理で、大変な難儀をかけた」とねぎらう場面もあった。


 与野党相乗りの構図は、前々回05年の市長選をほうふつとさせる。民主、公明、社民と自民党秋田市支部の支持を取りつけた佐竹氏は、共産党系の女性候補を相手にした事実上の信任投票で、3倍以上の大差をつけて再選を果たした。


 穂積氏はいまのところ、市長選の態度を明らかにしていない。今月5日の記者会見でも、記者の問いに、「4年間の任期をまっとうしたい。選挙は白紙だ」とけむにまいた。


 だが、「無風」の情勢が変わる可能性もある。消費増税をめぐる与野党の攻防から、解散総選挙がささやかれるなか、「年内に総選挙があれば、落選者が市長選に挑む可能性はある」(市幹部)というのだ。


 市内が選挙区の秋田1区では、県議の冨樫博之(自民)、元医療法人職員の佐竹良夫(共産)の2氏が名乗りをあげているほか、現職の寺田学氏(民主)も4選をめざして立候補が確実な情勢だ。09年春の知事選に無所属で挑み、佐竹氏に惜敗した川口博氏(現民主党衆院議員)が、同年夏の衆院選で初当選したケースがあり、衆院選で知名度が上がれば市長選にもプラスに働くとみられるからだ。


 ただ、政党色を前面に出して衆院選を戦った人が、市長選を勝ち抜くことは難しい。集票力のある市議の支援を党派を超えて集めることが困難になるためだ。

2194名無しさん:2012/04/27(金) 23:53:14
■過去3回の秋田市長選の結果
○2009年4月12日投開票(投票率62.22%)
 穂積志(1)無新         9万7343票
 丸野内胡桃  無新         5万1289票
 佐藤広久  無新〈共〉      1万1964票
○2005年6月19日投開票(同33.71%)
 佐竹敬久(2)無現〈民〉〈公〉〈社〉6万8274票
 佐藤純子   無新〈共〉      1万9638票
○2001年7月8日投開票(同57.40%)
 佐竹敬久(1)無新〈自〉      4万7064票
 穂積志   無新         4万4776票
 丸野内胡桃  無新         3万3671票
 田中玲子   無新           7510票
 赤木信久   無新〈共〉        7172票
※〈〉内は推薦・支持政党。()内数字は当選回数



◇賛否割れる「穂積流」


 穂積氏は、初当選した前回09年の選挙で掲げた40の公約のうち「38はすでに達成済み、または着手済み」と胸を張る。


 一方で、「穂積流」といわれる慣例にとらわれない政治手法を批判する声も出ている。その一つが、大森山動物園への中国からのパンダ誘致だ。


 穂積氏が昨秋に打ち出したパンダ誘致は、市議会への根回しもなく、突如会見で発表したもの。一部市議の猛反発を招きながら、誘致関連の予算案は議会で可決。ところがその直後、先に誘致に名乗りをあげていた仙台市へのパンダ貸与が、日中首脳会談で決定した。穂積氏は1月の訪中団派遣こそ取りやめたが、「あきらめたわけではない」と公言。その後も市幹部は、水面下で3月下旬の訪中を探り続けていた。


 県職員出身で、調整型とされる佐竹氏に比べ、市議、県議上がりの穂積氏は「スピード感がある」と評される。一方で、「意思決定が速すぎる」という一部職員の不満や、「万事が拙速だ」(ベテラン市議)との批判もつきまとう。


 達成公約に挙げた「秋田公立美術工芸短大(美短)の4年制大学化」もそう。外部の有識者が4年制化を提言したのは11年2月のこと。わずか2年後の来春には4年制大学になる見込みだ。必要な運営費は年間10億700万円。美短より3億200万円増え、市財政を圧迫する可能性がある。


 また、10年秋に表明した「家庭ごみの収集有料化」は、「住民説明が不十分」との批判を受けて一度は提案を断念。ところが11年夏、市議会開会直前に提案を表明した。説明不足の点や市民1人あたり年千円の負担増を問題視して反発した市議会を市幹部が切り崩し、可決にこぎつけた。(河井健)

2195チバQ:2012/05/06(日) 15:12:48
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001205040005
現・元首長が「九条の会」
2012年05月04日


握手する(右から)元常盤村長・石澤善成さん、元大畑町長・木下千代治さん、元浪岡町長・古村一雄さん=青森市柳川1丁目の青森市民ホール

 憲法記念日の3日、県内の現・元首長6人が「青森県・市町村長九条の会」を結成した。地方政治で培った経験と人脈を、平和憲法を守る運動に生かすのが狙い。メンバーらは「戦争をする国につくりかえようとする政治の動きに歯止めをかけたい」と意気込む。


 結成趣意書に名を連ねるのは鹿内博青森市長、古川正隆蓬田村長の現職2人のほか、木下千代治・元大畑町長、いずれも元浪岡町長の古村一雄氏、平野良一氏と石澤善成・元常盤村長。


 代表の木下氏(79)は、現役時代から護憲を公約に掲げてきた。下北半島の佐井村で育った少年時代。2人の兄は戦死し、小学校の教員らも兵隊にとられ、授業が受けられなかった。戦後、中学校はやっと卒業したが、自身の人生を振り返り、「私の学歴は苦学一生。今の子どもたちに二度とそんな思いはさせたくない」。地方の首長経験者として憲法9条を守る運動に関わることの意義については「戦争とは中央集権で行われる。健全な地方自治があれば、国政の不穏な動きを阻止できる」と話す。


 首長経験者らによる「九条の会」は宮城や秋田でもすでに結成されており、全国的にみて東北が主導的な役割を果たしている。19日には福島県で「東北地区九条の会ブロック交流会」が開かれ、各県の首長の九条の会メンバーらと意見交換するという。


 また、この日は「憲法を守る青森県民の会」や「憲法ネット青森」主催の集会も開かれ、雨の中、街頭で平和憲法の大切さを訴えた。(水戸部六美)


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