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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ
2149
:
チバQ
:2011/12/21(水) 20:39:59
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111209ddlk19040065000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/7止 支持者と東電に配慮 /山梨
これだけ痛めつけられ、すべてのものがばらばらにされてしまった。その原因を作ったのは何だったのか。原発の安全神話は崩れ去った。原発を再考し、脱原発という考え方で進んでいただきたい。
福島県議選などが告示された先月10日、無投票で再選が決まった同県浪江町の馬場有(たもつ)氏(63)。役場が移転した二本松市で万歳三唱をした後、「県議選で原発についての議論が低調だが、どう思うか」との報道陣の問いに、こう語気を強めた。
前日に臨時町役場でインタビューした際にも、「自宅に(一時帰宅で)帰るのにタイベックス(防護服)を着ていく。とんでもない話だ。それをしたのは誰ですか? 壊れた家も直せない。精神的な被害は時間がたつほど増えていくんです」と述べ、国や東電への怒りをあらわにしていた。
◆ ◆
開票日の同20日、自民現職、吉田栄光氏(47)は2位当選の民主現職、坂本栄司氏(56)に倍以上の差を付け3選を決めた。
地震と津波で亡くなられた方々、そしていまだ収束しない原発事故で避難している窮状を考えると、非常に複雑な思いをしながらの万歳だった。さまざまな訴えのいろいろな有権者のご判断をいただいたと考えている。
同市の事務所で、集まった支持者にこうあいさつした吉田氏。万歳や家族から祝いの花束を受け取る時以外は、厳しい表情だった。
「4年間に向けた決意を」「避難している有権者にメッセージを」。報道陣の囲み取材で当たり障りのない質問が続く。私は問うた。
−−県内原発の廃炉を訴える候補者もいたが、吉田候補は街頭ではあまり明言されなかったと感じる。改めて考えは。
現在、事故の収束は見えず、軽々に再稼働はできない。損害の賠償、古里にいつ帰れるのか、地域住民の考え方は重要で、現時点では廃炉の方向を考えざるを得ない。ただし、これは事業者がある程度決めるべき問題で、今後、安定化、廃炉と進んでいくわけで、東電と地域の信頼関係は欠かせないので、事業者がしっかりこの点について大きな方向を示す必要があると思います。
言葉を慎重に選び、こう答えた。廃炉を求める県議会への請願に自身が賛成したことを踏まえ、現時点では廃炉はやむなしとしつつも、「さまざまな訴えのいろいろな有権者のご判断をいただいた」うえでの当選なので、住民への賠償などを条件に再稼働に含みを持たせ、最終的には東電にげたを預ける。あらゆる方面に気を配った、ある意味“完璧”な回答だった。=おわり(この連載は岡田悟が担当しました)
==============
◇福島県議選双葉郡選挙区(定数2)
当 13671 吉田栄光 47 自現
当 5932 坂本栄司 56 民現
3810 遠藤陽子 61 社新
3799 白土正一 62 無新
2653 青木敏孝 40 無新
=選管最終発表
2150
:
チバQ
:2011/12/22(木) 12:16:25
48 名前:名無しさん 投稿日: 2011/12/22(木) 07:42:55
関係職員26人を処分、副市長は引責辞任 仙北市税金不正処理問題
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111221o
旧角館町と仙北市の税金不正処理問題で市は21日、不正があった1998〜2006年度に税務課に在籍していた職員10人を停職や減給、戒告の懲戒処分とし、16人を訓告や厳重注意処分とした。市の調査委員会で委員長を務めた石山修副市長は「市政に停滞を招いた責任がある」として、任期を2年残し今月末で辞職することを表明した。門脇光浩市長は自らの報酬を来年4月から3カ月、20%カットする。
虚偽確定申告などの不正行為を実行した当時の主事や主任計3人のうち2人が停職6カ月で、1人は同3カ月。当時の課長、課長補佐、係長の3人は監督責任を問い、それぞれ同1カ月。課長補佐1人は減給10分の1を1カ月、主事や主任計3人は戒告。ほかに事務担当の11人を訓告、窓口担当の5人を厳重注意とした。
市の調査報告書には、職員が上司(退職)から指示を受けて不正を働いたとの証言が記されたが、発端は未解明のまま。この日の会見で門脇市長は「不明な点はあるが、現在いる職員に処分を下すしかなかった」と説明。県への清算金などの支払いは、関係職員のほかOBにも求めたい考えを示した。刑事告発の可能性については「ほとんどの事案は時効となっており、考えていない」とした。
2151
:
チバQ
:2011/12/29(木) 20:49:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111228-OYT8T01042.htm
前大石田町長に有罪判決 懲役1年6月、執行猶予3年
「町政の信頼損ねた」
閉廷後、報道陣の質問に答える阿部被告 大石田町発注の公共事業の指名競争入札を巡る汚職事件で、受託収賄罪に問われた前町長で僧侶の阿部孝義被告(75)(同町田沢)の判決が28日、山形地裁であった。矢数昌雄裁判官は「公共事業だけでなく、町政全般への信頼を損ねた結果は重い」として、懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金100万円(求刑・懲役1年6月など)を言い渡した。
矢数裁判官は、争点とされていた企業を入札から外した経緯について、検察側の「選挙で対立候補を応援した企業を快く思っていなかった」という主張と、弁護側の「(入札から外そうと考えたのは)企業は工事の手直しが多かったため」という双方の訴えを認定した。
現金を収受した動機については「妻からの小遣いでは交際費が賄いきれなかった」と述べるにとどめ、「依頼直後から、わいろを受け取る意思があった訳ではない。約9年間、(町長として)町民のために努力していた」とした。
判決によると、阿部被告は2007年6月12日、自身の支援者を仲介者として、尾花沢市の建設会社社長から、町道流雪溝工事の入札で地元企業1社を外す依頼を受けて承諾。同8月11日、自身が住職を務める自宅敷地内の寺院で現金100万円を受け取った。
阿部被告はこの日、黒いスーツに白いシャツ、紺色のネクタイ姿で入廷。背筋を伸ばし手を前に組み、証言台に立った。主文読み上げの間は、終始うつむき加減。初公判時と同じように裁判官の顔を見ることはなかった。
裁判官が「発送した郵便物を部下に回収させてまで、業者を入札から外した」と指摘すると、「ふーっ」と小さくため息をついた。閉廷後は、裁判官が退廷するまで頭を下げ続けたが、傍聴席に向かって会釈する姿も見られた。
(2011年12月29日 読売新聞)
2152
:
チバQ
:2012/01/25(水) 21:40:02
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20120125105944.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
元関脇・追風海が町議選出馬意向
角界から政界へ−。板柳町出身で2006年、けがのため惜しまれつつ引退した元関脇追風海(36)=本名・斉藤直飛人、顔写真=が、2月の同町議会議員選挙に立候補する意向であることが24日、分かった。同日、同選挙の説明会に姿を見せた。
説明会場の町福祉センターには現職11陣営、新人2陣営の立候補予定者や代理人が集まった。その中でも身長185センチのがっしりとした体格はひときわ目を引いた。追風海は取材に「現状を変えるのは簡単でないが、情熱を持って当たりたい」と話した。
引退後、同町に戻り警備会社に勤務。体力維持のためトレーニングを続けているという。「年配の議員ばかりで若い人が育たない。『俺がやらなきゃ』という気持ちになった」と動機を語った。
子どもたちの体力向上を抱負に掲げる一方、話題づくりのため「議員としてアマチュア相撲へ復帰することも考えている」とも。現役時代のしこ名を使い「追風海直飛人」として立候補するという。
板柳町議会議員選挙は2月14日告示、19日投開票。現役時代は正攻法の一方で奇襲「八艘(そう)跳び」を繰り出すなど、器用な一面がある追風海。新たな挑戦でも力強さと技の切れを発揮できるか注目を集めそうだ。
2153
:
チバQ
:2012/01/25(水) 22:48:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120124-OYT1T00228.htm
地方議員で全国最多の15選果たした83歳
. 22日投開票の宮城県色麻町議選で、現職の田中一寿さん(83)がトップ当選で15選を果たし、現職の地方議員としては全国最多当選となった。
田中さんは1959年5月色麻村議(当時)補選で初当選。91年3月に町長選出馬(落選)で辞職し、翌年2月に町議に返り咲いた。在任期間は51年。
田中さんは「町民の意見を代弁してきたことが評価された」と述べるとともに、15期目に向けて「町内企業に採用枠の1割を町民にしてもらい、若者を定着させて町の農業を守る」と抱負を語った。
全国町村議会議長会などによると、これまで岐阜市議で15期58年、広島県議で14期55年11か月、山形県鮭川村や高知県奈半利町、徳島県上板町で13期52年務めた町村議がいた。
(2012年1月24日10時10分 読売新聞)
2154
:
チバQ
:2012/01/29(日) 13:26:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000079-mailo-l05
選挙:湯沢市長選 前市長の鈴木氏、無所属で出馬へ /秋田
毎日新聞 1月29日(日)12時25分配信
来年4月16日の任期満了に伴う湯沢市長選に、鈴木俊夫・前市長(61)が無所属で立候補することが28日、分かった。次期市長選への出馬表明は鈴木氏が初めて。
鈴木氏は28日、毎日新聞の取材に対し「後援会などから早く表明をと言われ、前日(27日)にあった後援会の新年会で決意を示した」と述べ、「市民と協働し、地域づくり、人づくりに力を入れた行政を目指す」としている。共産党籍は残したまま出馬するという。
元県議の鈴木氏は02年の旧市長選で初当選し、4市町村が合併した05年の新市長選では旧首長4人による激戦を制した。09年の前回市長選は前市議の斉藤光喜・現市長との激しい一騎打ちとなり、小差で再選を阻まれた。【佐藤正伸】
1月29日朝刊
2155
:
名無しさん
:2012/01/30(月) 17:35:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000066-jij-pol
宮城県も議事録未作成=福島県は一時対応できず―大震災
時事通信 1月30日(月)13時12分配信
東日本大震災を受け宮城県が設置した災害対策本部会議で、議事録が作られていなかったことが30日、分かった。議事録をめぐっては、震災関連の政府の重要会議でも未作成だったことが明らかになっている。ただ、県の会議は全て公開されており、危機対策課は「情報公開の点においては問題ない」としている。
一方、震災や東京電力福島第1原発事故への対応で開かれた福島県の災害対策本部会議も、震災直後の6日間、議事録を作成していなかった。
宮城県の本部会議は村井嘉浩知事を本部長とする最高意思決定機関で、昨年3月11日から10月20日まで計94回開催。初日の11日は1時間半から2時間半おきに1日4回開かれており、危機対策課は「震災発生当初は忙しく、議事録が作れる状況になかった」と話す。
県は震災の記録史を作成するため、発言要旨や決定事項について職員が書き留めたメモをまとめ直す方針。ただ、録音や映像には残していないことから、「一言一句を再現するのは難しい」としている。
福島県の本部会議は、昨年3月11日から同16日までの計33回分、協議項目を箇条書きした記録は残しているが、議事録は作っていなかった。県は「人員が限られており、議事録の作成まで手が回らなかった」と話している。同17日以降の議事録は作成している。
2156
:
チバQ
:2012/01/30(月) 22:45:35
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120130t11027.htm
桜井氏、政界再編にらみ勉強会 超党派で地方議員41人参加
民主党政調会長代理の桜井充参院議員(宮城選挙区)は29日、超党派の地方議員による勉強会「日本型国家を創る会・宮城」の初会合を仙台市青葉区のホテルで開いた。
桜井氏は「東日本大震災からの復興に向けた政策の実現には、与野党が連携しなければならない」と述べ、政界再編を視野に入れた政治勢力の結集を呼び掛けた。
会合には県議や市町議計41人が出席。県議は須藤哲氏(民主)、菊地恵一氏(自民)、菅間進氏、渡辺忠悦氏、太田稔郎氏(無所属)の5人が参加。うち須藤、菅間、太田3氏は県議会の民主党系会派に所属している。
仙台市議は大泉鉄之助氏(自民)、野田譲氏(同)、鈴木繁雄氏(無所属)の議長経験者のほか、民主の若手ら8人が参加した。
意見交換で桜井氏は、自身の政治行動について「参院から民主党代表選に出ることも可能だが限界もある。衆院に移る可能性は当然ある」と県内の衆院選挙区へのくら替えに含みを持たせた。参加者とは定期的に勉強会を開く方針を確認した。
桜井氏は取材に対し、勉強会の位置付けについて「(今後の政局で)何が起きても対応できるよう下地づくりの意味もある」と述べた。
2012年01月30日月曜日
2157
:
age
:2012/02/01(水) 22:53:46
逝ってよし+.(・∀・).+♪
http://s.64n.co/
2158
:
名無しさん
:2012/02/01(水) 23:50:28
>>2156
桜井参議は衆院2区内の宮城野区出身だから、離党した斎藤恭紀への刺客立候補もあり得るか?
(浅尾慶一郎みたいにならなきゃいいけど)
2159
:
チバQ
:2012/02/08(水) 20:54:50
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120207/trl12020723200006-n1.htm
北秋田市長選の選挙違反 元鷹巣町長、2審も有罪
2012.2.7 23:19
平成21年の秋田県北秋田市長選をめぐり、公選法違反(買収)の罪に問われた元鷹巣町長、岩川徹被告(63)の控訴審判決で、仙台高裁秋田支部は7日、懲役1年、執行猶予2年とした1審秋田地裁判決を破棄し、懲役1年、執行猶予5年を言い渡した。
卯木誠裁判長は判決理由で「原則5年の公民権停止期間を下回る執行猶予期間を付す特段の事情は見受けられない」と指摘した。
被告側は男性運動員=同罪で有罪確定=への現金の供与は「運転と道案内の労務の対価」として無罪を主張したが、卯木裁判長は、支援者らの「公判供述は信用できない」として退けた。
判決によると、岩川被告は21年2月と3月、北秋田市で男性運動員に票の取りまとめなどを依頼し、報酬として計30万円を渡した。
2160
:
チバQ
:2012/02/16(木) 20:48:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000015-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/上 農林水産、産出額3000億円 /山形
毎日新聞 2月14日(火)10時28分配信
◇戸別補償制度交付金を含め目標達成へ 「数字合わせ」に疑問も
「これまで以上に農林漁業者や生産者の団体と連携を強め、12年は『農林水産業を起点とする産出額3000億円』の仕上げの年にしたい」。1月10日の定例記者会見で吉村美栄子知事は、09年の知事選で公約に掲げた「産出額3000億円」の12年の達成に自信をのぞかせた。
産出額3000億円は県内農業を元気にするための目標値。しかし1月25日現在、10年の産出額は2333億円の見込みで、前年実績額を15億円下回る。このまま推移すれば12年の産出額見込みは2778億円で3000億円に届かない。
農林水産省統計の「農業産出額」は、県独自の産出額にも加算される主要項目の一つ。農家が生産した農畜産物の数量と販売額(諸経費を除く)をかけたデータだ。同省が1月下旬に発表した10年の県の農業産出額は1986億円で、73年以来、37年ぶりに2000億円を下回った。米余りなどで米価下落が影響したため。結果、県独自の産出額見込みも目標より減った。
こうした傾向にもかかわらず吉村知事が3000億円達成に自信を見せるのは、農水省が産出額に入れていない戸別所得補償制度の交付額を含めるからだ。
吉村知事は「戸別所得補償制度のモデル対策事業で169億円が稲作農家に交付され、経営安定が図られる効果があった」と説明。169億円を加えれば10年の産出見込み額は2503億円となり、一転して前年比155億円増。12年も同様に試算すれば3000億円達成も見えてくると県は説明する。
戸別所得補償制度は、農家に作物の販売価格と生産費の差額を交付する制度。農水省の農業産出額統計には国の交付金が加算されているが、戸別所得補償制度は加算されていない。農水省は「農作物の価格を補う交付金は含めるが、戸別所得補償は農家所得助成なので農業産出額の対象とはならない」と説明する。これに対し、県農政企画課の佐藤宏昭課長は「国の産出額の推計方法に『各種奨励補助金を農産物の販売価格の一部とみなし加えた額』としている。戸別所得補償は米を作るからこそ農家がもらえる収入で産出額とすべきだ」と説明する。
さらに県は、林業と水産業に加え、食品製造業者の県産品使用割合など加工・販売も含めて積み上げる。
◇ ◇
前回知事選の際の表現は「農業産出額3000億円」だった。しかし就任後に「農業」を「農林水産業」に対象を拡大。さらに「加工等関連」も含め、農林水産業を「起点とする産出額」と軌道修正した経緯がある。県議からは「数字合わせ」との批判が出た。今回の戸別所得補償額の加算も「数字合わせ」との疑問も浮かぶ。
県は目標達成に向け、農山漁村資源を活用し、観光とも連携した新ビジネスの創出など付加価値の拡大▽つや姫の生産増加と全国ブランド米としての定着−−などを掲げる。数字目標の達成だけでなく、農業を元気にする取り組みが実のあるものになるかどうかが問われている。
◇ ◇
吉村知事がスローガンの「温かい県政」を掲げて就任してから13日で3年を迎え、任期は残すところ1年となった。吉村県政を検証するとともに、1年後の知事選を展望する。【浅妻博之】
2月14日朝刊
2161
:
チバQ
:2012/02/16(木) 20:49:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000084-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/中 3万人雇用創出は達成 /山形
毎日新聞 2月15日(水)11時39分配信
◇大半は国の事業、非正規中心で質伴わず どう実現「長期安定」
山形市のハローワーク山形には主に正社員の求人を求める人がひっきりなしに訪れる。今月上旬に同所に来ていた上山市の男性(42)は短期間の仕事しか見つけられずにいた。「これから面接を受ける会社で採用されても1年契約で再雇用はない。再びハローワークで職探しだ」と声を落とした。県は雇用拡大のため10、11年度で2万人の雇用を創出したとアピールするが男性は「2万人の雇用が生まれたなんて実感はまったくない」。不安そうな表情で面接会場へ向かった。
吉村美栄子知事は公約実現のため就任直後に「雇用創出1万人プラン」を掲げた。08年12月に仕事を探す人約2万5000人に対し、求人数は約1万5000人と1万人の差。この差を09年度末までに埋めるとして1万人の雇用を生み出す目標を立てた。県によると、最終的に1万3028人分の雇用を創出したが、うち把握している正社員は約1割の1451人。大半は国の交付金を使った原則6カ月以内の「緊急雇用創出事業」で、長期の安定雇用に結びついていない課題が残った。
県はさらに10年2月に、10年度から2年間で計2万人の雇用を目指す「2万人プラン」を打ち出した。1万人プランは達成した一方で仕事を求める人と求人数の差は約1万7500人まで広がったためだ。しかし、新計画の内容は1万人プランとほぼ同じ。違いは国の交付金でいずれも1年間の「重点分野雇用創出事業」と「地域人材育成事業」の計1300人分が加わったこと。長期雇用への対応策は示せなかった。
2万人プランは昨年10月末に前倒しで達成し、県は「14日現在で2万1701人の雇用を作った」とするが、うち雇用期間が6カ月から最長でも3年の国の「雇用基金事業」が1万267人と約半分。さらに3年以内の「ふるさと雇用再生特別基金事業」は1423人だけ。大半が6カ月から1年以内の雇用にとどまり、1万人プランの課題は先送りされた形だ。
県生活環境部の佐藤和志部長は「とりあえず仕事についてもらうつなぎとして雇用の下支えになった」としながらも「依然として安定雇用に結びついておらず、1万人プランの課題はクリアできなかった」と計画の実効性が上がらなかったことを認める。さらに佐藤部長は「国の基金は仕事がない人への緊急措置的なもの。県独自の予算だけでは厳しく、国の基金を活用せざるを得ない状況もある」と説明する。
県は12年度から3年間を目標に、長期安定雇用に結びつけるため40億円の独自の基金を創設する。3年間を目標に、「エネルギー政策」や「農業の6次産業化」など、県で発展の可能性のある新分野での産業振興により雇用に結びつけるのが狙いだ。
◇ ◇
「景気は厳しいが、県には知恵を出してもらい早く正社員の求人を増やしてほしい」。ハローワーク山形を訪れていた男性の声は切実だ。今度こそ長期の安定雇用につながる施策につながるだろうか。【浅妻博之】
2月15日朝刊
2162
:
チバQ
:2012/02/16(木) 20:50:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120216-00000131-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/下 知事選へ動き表面化 /山形
毎日新聞 2月16日(木)12時18分配信
◇連合山形、正式表明待たず支援確認 自民の対応、焦点に
1月5日に山形市で開かれた連合山形の旗びらき。大泉敏男会長は約200人を前に「来年1月に予定される知事選では吉村美栄子知事の再選を力を合わせて勝ち取らないといけない」と声を張り上げた。
09年の前回知事選で連合山形は吉村氏擁立の中心的な役割を果たした。来年の知事選に向けても連合山形は吉村知事自身が立候補の意思を表明をしていない中で、既に昨年11月の定期大会で、吉村知事再選に向け支援していくことを確認。早くも吉村知事の出馬を前提に選挙に向けた動きを表面化させている。
吉村知事の後援会も組織の拡大を図る。後援会は当選直後の09年3月に組織された金山町を皮切りに3年間で30市町村に達した。会員は現在で約5000人に上る。夏ごろまでに全35市町村に設立することを目標としている。後援会幹部は「自民党は対抗馬を出してくるだろう。だからこそ支持基盤を盤石にし、4月から本格的な選挙準備に入る」と話す。
前回の知事選は民主、共産、社民が吉村氏を支援。県議会最大会派の自民党は県議31人のうち29人が当時現職の斎藤弘氏を支援した。吉村氏の就任直後は「是々非々」を掲げ距離を置いていたが、11年4月の県議選が近づくにつれ態度は軟化していった。県議選を約半年後に控えた10年9月には、吉村知事を囲んで政策について学ぶ「あったかい県政を勉強する議員の会」を同会派内に発足させた。勉強会は定例県議会ごとに開催。現在1期目も多く、会派32人中約20人が入会している。
こうした自民の動きについて、ある同党県議は「吉村知事は県民に人気があるから、当時は県議選が間近に迫り、近寄ろうとしていた部分もあったのだろう。すり寄っていると疑われても仕方がない」と話す。別の自民県議は「それぞれの選挙区の有権者の知事に対する考えに左右されている部分もある」と説明する。
今後、前回知事選で大半が斎藤氏を支援した自民が対抗馬を擁立するのかが最大の焦点となる。同党県連幹事長の志田英紀県議は「現段階で白紙」としながらも、「年内に次期衆院選があった場合その結果次第(自民党が勝った場合)ではどうなるかわからない」と話し、国政で自民が勢いを増した場合の対応に含みを持たせた。【浅妻博之】
2月16日朝刊
2163
:
名無しさん
:2012/02/21(火) 12:49:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120221-OYT8T00152.htm
青森市庁舎整備案が難航
市側「段階的に」議会側「一括建て替え」
柱に鋼板を巻くなどの耐震補強でしのいでいる現第一庁舎(昨年10月、青森市提供) 市役所庁舎の建て替えを検討している青森市は20日、今年度中に策定する予定だった基本方針について、6月まで先送りすることを決めた。分散している現庁舎を2段階に分けて整備したい市側に対し、一括整備を求める議会側が「待った」をかけた。現庁舎は震度6強の地震で倒壊する危険があり、待ったなしの状況だが、議論は難航しそうだ。
市側は、耐震性が特に脆弱(ぜいじゃく)な第1、第2庁舎を集約して現在地に建て替え、教育委員会などが入る柳川庁舎、議会棟、第3庁舎は耐用年数までフルに使用して二十数年後に新庁舎隣に整備する案を推している。現時点で庁舎整備のための基金積み立てがないため、財源負担を単年度に集中させず、「使える庁舎は使う」意図がある。事業費(浪岡庁舎整備費を除く)は約150億円。
一方、議員の大勢はすべての庁舎を集約し、現在地で建て替える案を支持する。「柳川庁舎が離れていて不便」という市民の根強い声を受けている。事業費は約146億円と市側の案より割安だが、2017年度だけで15億円の負担がかかる見込み。市の試算によるとそれまでに市の案より約11億円多い約39億円の積み立てが必要になるという。
議会では各会派の代表で作る検討委が、基本方針について「3月決定は性急」として、市側に半年延ばすよう要望。花田明仁議長は「専門家を呼んで研究すれば、さらにコストを抑えて一括整備ができる可能性もある」と話す。市は18年度の供用開始の方針は変えず、来年度内に基本計画を策定するため、妥協案として6月まで基本方針の決定を延期することにした。鹿内博市長は「市の案を進める意向は変わらないが、両案を詳細に比較検討したい」と述べた。
(2012年2月21日 読売新聞)
2164
:
チバQ
:2012/02/21(火) 22:24:04
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/02/21/kiji/K20120221002674590.html
重すぎる町議?元関脇の追風海氏 青森県板柳町議に初当選!
町議に初当選した元大相撲関脇追風海の斉藤直飛人氏
Photo By 共同
元大相撲関脇の追風海(はやてうみ)氏(36)が19日投開票の青森県板柳町議選で初当選し、20日に同町役場で当選証書を受け取った。引退から6年が経過したが、体重は現役時代から10キロ減の120キロ。同県では「美人すぎる市議」として知られる八戸市の藤川優里市議(31)に続き、“重すぎる町議”が誕生した。
追風海氏は午前10時から行われた当選証書授与式に出席。演説でかれた声で取材に応じ「初めての選挙で右も左も分からず大変な思いをした分、やっとだなという気持ち」と感慨に浸った。
板柳町議選は定数12で、いずれも無所属の現職11人、新人3人の計14人が立候補。追風海氏は2番目の得票数となる846票を獲得した。
98年春場所に初土俵を踏み関脇まで昇進後、06年に引退。09年に出身地の板柳町に戻り、警備会社に勤務し、新人指導などを行っている。
「町を元気にしたい」との思いで1月末に出馬の決意を固め、選挙戦を開始したのは投開票の2週間前。街宣カーで町内を隅々まで回り、街頭演説を繰り返した。
現役時代は力士としては小柄な1メートル84、130キロで、引退後も120キロをキープ。食事の量も現役当時よりは減ったというものの、投開票日の昼食はラーメン大盛りと焼き肉定食に、さらにご飯2杯。「この2週間は寝る間もなく10キロ減った」というが、同町議の中でもダントツの体格だ。
正攻法の一方で奇襲の「八艘(はっそう)跳び」を繰り出すなど技巧派で知られ、「相撲では真っ向勝負し、ケガも多かったけどはい上がってきた。政治の世界も相撲と同じスタイルで大きな壁を乗り越える。たまには八艘跳びもやるけどね」と抱負。国政進出については「興味はある。勉強して力をつけて、目指したい」と意欲を見せた。
選挙では同町名産のリンゴのブランド化などを公約に掲げた。03年に結婚したがその後離婚。09年に再婚して現在は娘(2)と息子(1)の2児の父。「子育て支援にも力を入れたい」と話している。
同町は追風海氏の1年後輩の十両・高見盛(35)も輩出し、「大相撲で活躍できる選手を出したい。小中学校の部活動で相撲を教えたい」と意気込んだ。引退後も筋トレを続け、「アマチュア相撲で横綱を目指したい」と新たな目標も掲げた。
◆追風海 直飛人(はやてうみ・なおひと) 本名斉藤直飛人。1975年(昭50)7月5日、青森県板柳町生まれの36歳。板柳中から埼玉栄高に進み、日大時代に学生横綱など15タイトルを獲得。98年春場所に幕下付け出しでデビュー。両膝や首のケガに泣きながら、右四つの技巧派相撲で幕内に22場所在位、技能賞1回。06年1月の初場所を最後に引退。同10月に両国国技館で引退相撲が行われ、断髪式では約150人がはさみを入れた。
2165
:
チバQ
:2012/02/23(木) 20:31:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120222-OYT8T01151.htm
4市町の新清掃工場 上山市大石蔭地区を断念
2工場同時発注困難に
大石蔭地区での建設を断念したことを報告する市川山形市長(左) 山形市、上山市、山辺町、中山町の2市2町で構成する山形広域環境事務組合(管理者=市川昭男山形市長)は22日、建設を計画している新清掃工場について、上山市大石蔭地区での建設を断念し、別の建設予定地を選定する方針を同組合議会に報告した。2工場方式のうち、山形市立谷川地区は既に建設地として決定しており、建設費削減の目的で進めていた2工場の同時発注は困難となった。建設予定地の撤回は3度目で、同組合は今後、新たな候補地の選定作業に入るが、具体的なめどは立っていない。
この日開かれた同組合議会で、市川市長が「(大石蔭地区の)一部地権者が現状では同意できない意思を示し、用地確保が困難な状況になった」と説明。建設予定地として決定した当初には同意を得られたが、周辺住民の反対運動を受け、地権者の意向が変わったという。
新たな建設予定地について市川市長は、「改めて2市2町での候補地選定に向けて最大限の努力を図っていきたい。具体的にあそこにするというのは持っていない」と述べた。副管理者の横戸長兵衛・上山市長も、「できるだけ早くもう一つの清掃工場の道筋を作るのが責任と考えている」と話した。
これまで2工場方式で建設を計画していた新清掃工場だが、同組合は2011年11月、地元住民の反対で難航する大石蔭地区に先行して立谷川地区を建設予定地から建設地に決定。同地区では、17年10月の稼働を目指しており、今年4月から約2年間かけて生活環境影響調査を実施。14年10月の入札を予定している。
しかし、新たな建設予定地は、これから選定に入るため、立谷川地区との同時発注は日程的に不可能となった。
新清掃工場の建設計画は1998年に着手。当初の山形市蔵王半郷地区での建設計画は、地元の反対などで2005年に計画を撤回。その後、代替地として建設計画を進めていた上山市柏木地区でも10年に断念した。今回で、建設予定地の撤回は3度目となった。
一方、大石蔭地区での建設に反対していた「上山市大石蔭新清掃工場構想の撤回を求める会」の菅野健吉代表は、「大石蔭地区での建設撤回には感謝している。清掃工場を新たに作るのではなく、ゴミをいかに減らしていくのかが大事だと考える」と話した。
(2012年2月23日 読売新聞)
2166
:
チバQ
:2012/02/26(日) 16:50:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000015-mai-soci
<福島第1原発>帰村か移住か、共同体に亀裂 飯舘
毎日新聞 2月26日(日)13時59分配信
拡大写真
避難先の南相馬市から飯舘村の自宅に雪かきをしにきた女性。「村に戻って犬といっしょに住みたい」と話した=福島県飯舘村で2012年2月25日、小林努撮影
東京電力福島第1原発事故で計画的避難区域に指定され、全村避難する福島県飯舘村。自然を生かし、助け合って暮らしてきた共同体に亀裂が入りつつある。村は除染を進めて5年後に希望者全員の帰村を目指すが、一部の住民からは「新村」への集団移住を望む声が上がり、「理想の山村」の再興に向けた道筋は見えないままだ。
【双葉で毎時89.9マイクロシーベルト】福島詳細線量地図を公表
「約50戸の除染モデル事業で6億円かかる。無意味だ」「放射線量が下がらないかもしれないのにやるのか」
1月末、福島市に避難する村役場の会議室に、村内20地区の区長らが顔をそろえた。厳しい質問を浴びた菅野典雄村長は「やってみないと分からない」と答えるだけだった。
人口約6000人の飯舘村は独自の村づくりを進めてきた。創造的な田舎暮らしを楽しむ村民の表彰、肉牛のブランド化。03年からは、方言で「丁寧に」を意味する「までい」をキャッチフレーズに自然エネルギーを生かしたスローライフの村を掲げた。
村は今後、約3200億円をかけて住宅は2年、農地は5年、森林は20年で除染する考え。帰村を望む住民も多いが、福島市の借り上げ住宅に避難する農業、菅野哲(ひろし)さん(63)の目には、村の形の維持にこだわり、村民の生活をないがしろにしていると映る。「限界の暮らしを強いられる村民を助けてほしい」
約20年前から村に協力してきた糸長浩司・日本大教授は、2拠点居住構想を提案する。国や東電の費用で30〜50年暮らせる分村を設け、線量が下がったら戻るという内容。糸長教授は「国が避難区域を見直せば、村はまた分断される」と指摘する。だが、菅野村長は「国が移住の面倒をみる保証はない」と、構想に否定的だ。
移住を望む村民らは「新天地を求める会」を結成し、昨年11月から署名活動を始めた。村は直後、村の施設に「(施設内で)政治活動および各種署名活動を一切禁止する」と掲示したが、署名は200人分集まっている。
村は帰村を巡り、住民の意向調査をしていない。移転を望む住民との対立は解消しないままだ。【泉谷由梨子、北村和巳】
2167
:
名無しさん
:2012/03/06(火) 20:52:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120306-00000589-san-soci
南三陸町長の告訴状提出 津波犠牲の職員遺族
産経新聞 3月6日(火)18時38分配信
東日本大震災の津波で南三陸町の防災対策庁舎にいた41人が犠牲になったのは、佐藤仁町長が高台に避難させなかったためだとして、町職員2人の遺族が6日、業務上過失致死容疑で南三陸署に告訴状を提出した。同署は「資料を精査して、受理するかどうか検討する」としている。
告訴状によると、佐藤町長は震災後、庁舎2階に災害対策本部を設置。大津波警報が発令されても、町職員らを庁舎内にとどまらせたとしている。
一部遺族は殉職職員家族会として公開質問状を佐藤町長に提出。防災担当ではない一般職員を高台に避難させず庁舎に集めた経緯などの説明を求め、マニュアルの不備を指摘したが、町長は「想定外で判断ミスはない」と回答していたという。
町総務課は「告訴状の内容を確認してから、対応を考えたい」とした。
2168
:
チバQ
:2012/03/07(水) 22:53:34
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201203079
酒酔い運転市議辞職許可 須賀川市議会
2012年03月07日 09時32分配信
道交法違反(酒酔い運転)で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた須賀川市議の円谷年雄氏(32)が議員の辞職願を提出したことを受け、市議会は6日、開会中の3月定例議会で辞職を認める議案を可決した。
円谷市議の辞職に伴い欠員が生じたため、市選管委は市議補選を今夏予定の市長選と同時選で行う方向で調整している。
2169
:
名無しさん
:2012/03/08(木) 12:49:15
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120308ddm003040146000c.html
大震災1年:止まらぬ人口減 「職」「住」喪失、生活描けず 「国策支援を」首長悲鳴
津波で壊滅し人口が激減した石巻市の旧雄勝町=2月24日、宇多川撮影 東日本大震災後、人口が計8万人以上も減少した岩手、宮城、福島3県。震災前から人口減と高齢化が進む地域が多かったものの、震災で一気に人口流出が加速する想定外の事態に陥った。即効性のある対策は見当たらず、自治体からは「もうお手上げ」との声すら漏れる。専門家は、将来を担う若者の声を反映した復興計画の重要性を指摘する。
◇「職」「住」喪失、生活描けず
「大変に厳しい数字だ」。宮城県南三陸町の佐藤仁町長は今年2月、被災者の転出が想定以上に進んでいることを示す町の調査結果を見て絶句した。実施したのは復興住宅整備などの計画を策定するための住民調査。中間集計では回答者の11%が「町外に移転した・移転予定」とした。商業地が壊滅した志津川地区では「移転・移転予定」が13%に上った。
震災直前には1万7666人だった町の人口は、多数の犠牲者や転出のため12・5%減少し、1万5458人(1月末現在)になった。復興計画(昨年12月策定)では、町内への人口回帰や雇用の創出で、10年後もわずかな人口減少で食い止められると見込んでいたが、既に甘い予測だった可能性が出てきた。
高齢化も著しい。21年には65歳以上が5232人で人口の35%を占めると推計される。帝国データバンク仙台支店の紺野啓二・情報部長は「インフラ整備はしたものの人は住んでいない『税金の無駄遣い』にならないよう、企業再建と雇用の確保をしなければならない」と指摘する。
平成の大合併で同県石巻市に吸収合併された旧雄勝町は、約1660世帯(11年2月末)のうち1231世帯が全壊、115世帯が大規模半壊・半壊とほぼ全集落が壊滅状態になった。死亡・行方不明は236人。残った住民も市内外の親類宅に身を寄せるなどし、約4300人いた住民は約7割減の約1300人しかいなくなった。
市雄勝総合支所は内陸の高台に住宅街を整備し、人口流出を食い止めたい考え。三浦裕・地域振興課復興対策副参事は「親戚を頼って県外に行った高齢の住民からも『早く雄勝に戻りたい』という声を聞く。少しでも早く高台移転を進め、住民が戻れる場所を作ってあげたい」と話す。
一方、一部の住民は「海が見える故郷の集落から離れた内陸への高台移転が進められたら、戻ってくる住民は少ない」と高台移転に反発。合意形成は全域では得られていない。
一方、住まいや仕事を失った被災者の受け皿になっている仙台市。人口は105万3086人(2月1日現在)で前年同月より6100人も増え、過去最高を更新した。
繁華街・国分町は活況にわいている。ある居酒屋の男性店長は「被災地外から建設作業員らが来ていることもあって、昨年の売り上げは3割増しだった」と話す。【熊谷豪、宇多川はるか】
2170
:
名無しさん
:2012/03/08(木) 12:49:39
◇「国策支援を」首長悲鳴
岩手、宮城、福島3県42市町村長アンケートでは、「震災により人口流出が加速した」との回答が6割近い24人に上った。被災地では震災前から、高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)が30%を超える自治体が多く、死亡数が出生数を上回って人口は減少に転じていた。そこに震災が追い打ちをかけた。
アンケートでは、復興計画が完了する時点での人口見通しについて、4割の16人が「大幅に(おおむね1割以上)減少する」と回答。沼崎喜一・岩手県山田町長は「1次産業は後継者難に直面し、雇用もない」と説明し、放射能汚染の影響が深刻な福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長は「県外に避難する約7000人は、ほとんど帰らないようだ」とした。
若者の流出防止策では、新産業育成や企業誘致、1、2、3次産業の組み合わせによる雇用の場の確保▽教育環境の充実や子育て支援▽住環境の向上−−などを挙げる首長が目立った。ただ、野田武則・岩手県釜石市長は「企業がアクセスの悪い土地に好きで進出してくるとは考えにくい。国策として目を向けてもらわなければ、三陸全体が限界集落になってしまう」と言う。佐藤仁・宮城県南三陸町長は「雇用を支えた企業・商店の85%が壊滅して仕事が無く、手立てはない」と話した。
東北各地で街づくりに助言し、宮城県石巻市などで復興を支援する北原啓司・弘前大教授(都市計画)は「以前から指摘されながら、思い切った改革や世代交代をしなかったところに、10年早く危機が来た」と指摘。従来は地位のある人たちだけで街づくりが進められてきたとして、「若い世代にチャンスを与え、自分たちの街は自分たちでつくっていく姿勢が必要だ」と話す。
今後は日本全体が人口減少に直面する。北原教授は「被災地を対岸の火事とせず各地で考えていくべきだ」と語った。【北村和巳】
2171
:
チバQ
:2012/03/08(木) 23:28:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000001-mailo-l06
選挙:知事選 県農協政治連盟、出馬表明「早めに」 突然の要請、知事困惑 /山形
毎日新聞 3月8日(木)10時29分配信
来年の知事選について農協の政治団体「県農協政治連盟」(今田正夫会長)は7日、山形市内で役員会を開き、出馬表明をしていない吉村美栄子知事に再選出馬を促す異例の対応を決めた。その後、今田会長が県庁に吉村知事を訪ね「推薦したいが立候補を表明していないので早めに(出馬表明を)お願いしたい」と伝えた。吉村知事は「議会中で即答できない」と困惑した表情を浮かべながらも、「ありがたく受け止めさせていただく」と述べた。
役員会では、吉村知事に出馬を促すことを満場一致で決めた。同連盟は、知事について、つや姫など県産農産物のブランド確立と知名度向上への取り組み▽農業予算の拡充▽TPP交渉への慎重姿勢など、農業施策を高く評価していることを挙げ、「農業施策の継続を切望する」と説明。
吉村知事は「いつかは決めないといけないという気はしているが、時期も含めて考え中」とした上で、「力強いエールをいただいたと受け止め、任期最終年の来年度の県政をしっかりやりたい」と述べるにとどめた。
吉村知事の再選への出馬表明を促す動きとしては、連合山形が昨年の定期大会で応援していくことを決めている。【浅妻博之】
3月8日朝刊
2172
:
チバQ
:2012/03/08(木) 23:31:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120308t51001.htm
次期知事選、現職を支持 出馬表明前に山形県農政連
今田会長(右)から異例の支持決定の報告を受ける吉村知事
山形県農協政治連盟(会長・今田正夫県農協中央会長)は7日、任期満了(来年2月)に伴う次期知事選の対応を協議し、現職の吉村美栄子氏を支持することを全会一致で決めた。吉村氏は立候補するかどうか意思表示しておらず、この日も明言しなかった。同農政連が、出馬表明前の段階で支持を決めるのは、国政選挙も含め初めてという。
今田会長は記者会見し「吉村県政3年間の農業施策の継続と充実を生産現場は強く切望する。出馬を促し、再選に向けて組織の総力を挙げて取り組む」と語った。
次期知事選に出馬表明した人はいない。この段階で、各種団体に先駆けて現職の支持を決めたことについて、今田会長は「今までは県政と合致しない面がたくさんあった。吉村知事にはわれわれの意見をくみ取っていただいている」と述べた。
組織決定後、今田会長ら農政連幹部10人は県庁を訪れ、吉村知事に「早めの決断を」と立候補表明を迫った。吉村知事は驚いたような表情を見せた後、「即答はできないが、大変ありがたいお言葉。心強く思う。しっかり受け止めたい」と笑顔で対応した。
山形県農政連は、過去の知事選では原則として、推薦依頼を受けて現職を支持してきた。しかし前回は、再選を目指した当時の現職斎藤弘氏と新人の吉村氏のどちらも支持せず、自主投票とした。
2173
:
チバQ
:2012/03/11(日) 13:02:07
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001203060001
秋田市長の退職金 高すぎるのでは?
2012年03月06日
秋田市長の退職金は高いのでは――。5日の2月市議会本会議で、そんな指摘が出た。市長の退職金は約3266万円。昨年10月現在、中核市41市中、上から4番目だ。市は「他市では月給が高いところもあり、ボーナス、退職金も含めた任期4年間の総額では真ん中ぐらい」と説明している。
質問したのは小林一夫市議(フォーラム21)。自治体の財政事情は厳しく、議会も報酬を見直そうとしているなどとして、「(市長の退職金は他市より)高いのではないか」と述べた。
市によると、市長の退職金は条例により、月給と在職した月数に100分の58を掛けて導く。秋田市では2009年12月から市長の月給(117万3千円)を10%カットしているが、退職金はカット前の月給で計算される。一方、ほかの市では、カット後の月給を基に退職金をはじいたり、掛ける割合を減らしたりしているところもあるという。
小林市議は、教育委員などの報酬も高額ではないかと指摘。市側は、それらも含めて、基本的には適切な水準だとした上で、「経済情勢などに応じて見直しは継続していかないとならない」と答えた。
2174
:
チバQ
:2012/03/15(木) 22:02:45
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201203159
川内村長選新人出馬へ 帰村問題争点か
2012年03月15日 09時14分配信
任期満了に伴い4月12日告示、22日投票で行われる川内村長選に元同村議で新人の西山千嘉子氏(63)=無所属=が立候補する。
14日、村コミュニティセンターで開かれた立候補予定者説明会に出席、取材に対し「徹底的な除染による安全の確保が最重要で、村が示した帰村宣言は時期尚早」として立候補を表明した。
西山氏は川内村出身。
双葉高卒。
平成19年の村議選で初当選し、1期務めた。
同村長選には、3選を目指して現職の遠藤雄幸氏(57)が立候補を表明しており、選挙戦になる見通しだ。
東京電力福島第一原発事故に伴い、村は役場機能を郡山市に移すなどして全村避難したが、1月末に帰村宣言している。
帰村問題が選挙戦の争点になるとみられる。
2175
:
チバQ
:2012/03/18(日) 18:01:20
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20120317090849.asp
青森市長、有権者に寒中見舞い
鹿内博青森市長が1月上旬、同市の有権者らに「寒中見舞い」と印刷したはがきを送っていたことが16日、関係者への取材で分かった。市選挙管理委員会(神一郎委員長)は公職選挙法違反に当たるとして鹿内市長を同日、口頭で注意した。
2176
:
名無しさん
:2012/03/20(火) 11:51:21
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001203190005
町と議会対立、住民に疲れ/双葉町帰還問題
2012年03月20日
●議会が「6月までに帰還」を決議
役場機能を福島県内に戻す問題をめぐって、双葉町と町議会の対立が激しくなっている。移転計画を具体化させない井戸川克隆町長への不満が、19日の帰還決議となった。先の見えない避難生活を続ける住民は、疲れもピークに達している。
決議は、役場機能を6月末までに移すよう具体的に提示。新たに設置した移転の候補地を調べる特別委員会も6月までに報告書をまとめる方針だ。
町議会は1月17日から25日にかけて、避難先の福島市や郡山市、茨城県つくば市など10カ所で町民との懇談会を開催。多数の町民から「役場機能の県内移転」を求める声が上がった。
双葉町から避難している住民は、県内、県外がほぼ半数ずつ。役場機能を置く旧埼玉県立騎西高校(加須市・398人)よりも、いわき市には3倍近い1156人が生活している。
町議会は昨年6月から、繰り返し町に県内移転を要望。3月議会でも移転を求める質問が続いたが、井戸川町長は「新年度以降に町民と町議会と議論して検討していきたい」と述べるにとどまった。19日の町議会でも、移転の結論を出す時期について「速やかに、なるべく早くしたい」と慎重だった。
決議案を提案した岩本久人議員は「何度となく県内移転を求めてきたが、現状では何一つ具体化していない。復旧、復興に向けて県や双葉郡町村との連携強化をするために、早く戻るべきだ」と話した。
双葉町が町ごと避難している旧騎西高校。1人で避難している元自営業の男性(47)は、割り当てられた3畳ほどのスペースに寝泊まりしている。荷物と布団を置くと、残りはわずかしかない。
同じ部屋にいるのは約10人。隣の住民との間を仕切っているのは積み上げられた段ボール。高さは約60センチしかなく、立ち上がれば中の様子が分かり、会話も聞こえる。
食事は3食とも弁当だ。入浴と洗濯は、グラウンド脇に設置された共同浴場と洗濯場で済ましている。女性は着替えの度に、廊下の片隅に段ボールで囲った更衣室を使う。
「1年たっても他人を気にしながら生活するのに慣れることはない。しかし、町の情報が集まるため、今はここにいる」
60代の男性は、夜になると不安が高まってくる。「どうしよう」。高齢の母と妻らと4人暮らし。着の身着のまま逃げてきたが、これからどうなるのか。そんな時は布団に潜って気を静めるしかない。
ふるさとでの生活を取り戻したいが、先は見えない。「宮城や岩手は復興が進んでいるのに、双葉町は放射能が邪魔し続ける。いつになったら戻れるのかな」
2177
:
チバQ
:2012/03/30(金) 00:33:51
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120330k0000m040088000c.html
原発事故:福島県民200万人全員への補償決まる
東京電力福島第1原発事故による損害賠償で、約200万人の福島県民全員への補償が29日、決まった。避難区域外で、放射線量が比較的低い白河、会津若松市など会津・県南地方の取り扱いが焦点になっていたが、東電の代わりに県が給付する提案を同地域の市町村が受け入れた。ただ、市町村には「本来は賠償は東電がすべきで額も少ない」として全県同額の賠償を求めていく声も多い。
同日の市町村との協議で県は、会津17市町村の妊婦と18歳以下の子ども20万円▽東電が20万円の賠償方針を示した県南9市町村の妊婦・子どもに上乗せで10万円▽その他の住民に4万円−−を支給する案を提案した。東電が福島、郡山市など23市町村を対象にした妊婦・子ども40万〜60万円、その他住民8万円の賠償の約半分。
県は国の補助金で作った原子力被害応急対策基金404億円の一部に東電の寄付30億円を足し約300億円を拠出する。一方、東電の避難区域外への賠償額は約2100億円。
佐藤雄平知事は「県南・会津もイメージダウンや風評被害が厳しく全県民を対象にするよう国や東電に求めてきた」としたうえで、「地域ごとに差が出て復旧対応に支障があってはならない」と給付理由を述べた。東電の賠償対象から外された会津地方からも「格差是正に一歩前進と評価したい」(山口信也・喜多方市長)、「分断された福島が一つになる歩みとなる」(井関庄一・柳津町長)と歓迎する声が上がった。
一方で、東電が賠償する地域と変わらない放射線量の地点が点在する自治体もあり、「給付の元は税金。東電は各市町村を謝罪に回るべきだ」(佐藤昭大・喜多方市議長)、「県の基金からの賠償はいらない。東電に賠償を求めていく」(中野目正治・泉崎村議長)と東電の姿勢を批判した。【乾達】
2178
:
チバQ
:2012/04/05(木) 22:49:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040500764
町長選に新人2人が立候補=全住民避難の福島県楢葉町
東京電力福島第1原発事故で全住民が避難している福島県楢葉町の町長選が5日告示され、元町議の結城政重氏(65)と元町議会議長の松本幸英氏(51)の無所属新人2人が立候補を届け出た。投開票日は15日。同町選挙管理委員会は、住民が全国に避難しているため不在者投票に時間がかかるとして、選挙期間を通常の5日間から10日間に延長した。
福島第2原発のある楢葉町は、第1原発がある双葉、大熊両町とともに、除染で生じる汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の設置要請を国から受けている。
受け入れに前向きだった現職の草野孝町長が任期満了で引退。新人の両候補はいずれも設置反対の姿勢を示しており、町長交代は国と地元自治体の協議にも影響を及ぼす可能性がある。(2012/04/05-18:10)
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2179
:
チバQ
:2012/04/07(土) 00:01:42
http://mainichi.jp/select/news/20120406mog00m040007000c.html
町議会議長:議長選後、複数議員に花贈る 公選法抵触か
2012年04月06日
山形県大江町議会の結城岩太郎議長(61)が議長選後の昨年10月、自身に投票した複数の町議にコチョウランの鉢植えを贈っていたことが5日、分かった。寄付の禁止などを定めた公職選挙法に触れる可能性もあり、町議会で問題になっている。
同日、町議会全員協議会が開かれ、結城議長は事実関係を報告した。記者会見した結城議長によると、昨年9月末の議長選後の10月、複数の親しい町議や親族に、県内の花屋で買った数千円のコチョウランの鉢植えを贈ったという。いずれも結城議長が自宅に届けた。
結城議長は「議長選のお礼という意味合いではなく、『今後ともよろしくお願いします』と社会儀礼の一環だ。また議長選の前ではなく後に贈っている。悪気はなかった。法律に触れるとは思わない」と釈明した。進退については「まだ考えていない」と話した。
2180
:
チバQ
:2012/04/10(火) 22:45:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041002000084.html
いわき市長 流入憂慮 「働かない避難者 パチンコ店満員」
2012年4月10日 朝刊
福島県いわき市の渡辺敬夫(たかお)市長は九日、福島第一原発事故で同市に避難している双葉郡の住民について、「東京電力から賠償金を受け、働いていない人もいる。パチンコ店も全て満員だ」と述べた。復興協議で市役所を訪れた平野達男復興相との会談後、記者団に語った。
同市には市民から「避難者は仕事もせずにパチンコばかりしている」という声が寄せられているといい、市長が感情的行き違いなどを憂慮した形だ。
渡辺市長はまた、「避難者は医療費が(窓口負担免除で)無料なので市内の医療機関は大変な患者数だ。一年後にどうなっているか心配だ」と指摘。避難者の流入に伴う診療増で市民の受診機会に支障が出ることに懸念を示した。
いわき市は約二万五千人の避難者を受け入れ、市民との間で摩擦が起きている。双葉郡の自治体が集団移転する「仮の町」の候補地に同市が挙がっていることについて、渡辺市長は文化、歴史的背景から理解を示しながら「市の将来計画や地域コミュニティーに大きな影響がある」と指摘した。
渡辺市長は三日の記者会見で「仮の町について国や県、双葉郡の自治体から説明がない」と不快感を示していた。
2181
:
チバQ
:2012/04/10(火) 22:46:48
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120409/fks12040917240001-n1.htm
「福島市長が山形居住」発言の山内教授が謝罪「流言飛語信じ込んだ」
2012.4.9 12:03
瀬戸孝則福島市長に謝罪する神戸大の山内知也教授=福島市役所
東京電力福島第1原発事故を受け、神戸大の山内知也教授(放射線計測学)が自身の講演会で「福島市長は山形市から通っている」などと事実と異なる発言をした問題をめぐり、山内教授が9日、福島市役所に瀬戸孝則市長を訪ね、謝罪した。瀬戸市長は「謝罪を了とする」と述べ、法的措置などは取らない考えを示した。
この問題は、山内教授が2月に大阪市で開かれた講演会で「福島市長は山形市に住んで毎日、公用車で通っている」などと発言。発言はインターネットで配信された。これに対し、福島市は市民の市長に対する信頼を損なわせ、放射線対策への影響も懸念されるとして、3月に山内教授に対し謝罪を求める文書を発送していた。
市役所を訪れた山内教授は「放射能に苦しんでいる福島市民と市長との信頼関係を損ない、市民の心を混乱させてしまった」と謝罪した。瀬戸市長は「放射性物質の仮置き場の設置や市と市民に対するイメージを損ねた」と述べた上で、「本人が足を運んで文章をもって謝罪したことは重い。反省も含めて感じ入ったので了とする」と述べた。
山内教授は記者団に対し、「流言飛語のたぐいを信じ込み、市民に混乱を与えてしまった」と語った。
2182
:
チバQ
:2012/04/14(土) 20:56:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120413-OYT8T01246.htm
新文化会館建設に反発も
市民の一部巨額事業費を憂慮
新文化会館の建設が予定される南陽市役所南側の市有地付近 南陽市が計画する大型ホールを備えた新文化会館建設に対し、市民の一部から反対の声が上がっている。県によると、同市の2010年度の実質公債費比率(財政規模に対する借金返済額の割合)は20・3%で、県内35市町村で最悪。反対派の市民らは「新施設には、30億円以上の事業費のほか、維持費や周辺道路の整備費もかかる」として計画の大幅な見直しを求める構えだ。
市によると、現在の市民会館(南陽市赤湯)は築43年で老朽化しており、耐震面の不安もある。このため、市は11年度、新施設建設の検討を進め、今月1日付の市報で施設の規模などの素案を公表した。
大ホールは500〜800席で活用し、催事によっては1000席以上を設置。音楽や演劇以外に、大規模な会議にも使えるようにして利用率を上げる。市民が創作活動などに取り組めるスペースも設ける。
市では、市役所南側の市有地を建設候補地とし、事業費は30億〜33億円を見込む。15年度頃の完成を目指しており、今年度は基本計画策定などの事業費3500万円を予算化した。
これに対し、反対派の文化・教育関係者ら約50人は3月下旬、「新文化会館建設を考える市民の会」(錦啓(あきら)代表)を結成。「周辺道路や遊歩道の建設で事業費が50億円規模に膨らむ可能性がある」「施設の維持費には年間8000万円程度が必要になるが、説明がない」などと主張する。
19日には、塩田秀雄市長に要望・質問書を提出するほか、6月市議会に請願を出すという。同会事務局長で元市議の五十嵐諒(まこと)さん(65)は「計画を凍結し、市民がしっかり議論できる機会を設けてほしい」と話す。
同会では、市が事業費の2億5000万円分を寄付で賄い、当初は「そのうちの1億円を市民から集める」とした点も問題視した。この点について、市は「『寄付金がなければ、建設ができない』と誤解を招きかねない」として、「市民から1億円」という方針を撤回。企業・団体や市民から篤志寄付として2億5000万円を募る考えを示した。
市総務課の伊藤賢一文化会館推進主幹は「市の総合計画に関する市民アンケートで、文化ホールの充実は最も要望が強かった。今後も市民の意見を聞き、基本計画を決める」と説明。事業費のうちの起債9億6000万円の償還は、「年6000万円ほどで、市の一般会計予算の約0・5%に過ぎない」としている。
(2012年4月14日 読売新聞)
2183
:
チバQ
:2012/04/16(月) 00:17:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012041500264
新人松本氏が初当選=中間貯蔵施設が争点−福島県楢葉町長選
任期満了に伴う福島県楢葉町長選が15日投開票され、無所属新人で元町議会議長の松本幸英氏(51)が、無所属新人で元町議の結城政重氏(65)を破り初当選を果たした。町は、大部分が東京電力福島第1原発事故で指定された警戒区域の中にあり、現在もほとんど全ての町民が町外に避難している。
投開票は、町役場の機能を移転した同県いわき市内などで行われた。選挙戦は、放射性物質の除染で生じる汚染土壌などを保管するため、双葉郡内の双葉、大熊両町とともに国から設置の要請を受けた中間貯蔵施設に対する賛否が争点となった。
施設設置に理解を示していた草野孝町長は引退。2氏は設置反対の立場だが、松本氏は町民の同意を前提に国と協議する方針を示し、設置に「絶対反対」と訴える結城氏を退けた。(2012/04/15-23:04)
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2184
:
チバQ
:2012/04/17(火) 21:16:48
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120417ddlk03010057000c.html
選挙:九戸村長選 新人の五枚橋氏、初当選 59票差で現職破る /岩手
毎日新聞 2012年04月17日 地方版
任期満了に伴う九戸村長選が15日に投開票され、無所属で新人の元農協職員、五枚橋久夫氏(65)が、現職で4選を目指した岩部茂氏(66)=無所属=を59票差で破り、初当選した。当日有権者数は5497人(男2618人、女2879人)。投票率は84・01%。
五枚橋氏は農業を中心とした産業振興や若者の定住促進などを訴えた。岩部氏は3期12年の行財政改革の実績を強調したが、及ばなかった。【山中章子】
==============
◇九戸村長選開票結果=選管最終発表
当 2333 五枚橋久夫 65 無新
2274 岩部茂 66 無現
==============
◇九戸村長略歴
五枚橋久夫(ごまいばし・ひさお) 65 無新(1)
[元]JA北いわて生活購買課長[歴]会社員▽岩手大中退
2185
:
チバQ
:2012/04/19(木) 21:36:12
>>2179
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001204110002
結城議長が議長辞職願 大江町議会
2012年04月11日
∞ 同僚町議に鉢植え
大江町議会の結城岩太郎議長が昨年秋の議長就任後に複数の同僚町議にコチョウランの鉢植えを贈っていた問題で、結城議長は10日付で議長職の辞職許可願を議会に提出した。議長の辞職は本会議での採決が必要で、近く開かれる臨時議会で審議する。
結城議長は9日夜に小野祐一副議長に辞職許可願を手渡した。小野副議長によると、理由は「一身上の都合」とだけ書かれていたが、結城議長は「町民をお騒がせしてしまったことに対する道義的な責任を取りたい」と話したという。
公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者に金品を贈ることを禁じている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120418-OYT1T00285.htm
「犯人捜しすると混乱」ラン受領の町議特定せず
議場に入る結城氏 山形県大江町議会の結城岩太郎議長(61)が、議長選後に同僚の町議らにコチョウランの鉢植えを贈っていた問題で、同町議会は17日、臨時議会を開催し、結城氏の議長辞職願を全会一致で許可した。
直後に議長選を行い、新議長には、小野祐一副議長(68)、副議長には安彦勉町議(64)が選ばれた。
結城氏は、10日に議長辞職願を提出。臨時議会で改めて理由を説明し、「議長として指導すべき立場でありながら、自らが政治倫理に反する事実があるとの道義的疑惑を持たれている」としたうえで、「町政や議会の停滞を招いたり、議会への町民の信頼を損ねたりしないよう辞職したい」とした。
一方で、議長辞職後、記者団に対し、「私自身は公職選挙法にある寄付の禁止には抵触しないと思っている」と釈明。「反省しながら議員活動に一生懸命努めたい」とし、議員辞職をする考えはないとした。
小野・新議長は、再発防止策として、全町議を対象にした公選法に関する研修会を開催する方針を表明したが、コチョウランを受け取った町議の特定や、受け取ったことの是非の検証は、「犯人捜しをすると混乱が生じる」などとして実施しない考えを示した。
同議会が3月、議員政治倫理条例を可決して間もない不祥事発覚に、町議の一人は、「コチョウランをもらった町議が、知らんふりをしてお茶を濁すのはいかがなものか。割り切れない」と話している。
(2012年4月19日11時58分 読売新聞)
2186
:
チバQ
:2012/04/19(木) 21:40:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120418-OYT8T01152.htm
居所わからぬ支持者
激戦の大船渡市議選
屋台村に向かって演説する候補者(16日、大船渡市で)=武藤要撮影 15日に告示され、22日に投開票される大船渡市議選は、定数20に対し27人が立候補する激戦となっている。東日本大震災から1年1か月たっても、かつての支持者の居所が分からない候補者もいる。市内全域の被災者が暮らす同市猪川町の仮設住宅には連日、候補者が詰めかけ、震災からの復興を訴えている。(吉田拓矢)
ある候補者は「今まで応援してくれた支持者がどこにいるのかつかめない」と、市内全域をくまなく回る。
震災の津波で壊滅的な被害を受けた同市大船渡町のJR大船渡駅近くにある飲食店街「大船渡屋台村」前には16日、自宅が被災した候補者2人が相次いで立ち寄った。「被災者の一人としてしっかりと働き、市役所をチェックする」「被災者の要望を聞き、住宅再建の独自の提言を市に申し入れる」と力説した。
震災の津波で店と自宅を流され、仮設住宅から屋台村に通う店主(62)は演説を聞き、「仮設住宅と仮設店舗を出た後の暮らしが見えない。私たち被災者の声に耳を傾けてくれる、行動力ある議員を望む」と話した。
同市猪川町の高台にある市内最大の仮設住宅(306世帯)には連日、候補者が選挙カーで駆けつける。市内10地区のうち、8地区で前回市議選の有権者を下回る中、猪川町の有権者は20・62%増の3912人。この仮設住宅で生活する無職男性(70)は「市議会が何をしてくれるのか、よく分からない。当選後も市政報告や要望を聞く機会を作ってほしい」と注文した。
(2012年4月19日 読売新聞)
2187
:
チバQ
:2012/04/21(土) 10:57:16
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_01.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[看板政策]
産業振興は道半ば
記事ツール 「産業、雇用基盤の強化を『1丁目1番地政策』と位置付ける」
2009年4月の知事選。佐竹敬久候補がマニフェストに掲げた最優先公約が本県経済の立て直しだった。当選から3年。県経済はデータで見る限り、改善の兆候は見えない。
就任前の08年に12件だった工場の新規立地件数は09年は13件と増えたが、10、11年とも8件どまり。製造品出荷額等は08年の1兆5500億円から、10年には1兆3100億円と15%ダウン。有効求人倍率は09年以降、改善傾向だが水準は依然低い。労働者の現金給与総額は1月まで17カ月連続して前年割れした。
産業施策の中で、佐竹知事が「看板政策」として掲げたのは風力、太陽光発電装置などを製造する再生可能エネルギー産業の創出だ。昨年5月には、県の調査で09年度700人だった県内の再生エネ関連の従業員数を、13年度に3倍近い2千人にするという目標を打ち出した。
目標に向けて、県は昨年から首都圏の風力発電の大手メーカーを含む50社に本県での建設を働き掛け、部品製造やメンテナンスでの地場産業の参入を目指した。しかし各社とも既存工場で製造しており、色よい感触は今のところない。本県に工場を建てるメリットや必要性をメーカーに感じさせる思い切った施策を打ち出していないことが誘致できない理由だ。
鹿角市で太陽光発電パネルを製造するトワダソーラーの湯瀬昇社長は、佐竹知事の再生エネ産業施策を評価する一方で、企業育成への取り組みに物足りなさを感じている。「行政関連施設に太陽光パネルを大量に設置し、企業の実績作りを後押しする姿勢がほしい」と、一歩踏み込んだ施策を期待する。
再生エネ産業創出にいち早く取り組んだ佐竹知事だが、県内経済界には「県有風車を建てたり、第三セクターに発電会社を運営させて先行事例を作るくらいの意気込みも必要」と、アクセルを踏み、施策のスピードを上げることを望む声もある。
佐竹知事が産業振興を進めるには、経済環境が悪かったのは事実だ。リーマン・ショックから約半年後の09年4月に就任。11年は東日本大震災、歴史的円高などにも見舞われ、目の前の緊急対応に追われた面もある。だが、昨年の県民意識調査によると、回答者の74・5%が県の商工業関連施策を「不十分」と判断。雇用、生活で変化を実感できない県民の不満はくすぶっている。
もう一つの看板政策である「脱少子化」の対策でも目標達成は困難な情勢だ。佐竹知事は「行政が踏み込みづらい部分もタブー視せずに取り組む」と、10年に異性を紹介する結婚支援センターを県主導で開設した。13年の出生数目標を8千人としているが、10年は6688人と過去最少。11年は同じ6600人台となる見込みだ。
産業振興と少子化は本県が抱える長年の課題だけに関心度は高く、掲げた目標にどこまで近づけるのか。手腕が問われる1年となる。
(2012/04/16 付)
2188
:
名無しさん
:2012/04/21(土) 10:57:48
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_02.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[トップの手法]
奇てらわず論理重視
記事ツール 「東日本大震災のがれきの受け入れは、絆がどうのこうのという心情の問題ではない。データを積み重ね、安全性を担保するという科学的な問題だ」。3月下旬、定例会見での佐竹敬久知事の発言だ。
隣県として、東北の仲間として復興を後押ししたいという思いは前面に出さず、慎重な姿勢を貫いた。がれきに含まれる放射性物質の濃度によっては、県民の安全に関わる。県民に判断材料を示しつつ、自らが冷静に決断することが必要との考えだ。
被災地に県職員を派遣して放射線量を測定する。市町村と共にがれきの試験焼却を実施し、安全性に関するデータを集める。トップとして当然の責任とはいえ、データや論理を重視する手法は、「理系の人間」を自認する佐竹知事の政治姿勢を象徴している。
がれき受け入れで安全対策を重視してきた県議の宮腰誠氏(社民)は「数値を重視し、安全性を確認していく姿勢は理解できる。感情を先走らせず、冷静な見方をしている」と話す。
数値を根拠に“交渉”する姿勢は観光文化スポーツ部の設置をめぐる議論にもうかがえた。昨年の12月県議会では部設置の効果を疑問視する県議に「観光客の7割超が文化、スポーツ関連などの観光に興味がある」と観光、文化部門の統合を主張。ある県幹部は「物事を決める際は知事自らさまざまな情報を集め、裏付けを取っている」と語る。
データを集め論理を構築するやり方には「スピード感が足りない」との指摘もある。同じ12月県議会で渋谷正敏氏(自民)は「11月に『一気呵成(かせい)にがれきの受け入れを進める』と言ったが進んでいない。市町村を自ら行脚し、受け入れをお願いするべきだ」と要求。佐竹知事は「市町村長を説得するデータがそろっていない」と反論した。
渋谷氏は「石原慎太郎知事の強いリーダーシップで、東京都は本県より早く11月に受け入れを実現させた。トップに慎重さは必要だが、もっと迅速に対応するべきだった」と注文を付ける。
トップダウン型といわれた寺田典城前知事に対し、佐竹知事は「対話」も重視し結論を導き出す。県議や県幹部の評は「人の話をよく聞く」「決断まで時間をかけるが、決めたらぶれない」「奇をてらわず、安定感がある」。がれきの試験焼却データの公表も、数値を通じた県民との“対話”だと言える。
一方、国への強い姿勢を求める声もある。特に、10年産米の生産調整をめぐり当時の赤松広隆農相が「(減反を守らない農家へのペナルティーを廃止しなければ)秋田を戸別所得補償から外す」と発言した問題では、「知事は減反を守る農家の怒りをもっと国にぶつけるべきだった」との声が県議から漏れる。
3年前の知事選で県経済の立て直しを掲げた佐竹知事。経済団体の長にはどう映っているのか。県中小企業団体中央会の塩田謙三会長は、タイムリーな施策を打ち出すなど時代の流れや情勢を分析する力を評価。ただ先が読みにくい時代だけに「長期的視点で秋田をどう発展させるかを含め、自身の思いや哲学をもっと打ち出していい」と一層の強いリーダーシップも望む。
(2012/04/17 付)
2189
:
チバQ
:2012/04/21(土) 10:58:35
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_03.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[対県議会・職員]
対話重ね摩擦を回避
記事ツール 県議会本会議場を出た佐竹敬久知事は、全ての会派の控室を回り、各県議に深々と頭を下げた。第1回定例県議会2月議会が終わった3月23日。全議案が可決された後の恒例のあいさつ回りだ。
佐竹知事が就任した2009年4月以来、県が提出した議案が通らなかったことは一度もない。県議会(定数45)で、野党の立場を鮮明にしているのは民主党(3人)と共産党(1人)だけ。最大会派の与党・自民党(27人)以外の会派も、与党的な色合いが濃くなっている。
寺田典城前知事は、自民党を中心に県議会との対立が目立った。否決・不同意・不認定となった議案は地域振興局再編案など12件。一方で、佐竹知事の「対話路線」は、県と県議会によるなれ合い政治を生みかねないとして、批判の対象にもなってきた。
佐竹知事が県議会と良好な関係を保とうとする姿勢は、多くの会派が取材に「われわれの意見に耳を傾けてくれる」と答えていることに反映されている。佐竹知事は「与党だ、野党だ、敵だ、味方だという区分はしていない。どの会派の意見であれ、いいものは取り入れていく」との考えを示す。
県幹部によると、12年度当初予算の決定プロセスでも、少数会派の女性県議の意見に配慮した。病児・病後児保育を実施している施設に対する助成要件を緩和し、事業費を11年度の800万円から2300万円に増額したのがその一例だ。
自身の古巣でもあり、職員約3400人がいる県庁内でも「対話路線」の組織運営を心掛けている。佐竹知事の側近だった県幹部の見方は「基本的にはボトムアップ型だ。職員と信頼関係を築きながら物事を進めようとしている」。
県庁出身だけに、県議の間には「職員に甘い」という指摘もある。財政難が続く中、県議会では職員給与の削減が何度も議論の対象になったが、佐竹知事は昨年まで「職員のやる気に関わる」と削減に否定的な考えを繰り返し述べてきた。
ところが、残り任期1年の今年、佐竹知事は方針転換の姿勢を示し始めている。
「本意ではないが、皆さんに協力を仰がなければならない場面もあり得る」。3月2日の県職員労働組合(県職労)の定期大会。佐竹知事は神妙な表情で来賓あいさつに立った。
「給与削減」という言葉は一度も使わなかったが、言い回しは削減の方向性を示していた。県内経済が好転する兆しが見えない中、今の職員給与の水準のままで県民の理解が得られるのか。佐竹知事の心の内には、そんな思いがあるとみられる。
給与削減をめぐる県職労との交渉は近く始まる見通し。「協議を重ね、納得してもらえる方向付けをしなければならない」。佐竹知事は定期大会で、県職労の意見に十分に耳を傾ける考えも強調した。
寺田前知事が07年2月の県議会本会議で給与削減を電撃表明し、県職労と対立したのとは対照的だ。周囲との摩擦をできるだけ回避して物事を進めようとする佐竹スタイルが、ここにも垣間見える。
(2012/04/18 付)
2190
:
チバQ
:2012/04/21(土) 10:59:05
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_04.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[「次」への対応]
今秋には態度を表明
記事ツール 佐竹敬久知事の任期が残り1年となり、「来春」が注目される状況になった。次期知事選に、佐竹知事が再選を目指し出馬するのか、各政党がどう対応するかが焦点だ。
「県民が(私を)どう評価するかを見なければならない。もう少し考えたい。9、10月には判断したい」。16日、取材に応じた佐竹知事は、今秋には知事選への対応を決めたいとの意向を示した。
昨年4月12日に脳出血で入院、5月30日に退院し6月3日に公務復帰。現在も左手足に若干の感覚障害は残るが「健康状態はとてもいい」と強調。公務に全く支障はないとの認識だ。
本人は現段階での意思表示を避けるが、知事周辺では再選への出馬は「既定路線」との見方が強い。伊藤憲一後援会長(元雄和町長)は「首長は2、3期やらないと結果は出ない。知事もそのつもりと思う。当然、次も出るはずだ」と断言。県幹部の一人も「体調に問題はない。出馬は確実」とみる。
寺田典城前知事が退任を表明した2009年の前回知事選は、新人4人の争いになった。佐竹知事は、寺田県政時代に野党だった自民党と、社民党の支持を得て初当選。民主、国民新の両党が支持し、寺田前知事が「後継指名」した川口博前小坂町長(現衆院議員)との事実上の一騎打ちを制した。
県内政党はいま、1年後をどう見据えているのか。
「県政与党という自覚と責任がある。お願いがあればそういう形になる」。自民党県連の渋谷正敏幹事長は3月中旬の会見で、佐竹知事からの要請があれば、支援を前向きに検討する考えを示した。
党所属の県議27人は県議会で過半数を握り、佐竹知事を支える。「知事の熟慮型の政治手法はスピード感に欠ける面はあるが、県政運営は堅実だ」と渋谷幹事長。党内から「出馬するなら全力で支えるべきだ」との声も上がるほど、同党と知事の距離は近い。
社民党県連は現段階で知事選への対応は未定だが、佐竹知事の県政運営は「そつがない」と評価している。
一方、前回知事選で川口氏を支援し、佐竹県政に対して野党を自認する民主党は、知事への批判姿勢を強めている。党県連の沼谷純政調会長は「知事の政策は総花的。何をやろうとしているのか見えない」と強調。寺田学幹事長も「県庁には緊張感がない」と苦言を呈する。
党県連は佐竹知事の県政運営を検証する委員会を近く立ち上げ、9月をめどに結果をまとめる方針。検証結果に基づき、独自候補を擁立するかどうか決める。国政でも自民党と対峙(たいじ)する立場であることから、独自候補を擁立する可能性は高いとみられる。
前知事の寺田典城参院議員(みんなの党)の動向も注目される。前回知事選では「元県職員の佐竹氏では内向きの県政に戻る」として川口氏を支持。現県政については「県当局と議会のなれ合いで、昔の県庁に戻った。トップを代えなければ秋田は良くならない」と批判を強める。
前回独自候補を擁立した共産党県委員会も「不戦敗は考えていない」とし、擁立に動く考えだ。
佐竹知事の任期満了は来年4月19日。改選が近づくにつれ、各党の動きが加速するのは必至だ。
(2012/04/19 付)
2191
:
名無しさん
:2012/04/21(土) 10:59:36
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_05.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[自己評価と決意]
新産業「成功例作る」
記事ツール 任期が残り1年となった佐竹敬久知事に、これまでの3年間の自己評価と、課題に取り組む決意を聞いた。
インタビューに「新産業で幾つか小さな成功例を作りたい」と語る佐竹知事=知事室 ―力を入れて取り組んできたことは。
「前県政は、課題解決に向け国や市町村、産業界とフランクに情報交換できる状況になかった。政策推進のため外部との関係構築に努めてきたつもりだ」
―具体的には。
「県として案を示した日本海沿岸東北自動車道のミッシングリンク(未開通区間)解消、秋田港の整備といった県内の大型インフラの方向性にある程度めどを付けた。国との密接な関係を取り戻したことで可能になった。湖東総合病院の存続、仙北組合総合病院の移転改築など、要望の多かった地域医療支援についてはスピード感を持ち決断した。少子化対策は経済要因などもあり簡単ではないが、本年度は子育て世帯への経済的支援の充実を図る」
―「1丁目1番地政策」に掲げた産業・雇用基盤の強化について、成果が見えないとの声が強い。
「力を尽くしてきたつもりだが、あらゆる産業が転換期を迎え、変化のスピードは思いのほか速い。県の意識改革がスムーズにいかず、変化に対応できていないのは事実。県民が成果を実感できずにいることは率直に認める。ただ、企業誘致は簡単にはいかない。大企業の誘致は全国をみても無理だし、一方で特定の企業に依存するのも危ない。中小の地場産業を集積し、先端技術を取り入れた産業政策にシフトしていく」
―自己採点すると。
「75点ぐらい。全体的に土台は築いたが、棟上げには至っていない。観光分野では本年度、観光文化スポーツ部を新設してコーディネート力の強化を図ったが、東日本大震災前に観光振興に力を入れていれば、震災後の客足の落ち込みにも慌てずに済んだという反省点はある」
―被災地復興を支援しながら、どう本県を発展させる。
「直接的な支援は職員派遣や避難者の受け入れ、震災がれきの処理。被災地への莫大(ばくだい)な投資の波及効果を受け入れる態勢づくりも必要だ。震災後の東北での本県の位置付けを明確にしていきたい」
―残り1年、何に重点を置く。
「道筋を付けた施策が実際に動くようにする。TDKの県内生産拠点の再編に伴う離職者の受け皿としては、植物工場などを考えている。農業分野では地下水熱を主軸とする再生可能エネルギーを活用した実証試験を、構想から計画に移す。再生可能エネ発電事業にはメガソーラー設置を含めて、かなり関心が寄せられている。こうした動きを、地域経済を上向かせる契機にしなければならない。新産業は成功例が見えないと、県民がイメージできない。幾つか小さな成功例を作りたい」
―次期知事選への対応は。
「種をまいたものが本年度、目に見える形で出てくる。ただ、県民からは経済・雇用情勢が好転していないとの見方もあるだろうし、どう評価されるか見極めなければならない。健康状態は全く問題ない。9、10月には判断する」
<終わり>
(2012/04/20 付
2192
:
チバQ
:2012/04/24(火) 22:12:38
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120424ddlk06010141000c.html
米沢市:新図書館用地変更 「責任ある説明」求める 市長に申し入れへ−−市議会代表者会議 /山形
毎日新聞 2012年04月24日 地方版
米沢市議会の7会派代表者会議が23日、開かれ、安部三十郎市長が突然打ち出した新図書館・市民ギャラリーの用地変更問題を協議し、安部市長に対し「責任ある説明」と「明確な責任の取り方」を文書で申し入れることを決めた。
今回の用地変更と20日の全員協議会での安部市長らの説明に対し、「不誠実であり、1週間余りでの代替地の急な決定と事業変更は14年度完了条件の交付補助金欲しさの帳尻合わせだけで進めており、市長の責任は重い」という意見が大勢を占めた。この日は1会派が保留し6会派が文書申し入れに賛成した。文書を詰め、全会派が賛成すれば議長名で、保留・反対会派があれば賛同会派の代表者連名で申し入れる。
会見した佐藤〓(ひさし)議長は「計画は市民の要望であり、潰したくはない。しかし3月議会で用地買収費2億2000万円など12年度予算を承認した際に立ち退き問題の情報提供もなく、代替地案も拙速であり、審議を覆す議会軽視だ」と述べた。
. この問題は、市が土地を購入予定だったショッピングビルで立ち退かない飲食店1店に対し、ビル管理会社が明け渡し訴訟を起こすことが9日に分かり、市が用地変更して事業継続を図ろうとしたことに市議会が反発していた。【近藤隆志】
2193
:
チバQ
:2012/04/27(金) 23:52:21
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001204270003
秋田市長選 波穏やか
2012年04月27日
◇来春予定、低い関心
来春に予定される秋田市長選まで1年となった。これまでに立候補を表明した人はいないが、早くも「無投票か事実上の現職の信任投票の公算が大きい」との声も出ている。ただ、市長選が近づいても有権者の関心が高まらなければ、財政再建や少子化対策など、市政課題をめぐる議論が深まらない懸念がある。
◇現職に与野党「相乗り」構図
秋田市内のホテルで3月中旬、来春の任期満了まで残り1年に迫った穂積志市長の政治資金パーティーがあった。
市議会(定数39)からは民主、自民、公明、社民といった党派を超えた26人の市議が駆けつけたほか、県選出国会議員秘書、商工団体や労組の幹部ら有力者がそろい踏み。共産党を除く「相乗り」を印象づけた。
2001年の市長選で穂積氏を退けた佐竹敬久知事の姿も。市長を2期務め、09年に穂積氏にバトンを渡した佐竹氏が、「穂積市長には謝らないといけない。私は市長時代にたくさん積み残した。後始末と整理で、大変な難儀をかけた」とねぎらう場面もあった。
与野党相乗りの構図は、前々回05年の市長選をほうふつとさせる。民主、公明、社民と自民党秋田市支部の支持を取りつけた佐竹氏は、共産党系の女性候補を相手にした事実上の信任投票で、3倍以上の大差をつけて再選を果たした。
穂積氏はいまのところ、市長選の態度を明らかにしていない。今月5日の記者会見でも、記者の問いに、「4年間の任期をまっとうしたい。選挙は白紙だ」とけむにまいた。
だが、「無風」の情勢が変わる可能性もある。消費増税をめぐる与野党の攻防から、解散総選挙がささやかれるなか、「年内に総選挙があれば、落選者が市長選に挑む可能性はある」(市幹部)というのだ。
市内が選挙区の秋田1区では、県議の冨樫博之(自民)、元医療法人職員の佐竹良夫(共産)の2氏が名乗りをあげているほか、現職の寺田学氏(民主)も4選をめざして立候補が確実な情勢だ。09年春の知事選に無所属で挑み、佐竹氏に惜敗した川口博氏(現民主党衆院議員)が、同年夏の衆院選で初当選したケースがあり、衆院選で知名度が上がれば市長選にもプラスに働くとみられるからだ。
ただ、政党色を前面に出して衆院選を戦った人が、市長選を勝ち抜くことは難しい。集票力のある市議の支援を党派を超えて集めることが困難になるためだ。
2194
:
名無しさん
:2012/04/27(金) 23:53:14
■過去3回の秋田市長選の結果
○2009年4月12日投開票(投票率62.22%)
穂積志(1)無新 9万7343票
丸野内胡桃 無新 5万1289票
佐藤広久 無新〈共〉 1万1964票
○2005年6月19日投開票(同33.71%)
佐竹敬久(2)無現〈民〉〈公〉〈社〉6万8274票
佐藤純子 無新〈共〉 1万9638票
○2001年7月8日投開票(同57.40%)
佐竹敬久(1)無新〈自〉 4万7064票
穂積志 無新 4万4776票
丸野内胡桃 無新 3万3671票
田中玲子 無新 7510票
赤木信久 無新〈共〉 7172票
※〈〉内は推薦・支持政党。()内数字は当選回数
◇賛否割れる「穂積流」
穂積氏は、初当選した前回09年の選挙で掲げた40の公約のうち「38はすでに達成済み、または着手済み」と胸を張る。
一方で、「穂積流」といわれる慣例にとらわれない政治手法を批判する声も出ている。その一つが、大森山動物園への中国からのパンダ誘致だ。
穂積氏が昨秋に打ち出したパンダ誘致は、市議会への根回しもなく、突如会見で発表したもの。一部市議の猛反発を招きながら、誘致関連の予算案は議会で可決。ところがその直後、先に誘致に名乗りをあげていた仙台市へのパンダ貸与が、日中首脳会談で決定した。穂積氏は1月の訪中団派遣こそ取りやめたが、「あきらめたわけではない」と公言。その後も市幹部は、水面下で3月下旬の訪中を探り続けていた。
県職員出身で、調整型とされる佐竹氏に比べ、市議、県議上がりの穂積氏は「スピード感がある」と評される。一方で、「意思決定が速すぎる」という一部職員の不満や、「万事が拙速だ」(ベテラン市議)との批判もつきまとう。
達成公約に挙げた「秋田公立美術工芸短大(美短)の4年制大学化」もそう。外部の有識者が4年制化を提言したのは11年2月のこと。わずか2年後の来春には4年制大学になる見込みだ。必要な運営費は年間10億700万円。美短より3億200万円増え、市財政を圧迫する可能性がある。
また、10年秋に表明した「家庭ごみの収集有料化」は、「住民説明が不十分」との批判を受けて一度は提案を断念。ところが11年夏、市議会開会直前に提案を表明した。説明不足の点や市民1人あたり年千円の負担増を問題視して反発した市議会を市幹部が切り崩し、可決にこぎつけた。(河井健)
2195
:
チバQ
:2012/05/06(日) 15:12:48
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001205040005
現・元首長が「九条の会」
2012年05月04日
握手する(右から)元常盤村長・石澤善成さん、元大畑町長・木下千代治さん、元浪岡町長・古村一雄さん=青森市柳川1丁目の青森市民ホール
憲法記念日の3日、県内の現・元首長6人が「青森県・市町村長九条の会」を結成した。地方政治で培った経験と人脈を、平和憲法を守る運動に生かすのが狙い。メンバーらは「戦争をする国につくりかえようとする政治の動きに歯止めをかけたい」と意気込む。
結成趣意書に名を連ねるのは鹿内博青森市長、古川正隆蓬田村長の現職2人のほか、木下千代治・元大畑町長、いずれも元浪岡町長の古村一雄氏、平野良一氏と石澤善成・元常盤村長。
代表の木下氏(79)は、現役時代から護憲を公約に掲げてきた。下北半島の佐井村で育った少年時代。2人の兄は戦死し、小学校の教員らも兵隊にとられ、授業が受けられなかった。戦後、中学校はやっと卒業したが、自身の人生を振り返り、「私の学歴は苦学一生。今の子どもたちに二度とそんな思いはさせたくない」。地方の首長経験者として憲法9条を守る運動に関わることの意義については「戦争とは中央集権で行われる。健全な地方自治があれば、国政の不穏な動きを阻止できる」と話す。
首長経験者らによる「九条の会」は宮城や秋田でもすでに結成されており、全国的にみて東北が主導的な役割を果たしている。19日には福島県で「東北地区九条の会ブロック交流会」が開かれ、各県の首長の九条の会メンバーらと意見交換するという。
また、この日は「憲法を守る青森県民の会」や「憲法ネット青森」主催の集会も開かれ、雨の中、街頭で平和憲法の大切さを訴えた。(水戸部六美)
2196
:
チバQ
:2012/05/06(日) 15:59:44
http://www.asahi.com/national/update/0503/TKY201205030257.html
2012年5月3日17時3分
「がれき受け入れたら自殺」 秋田・大館市役所に落書き大館市役所本庁舎の壁で見つかった落書き。市職員がシンナーを使って消した
3日午前4時40分ごろ、秋田県大館市中城の市役所本庁舎の壁面に落書きがあるのを通りがかりの男性が見つけ、大館署に通報した。署員と市職員が調べたところ、正面玄関左側と国道沿いの壁2カ所に赤のスプレー状の塗料で、「放射能がれきを受け入れたら私は自殺する」と書かれていた。同署は建造物損壊の容疑で捜査している。
落書きの大きさは玄関左側が幅3.5メートル、高さ2メートル、国道沿いが幅3メートル、高さ1.8メートル。市によると、守衛が3日午前0時ごろ、付近を巡回したが、異状はなかったという。
市は東日本大震災で発生したがれきの受け入れを検討している。
2197
:
チバQ
:2012/05/08(火) 00:24:34
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20120505_01.htm
戻る人影 戻れぬ苦悩 本格帰村から1ヵ月 福島・川内
スクールバスで登校する川内小の児童ら
福島第1原発事故で全村避難した福島県川内村で本格的な帰村が始まり、1カ月が過ぎた。役場や小中学校が再開し、閑散としていた村内に人影が戻りつつある。しかし、避難を続ける村民からは、役場や帰村者との分断を懸念する声が上がる。帰還見通しの立たない沿岸部から内陸部に、生活圏をどう切り替えるか、も重い課題だ。
「役場や学校が戻って人と車の往来が増えた。活気が全く違う」と語るのは、村の中心部で旅館を営む村商工会長の井出茂さん(56)。
昨年4月は自衛隊の装甲車が走り、夜、明かりがともる家は周囲になかったという。「ようやく村も息を吹き返した」と喜ぶ。
村は昨年3月16日に全村避難し、役場機能を郡山市に移した。今年1月末に帰村宣言を発表。4月2日、役場や学校、診療所などを戻した。
村によると、村民約2800人のうち避難先を引き払って帰村したのは1日現在で223人。この1カ月で36人増えた。村で週に半分以上過ごす人を含めた実質帰村者は約600人に達する。
川内小には16人が通う。スクールバス3台で全児童を送迎できる態勢を整えた。除染で放射線量は毎時0.1マイクロシーベルト台と低いが、屋外活動は3時間以内にとどめ、給食の放射能検査も実施する。
高島仁校長は「できる限りの放射線対策に取り組む。施設環境に恵まれた村の学校に戻り、子どもたちは伸び伸びしている」と話す。
一方で帰村に踏み切れない人も多い。村の中心部、第3行政区長の猪狩紀元さん(68)は郡山市の仮設住宅の自治会長を務め、「開いてない商店が多く、住宅の除染も進んでいない。まだ帰れない」と述べる。
猪狩さんは役場が村に戻り、避難者の中には疎外感が生じているという。「郡山に1500人が避難している。避難者も村民。村は気を配ってほしい」と訴える。
村は沿岸部の富岡町や大熊町などとつながりが深いが、両町の警戒区域指定は解けていない。井出寿一村復興対策課長は「勤め先の4割強は沿岸部の町。病院や高校、買い物も大半が沿岸部だった。そこに行けないのが課題」と明かす。
商店主の鈴木孝幸さん(58)は昨夏に営業を再開したが、魚や肉などの生鮮食品は並べられない。主な仕入れ先が富岡町の市場だったからだ。「役場が帰ってきても状況は変わらない。川内は行き止まりの村になってしまった」と嘆く。
遠藤雄幸村長は「1カ月で大きく変わった実感はなく、復興の道のりはこれからだ。帰村者と避難者の間で分断が生じるのが怖い。懇談会を定期的に開き、避難者にも寄り添う。今後は内陸部の田村市や小野町との連携が重要になる」と話す。
2012年05月05日土曜日
2198
:
チバQ
:2012/05/23(水) 23:19:19
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001205230001
争点は閖上の復興 名取市長選
2012年05月23日
7月1日告示の名取市長選への立候補予定者の説明会が22日、市役所で開かれ、3陣営が出席した。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた閖上地区をはじめ、震災からの復興策や災害に強い街づくりなどが課題となる。投開票は同8日。
説明会には、すでに立候補を表明をしている現職で3選を目指す佐々木一十郎(いそお)氏(62)と、新顔で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)のほか、1陣営が出席した。
「この計画では安心して暮らせない」
「もっと内陸側で再建する選択肢はないのか」
19日、閖上地区の再建策について名取市が開いた説明会。海岸堤防や土地のかさ上げなどで現地再建をめざす市の計画に、住民から反対意見が相次いだ。2児の母で、生まれも育ちも閖上という会社員女性(38)は「好きな街だから戻りたい。けれど、周りは次々と別の場所に離れてしまった」と肩を落とす。
同市長選は、震災前から閖上が主な舞台となってきた。同市は1958年、増田町、閖上町、館腰村など2町4村が合併してできた名取町が、市に移行して発足。市長は、前職の故・石川次夫氏が就任した80年以降、30年以上にわたり閖上出身者が務めてきた。現時点で立候補の意思を表明している二人も閖上出身だ。
震災後初の今回の市長選でも、閖上の復興策が「最重要課題」(ベテラン市議)だ。市が示す現地再建策をめぐって、主に若い世代から内陸部への移転を求める声が根強く、住民の意見が割れているためだ。佐々木氏は当然再建策を推進し、一方の大橋氏は、市の再建策を基本としつつ複数の居住先を示す考えだ。
実は、約7万2千人の市民の多くは、仙台市のベッドタウンとして発展する内陸の新興住宅地で暮らす。だが、今回の市長選に内陸部から候補者が出る動きは見られない。ある市議は「閖上の問題が焦点になっているのに、よそから市長選に名乗りを上げるのは、『火中のクリを拾う』ようなものだ」と説明する。
市民にも戸惑いがある。内陸部の団地で町内会役員を務める男性は「閖上復興の手助けをしたいとは思うが、他地区からは関わりにくい雰囲気がある」と明かした。(田中美保、平間真太郎)
2199
:
とはずがたり
:2012/05/24(木) 10:53:26
>>2198
名取駅が元増田駅だったし増田が中心だけど支配力足りず名取になった(似たような例に黒沢尻→北上・中村→相馬・原町→南相馬・今市→出雲・見付→磐田・武生→越前・中村→四万十etc)寧ろ閖上なんか!?寧ろ四国中央(伊予三島・川之江)的な2極構図かな?
>同市長選は、震災前から閖上が主な舞台となってきた。同市は1958年、増田町、閖上町、館腰村など2町4村が合併してできた名取町が、市に移行して発足。市長は、前職の故・石川次夫氏が就任した80年以降、30年以上にわたり閖上出身者が務めてきた。現時点で立候補の意思を表明している二人も閖上出身だ。
2200
:
チバQ
:2012/05/29(火) 21:07:58
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120529-OYT1T00209.htm
県議・県職員138人の料亭飲食、自己負担へ
山形県議と県職員計138人が4月に「意見交換会」として県費で飲食をしていた問題で、県議会最大会派の自民党は28日、出席者がそれぞれ飲食費用を負担する方針を決めた。
意見交換会に参加した自民党以外の議員も同様の対応をする考え。県も同日までに、参加職員が自費で支払うことを決めた。
意見交換会は4月25日、県が主催し、県議会の常任委員会ごとに山形市内の料亭6軒で開催。共産党県議1人をのぞく、県議43人(自民32人、県政クラブ7人、公明1人、無所属3人)と県職員95人が参加し、飲食費は1人約8000円、総費用は計約110万円だった。県によると、現段階で料亭への支払いはしておらず、県費はまだ使われていないという。
自民党は28日に開いた議員総会で、意見交換会の飲食費の支払いに関して議論。しかし、意見がまとまらず、会派執行部らに対応の決定を一任した。その後の執行部の協議で、「4月25日の意見交換会については、会費として飲食代を負担する」という方針を決定、所属議員に通知した。
会派代表の志田英紀県議は、「現在の社会通念上、許されない。県民におわびを申し上げる」と話した。
また、県政クラブも28日までに、各自支払うことで意見を集約。公明党や無所属の県議も、「支払うべき」「みなさんと足並みをそろえたい」などとしており、出席した全県議が支払いに応じる見通しだ。
県も「できるだけ早く、出席者から会費を集める」(望月明雄・総務部長)とし、職員の自己負担とする方針。
今後の意見交換会について、県では開催するかどうかを含め、費用負担の方法などを、今後、議会側と検討していくとしている。
(2012年5月29日13時29分 読売新聞)
2201
:
チバQ
:2012/05/29(火) 21:21:00
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120529-OYT1T00206.htm
公務中の市長、職員運転の公用車で後援者宅へ
不適切な公用車の使用を陳謝する安部市長(米沢市役所で) 山形県米沢市の安部三十郎市長は28日の定例記者会見で、4月に公務のため市職員が運転する公用車で市内を移動していた合間に、自身の後援会関係者宅に立ち寄っていたとして、「公務から逸脱した行為だった。意図的、常習的ではないが、申し訳ない」と陳謝した。
安部市長は費用返還する意向を示し、ガソリン代や人件費の返還が寄付行為を禁じた公職選挙法に触れないかを市総務部に調べさせていることを明らかにした。
市長の説明によると、4月28日昼頃、市内の地区後援会の幹部宅に、支援者が対象の市政報告会の打ち合わせをするため、10分ほど立ち寄った。この日は土曜日で、同市の図書館が入る文化複合施設の問題などについて関係者と協議するため、公用車で他に5か所を訪ねた途中だったという。
今月になって市議から指摘があり、安部市長はこの日の会見で報道陣の質問に対し、不適切な公用車の使用を認めた。安部市長は、就任後に市長専用車を廃止した点を強調し、「公務以外で公用車を使ったことは他にない」と述べた。
市総務部は、「市の公用車使用に明確なルールはないが、公務と政治活動は区別すべきだ」としている。
(2012年5月29日18時01分 読売新聞)
2202
:
チバQ
:2012/06/02(土) 10:47:00
>>2198-2199
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120601t11025.htm
復興争点、現新対決か 名取市長選、告示まで1カ月
任期満了に伴う宮城県名取市長選(7月1日告示、8日投票)は告示まで1カ月に迫った。立候補を表明しているのは、現職で3選を目指す佐々木一十郎氏(62)=無所属=と、新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)=同=の2人。東日本大震災からの復興に関心が向き、表立った擁立劇は鳴りを潜めているが、水面下では新たな候補を模索する動きもある。
佐々木氏は3月に立候補を表明。4月末から後援会主催の市政報告会を各地区で開き、「失われた街を一日も早く復興することが必要」と、被災した閖上地区の現地再建などを唱えている。
大橋氏は5月中旬に出馬の意向を示した。被災地の復旧復興や、自然と共生する街づくりなどを公約にする考えだ。近く、後援会事務所を市内に設け、正式に出馬表明する見通し。
両氏はともに閖上地区の被災者。市が進める同地区の現地再建案には一部住民から反対意見があり、選挙戦の争点になるか注目される。
前回と前々回は、佐々木氏と無所属新人石川利一氏(64)が激戦を繰り広げた。昨年秋に石川氏が県議選名取選挙区にくら替えし、自民推薦で初当選した。前回、佐々木氏に973票差に迫った石川氏の支持票の行方が、勝敗を占うともみられている。
自民系の市議経験者は「沿岸部が被災した非常事態。復興のスピードが最も求められており、いま戦いを仕掛けるような雰囲気にない」と候補擁立には難色を示す。
昨年10月には市職員中途採用問題をめぐり、佐々木氏に対する市長辞職勧告決議案が15対1の圧倒的多数で可決されたが、佐々木氏は「任期を全うする」と突っぱねた。
それでも議会内に対立候補として名乗りを上げる人物はおらず、市民からは「いったい何のための辞職勧告だったのか」との批判がくすぶる。
ある市議は「このままでは議会の存在意義が問われかねない。候補者擁立をぎりぎりまで探る」と打ち明ける。
2012年06月01日金曜日
2203
:
チバQ
:2012/06/03(日) 09:35:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120602-OYT8T01041.htm
閖上地区集団移転検討 名取市住民意向に配慮
名取市が進める同市閖上地区の現地再建計画に住民が反発している問題で、同市が地区外への集団移転を可能にするプランを複数作成し、想定される移転戸数や事業費などを具体的に検討していることが、2日分かった。同市が集団移転容認へとかじを切るかどうか、今後の対応が注目される。
今回明らかになった案のうち、住民の意向を最大限くみ取ったのが、希望者全員を移転対象とする案(案4)。沿岸部からも内陸部からも、仙台東部道路西側など地区外への移転が可能になる。移転対象者は700戸と多数に上る見込みで、移転地確保などの作業が煩雑で行政の負担が重くなるため、全住民の生活再建に要する期間が長引く恐れもありそうだ。
沿岸部の住民のみを移転対象とする案は、事業費が抑えられる点などがメリット。内陸部と沿岸部を一体として区画整理する場合(案2)と内陸部を先行して区画整理する場合(案3)で分けた。一体型は、沿岸部の集団移転が遅れれば、土地区画整理事業全体の進行がずれ込むことが予想される。内陸部先行型は、沿岸部の産業エリアの開発が遅れる可能性もある。
このほか、市議会内では、現行案(案1)を修正する形で、内陸部の居住区をさらに西側に拡大する案なども検討が始まっている。実現すれば、より内陸側に移転できる選択肢が広がることになる。
集団移転の選択肢を市が検討していたことについて、閖上地区の市民グループのメンバーは「市はどんどん案を出してきて当たり前で、逆に遅いぐらい」と話し、「きっちり公表してもらって、改めて案を比較しながら市民と議論していくべきだ」と注文を付けた。
(2012年6月3日 読売新聞)
2204
:
チバQ
:2012/06/17(日) 11:36:11
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120616t11030.htm
「国営祈念公園」整備“石巻拠点”に異論 気仙沼市長
東日本大震災の犠牲者を追悼し、教訓を伝える場となる「国営祈念公園」を石巻市に整備するよう、県が国に求める方針を固めたことについて、気仙沼市の菅原茂市長は15日の記者会見で「国の方針がまだ定まっていない中で、石巻市を拠点に決める理由はない」と述べ、今後も気仙沼市への整備を要請していく考えを示した。
菅原市長は、この問題で村井嘉浩知事とやりとりした経緯に触れ、「(知事は)被災の度合いが大きい石巻を拠点に、県として早く手を上げておきたいということだった」と説明した。
その上で、国交省の「復興祈念公園検討会議」がまとめた論点の一つに「後世に伝承することがふさわしい場所」とされていることに言及し、「気仙沼市の方が合っていると思う」と語った。
同市の祈念公園構想は、津波で陸上に打ち上げられた大型漁船の保存や、市のシンボルの安波山の活用を通じ「鎮魂の森」「防災拠点施設」などを一体的に整備する内容。
2012年06月16日土曜日
2205
:
チバQ
:2012/06/19(火) 21:23:45
>>3
>>5
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206190002
白石市長が陳謝連発
2012年06月19日
18日の白石市議会で、市が出していた議案をめぐって風間康静市長が立て続けに陳謝や修正を迫られた。いずれも、市の「勇み足」に議員が反発したためだ。
市長が謝ったのは、1998年に廃校になった白石市福岡八宮の福岡小学校蔵王分校の土地・建物を岩沼市の飼料会社に売る問題。地方自治法に基づき、市が14日、売却に当たって必要な議案を出していた。
しかし、市がすでに飼料会社による校舎の改修を許し、会社も5月から操業を始めていたことが判明。18日、議員から「議会軽視だ」「地方自治法違反だ」との反発が相次いだ。
市は、東京電力福島第一原発事故で牧草が使えなくなったため、代わりに配合飼料を多く供給するための廃校売却だったとして「緊急性があった」と説明。企業誘致の側面からも「マニュアル通りには進められなかった」と釈明した。
本会議を中断して議員が話し合った結果、「市長の謝罪が必要」と判断。市長は「手続き上、議会に諮ることなく本日に至ったことをおわびします」と謝った。これを受け、議案は27日に可決される見通しだ。
修正することになったのは、東日本大震災で被災した白石城の改修費用として寄せられた寄付金を元手に、2代目城主・片倉小十郎重長の甲冑(かっ・ちゅう)の複製品を作ろうと、1千万円を計上していた今年度補正予算案だ。
市は昨夏、改修費用の寄付を呼び掛け、1500万円が集まった。しかし、今年3月に約1億円の費用全額が国からの交付税で賄えることになった。このため、市は寄付金を生かして「白石城基金」を作り、このうち1千万円を複製品の制作費などに充てることにした。
しかし、18日の議会では、議員から「特定の目的で寄せられた寄付金を別の費用に充てるのは問題」との批判が出た。
市長は同様の批判を市民からも受けていると明らかにし、「白石城に複製品を置き、魅力を増すのが目的だったが、説明不足だったと反省している」と陳謝。予算案から1千万円を削る修正案を19日に出し直すことにした。(石井力)
2206
:
チバQ
:2012/06/19(火) 21:40:40
>>2176
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061901002400.html
双葉町長の不信任案提出へ 役場帰還で議会と対立
東京電力福島第1原発事故で、埼玉県加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町の6月定例議会に、井戸川克隆町長の不信任決議案が提出される見通しとなったことが19日、分かった。会期は21日まで。役場機能の福島県内への帰還をめぐる対立などが理由とみられる。
町議会の定数は8。可決には出席議員の4分の3(6人)以上の同意が必要だが、微妙な情勢という。
役場機能を戻すかどうかをめぐっては、今年3月の議会が6月末までの帰還を全会一致で決議したが、具体的な進展がなく議会側と町長との亀裂が深まっていた。
2012/06/19 21:31 【共同通信】
2207
:
チバQ
:2012/06/19(火) 21:43:01
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120615-OYT1T00002.htm
双葉町長不信任案提出へ…役場帰還の姿勢不明と
福島第一原発事故により役場機能が埼玉県加須市に移転している福島県双葉町の町議会(定数8)で一部議員が19日に開会する6月定例会に井戸川克隆町長の不信任決議案を提出する方針を固めた。
可決には4分の3(6人)以上の賛成が必要だが、4、5人程度とみられ、可決は微妙な状況だ。
議会は3月定例会で「役場機能本体を福島県内に戻すことについての決議」を全会一致で可決。5月に行った町民へのアンケートでもいわき市など県内への帰還を求める声が大きく半数を超した。
しかし、井戸川町長は、県内帰還について態度を明確にしていないことから、一部議員が、不信任案提出を決めた。
地方自治法の規定では、不信任案が可決されれば、町長は10日以内に議会を解散しなければ自動的に失職する。
解散しても改選後の議会で再度不信任が可決されれば失職する。
(2012年6月15日11時17分 読売新聞)
2208
:
チバQ
:2012/06/20(水) 23:20:18
>>1977-1978
とか
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120620t11004.htm
宮城海区漁業調整委、8月改選 水産特区で「無風」一転
8月に改選となる宮城海区漁業調整委員会の選挙(7月24日告示、8月2日投票)に、宮城県内の漁業者の関心が高まっている。東日本大震災後、村井嘉浩知事が打ち出した沿岸漁業権を民間に開放する「水産業復興特区」構想が争点に浮上しているからだ。海区委は漁業権の免許を審査する機関で、これまで漁協関係者が当選してきた。過去30年以上も無投票が続いたが、一転して選挙戦となる波乱含みの展開も想定される。(報道部・馬場崇)
同構想を提唱した村井知事は、2013年の漁業権免許更新期に合わせ、特区を導入する意向を示している。免許を与えるのは知事の権限だが、その是非を審議するのは、今回の選挙で選ばれた委員になる。
海区委は漁業者代表の公選委員9人と、学識代表などの知事選任委員6人の計15人で構成する。いずれも任期は4年。
漁業者代表の選挙は公選法が準用される。選挙権・被選挙権があるのは20歳以上で県内沿岸15市町に住所があり、年90日以上、漁業に従事する人。2010年12月現在の有権者は4753人。
選挙は無投票がほぼ慣例化してきた。候補者は「三陸沿岸、仙台湾など地域バランスを考慮したり、地域内の暗黙の了解で決まったりしていた」(漁業関係者)という。
最後にあった選挙戦は1980年。その後、補選を含む8回の選挙は全て無投票だった。漁業者の減少に伴う後継者不足や大きな争点がなかったことも理由とみられる。
今回の改選もひっそりと進むはずだったが、水産業復興特区構想で状況は一変した。
特区構想に対し、県漁協は反対の意思決定をしている。漁業関係者は「候補者は特区への賛否が問われ、有権者の判断基準になる」と語り、特区の争点化をにじませる。
選挙戦は県内水産業の将来に影響を及ぼしそうだ。県南の漁業者は「海区委選挙は、漁業者の意見を直接、県の施策に反映できる機会。課題が山積みの中、水産県・宮城の今後を左右する大事な選挙だ」と選挙の意義を強調した。
◎県選管 有権者の大半被災、準備も異例ずくめ
震災後初となる海区委選挙の準備は、異例ずくめで進んでいる。
震災で沿岸部は大打撃を受け、漁業者の大半は家を失った。仮設住宅に移ったり、転居したりしていて、選挙人名簿の作成は難航している。
例年、名簿の確定日は「選挙前年の12月5日」だったが、今回は国の特例法で告示日の5日前、7月19日となった。
県選管は漁協、市町選管を通じ、名簿作成に必要な有権者登録申請を呼び掛け、名簿作成にこぎ着けた。担当者は「有権者数はだいぶ落ち込みそうだ」とみる。
選挙戦になれば、昨年秋に行われた宮城県議選と同様、仮設住宅への投票所開設などの対応が求められそうだ。
[海区漁業調整委員会]漁業法に基づき、漁場計画の策定、漁業権の免許、漁業調整規則の制定に関する知事の諮問に対し答申するほか、漁業権の制限・条件付与について意見を申し立てる。漁場使用、水産動植物採捕の制限、禁止を指示する。
2012年06月20日水曜日
2209
:
チバQ
:2012/06/22(金) 01:01:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120620-OYT8T01528.htm
双葉町長「年度内に福島帰還」 除染、適地…課題山積
原発事故で加須市に集団避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長が20日、議会で「役場機能を年度内に福島県に戻す」と表明した。これまで、放射能への不安などを理由に慎重な姿勢を示してきたが、井戸川町長は報道陣に、「多くの住民の要望に応えることも必要」と述べ、苦しい胸の内をにじませた。
移転実現には、さまざまなハードルがある。井戸川町長は、職員が安心して働ける環境として、年間被曝(ひばく)線量1ミリ・シーベルト以下を条件に挙げている。適地を探すこととともに、除染技術の進展も不可欠だ。また、井戸川町長は20日、移転候補地として多くの町民が挙げるいわき市の住民から「(受け入れを)絶対に阻止する」などの声が届けられていると明かした。受け入れ自治体の十分な理解が得られるかも課題となる。
(2012年6月21日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/information/20120620-OYT8T00366.htm?from=popin
双葉町役場の移転先…「いわき市」が半数
住民アンケート 議会が尊重要請
埼玉県加須市に移している福島県双葉町の役場機能の再移転先について、町議会の特別委員会は19日、町民の希望が最も多いとして、同県いわき市を候補地とするよう町側に要請した。
加須市騎西総合支所議場で同日開会した町議会定例会で、全国に分散避難する2823世帯を対象に実施したアンケートの結果を特別委が報告した。約半数の1432世帯が回答し、いわき市を挙げたのが778世帯(54・3%)と過半数に上った。次いで郡山市が332世帯(23・2%)で、これに福島市84世帯(5・9%)、南相馬市54世帯(3・8%)、白河市51世帯(3・6%)が続いた。
特別委委員長の伊沢史朗議員は「全員一致でいわき市が最適と考える。町長は重く受け止め、速やかに決定してほしい」と述べた。議会後、井戸川克隆町長は「重く受け止めるということに尽きる」と述べた。
町によると、町民の避難先は18日現在、福島県内が3584人で、いわき市では最多の1298人が暮らす。県外は3411人で、埼玉県が1188人と最多。
(2012年6月20日 読売新聞)
2210
:
チバQ
:2012/06/22(金) 20:59:59
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001206220002
吉村氏が出馬表明 知事選 再選目指す
2012年06月22日
次期知事選への立候補を表明した吉村知事=県議会
「県のさらなる発展のため、引き続き県政を担わせていただきたい」。吉村美栄子知事は21日の県議会本会議で、来年2月13日の任期満了に伴う知事選に2期目を目指して立候補すると表明した。前回知事選では自民党県議の大半が対立候補を支援したが、高い人気を背景に現時点では対抗馬擁立の動きは出ていない。
吉村知事は、自民党会派の志田英紀県議と県政クラブの阿部昇司県議の代表質問に答え、「県民の審判を仰ぐ決意を固めた」「県民一人ひとりが喜びと幸せを実感し、生き生きと輝いて生きていける県の実現に全力を尽くす」と述べた。
今後の県政運営については「エネルギー政策の大転換が求められている。原発依存から卒業すべきだ」と改めて「卒原発」の考えを強調。「再生可能エネルギーを活用した分散型エネルギー社会を先導し、余剰エネルギーを県外に供給することを目指す」と語った。
知事の出馬表明を受け、自民党県連幹事長でもある志田県議は「率直にお答え頂いた」と評価しつつ、党の対応については「国会議員とも相談し、党内手続きを経て決める」と述べるにとどめた。前回「自主投票」だった公明党県本部代表代行の菊池文昭県議も「他人の話に耳を傾ける知事の姿勢は評価すべきだが、知事選への対応はまだ考えていない」と話した。
一方、民主党県連会長の和嶋未希衆院議員は「農林水産業の振興や震災と原発避難者対応などの県政運営の手腕を高く評価し、敬意を表したい。1期目同様、万全の応援・協力をしていきたい」とコメント。
また、社民党県連合幹事長の高橋啓介県議は「吉村知事は対話重視で政策にも反映してきた。またお願いしたいという声は多い」、共産党県委員会の本間和也委員長は「前回の選挙での政策合意に基づいて命と暮らしを守る政治を進めてきたことを評価したい」と述べ、いずれも前回に続き支援する姿勢をにじませた。
吉村知事は議会後、報道陣に「県民党でいく」と述べ、前回同様、無所属で立候補する考えを示した。政党の支援については、まだ決まっていないとしている。
◇ 初当選から3年半 実績は
農林水産振興 険しい3000億円達成
震災への対応 支援へ決断力示す
初当選から3年半。経済の低迷が続き、震災への対応にも追われる吉村知事の県政運営を、数値目標の面などから改めてたどった。
知事は選挙公約の「雇用創出1万人プラン」、さらに2010〜11年度に2万人の雇用を生み出す「雇用安心プロジェクト」に取り組んだ。就任直後0・40倍だった有効求人倍率は、12年4月には0・92倍に。ただ正社員に関する有効求人倍率は0・35倍と低迷。評価は今年度始めた「やまがた新雇用安定プロジェクト」にかかっている。
公約のもう一つの柱は「12年の農林水産業を起点とした産出額3千億円」の目標を掲げた農業振興。08年の2351億円から10年には2503億円(実績見込み)に増やした。6次産業化を促進し付加価値を増す政策が奏功した形だ。ただ、原発事故の風評被害による肉牛の価格下落などは深刻で、東京電力による賠償額を含めても「3千億円」の達成は険しそうだ。
子育て推進部を立ち上げるなど少子化対策にも一貫して力を入れてきた。しかし11年の合計特殊出生率は1・46。選挙で掲げた「1・50」の目標には届いていない。保育所の定員増など子育てしやすい環境づくりに取り組んでいるが、更なる方策が必要だ。
震災後は、避難者を全国で最も多く受け入れ、被災地支援にも尽力してきた。牛肉の風評被害への対応では全頭検査を全国で初めて実施。震災がれきもいち早く受けいれると表明し、決断力を示した。「卒原発」では今年3月に県エネルギー戦略を策定し、今年度は環境エネルギー部を創設。実効性のある施策をどう打ち出すか、これから手腕が問われることになる。(西尾邦明、遠藤隆史)
2211
:
チバQ
:2012/06/22(金) 21:01:09
>>2176
>>2206-2207
>>2209
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206210005
井戸川町政に批判 不信任案は否決/双葉
2012年06月22日
不信任案が否決された後、記者会見に応じる福島県双葉町の井戸川克隆町長=埼玉県加須市の旧騎西高校
東京電力福島第一原発の事故で埼玉県加須市に役場を移転している福島県の双葉町議会は21日、井戸川克隆町長の不信任決議案を提出した。出席議員7人のうち5人が賛成したものの、出席議員の4分の3に届かず否決された。町議会は井戸川町長の町政運営に批判を投げかけた。
不信任案を提出したのは菅野博紀町議。不信任案では、埼玉県加須市に役場機能を移転する際の判断や、昨年6月、避難町民が逮捕された際に義援金の辞退を決めたことなど、町長の独断が過ぎると指摘した。
ほかにも、「住民の声を聞くと公の場で言っているが、話を聞くこともなく、住民不在の対応」ばかりで、役場機能を福島県に戻すことを求めた20日の一般質問などで、具体的な内容の答弁がなかったと批判している。
この日の町議会本会議では、佐々木清一議長が家族が亡くなったため欠席。残り7人が出席し、不信任案への賛成は5人だった。不信任案の決議に必要な出席議員の4分の3に足りず、否決された。
不信任案に議員の半数以上の5人が賛成したことについて、井戸川町長は記者会見で「重く受け止める。今後の対応は自己反省の中で考えたい」と話した。
井戸川町長は、埼玉県への移転は「災害対策本部の中で合意をした」、義援金の辞退は「議会の同意は得なかったが、反省の意味を込めた」と独断ではなかったと釈明。「精いっぱいやっているが、理解されないことがたくさんある。しかし、一切の責任は私にある。今後はもっと町民と多くを語っていきたい」と話した。
提案した菅野町議は議会後、「今日、多くの町民の方々が町長にノーを伝えたということになる。町長は双葉町を残すためにやっているが、僕らは町民のためにやっている」と話した。
不信任案に賛成しなかった2人の町議は、町議会の討論で「決議の理由が不信任に当たらない」「年度内に福島県に戻るということで一定の理解をしている」などと述べた。(木村俊介)
2212
:
チバQ
:2012/06/22(金) 21:02:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000106-mailo-l11
集団避難「双葉町」から:町長不信任決議案否決 議会との溝深く 町民「もめている場合か」 /埼玉
毎日新聞 6月22日(金)12時15分配信
東京電力福島第1原発事故で加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町。井戸川克隆町長への不信任決議案は21日の町議会で否決されたが、震災後の対応を巡る町長と町議の溝の深さを改めて浮き彫りにした。町長は意思疎通が不十分だったと認めたものの、議会を傍聴した町民からは「こんな時期にもめている場合か」と不満の声が上がった。
菅野博紀町議ら5人が決議案を提出。役場機能の県内移転について「年度内に(福島)県内に戻す」とした町長の答弁を「具体的ではない」などと批判し、「町民の話を聞くこともなく、住民不在の対応」と強調。議会が3月定例会で「6月末までの移転」を求めていたことを踏まえ、6月定例会での表明を「決断が遅い」と受け止めていた。
役場機能移転以外にも、原発事故直後に町長がさいたまスーパーアリーナを経て旧騎西高校を避難場所に決めたり、昨年5月に避難町民の不祥事を受けて義援金を一時的に辞退したことなど、震災後の対応に不信感を募らせていた。
町長は議会後の記者会見で「こういう時こそ、支えてもらうべきではないか」と決議案提出に反論。その一方で「国に出向くことが多く、ひとりひとりの町民の声も聞いてこなかった」とし、「今後は議会側とわだかまりを取り除き、役割分担を明確にする」と語った。
町民の多くもこの日の議会を傍聴。現在は茨城県守谷市に住む谷津田陽一さん(61)は「一致団結して復興を目指さなければいけない時に一枚岩になっていないのはとても残念」と複雑な心境を明かした。加須市内のアパートで暮らす女性(57)は「町長は自分の考えをきちんと発信してほしい。議会も、ばらばらになった町民の声を聞いてまとめていくべきだ」と話した。【大平明日香、清水隆明】
6月22日朝刊
http://www.minpo.jp/news/detail/201206222065
双葉町長の不信任案否決 賛成、必要な4分の3に届かず
東京電力福島第一原発事故で、埼玉県加須市に役場機能ごと避難している双葉町の6月定例議会は21日、加須市で最終本会議を開き、役場機能本体移転の対応などをめぐり、議員から井戸川克隆町長に対する不信任決議案が提出された。採決の結果、否決された。
可決には出席議員の4分の3以上の同意が必要。定数8に対し、この日は佐々木清一議長が欠席し、7人が出席した。可決には6人の賛成が必要だったが、賛成は5人で、反対が2人だった。
本会議終了後、記者会見した井戸川町長は「不信任決議案提出は自分の責任。ただ、責任の由来は東京電力福島第一原発事故にある。今後は原発事故への問題提起を続けながら、議会と執行部が忌憚(きたん)なく議論していかなければならない」と述べた。
( 2012/06/22 08:42 カテゴリー:主要 )
2213
:
チバQ
:2012/06/22(金) 21:40:31
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20120622g
次期知事選出馬「秋には判断」 佐竹知事、「県民評価見極めて」
第1回定例県議会6月議会は21日、本会議を開き、加藤鉱一(自民)、三浦英一(新みらい)、菅原広二(自民)の3氏が一般質問を行った。任期が残り約10カ月となった佐竹敬久知事は、次期知事選への出馬の意向を問われ「これまでの取り組みや成果に対する県民の評価を見極め、秋には判断したい」と述べた。
佐竹知事は就任後、選挙時のマニフェストを具体化した県政運営指針「ふるさと秋田元気創造プラン」の施策について「具体的な数値目標を掲げて全力で取り組んできた」と強調。高速道路の未開通区間解消への取り組み、秋田港の国際コンテナターミナル整備などの成果を列挙した。
一方、産業振興分野で十分な成果が上がっていないことや、本年度、観光文化スポーツ部を創設したばかりであることに触れ「いまだ道半ばという思いがするのも確か」と語った。
(2012/06/22 13:29 更新)
2214
:
チバQ
:2012/06/22(金) 23:18:49
>>2210
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120622t51006.htm
山形知事選、吉村氏再選出馬表明 県政野党自民の対応焦点
吉村美栄子山形県知事(61)が21日、再選出馬を表明し、県内各党は今後、知事選対応の検討に入る。県政与党の民主、共産、社民3党は、前回に引き続き吉村氏の支援に回るのが確実で、野党自民党の対応が最大の焦点。有力な対抗馬が見当たらない中、吉村氏との距離を縮める自民党がこのまま吉村氏支持に突き進むのか、有権者の熱い視線が集まる。
吉村氏は県議会6月定例会の本会議で、2議員の代表質問に再選出馬を表明した。1人目は自民党県連幹事長の志田英紀氏、2人目は民主党県連総務会長の阿部昇司氏で、野党の質問が最初に出馬表明を引き出す形になった。
「知事は最大会派の自民党に敬意を表したのでは」と自民党県議の一人。議会後、報道陣に囲まれた志田氏は「県民の顔を見ながらよくやっている。大きなエラーはないと思う」と吉村氏を持ち上げた。
定数44のうち自民党県議は32人。前回知事選では大半の県議が当時現職の斎藤弘氏(54)を支援したが、現在、吉村氏を囲む勉強会に党県議21人が参加するなど、3年半で状況は変わった。
党県連は今後、国会議員3人の見解を踏まえて対応を協議する。志田氏は「誰であれ支援の打診があればオープンな議論をする」と、吉村氏について表向き和戦両様の構えを見せるが、選択肢は徐々に狭まっている。「現時点で白紙」と知事選出馬を否定しない斎藤氏にも「(支援)要請があっても難しい」(県連幹部)と距離を置く。
与党3党は吉村氏支援が既定路線とされ、民主党県連幹事長の吉村和武県議は「吉村知事は震災がれきの受け入れなどで東北復興に役割を果たした。これまで同様に連携したい」と、早くも選挙後を見据えた。
共産党の渡辺ゆり子県議は「卒原発など、多くの県民の思いを踏まえている。政策協議で合意した上で吉村知事を推したい」、社民党県連幹事長の高橋啓介県議は「力強い出馬表明だった。対話重視の吉村県政は県民の信頼を得ている」とそれぞれ語った。
前回自主投票だった公明党の菊池文昭県議は「3年間で県政は間違った方向には進まなかった」と振り返った。
議会後、吉村氏は報道陣に、各党への応援要請は「県民党の立場なので、今のところ考えていない」と語った。
2012年06月22日金曜日
2215
:
チバQ
:2012/06/24(日) 13:26:19
>>2198-2199
>>2202-2203
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120624t11029.htm
宮城・名取市長選告示まで1週間 沿岸復興港町対決
任期満了に伴う名取市長選(7月1日告示、8日投票)は告示まで1週間に迫った。現職と新人の一騎打ちとなる見通し。2氏はともに東日本大震災の津波被災地である閖上地区住民。沿岸部復興の是非を争点とした「港町対決」の行方に注目が集まる一方で、大票田の内陸部に住む市民の関心は薄く、前哨戦は盛り上がりに欠けている。
立候補を表明しているのはいずれも無所属で、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)と、新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)。
3月に立候補を表明した佐々木氏は21日、後援会主催の決起大会を市文化会館で開いた。支持者を前に佐々木氏は「失われたまちを一日も早く復興することが大切」と市の計画への支持を呼び掛けた。市議らも応援に駆けつけた。
大橋氏は6日に出馬表明したばかり。市内手倉田に後援会事務所を構え、15日、支持者を集め祈願祭を行った。大橋氏は「被災した弱い立場の人々に寄り添いたい」と決意を語る。後援会は告示へ向けた準備を急ピッチで進める。
20日に開かれた市選管の事前審査には、2陣営のみが出席し、他に立候補への動きはみられない。戦いの構図はほぼ定まったものの、市民の関心はいま一つで、「本当に市長選はあるのか」といった声すら聞かれる。
名取市長選は前回と前々回、2度にわたり現職と別の新人が激戦を繰り広げた経緯がある。
市中心部の住民は「前回までは選挙前に相当声掛けがあったが今回は至って静か。内陸部も地震でかなりの家屋が被災しているのに、選挙前の話題にすら上らない」と疎外感をあらわにする。
前回投票率は過去最低の51.93%。市選管は23日から市内155カ所にポスター掲示場設置を開始。駅に投票日をPRする看板を掲げ啓発を始めたが、前哨戦の低調さに両陣営からは投票率低下を危ぶむ声も出ている。
2012年06月24日日曜日
2216
:
チバQ
:2012/06/26(火) 21:47:49
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120619-OYT1T01533.htm
酔って暴行市議、「自分なりに」辞職勧告応じず
宮城県名取市議会は19日、市内の飲食店で女性従業員に暴力行為を行ったなどとして、今野栄希市議に対する議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。
決議には法的拘束力はなく、今野議員は取材に対し、辞職しない考えを示した。
決議は、同市議会の6会派の代表者ら7人が共同で提案した。
決議によると、今野市議は3月22日夜、酒に酔って女性従業員に暴行し、同県警岩沼署員が駆けつける騒ぎを起こしたとしている。また、今月7日に開会した市議会定例会に、入院加療のためとして欠席届を出していながら、10日には車で外出し、別の車と衝突事故を起こすなど、「議員として著しく資質を欠く」とした。飲食店での暴力行為は、女性従業員が被害届を提出していないという。
今野議員は取材に対し、「内容は間違いない」と事実関係を認めながらも、「自分なりに反省しており、誠心誠意、残された期間を責任もって全うしたい」と述べた。
(2012年6月20日07時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120619-OYT8T01513.htm
名取市議に辞職勧告
名取市議会は19日、市内の飲食店で女性従業員に暴力行為を行ったなどとして、今野栄希市議に対する議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。決議には法的拘束力はなく、今野議員は取材に対し、辞職しない考えを示した。
決議は、同市議会の6会派の代表者ら7人が共同で提案した。
決議によると、今野市議は3月22日夜、酒に酔って女性従業員に暴行し、岩沼署員が駆けつける騒ぎを起こしたとしている。また、今月7日に開会した市議会定例会に、入院加療のためとして欠席届を出していながら、10日には車で外出し、別の車と衝突事故を起こすなど、「議員として著しく資質を欠く」とした。飲食店での暴力行為は、女性従業員が被害届を提出していないという。
今野議員は取材に対し、「内容は間違いない」と事実関係を認めながらも、「自分なりに反省しており、誠心誠意、残された期間を責任もって全うしたい」と述べた。
(2012年6月20日 読売新聞)
2217
:
チバQ
:2012/06/27(水) 22:16:54
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8632
小沢氏はどこへ 一連の動き、賛否割れる
2012年06月27日
(中略)
◇
被災地の首長の反応も様々だ。ただ、賛否を離れ「復興の邪魔をしないでほしい」で一致している。
戸田公明・大船渡市長は「国全体を見ればようやく第一歩を踏み出した」と法案通過を評価し、民主党離党を模索する動きについて「どちらにしても引き続き地元の意見を中央に届けてほしい」と話した。
野田武則・釜石市長は「復興を考えれば消費増税の議論自体が好ましくない。日本の最大の危機に別方向に議論が向いている」。「反対した議員は我々の思いを国政に伝えている。政界再編に動くのは当然で国民に信を問うべきだ」と述べた。
山本正徳・宮古市長は「財政事情で増税は避けて通れないが時期が悪い」。せめて税率を上げる2年後まで震災復興に全力を挙げてほしいと話す。困るのは政局の混乱。「被災地は一つになって頑張っている。総選挙になっててんでに議論したら、みんなの気持ちがぐちゃぐちゃになる」。選挙事務に役所の人手を取られるのも痛い。「全国から応援をもらっているのにマンパワーが割かれる。たまらん」
山内隆文・久慈市長は「消費税は安定財源として期待できるが逆進性をどうするのか。しっかり議論して必要な制度設計を早く示してほしい」と注文した。
大槌町の碇川豊町長は「生活困窮の被災者への増税は受け入れがたい」と反対だ。政局には関心がない。小沢一郎氏の動向について「影響力を感じたこともないし、興味がない」。さらに「民主党が分裂状態になったって、どうでもいい。そんな暇があれば成長戦略の政策でしのぎを削ってほしい」。
◇
釜石市平田の尾崎白浜で今春から雑貨店を開いた佐々木真理子さん(65)はため息をついた。「商売を始めたばかりで見通しがつかない。コンビニやスーパーのように次々と客が来るわけでないのに増税では。昔は貧乏でも楽しかったけどこれからは生き地獄だね」
大船渡市末崎町の漁師小松陽市さん(70)は「復興が始まったばかりなのに、消費税を上げてどうするのか」と憤る。津波で漁船を失い、海に出られない。地域の漁船は6割ほどしか戻っておらず、漁に出るめどが立たない仲間は多い。「財政難はわかるが消費税が10%になったらとても船なんて買えない」
「被災地のため、復興のため、という言葉が最後まで聞こえなかった」。陸前高田市竹駒町の仮設住宅で暮らす主婦残間雪子さん(71)は「被災者は置き去りにされた」と感じた。1月、仮設住宅を訪れた小沢元代表の集会に参加した。野田政権への批判が続いたが「消費税とか社会保障の話なんて何もなくて」と振り返る。
山田町で外装業と飲食店を営む斉藤秀喜さん(54)は「被災地は国民の税金で助けてもらっている。増税に我々が文句を言う立場じゃない」と話すが、増税の時期に疑問がある。「何も復興が始まっていない。そしてこの不景気。壊し屋というけど、いまは小沢さんが言うことがもっともだ」
大槌町吉里吉里の仮設住宅に住む大工川原繁夫さん(67)は「建築資材も土地も上がっている。消費税まで上がったら被災地の家が再建できなくなるよ」とあきれ顔だ。自宅を修理しながら頼まれた家の建て直しを手伝っている。「請負金額を上げないようにすると、経費がかさみ、労賃が減る。自分の家を直すことに専念しようかと思うが、稼がないと収入がない」
盛岡市中心部でレストランの店長を務める菅原和真さん(36)は「家計が厳しくなると外食の機会が減る。先のこととはいえ増税は痛い」と顔を曇らせた。
同市の山田京子さん(45)は家計の足しにと昨年パートを始めた。長時間の立ち仕事と慣れない接客で体調を崩したこともあった。「いずれ上がるだろうとあきらめていた。上げた分だけは医療や福祉の保障をちゃんとしてほしい」
2218
:
チバQ
:2012/06/28(木) 23:32:47
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206250003
復興のゆくえ 名取市長選を前に 上
2012年06月25日
「再建しても、若い人たちが戻ってこない閖上になってしまう。内陸側にも、居住区域を広げてほしい」
6月8日、名取市役所。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた閖上地区の住民8人が、佐々木一十郎(い・そ・お)市長(62)に訴えた。
8人は「閖上地区現地再建区域の一部変更を求める会」のメンバー。60歳代の主婦が中心だ。市が進める閖上の現地再建計画の見直しを求め、陳情に訪れた。代表の大友美恵子さん(66)は言う。「津波を実際に見た人は、戻りたくても怖くて戻れない人が多い。次の世代を思って陳情することにした」
市の復興計画を話し合った「名取市新たな未来会議」は昨年8月、閖上での現地再建の方針を佐々木市長に示した。海岸や名取川沿いに防潮堤を造り、道路をかさ上げする「多重防御」をした上で、宅地を盛り土すれば津波被害を食い止められる、というものだ。
佐々木市長も「閖上がこれまで築いた歴史、文化を後世に残したい」と現地再建策に同調。市議会も10月、現地再建策をふくむ復興計画を認めた。
だが、その計画に閖上住民から反発が起きる。
現地再建をめぐって市が2〜5月、住民約2400人の意向を調べたところ、回答した1582人のうち、「再建した後の閖上に戻る」と答えたのは4割にとどまった。市が5月から計9回開いた説明会でも反発が続出。終了予定時刻が過ぎても、居残って市職員に詰め寄る住民もいた。
「私たちの声に耳を傾ける姿勢が足りなかった」。自宅を流され民間住宅を借り上げた「みなし仮設」に住む橋浦武さん(70)は説明会に参加したが、納得がいかない。「仙台市や岩沼市の沿岸は内陸に集団移転するのに、なぜ閖上は現地再建なのか」。住民の中には、現地再建策の見直しをめざして署名活動を始める動きもある。
現地再建は、道路を広げたり公園や避難場所を確保したりする土地区画整理事業を行う必要がある。市町村が行う場合、県が認可する要件に住民ら地権者の同意割合は定められていない。ただ、関係者から意見を求める機会を設けなくてはならず、太田隆基副市長は「反対意見が多いなか、このままで認可を得るのは難しい」と話す。
現地再建に固執する限り住民の同意が得られず、再建計画が前に進まない――。そんな袋小路から抜け出そうと、佐々木市長は現地再建を基本としつつも、住居地域を少しだけ内陸側に広げる方針を固めた。
◇
7月1日の名取市長選告示を目前に、3選を目指す佐々木一十郎市長は閖上の現地再建策を「微修正」した。立候補表明した自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も主張は同じで対立点は小さい。それでも選挙の主要テーマは閖上だ。告示を前に、復興のゆくえを探る。(田中美保、平間真太郎が担当します)
2219
:
チバQ
:2012/06/28(木) 23:33:16
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206260003
復興のゆくえ 名取市長選を前に 中
2012年06月26日
6月初め、名取市役所。「住民の反発が多い。このままでは議会も困る」。佐々木一十郎(い・そ・お)市長(62)に対し、市長に近い有力市議が切り出した。
震災で大きな被害を受けた閖上地区の現地再建策に、津波を不安がる住民の反発が強い。だが、市長は「歴史ある閖上の街を残したい」と、現地再建にこだわっていた。
市議会も昨秋、現地再建を含む市の復興計画を全会一致でいったんは認めた。だが、その後、反対意見ばかりの住民説明会を傍聴した市議らに危機感が広がる。震災復興調査特別委員会の場で、急きょ閖上の対応策を21人全員で話し合った。「住民の声を聞く機会を持つべきだ」「見直しを真剣に考えるべきだ」。特別委では、そんな声が相次いだ。
有力市議が市長と面会していたのは、その数日後。特別委の雰囲気を伝える市議に、市長はこう切り返した。「そんなに文句を言うなら、議会としての意見を出してください」。市議はピンと来た。「市長は議会に助け舟を求めている」
面目を保ちながら住民と折り合いをつけるため、議会を頼りにしたい。そんな市長の思惑は、住民団体が現地再建の見直しを求めて面会に来た際の言葉にも表れた。「計画は市議会の議決をもらっている。それ以外のことをやると、議会を無視することになる」
隣接する仙台市や岩沼市が描く津波被災地の復興策は、ほとんどが内陸へ集団移転させる計画だ。だが、名取市は閖上について現地再建を選んだ。なぜか。
閖上は江戸時代からの漁師町で、長く名取の中心だった。港の周りには水産加工業も育ち、2500世帯、7千人規模の街があった。そこで市長はかつて酒造会社を経営していた。支援者も地元業者が中心だ。
早く事業を再開したい業者の多くは、復興までの時間が短くて済む現地再建を望んでいる。このため市は、減税などの特例が受けられる復興特区制度を生かして企業を誘致したり、市南部の仙台空港と一体的に観光エリアにしたりして再興する青写真を描いた。こうした背景が、「市長が現地再建にこだわるのは、支援者への配慮だ」といぶかる市民を増やしている。
自らの政治基盤に配慮しつつ、住民の反発をどう和らげるか。市長が考える落としどころは、現地再建を基本として住民が住む区域を少し内陸に拡大する「微修正」案だ。市長選で対立候補になる自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も同じような考え方で、争点は見えにくくなった。
中堅市議は言う。「市長も市議会も、めざすのは一日も早い復興だ。お互いに歩み寄らないと」
28日、特別委に市長も出席する。閖上問題を取り上げてから初めてだ。
2220
:
チバQ
:2012/06/28(木) 23:33:43
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206280002
復興のゆくえ 名取市長選を前に 下
2012年06月28日
27日午前、平野達男復興相が名取市を視察に訪れた。この日の対応ぶりに、復興政策の重心が閖上に偏っている市の現状がよく表れていた。
「内陸への移住を希望する意見があり、どうまとめるかが課題です」
甚大な津波被害を受けた閖上地区の日和山で、太田隆基副市長らが、住民の意見が割れている現地再建策を説明した。視察時間は予定より10分延びて30分。その後、同じく被災した下増田地区も視察したが、時間はわずか10分程度だった。
閖上の南にある下増田地区は、砂地を生かし、ハウス栽培によるチンゲンサイやメロンなどの園芸農業が盛んだった。震災の犠牲者は約740人にのぼった閖上に比べて、約60人と少ないが、600棟のハウスは軒並み津波で流された。今も地盤沈下が激しい。
市は下増田の復興について、現地再建を決めた閖上とは逆に「堤防による安全対策が難しい」と内陸への集団移転を選んだ。だが、移転計画は進まず、住民の間では不満が噴き出している。「閖上がもめている間に、下増田は集団移転を決めた。それでも進まないのは、市の関心が、閖上ばかりに偏っているからだ」
下増田のうち北釜地区の集団移転の世話役を務める高橋学さん(61)は移転の進捗(しんちょく)状況を知らせる「北釜新聞」を発行している。地元の話題や行事予定を載せ、市外に離れて暮らす住民を含め、200部を2カ月に1度配る。「住民がバラバラにならないよう、同じ方向を向いて移転を進めたい」との思いがある。「自分たちは集団移転の準備を進めていくだけ」と、市長選への期待は薄い。
今回、市長選に名乗りをあげる現職の佐々木一十郎氏(62)も、新顔で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も閖上在住。市長選の争点はいきおい閖上の復興策に向かう。
だが、7万2千人の市民の大半は、内陸のJR名取駅周辺や新興住宅地で暮らす。隣接する仙台市のベッドタウンとして住み着いた「仙台市名取区民」とも言える人たちだ。
そうした住民の中には、市長選から疎外されていると感じている人もいる。市内には内陸でも、地震の揺れで地盤が崩れる被害が出ている地域がある。「閖上の復興が最大の問題になるのは分かる。ただ、宅地被害など内陸部の復旧・復興が顧みられなくていいのか」。仙台市役所に勤める住民の男性は不満を持つ。
だが、ベッドタウンで暮らす新興住民の多くは、市政への関心が薄い。一方、数は少ないが昔からの住民が多い「下町」が影響力を持つ――。都市部によく見られる、身近な行政をめぐる構図。それが震災によってより顕在化した状況の中、市長選は7月1日に告示される。=おわり
(田中美保、平間真太郎が担当しました)
2221
:
チバQ
:2012/06/28(木) 23:36:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000007-mailo-l04
選挙:名取市長選 閖上再建、かすむ争点 出馬表明の現新2氏−−1日告示 /宮城
毎日新聞 6月28日(木)10時53分配信
東日本大震災で1000人近くが死亡・行方不明となった名取市で7月1日、市長選が告示(8日投開票)される。現職と新人の2人が立候補を表明しているが、津波被害が最も大きかった閖上(ゆりあげ)地区の住宅再建については、ともに「現地再建プラス一部内陸移転」を掲げるが、具体策はあいまいなままだ。同市の最重要課題である再建計画で争点はかすみ、被災した有権者にとって復興についての民意反映が難しくなっている。【金森崇之】
立候補表明しているのは、いずれも無所属で、3選を目指す現職の佐々木一十郎(いそお)氏(62)と、新人の大橋信彦氏(68)。
昨年8月、有識者らでつくる「市新たな未来会議」は、防潮堤と道路かさ上げ、宅地盛り土で津波被害を防ぐ現地再建を市長に提言。市議会も現地再建を中心とした復興計画を承認した。
しかし、今年2月の市の調査では、居住地を「閖上以外」とする被災者が4割を超え、5月に計9回開かれた住民説明会では「他に選択肢はないのか」「復興住宅をもっと山側に建てるべきだ」などの反対意見が続出。これを受け、佐々木氏は、内陸側への移転も検討する方針へ転換した。
一方の大橋氏は、自然と共生する社会の実現を掲げ、同地区の日和山を拡幅して避難所とする津波対策などを提案。「移転したいという住民の声に耳を傾けるべきだ」と主張するが、現地再建を主眼とする方向性は佐々木氏と同じで、大きな対立点は見いだせない。
自宅を流され、市内の仮設住宅で暮らす無職男性(75)は、「閖上には戻りたくないと1年も前から話しているが何も変わらなかった。(佐々木市長の)方針が変わっても、市長が代わっても、また復興が遅れるだけだ。投票には行かない」とつぶやいた。
6月28日朝刊
2222
:
チバQ
:2012/06/29(金) 00:31:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120628t65013.htm
「仮の町」と呼ばないで 「領土割譲」連想 福島・双葉郡
福島第1原発事故で避難する福島県双葉郡の町村民が、ほかの自治体に一時集団移住する生活拠点が「仮の町」と呼ばれていることについて、県が神経をとがらせている。呼称に対し、受け入れ先の候補となる自治体が好意的な印象を持っていないためで、県は拠点整備に向けた協議の本格化をにらみ配慮を働かせているようだ。
「仮の町という言葉に違和感がある」。27日の県議会6月定例会一般質問で、先崎温容議員(自民)が指摘した。答弁した県の八木卓造避難地域復興局長は仮の町を「新たな生活拠点」と呼び換え、拠点整備の調整に積極的に関わると述べた。
仮の町は県内外に分散避難している住民が、ほかの自治体に一時的に集団で居住する構想。現時点で大熊、双葉、富岡、浪江の4町が打ち出し、うち大熊、富岡、浪江の3町が候補地にいわき市を挙げている。
いわき市は双葉郡と地理的、風土的に近く、拠点整備の有力候補地となることは確実だ。県幹部は「そのいわき市が仮の町の呼称を最も嫌がっている」と明かす。
拠点整備の調整では、いわき市が主な交渉先となる可能性が高い。県としては同市と良好な関係を保ちたいのが本音だ。
県避難地域復興局は「仮の『町』は自治体の中に別の自治体ができるイメージで『領土割譲』の印象を与えかねない。仮住まいと考えない避難者が住むかもしれず、『仮』もなじまない」と説明。整備先と避難住民の双方への配慮をにじませる。
政府も福島復興再生基本方針の検討案の中で、仮の町の概念を「町外コミュニティー」と表現した。復興庁福島復興局は「これから協議が始まる段階でまだ統一名称が決まっていない」と話す。
双葉郡内でも、最初に「仮の町」を使い始めた双葉町や、「リトル浪江」と表現する浪江町など一様ではない。
大熊町は策定中の復興計画素案に「いわき市に拠点を設けて役場機能と教育施設を設置する」と盛り込んだ。仮の町の呼称は「イメージがよくない」(渡辺利綱町長)として使っていない。
町幹部は「仮の町は端的に説明しやすい言葉なので使うこともあるが、落ち着いて生活できない印象も与える。呼称は検討課題だ」と話す。
2012年06月28日木曜日
2223
:
チバQ
:2012/06/30(土) 11:43:17
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206290005
山田町長選・上 2陣営具体策見えず
2012年06月29日
閑散とした山田町中心部のポスター掲示場
亡夫の思い出を語る仮設住宅の女性の声に耳を傾ける
震災で757人が犠牲になった(20日現在、県発表)山田町で7月3日、任期満了に伴う町長選が告示される。3期務めた現職沼崎喜一氏(69)が引退し、前町商工会専務佐藤信逸(57)、元高校教諭東海林和彦(67)両氏の新顔対決が予想されている。震災から約1年4カ月、被災地のリーダーをどう選ぶのか。
「大変だったねえ」。24日夕、東海林氏は自宅近くの仮設を訪ね歩いていた。戸口に現れるのは、夫の急死が震災関連死と認められず、「悔しい」と嘆く女性(69)。船をなくし、「漁師はやめたでば」と肩を落とす男性(80)―。
漁師塾を作り、全国から若者を呼び込むなどの政策を打ち出している東海林氏だが、まずは被災者の嘆きに耳を傾ける。握手の後、「政治に期待なんてない」と言い切る男性まで出てきた。「震災、復興の遅れ。みんな疲れているんですよ」
初めて選挙に出た4年前の町長選に比べ、痛感するのは空き家の多さという。有権者は前回より1800人減り、約1万4500人。震災死に加え、職を求める若者が流出し続ける。
20日にあった佐藤氏の決起集会も、よくある選挙の風景とは異なっていた。頑張ろう三唱の前に、全員が起立し、ギター伴奏で歌ったのは「故郷(ふるさと)」。佐藤氏はもっぱら「町民の間で希望が薄れている」という危機感や団結の大切さを説く。
ふたりともなかなか具体策には言及しない。「これでは比べようがない」。佐藤氏の集会参加者には、歯がゆそうに話す人もいた。
それは被災者への配慮、ということだけではない。昨年8月、隣の大槌町長選では、元総務課長や元議長らが復興手法について自説をぶつけ合ったが、山田町長選に名乗りを上げた2人に行政経験はない。「住民合意の早期形成」「町民と一体となった町づくり」など、従来との違いはにじませるものの、なかなか踏み込めない。
論戦の相手になるはずの行政出身者が出ないことも、影を落とす。有力視された副町長が「体調不調」で固辞。近隣自治体などに勤める町出身者も手を挙げなかった。
「被災から日が浅かった大槌町長選のころと違い、一応復興計画ができた今は、早く進められるかどうかが課題。住民からは、どうしても遅いと批判される。難しさの分かる行政内部の人間ほど、出たがらないんじゃないか」。沿岸部の別の首長は話す。実際、大槌町長選後、沿岸部であった釜石市長選、岩泉町長選は、ともに現職が無投票で当選している。
「これでいいはずがない」。山田町議の本木敏明さん(60)は憤る。12年前の町長選で初めて立候補予定者討論会を開いた。主張を明確にさせ、選ばれる側にも、選ぶ側にも責任を問うた自負がある。
ましていまは、町を造り直すとき。復興事業のため、今年度当初予算は前年の2倍に膨れ上がっている。かつてない権限を持つリーダーを選ぶのだ。討論会準備に奔走し、選挙管理委員会にも持ちかけたが、結局かなわなかった。
いまも「討論会をやらないのか」と町民から電話がかかってくる。「町民はまだあきらめていない」と思う。その熱を選挙に吹き込めないか。悩んでいる。
2224
:
チバQ
:2012/06/30(土) 11:43:37
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206300001
山田町長選・下 復旧の足並みそろわず
2012年06月30日
仮設店舗や事業所が点在する山田町中心部
海から500メートル。津波とその後の大火災をぎりぎり免れた山田町役場から、かつての街を見下ろすと、最近あちこちにできたプレハブ店舗が目に飛び込んでくる。大半は中小企業基盤整備機構が建てており、町内に25カ所ある。8月には34カ所に増え、計143店(事業所含む)が入る。
家の基礎だけの荒野が広がっていた1年前に比べ、一見復興が進んだようだ。でもばらばらに立地している分、どこにどんな店があるのか、地元の人もなかなか分からない。隣の宮古市が4カ所に30店、大槌町が7カ所85店と、集中立地させているのと対照的だ。山田にはさらに自力再建の店もあるのだ。
町社会福祉協議会の買い物バスは、店舗案内をアナウンスしながら走る。町民の間では、支援団体作成の店舗マップが人気だ。
本来は公共用地に集中させるはずだったが、2千戸の仮設住宅建設で土地を使い果たし、商工会関係者らがかつての自宅や店の跡地を提供し、自らも一角に入居するなどした。民有地でも集中立地は可能だが「早く店を」という声に押され、調整できなかった。
とはいえ、住宅新築は自粛している津波被災地だ。数年以内に土地のかさ上げなどをする際には、店舗は撤去する約束だ。だが、そのとき、街の本格復旧がすすんでいなければ、立ち退き交渉がもめ、復興を停滞させかねない。
「本当は、町がみんなに我慢させなきゃいけなかったんだよ」。公園に張ったテントの商店街で2年頑張るつもりだったというカメラ店経営、昆尚人さん(37)は行政の力不足を嘆く。昨年6月スタート時に9店あったテントの仲間は次々に出て行き、3店だけ。昆さんも7月、仮設店舗に入るが、客が来てくれるかどうか気がかりだ。
5月の豪雨で、のり面が崩れた山田町織笠の仮設住宅団地。現場はまだブルーシートがかけられ、重機がうなりをあげて土砂を動かしている。「表面は固めてくれたが、団地の裏ではまだ沢水がわき出している」。崩れたのり面のすぐ上に住む佐々木誠さん(62)はなお不安そうだ。
もちろん仮設の災害復旧工事より、心待ちにしている移転先の土地造成が始まらないことが一番の気がかりだ。町は県と覚書を結び、来年度末には公営住宅入居とうたうが、「用地交渉が順調に進めば」という条件つき。ここでも問われるのは、用地交渉を始め、地域で時には相反する利害をまとめる指導力だ。
28日夜、ある陣営の集会に参加した住民10人に「実行力」「知識」「情熱」の三つのうち、何を一番に候補者を選ぶのか尋ねてみた。回答は順に7人、2人、1人だった。「口だけじゃだめ。今回はとりわけそうなんです」。ある女性は力を込めて語った。
山田町長選の投開票は7月8日、行われる。
2225
:
チバQ
:2012/06/30(土) 12:50:46
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206280011
鈍い反応、討論も不発/県内議会
2012年06月29日
●大飯原発再稼働決定に県内議会/福島市・いわき市「反対」を否決
野田政権の関西電力大飯原発の再稼働決定に、県内の市町村議会で反対の決議や意見書の可決が相次いでいる。しかし、原発事故の被害が深刻な自治体で議決したのは南相馬、浪江、川俣、飯舘の4市町村のみ。福島市やいわき市は自民党系会派などの反対で否決され、「脱原発」を掲げた被災県の自治体としては、「鈍い反応」が続いている。
28日のいわき市議会。大飯原発の再稼働に反対する決議案が賛成少数で否決された。
決議案は「福島原発事故の原因究明も終わらず、事故発生の場合の避難計画や新たな原子力規制機関の設置もない」と指摘し、「福島の悲惨な経験を全く無視するような国の判断は時期尚早」と批判する内容だ。
無所属と民主・社民系議員らで作る会派が提案、共産、公明が賛成したが、自民系会派や電力労組出身議員らでつくる連合系労組会派が討論なしで反対にまわった。賛成14、反対19。提案者の福嶋あずさ市議(民主)は「被災地の自治体議会だからこそ、決議に大きな意味を持つのに」と残念がった。
政府が判断を表明する前の7日。全会一致で反対の意見書を可決したのは、町の一部が計画的避難区域になった川俣町議会。「いまだ16万人が避難生活を強いられ、除染も賠償も進まず、先行きに展望をもてない状況だ」と再稼働に反対する理由を説明した。
13日には南相馬市議会、20日には浪江町議会が同趣旨の意見書を可決。飯舘村議会は21日、「原発からの脱却を強く求める」との意見書を可決した。
浪江町役場が避難している二本松市、浜通りから多くの避難者を受け入れている会津若松市、喜多方市の各議会も同様の意見書を可決した。
しかし、22日の福島市議会は僅差(きんさ)で否決。共産4人と社民・護憲連合3人の共同提案に、公明の4人、保守系会派の議員らが賛成したが、賛成17、反対19だった。
各会派の討論では、賛成討論に2議員が立ったものの、反対討論はないまま無記名投票で否決された。反対にまわったのは自民・保守系の最大会派の13人と民主系会派の4人ら。反対派の市議は「再稼働を認めた地域の事情を理解せずに他自治体の決定に横やりを入れるのはどうか」などと口をそろえるが、提案者側は「民主的な議論もせずに否決だけするのは議会として恥ずかしい」と話す。(本田雅和)
2226
:
チバQ
:2012/07/02(月) 01:43:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070100169
奥山仙台市長が入院=尿管結石で1週間
仙台市は1日、奥山恵美子市長が仙台市立病院に入院したと発表した。市によると、30日夕方、自宅で背中左側に激痛を訴えて同病院に搬送され、尿管結石と診断された。
入院期間は約1週間。奥山市長は、3日から市内で開催される世界防災閣僚会議で東日本大震災からの市の復興状況を報告する予定だったが、これを含め入院中の公務は副市長が代行する。 (2012/07/01-18:21)
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2227
:
とはずがたり
:2012/07/02(月) 11:12:41
>>2226
俺も尿路結石の持病持ちだが1週間も入院とは何事か?!
俺なんか激痛で病院行っても検査だけしてじゃああとは利尿剤飲んでおしっこと一緒に出してね,とぽいちょされるのに(;´Д`)
結構でかい石なんか??
2228
:
チバQ
:2012/07/03(火) 00:55:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t11028.htm
復興プランで攻防戦 名取市長選スタート
大橋信彦氏
佐々木一十郎氏
任期満了に伴う宮城県名取市長選が1日告示された。立候補したのは、ともに無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)。市内沿岸部が壊滅した東日本大震災から1年3カ月。復興のつち音がいまだ聞こえぬ中、市が昨年策定した震災復興計画の見直し論議が浮上、被災住民の要望をどこまで反映させられるかが争点になりつつある。市政の継続か見直しか。8日の投票日に向け論戦がスタートした。
大橋氏は午前9時すぎ、名取市手倉田の事務所前で第一声を上げた。
大橋氏は「市民とともに考え、行動する新しい名取を目指し、皆さんの力を借りて『市民市長』になることを約束する」と強調。震災復興では閖上地区の復興プラン見直しに言及し、住民が希望する場所への住宅早期着工を主張した。
大橋氏は「リセット名取」がキャッチフレーズ。鈴木弘二後援会長は「課題が山積みの名取市を再び活気ある街にするのは大橋さんだ」と現市政の転換を呼び掛けた。
佐々木氏は午前6時半、津波で被災した同市閖上日和山にある神社で必勝祈願。午前9時半すぎ、増田3丁目の事務所前で第一声を上げた。
「全力復興」が旗印の佐々木氏は市の復興計画に触れ「みんなの思いはまちまちで一つのプランにまとめ上げていくことの難しさを感じている。下増田・閖上のまちづくりにみんなの思いを実現させるため、力いっぱい頑張る」と訴えた。応援演説の議員らは「緊急時のかじ取りで船長を変えてはいけない」と市政継続を呼び掛けた。
同市の震災復興計画は昨年10月に決定。市は下増田地区を集団移転、閖上地区を区画整理の現地再建策で復興させる方針だが、閖上のプランについては住民の反発が強いため、市は事業認可申請を延期し住民の個別面談を行うことを決めている。
<大橋信彦(68) 自然保護団体代表 無新>
おおはし・のぶひこ 1944年3月20日、名取市生まれ。山形大卒。電通に入社しメディア・営業部門に勤務し2002年退職。01年名取ハマボウフウの会代表。
<佐々木一十郎(62) 市長 無現(2)>
ささき・いそお 1950年1月10日、仙台市生まれ。東北工大中退。酒造会社社長、市議2期、市商工会副会長などを経て、2004年市長選で初当選。
2012年07月02日月曜日
2229
:
チバQ
:2012/07/03(火) 00:56:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t11022.htm
現新2氏の争い 名取市長選告示
任期満了に伴う宮城県名取市長選は1日告示され、ともに無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)が立候補を届け出た。東日本大震災からの復旧・復興の在り方が主な争点。投票は8日行われ、即日開票される。
大橋氏は「被災した方々のため希望場所に早く新しい住まいをつくることを、いの一番にやる。安心して将来を考え、生きる希望が見いだせるようにしたい」と語った。
佐々木氏は「いま求められているのは一日も早い震災からの復興。2期8年の支援をさらに広げ、名取の復興が成し遂げられるよう力を寄せていただきたい」と話した。
大橋氏は海岸の自然保護活動などで培った人脈を頼りに草の根的な運動を進め、街頭や個人演説会で訴えを浸透させる。
佐々木氏は市内全域に張り巡らせた後援会支部による組織戦を展開。地元選出国会議員や県議、市議らの応援を受ける。
名取市では、津波で被災した閖上地区の現地再建型復興計画に住民から異論が出ており、論戦の焦点に浮上している。
6月30日現在の有権者は5万7251人。
◎名取市長選立候補者
<大橋信彦(おおはし・のぶひこ)>68 無新
自然保護団体代表(電通社員)名取市、山形大
<佐々木一十郎(ささき・いそお)>62 無現(2)
市長(市議(2)、酒造会社社長)仙台市、東北工大中退
2012年07月02日月曜日
2230
:
チバQ
:2012/07/03(火) 21:58:49
http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040075000c.html
福島第1原発:東電おわび行脚 対応に怒る浪江町長
毎日新聞 2012年07月03日 21時25分
東京電力福島第1原発事故の「おわび行脚」で福島県と原発周辺13市町村を訪問していた同社の下河辺和彦会長と広瀬直己社長は3日、浪江町や南相馬市などを訪れ全日程を終えた。同町では、町の質問状への回答書を持参せずに反発を招き、広瀬社長が予定を変更して夕方に再訪する一幕も。一連の訪問では自治体から賠償問題を中心に注文が相次いだ。
3日午前に訪れた両氏に対し、浪江町の馬場有(たもつ)町長は「美しい町を離れて481日目。長いつらい悔しい生活だ。町民1万4000人はバラバラに避難している」と訴えた。回答書がないことを知ると「はなはだ憤りを感じる。誠意がない」と一喝した。
質問状は、事故直後の町への連絡体制を問う内容。東電は先月の事故調査報告書で「(昨年3月)13日から社員が訪問」と記載したが、町側にその記録はないため3日までの回答を求めていた。広瀬社長が再訪時に持参した回答も同趣旨で、馬場町長は「でたらめ。全部うそです」と反発を強めた。
両氏は就任翌日の6月28日の佐藤雄平知事を皮切りに自治体を順次訪問した。「線量が高く戻るに戻れない。できるだけ早く財物賠償を」(渡辺利綱・大熊町長)、「説明が後手で、市民は『再び事故が起きるのでは』と不安を抱えている」(渡辺敬夫いわき市長)などと厳しい注文を受けた。【泉谷由梨子】
2231
:
チバQ
:2012/07/03(火) 23:04:10
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120703_6
県議会民主会派が分裂へ 態度不明確、綱引きも
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小沢一郎元代表が2日に民主党離党を表明したことを受け、県議会の民主党会派の県議23人の分裂は避けられない情勢だ。岩手日報社の取材では、現時点で明確に離党の意思を表明しているのは1人のみ。「残留する」との回答は2人いる。ただ、多くの議員が態度を明確にしておらず、今後、流動的な側面も残される。小沢氏を中心に一枚岩を誇ってきた民主党県連も、県選出国会議員の分裂によって動揺が広がっている。
「未定」とした議員の中には「小沢氏の今後の行動が見えない」といった声や、「支持者と相談したい」との意見もあり、県連内では既に、小沢氏に追随する構えの勢力と、残留意向の議員の間での綱引きも始まっている。
「新党の公約を見てから(離党について)判断する人もいる」とする議員もおり、国政の動向や自らの支持基盤、地域事情なども絡み、各県議とも難しい決断が迫られそうだ。
(2012/07/03)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/670
◇連合系県議、新党合流せず
民主党の小沢一郎元代表が離党表明し、新党結成に向けて動き出したことで、同党の県議23人は多くが同調する見通しだ。ただ、同党の有力な支持団体「連合」系議員を中心に党残留を明言する議員もおり、分裂は必至。態度を決めかねている県議には、県連幹部が新党参加へ説得を強めると見られる。
同党県連代表代行の菊池長右ェ門衆院議員(比例東北)は2日、県議会棟で、県議にこれまでの経緯を説明。「国政、県政ともに流動的だが、どう動いた場合もぜひ一枚岩で行きたい」と述べ、一致結束して行動するよう呼びかけた。
ただ、新党への合流について、県連幹部や小沢氏の地元・奥州市の県議たちは前向きだが、連合系の県議たちは否定している。
盛岡選挙区の軽石義則氏は「連合の方針が変わらない限り民主党に残る」と明言。北上選挙区の高橋元氏も「連合が『新党に行け』ということはないだろう。民主党でやる」と話した。連合系以外の一部県議からも「小沢さんへの同調は100%ない」との声が上がった。
態度を決めかねている議員も多く、沿岸部のある県議は「支持者と相談しないと決められない」と述べた。
県議会で同党会派が分裂した場合、第2会派の自由民主クラブ(12人)と拮抗(きっこう)する可能性もある。このため、党は分裂しても、統一会派の結成に期待する声もある。内陸部のある県議は「同じ方向に向かってきた仲間。一緒になって行動することもある」と話した。
◇民意の受け皿、大変いいこと…知事が歓迎
達増知事は2日、県庁で取材に応じ、小沢氏の離党表明を、「民意の受け皿になる政党ができるのは大変いいこと」と歓迎。民主党籍を持つ自身の今後について、「小沢氏と日本を改革しようとやってきた。今まで以上に一緒にやっていきたい」と述べ、「小沢新党」に参加する意向を示唆した。
◇国民の理解得られる…小沢氏後援会
小沢一郎後援会水沢連合会の小野寺伝会長(80)は2日、奥州市内で記者会見し、小沢氏の離党表明について、「(消費増税に)反対の立場を貫いた小沢先生の行動に国民からも理解を得られると思う。何回党を作り、立て直しても、国民のための政治という初心は貫いてほしい」と語った。
(2012年7月3日 読売新聞)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8695-8696
県議会の本会議開会前、菊池長右エ門衆院議員(比例)が控室を訪れた。前日、小沢氏が語った内容を伝え、「岩手は今まで一枚岩でやってきた。どういう状態になっても一枚岩で行きたいのでお願いします」と呼びかけた。
県議たちは、凍り付いたように無言だった。それは、できない相談だったからだ。会派には連合系の議員もいる。元連合岩手副会長の高橋元県議は「民主党でこのまま行動していく」と明言する。普段なら即座に小沢氏に同調する衆院4区の県議さえも、口々
に「すぐに決められない」。
「個人的には心は決まっている」という佐々木順一・県連幹事長は、こう言うしかなかった。「一定の結論を導き出すよう努力する。今の時点で表明するのは差し控えたい」
2232
:
チバQ
:2012/07/04(水) 22:30:28
党残留を表明したのは同党の有力な支持団体「連合」系などの3人。一方、新党参加を明言したのは小沢氏の地元・奥州市の郷右近浩氏だけだ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120703-OYT8T01460.htm
民主離党届の3氏は除籍…県議ら去就迷う
民主党は3日の常任幹事会で、離党届を提出した衆院議員37人を除籍(除名)する方針を決め、参院議員12人の離党を認めた。社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で反対しても、離党届を提出していない議員は党員資格停止処分にとどめる。これ以上の離党者を出さない狙いだ。処分の方針は党倫理委員会の議論を経て正式決定される。
県関係の国会議員では、同法案の衆院採決で反対し、離党届を提出した小沢一郎元代表(4区)、畑浩治(2区)、菊池長右ェ門(比例東北)の3衆院議員は除籍処分の方針となった。
離党届を提出しなかった議員では、同法案の衆院採決で反対した階猛衆院議員(1区)は党員資格停止2か月の処分、棄権した黄川田徹衆院議員(3区)は厳重注意にする方針。同法案の採決前に離党届を提出した主浜了(岩手選挙区)、藤原良信(比例)の両参院議員は、離党が承認された。
除籍処分の見通しになった菊池氏は「私にとっては屁(へ)でもないが、『武士の情け』が感じられない。我々は、本来の民主党の姿に戻そうとしただけだ」と語り、執行部を批判した。
国会では「小沢新党」に向けた動きが着々と進む中、県議会では対応を決めかねている議員は多い。
読売新聞が民主党会派の県議23人に取材したところ、3日現在、党残留を表明したのは同党の有力な支持団体「連合」系などの3人。一方、新党参加を明言したのは小沢氏の地元・奥州市の郷右近浩氏だけだ。
内々に新党への参加を決めた県議も多いようだが、「後援会と相談して決める」と迷う県議もおり、小沢氏に近い県連幹部が説得攻勢を強めることも予想される。
県連の佐々木順一幹事長は、会派として結論を出す時期について、「先延ばししても良くないが、今、判断時期を断定するのは適切でない」と明言を避けた。
(2012年7月4日 読売新聞)
2233
:
チバQ
:2012/07/04(水) 22:33:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120704t31016.htm
民主・小沢氏集団離党表明 岩手県議会、他会派が熱視線
民主党の小沢一郎元代表らの集団離党表明を受け、岩手県議会では3日、分裂が不可避となった最大会派民主党(23人)の動向に他会派の注目が集まった。分裂に乗じた勢力の拡大や、交渉団体への格上げといった思惑や臆測が飛び交った。
県議会(48人)の会派別勢力は=グラフ=の通り。民主党は定数の半数近くを占める。 民主党会派は3日、前日に続き議員総会を開き、今後の対応を協議した。同日までに、連合岩手を支持母体とする2人が党残留を明言する一方、小沢氏の地元・奥州選挙区の2人は離党の意思を示した。
党に残留した国会議員3人の地盤や支持者が重なる県議らの対応にも温度差があり、会派内でさまざまな思惑が入り乱れる。
党県連の佐々木順一幹事長は「政局は日々動いている。適切な時期に会派としてそれぞれの意向を確認し、対応を決めたい」と話した。
民主党が仮に、ほぼ半分に「離党組」と「残留組」へ分かれた場合、第2会派の自由民主クラブ(12人)といずれも同規模となり、会派間の駆け引きが激化しそうだ。
自民クのベテラン県議は「9月定例会までには分裂後の会派間で連携の動きが出てくるのではないか」と推測。2003年4月の県議選後、自由党系会派に最大勢力の座を奪われて以降の主導権獲得も見据える。
第3会派で、交渉会派の要件に1人足りない地域政党いわて(4人)は「離党する人、残る人の割合によって対応は変わる。いずれにせよ県政界は大きく変わる」と今後の経緯を注視する。
無所属県議(3人)の中には、分裂後に無所属議員が増えて、そうした人たちによる交渉会派の結成を望む声も。ある県議は「離党してそのまま会派に属さない人たちが出るはずだ」と話す。
2012年07月04日水曜日
2234
:
チバQ
:2012/07/04(水) 22:34:39
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120704_1
新党情報見極め、協議続行を確認 県議会民主会派
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県議会民主党会派の県議23人は3日、県議会議会棟で議員総会を開き、小沢一郎元代表が民主党に離党届を提出したことを受け、今後の対応を協議した。小沢氏らによる新党結成の動きなどの情報収集を進め、協議を続けていくことを確認した。離党した国会議員らが結束した行動を求める中、離党に慎重な議員も少なくない。分裂は避けられない見通しで、各議員の動向が注目される。
議員総会では、会派代表の佐々木順一・党県連幹事長が小沢氏らの離党届提出を報告。各議員が情報収集するなどして、離党するかどうかについては協議を重ねることとした。
佐々木幹事長は議員総会後、記者団に対し「全員がまとまって行動するのがベストだと思っている」とした上で「最後は政治家としての判断。それを最終的には聞かないといけない」と強調。「速やかに結論を出したいが、当面は議会を優先しながらも協議は継続する」と説明した。
(2012/07/04)
2235
:
チバQ
:2012/07/04(水) 22:40:26
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207040001
小沢王国分裂 右往左往の県議たち
2012年07月04日
民主党県連事務所。離党した小沢氏と残留組の階氏のポスターが並ぶ=3日午後2時、盛岡市大通3丁目
民主党県連代表でもある小沢一郎・元党代表が離党を宣言し、「もはや政権交代した民主党ではない」と切り捨てた翌3日、小沢氏を含む県内の国会議員5人が民主党から除籍された。所属県議らは連日会議を続けるが、結論は出ない。
小沢氏の写真、県選出の国会議員、県議らの氏名、リンク先などを載せていた県連のホームページの画面は「ただいまリニューアル中です」とだけ表示するようになった。
しかし、盛岡市大通3丁目の雑居ビル5階にある民主党県連事務所は、「主」だった小沢氏の党ポスターや、衆院選挙区の4人のポスターが張られたままだ。離党騒ぎの対応に追われ、手が回らないという。
県連事務所には残留した平野達男復興相(参院選挙区)と階猛衆院議員の事務所も入っている。
平野復興相は3日の閣議後会見で、やや顔を紅潮させた。「岩手県議団の中にも、引き続き連携してやりたいと言っていただいている方もおられる。強力に連携して、復旧復興を進める」と秋波を送る。
その民主会派の県議たちは、分裂を先送りするのが精いっぱいだ。
一般質問が続く県議会。会派控室で引き続き総会を開いたが、結論は出なかった。
佐々木順一県連幹事長は「個人の意思表示はいつかは聞かねばならないが、今は議会審議に集中するのが議員の務め」と足早に控室に戻った。
「どうしたものか」。元矢巾町助役の高橋昌造氏は3日朝、支持者に電話をかけまくった。元々「無所属・民主党推薦」で当選したので小沢氏との距離は近くない。支持者は「原点に返って無所属で」「今のままで引き続き頑張って欲しい」などと意見は分かれ、自分の腹も決まらなかった。
3日現在、朝日新聞が民主会派の全県議に取材した結果は表の通りだ。
労組系の議員はほぼ残留が確実なほか、一も二もなくついていかねばならないはずの、旧自由党出身や小沢氏のおひざ元・衆院4区の議員は大半が決めかねている。
衆院4区の県議の一人は「民主に残るにも、このタイミングでの増税は地域に厳しい。出るにも、どんな新党になるか見通しがつかない」と打ち明ける。
民主党の支持率も新党への期待もかんばしくない。「行くも地獄、残るも地獄」の現状が選択をさらに難しくしている。
2236
:
チバQ
:2012/07/05(木) 23:28:43
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120704-OYT1T01228.htm
「小沢党員」でない…岩手一の「王国」も分裂
民主党
民主党の小沢一郎元代表の地元・岩手県奥州市の同党県議団で、小沢氏の結成する新党への参加を巡って対応が分かれ、県下一の「小沢王国」が分裂する事態となった。
読売新聞の取材に対して、奥州選挙区選出の5人の同党県議のうち、佐々木努県議が「小沢新党」には合流せず、党に残留する意向を表明。渡辺幸貫県議も残留する方向で最終調整していることを明らかにした。
同市は県内でも小沢氏の影響力が強いことで知られ、昨年9月の県議選では同党が5議席を独占した。
しかし、4日の読売新聞の取材に対して、佐々木氏は「平野復興相を始め、復興に向けて頑張る人を支えるのが民主党県議の務めだ。新党では国政に大きな影響を与えられない」と述べ、党に残留する考えを明らかにした。地元への影響については「私はあくまで民主党員で、『小沢党員』ではない」とした。
渡辺氏も「国と一体となって復興を進めたい」と話し、党に残留する方向で最終調整を進めていることを明らかにした。
一方、小沢氏に近い、残る3人の県議は「小沢先生が目指すものを見てみたい」(郷右近浩県議)などとして、「小沢新党」への参加を明言。その結果、同市の同党県議団は分裂することになった。
これまでの読売新聞の取材では、同党会派に所属する県議23人のうち、党に残留する県議と「小沢新党」に合流する県議の数は拮抗している。
(2012年7月5日08時04分 読売新聞)
2237
:
チバQ
:2012/07/05(木) 23:32:52
http://www.asahi.com/politics/update/0705/TKY201207050572.html
岩手県議長、民主残留を明言 離党県議は少数か関連トピックス小沢一郎
民主党残留を明言した佐々木博・岩手県議会議長=4日、県議会
岩手県議会の佐々木博議長(60)は5日、民主党の小沢一郎元代表の離党に同調せず、党に残留することを表明した。その他にも、明言はしていないが約半数は残留する見込みで、離党する県議の方が少数にとどまる可能性が出てきた。小沢氏の影響力が低下したことの表れとみられる。
「議会最終日に言うつもりだったが、色々言われているから。結論(残留)はだいぶ前から決めていた」。県議会棟の議長室前で5日、佐々木氏は記者団に語った。
佐々木氏は残留する階猛衆院議員(岩手1区)と同じ地盤の盛岡選挙区選出だ。「階先生にはすでに意思を伝えてある」と言う。残る決断をした理由について「東京に陳情に行ったときには、政府と民主党、自民党を回る。民主党から変わらない方が復旧・復興のためにはいい」と話した。
2238
:
チバQ
:2012/07/05(木) 23:37:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120705-OYT8T00057.htm
奥州の民主県議団分裂
民主党の小沢一郎元代表の地元・奥州市の同党県議団で、小沢氏の結成する新党への参加を巡って対応が分かれ、県下一の「小沢王国」が分裂する事態となった。
読売新聞の取材に対して、奥州選挙区選出の5人の同党県議のうち、佐々木努県議が「小沢新党」には合流せず、党に残留する意向を表明。渡辺幸貫県議も残留する方向で最終調整していることを明らかにした。
同市は県内でも小沢氏の影響力が強いことで知られ、昨年9月の県議選では同党が5議席を独占した。
しかし、4日の読売新聞の取材に対して、佐々木氏は「平野復興相を始め、復興に向けて頑張る人を支えるのが民主党県議の務めだ。新党では国政に大きな影響を与えられない」と述べ、党に残留する考えを明らかにした。地元への影響については「私はあくまで民主党員で、『小沢党員』ではない」とした。
渡辺氏も「国と一体となって復興を進めたい」と話し、党に残留する方向で最終調整を進めていることを明らかにした。
一方、小沢氏に近い、残る3人の県議は「小沢先生が目指すものを見てみたい」(郷右近浩県議)などとして、「小沢新党」への参加方針を明言。その結果、同市の同党県議団は分裂することになった。
これまでの読売新聞の取材では、同党会派に所属する県議23人のうち、党に残留する県議と「小沢新党」に合流する県議の数は拮抗(きっこう)している。
(2012年7月5日 読売新聞)
2239
:
チバQ
:2012/07/05(木) 23:42:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00000063-mailo-l06
選挙:来年の知事選 全首長が再選支持 市町村重視の姿勢評価 /山形
毎日新聞 7月5日(木)11時30分配信
来年2月13日の任期満了に伴う次期知事選で、県内全35市町村の市町村長たちが、再選を目指す吉村美栄子知事を支持する意思を決めたことが4日、分かった。
2日に県内の全13市の市長をメンバーとする「吉村知事を支持する市長の会」(会長・市川昭男山形市長)が結成された。また、県町村会会長の遠藤直幸山辺町長によると、全22町村長も吉村知事の支持を決めた。
尾花沢、村山、東根、天童、山形、上山、長井、南陽の8市の市長が4日県庁を訪れ、吉村知事を支持する意向を伝えた。
加藤国洋尾花沢市長が「温かい県民目線で県政運営している。昨年の震災では牛の全頭検査を全国に先駆けてやってもらい、風評をぎりぎり抑えられた。恩返しを一生懸命やりますので、ぜひ頑張ってください」と述べるなど、各市長が激励。吉村知事は「温かい応援の言葉をいただき心強く思いました。山形を元気ある県にしていきたい。よろしくお願いします」と応えた。
市長の会副会長の土田正剛東根市長は面会後、「知事の市町村を重視した姿勢が市長たちを動かした」と語った。遠藤町長は「知事が町や村の意見をよく聞いてくれていることを皆が評価した」と話している。【安藤龍朗、浅妻博之】
7月5日朝刊
2240
:
チバQ
:2012/07/06(金) 22:12:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120705-OYT8T01334.htm
民主県議の残留「11」新党「9」
県議会の民主党会派(23人)で、同党の小沢一郎元代表が結成する新党に参加せず、民主党にとどまる県議は11人で、新党に参加する方針の県議9人を上回っていることが5日、読売新聞の取材で分かった。残り3人は態度を明確にしておらず、週明けにかけて、双方による説得工作が活発化しそうだ。
◇未定は3人…説得工作活発化も
読売新聞が、5日までに同党会派に所属する23人を取材したところ、同党の有力な支持団体「連合」系の県議や、小沢氏の地元である奥州市の県議2人を含む計11人が、党に残留する意向を示している。
その理由として、被災地の復旧復興を実現するためには、与党にとどまった方が得策だとする県議が多い。
一方、同党を離党し、新党に合流する見通しの県議は、小沢氏の影響力が強い県南部の県議を中心に9人となっている。対応を明らかにしていない3人は若手で、いずれも地元後援会と相談して決めるという。
今後、巻き返しを図る小沢氏周辺が、「残留派」に対して本格的な切り崩しを図ることも考えられ、最終的な勢力図の確定は、週明けにまでもつれそうだ。
◇盛岡で「脱小沢」加速か
「小沢新党」への不参加を決断した階猛衆院議員(1区)の地元県議2人が5日、読売新聞の取材に対し、相次いで民主党にとどまる意向を表明した。
佐々木博議長(盛岡選挙区)は「与党にとどまり、復旧復興に全力を注ぎたい」と理由を説明。また、高橋昌造県議(紫波選挙区)も「残留を決めた。復興を成し遂げないといけない中で、国政と県政がねじれてはいけない」と話した。
1区内の同党県議は4人いるが、既に残留を表明した軽石義則県議(盛岡選挙区)を含めた3人が、党にとどまる意向だ。残る高橋但馬県議(同)は対応を明らかにしていないが、階氏の秘書を務めた経歴から、「階氏と行動を共にするのではないか」との見方が広まっており、県都・盛岡市で「脱小沢」の動きが加速することも予想される。
◇増税反対の請願不採択
県議会総務委員会が5日開かれ、消費増税に反対する請願の採択を巡り、民主党県議4人の意見が割れた。請願は反対多数で不採択となった。
「消費税増税に反対する請願」と「消費税増税関連法案の廃案を求める請願」は、委員長を除いて、民主党4人、自由民主クラブ3人、地域政党いわて1人、社民党1人の計9人で採決された。
その結果、地域政党と社民党の各1人と、民主党の伊藤勢至県議が賛成に回った。伊藤県議は増税が被災者の負担増になるとして、「(被災者という)ハンディキャップを重要視した政策をしてほしい」と訴えた。
一方、残る高橋元、田村誠、佐々木努の3県議は請願採択に反対した。既に民主党残留も明言している高橋県議は「課題を議論し、改善を図ってもらう意見を提出していくのが良い」と意見を述べた。
(2012年7月6日 読売新聞)
2241
:
チバQ
:2012/07/06(金) 22:20:34
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207060005
県議長も民主残留
2012年07月06日
民主党残留を明言した佐々木博・県議会議長=4日、県議会
県議会の佐々木博議長(60)は5日、民主党の小沢一郎元代表の離党に同調せず、党に残留することを表明した。その他にも、明言はしていないが約半数は残留する見込みで、離党する県議の方が少数にとどまる可能性が出てきた。小沢氏の影響力が低下したことの表れとみられる。
◇
「議会最終日に言うつもりだったが、色々言われているから。結論(残留)はだいぶ前から決めていた」。県議会棟の議長室前で5日、佐々木氏は記者団に語った。
佐々木氏は残留する階猛衆院議員(岩手1区)と同じ地盤の盛岡選挙区選出だ。「階先生にはすでに意思を伝えてある」と言う。残る決断をした理由について「東京に陳情に行ったときには、政府と民主党、自民党を回る。民主党から変わらない方が復旧・復興のためにはいい」と話した。
小沢氏の地元、奥州選挙区の5人の県議も分裂する見通しだ。小沢氏に同調して離党するのは郷右近浩氏、後藤完氏、及川幸子氏の3人にとどまり、渡辺幸貫氏、佐々木努氏の2人は残留する見込み。5期目で議長経験者の渡辺氏は「これまで何度も選挙を戦ってきたんだから」と自負をのぞかせた。
朝日新聞の5日までの取材では、会派「民主党」所属の23人のうち離党が確実な県議は8人。一方、残留が見込まれる県議は11人で、態度不明は4人。
県議会の第2勢力の自民党会派「自由民主クラブ」は現在12人。「民主党」内で13人を取ればかろうじて最大会派を保つ。会派内で水面下の綱引きが続いているとみられ、残留を決めた県議は5日、「13人に届きそうだ」とホッとした表情を見せた。
一方、小沢氏に近い県議らは「何も話せない」と一様に口が堅かった。
離党する県議は、自らに近い国会議員の影響が大きい。喜多正敏氏(岩手選挙区)の地元は、離党した主浜了参院議員と同じ滝沢村。取材に「主浜先生の判断を重く受け止める」と同調する姿勢を見せた。
判断が揺れているのは当選回数の少ない若手だ。2期目の小野共氏(釜石選挙区)は「自分の思いや後援会、今後の展望などいろいろと考えなければいけない。ぎりぎりまで考える」。1期目の名須川晋氏(花巻選挙区)は「地元の皆さんの意見を聞かないと決められない」と話す。
2242
:
チバQ
:2012/07/06(金) 22:32:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120706t11027.htm
復興論議かすむ争点 両陣営、閖上「現地再建」名取市長選
新人と現職の一騎打ちとなった名取市長選は、8日の投票に向けて舌戦が展開されている。立候補しているのは、いずれも無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職の佐々木一十郎氏(62)。両候補とも東日本大震災からの復興を最優先課題に取り上げるが、主張に明確な違いがなく争点はかすんでいる。
選挙戦は、津波で被災した閖上・下増田地区の復興が焦点となっている。両候補は演説会の冒頭、閖上地区の土地区画整理事業(121.8ヘクタール)による現地再建策に触れ、多くの時間を割く。
市の計画で、居住区は貞山堀西側から仙台東部道路東側(約80ヘクタール)の1カ所に限定されている。これには津波浸水域に再び住むことへの不安から反対の声が上がり、市は(1)区画整理事業地の西側拡大案(2)集団移転案(3)個別移転案−などを検討する姿勢を見せる。
大橋氏陣営は市の現地再建策に加え、仙台東部道路西側への新コミュニティー「ゆりあげ村」の建設や同所への木造災害公営住宅の早期着工、公園と避難場所を兼ねた築山「スーパー日和山」建設を公約する。
大橋氏は「住民が東部道路の西側に移りたいと何度か要望を出したが、市は聞く耳を持たなかった。安全な所に安心して暮らせる家がほしいという人々の望みをかなえたい」と主張する。
佐々木氏陣営は、多重防御とかさ上げによる津波防災対策の安全性を強調。今月中旬から地権者への個別面談を実施し、住民の意向を把握すると訴える。閖上に戻れない住民のために、選択肢を検討するとしている。
佐々木氏は「国の制度には限界があり、できないことをさもできるかのように言うのはいかがなものか。住民の意向を聞いて希望が実現できるよう工夫し、国に要望していく」と理解を求める。
閖上復興をめぐる両氏の主張は、「現地再建」を基本としている点で共通している。移転を希望する住民への対応については、大橋氏の公約に対し、佐々木氏は「制度上、可能か国から明確な回答がない」としており、違いが鮮明でない。
一方、内陸部の振興策についてはそもそも論点が全くかみ合っていない。大橋氏は市の将来像として「自然と共生する社会」を説き、市内名所をつなぐ「ふるさとミュージアム」構想を提唱。佐々木氏は学校や幼稚園の配置、生活道路、トイレの水洗化など、地域課題を取り上げて施策展開を訴えている。
前回の市長選では、市民有志主催の公開討論会が開かれ、政策論争が交わされたが今回はその機会もなかった。政策的な対立軸が不明瞭で、沿岸部、内陸部ともに有権者の関心は低調のままだ。
<名取市長選立候補者>
大橋信彦 68 自然保護団体代表 無新
佐々木一十郎 62 市長 無現
【カラー顔写真】大橋信彦氏
【カラー顔写真】佐々木一十郎氏
2012年07月06日金曜日
2243
:
チバQ
:2012/07/06(金) 22:38:14
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120706_2
離党組と残留組が拮抗か 県議会民主会派
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民主党の小沢一郎元代表が離党・新党結成を表明したことを受け、県議会第1会派民主党(23人)のうち9人が離党、11人が党残留の意向であることが5日、岩手日報社の取材で分かった。3人は態度を保留する。現段階で離党組と残留組が拮抗(きっこう)する中、水面下での多数派工作が繰り広げられており、情勢はなお流動的。小沢氏の新党結成は11日に予定され、今週末にかけて綱引きが激化しそうだ。
佐々木博議長=盛岡選挙区=は5日、記者団に「新党結成より復旧・復興にエネルギーを傾けるべきだ」とし、渡辺幸貫元議長=奥州選挙区=も「消費増税と財政再建なくして岩手の復興はない」と述べ、ベテラン議員が相次いで民主党残留の意向を示した。
昨年の県議選で同党が全5議席を独占した小沢氏のお膝元、奥州選挙区では対応が二分。水沢区が地盤の及川幸子氏、郷右近浩氏と胆沢区の後藤完氏の3人が離党を表明した一方、江刺区の渡辺元議長と前沢区の佐々木努氏は残留を選んだ。
(2012/07/06
2244
:
チバQ
:2012/07/06(金) 22:45:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120706t31010.htm
小沢氏離党、奥州の県議分裂 2人民主残留「現実を直視」
民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)の集団離党問題で、地元・奥州選挙区選出の民主党岩手県議5人のうち、県議会議長経験者ら2人が小沢氏に同調せず、党残留を決めたことが5日、分かった。残る3人は離党の意向で、小沢氏の地盤中の地盤でも分裂が決定的となった。
同選挙区(定数5)は昨年9月の県議選で民主党が独占。このうち渡辺幸貫、佐々木努の両氏が残留を表明した。
渡辺氏は1993年の小沢氏の自民党離党以降、常に行動を共にし、県議会議長も務めた。「増税による財政再建は避けられない。小沢氏には県民の多くが夢を託したが、この現実を直視する時が来た」と語った。
佐々木氏は、「政権与党に残って復興に取り組みたい。水沢高の先輩でもある平野達男復興相(参院岩手選挙区)を支える。後援会にも頑張れと言われた」と述べた。
一方で、同選挙区の後藤完氏は5日、「小沢氏の考えは間違っていない」と離党の意向を示した。これで小沢氏と行動を共にするのは、既に離党の意向を表明した及川幸子氏と郷右近浩氏を合わせた3人となった。
県議会最大会派の民主党(23人)のうち、党に残る「残留組」は半数を超える勢いとなっており、この日は現職議長の佐々木博氏(盛岡選挙区)も「離党はしない」と明言した。
2012年07月06日金曜日
2245
:
チバQ
:2012/07/06(金) 22:47:14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207060168.html
'12/7/6
小沢新党、地元岩手で伸び悩み 県議会第3勢力に転落かシェアする
新党結成を控える小沢一郎元民主党代表が地元岩手県で、同調者の伸び悩みにより苦戦を強いられている。民主党会派県議23人のうち、新党参加者は民主党残留組よりも少数にとどまる公算が大きい。「小沢王国」と呼ばれてきたが、民主、自民両党に次ぐ県議会第3勢力に転落しそうな情勢だ。
「知らない番号から携帯に電話がかかってくる」。態度を決めかねている当選1回の民主党県議の携帯には、小沢氏が離党届を提出した2日以降、未登録先からの電話が相次いだ。離党、残留をめぐる綱引きは水面下で活発化している。
民主党県連幹部は、小沢氏が離党を表明すれば県議の大半が小沢氏と行動を共にすると見込んでいた。だが実際には、有力支持団体の連合出身者をはじめ、少なくとも10人が民主党に残る考えを固めている。5議席を民主党が独占する小沢氏のお膝元、奥州選挙区でも2人が小沢氏からたもとを分かつと明言した。
奥州選挙区選出で長年小沢氏と政治行動を共にしてきた渡辺幸貫わたなべ・こうかん県議は「(小沢氏のように)大衆迎合ばかりでは、いかがなものかと感じた」。民主党残留を決めた平野達男復興相と同じ高校出身の佐々木努ささき・つとむ県議は「震災復興に取り組んでいくために復興相を支えていきたい」と話す。
23人の半数以上が民主党にとどまれば、小沢氏の同調者は自民党会派(12人)にも届かずに第3勢力に転落する。
5日の県議会総務委員会では反消費税増税を掲げる小沢氏の威光に陰りが見えた。消費税増税に反対する請願を協議したが、民主党県議4人のうち賛成したのは1人だけで、3人が反対に回り、不採択となった。
予想外の事態に小沢氏に近い民主県連関係者は「県議の多くが政権党のうまみから離れられなくなっている」とうらみ節を口にした。
2246
:
チバQ
:2012/07/06(金) 22:58:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000083-mailo-l03
県議会:民主、11人残留へ 「離党組」最大9人程度 /岩手
毎日新聞 7月6日(金)11時40分配信
民主党の小沢一郎元代表が新党結成を表明したことを受け、分裂が不可避となった県議会最大会派・民主党(23人)で、5日までに11人が党に残留する意向を固めたことが毎日新聞の取材で分かった。小沢氏の結成する新党に合流する「離党組」は、現状では最大9人程度にとどまる見込みで、かつて数の力で絶大な影響力を誇った小沢氏の求心力の低下は一層顕著になるとみられる。
県連所属の国会議員8人のうち、小沢氏を含む5人が離党、3人が党に残留するなど、足並みの乱れが県議団にも波及している。
これまで労組系の高橋元県議ら3人が早期に残留の意向を表明していたが、5日には佐々木博議長ら5人が新たに残留を明言。佐々木議長は「新党を結成しても組織を拡大するにはエネルギーが必要。それよりも現在の立場で復旧復興を優先すべきだ」と説明。また、小沢氏の地元・奥州市選出の渡辺幸貫県議も「県議会議員の一員として判断した。消費増税はやむを得ない」と話した。
当初、「県議会開会中に混乱をきたすのはよくない」などとして、離党か残留かの態度表明について「残留組」で一部慎重な意見もあったが、離党組の水面下での切り崩しがここ数日で激化したことから、早期の態度表明で退路を断ったとみられる。残る数人も既に残留の態度は決めており、地元支持者らへの説明を経て数日中に表明する見通しだ。
一方、離党組は現時点で8人程度が固まったものの勢力の広がりを欠き、最終的に第2会派・自民民主クラブ(12人)を下回る可能性もある。ただ、まだ4人が流動的であることから多数派形成に向けた水面下での駆け引きが続きそうだ。【金寿英】
7月6日朝刊
2247
:
チバQ
:2012/07/07(土) 10:57:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120707t31008.htm
小沢氏離党 県内首長に波紋 「復興へ政治の安定を」
民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)らの集団離党をめぐり、地元・岩手県関係の国会議員や県議の対応が真っ二つに割れる中、県内の首長たちには戸惑いや不透明な政局への不安が広がる。小沢氏の行動に理解を示す声がある一方、沿岸被災地の首長たちは「復興に向けて何よりも政治を安定させてほしい」と訴える。
小沢氏の地盤・奥州市の小沢昌記市長は6日、取材に対し「(消費税増税法案をめぐる)民主党の強引な採決の在り方は正しいのか。小沢先生の行動は国民との約束を果たそうとしたものだ」とのコメントを出した。
同じ4区内で、離党しなかった平野達男復興相(参院岩手選挙区)の出身地でもある北上市。高橋敏彦市長は3日の定例記者会見で、党分裂について「国への要望ルートが増えてしまうと、一つ一つが実現しにくくなるのではないかという心配がある」と懸念した。
被災地・陸前高田市の戸羽太市長。5日の定例会見で「小沢さんは信念を通されたんだろう」と受け止めながら「あれだけの離党騒ぎでも、被災地からすれば何も変わっていないし、何も良くなっていない」と、永田町と被災地との距離感をにじませた。
2009年の宮古市長選で、民主党などが推薦する候補と戦った山本正徳市長は「(小沢氏は)波風立てないでほしい」。釜石市の野田武則市長は「政治状況がどうあれ、復興を停滞させてはならない」と注文を付けた。
2012年07月07日土曜日
2248
:
チバQ
:2012/07/08(日) 16:26:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120708t11020.htm
対立候補動きなし 角田市長選、告示まで1週間
任期満了に伴う宮城県角田市長選は、15日の告示まで1週間となった。現職で再選を目指す大友喜助氏(61)=無所属=以外に立候補の動きはなく、無投票になる可能性が高まっている。
大友氏は昨年12月、市議会定例会で立候補を表明。6月3日に同市角田大町であった事務所開きでは、東日本大震災からの復興や昨年策定した第5次長期総合計画の推進などを掲げ、「角田発展へ共に前進しよう」と再選への意欲を語った。
一時期、対立候補として市議ら複数の名前が浮上したが擁立には至らず、選挙戦になるムードは見られない。
大友氏陣営のある市議は「いつ選挙戦になっても対応できるよう準備を進めている」と話す。告示直前に大規模な総決起大会などは開かず、地区単位の市政報告会に力を入れる。
今回無投票になれば2000年の市長選以来12年ぶり。選挙になった場合、投票は22日に行われ、即日開票される。
6月1日現在の有権者は2万6344人。
2012年07月08日日曜日
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