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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ
898
:
チバQ
:2009/10/13(火) 16:31:34
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091007ddm041040005000c.html
ニッポン密着・政権交代:愛知・設楽ダム 町長選に反対派候補 戸惑う「推進」民意
日が暮れると、虫の音しか聞こえなくなった。計画提示から36年を経て、今年2月に設楽(したら)ダム建設の受け入れを正式に決めた愛知県設楽町。水没予定地で生まれ育ち、ダムとの共生に道筋をつけた前町長、後藤米治(よねはる)さん(75)の自宅を民主党政権が発足した9月中旬、近くに住む幼なじみが訪ねた。
「おれら、どうなるのかかな」「さあな。困ったもんだ……」。人口約6200人の山あいの町でも、「公共事業の見直し」を進めようとする新政権に戸惑いの声があがっている。
ダム計画が浮上した当時、町民の大部分は反対した。「なんでおれらの町が沈むのか」。だが、主要産業の林業は衰退し、若者は次々と町を出ていった。「ダムを受け入れ、補償で町を再生しよう」。いつしか、そんな空気が支配した。
後藤さんも町長就任前はダム反対協議会会長を務めていた。「ノスタルジーだけでは生きていけない」。初当選後、町民の思いを受け止め、条件交渉入りを意味する国の立ち入り調査を認めた。17年前のことだ。調査受け入れを町議会が承認した日、町役場を出ると一人でダム建設予定地の川べりに腰かけた。「結局、国と県に負けたなあ」。川面に向かってこうつぶやいたことを覚えている。
「町にとってダムは治らない病みたいなもの。おれの足と一緒。仲良く付き合わないと」。衆院選公示前、ダム関連工事が始まった。「民主党は少し遅かったね」。後藤さんは50代で不自由になったという足をさすった。
□
もうすぐ町の将来を占う選挙がある。任期満了に伴い、13日に告示、18日投開票の町長選だ。ダム推進の前副町長(59)、ダム容認の元県職員(65)と、「ダムは環境生態系に影響する」として、その賛否を問う住民投票実施を訴える元教師、伊奈紘(ひろし)さん(64)の三つどもえの構図になるとみられる。
「八ッ場(やんば)、川辺川の次は設楽だ」。伊奈さんは民主党が政権公約に「中止」と明示した川辺川(熊本県)と八ッ場(群馬県)両ダムを含む全国143のダム事業を「順次見直す」とした前原誠司国土交通相の発言に期待を寄せる。
明確な反対派の出馬は20年以上なかった。伊奈さんが事務局長を務める市民団体は昨年、住民投票を求める約1500人分の署名を集めた。「町長選で私に投じられた票は、ダム反対票と見ていい。仮に負けても数字は大きな意味を持つ」と強気だ。
□
設楽ダムの水没予定地では高齢化が進む。八橋(やつはし)地区で一人暮らす村松たかゑさん(77)の周囲では移転に伴う補償交渉が本格化した。ダム完成が近づけば、下流の豊橋市に住む長男と同居するつもりだ。「もう少し若ければ町内に家を建てたけどねえ」
ダム建設で、八橋を含む7地区124世帯の暮らしが湖底に消える。住民286人の平均年齢は約60歳。07年の調査では、2地区で65歳以上の割合が半数を超え、65歳以上の独居老人は26人もいる。国の意向調査によると、水没世帯の32%が町外への移転を希望している。
「この家には愛着がある。だから役人に言った。『水没ぎりぎりまでいるぞ』って」。前町長の後藤さんは幹回り1メートルを超える庭のイチョウを見上げ、つぶやいた。幼いころ、自分と同い年だと祖父が教えてくれた。最期まで、この木に見守ってもらえないのも仕方がないと、気持ちの整理もつけた。「今さらダムを止められても、この年齢じゃ何もできん」
政権交代後初の町長選は、ダムとの共生を目指す民意を改めて問うことになる。基幹産業のない「限界集落」の再建に、民主党政権はどう向き合おうとしているのか。【伊澤拓也】
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■ことば
◇設楽ダム
1973年に愛知県設楽町の豊川上流に計画された多目的ダム。受益者は、県と豊橋市など下流の5市1町。今年2月に国、県、町が建設に同意する協定書に調印、8月4日に取り付け道路拡幅などの関連工事が始まった。総貯水量は八ッ場ダムにほぼ匹敵する9800万立方メートルで、14年度に着工し20年度完成予定。総事業費約2070億円。09年度末までに事業費ベースで約10%が投入される。これとは別に道路整備など水源地域対策に約903億円が投じられる。
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