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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

857名無しさん:2009/10/02(金) 20:22:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20091001-OYT8T01234.htm

「反対」党議拘束、効果なく「可決」

空港部を廃止する条例改正案を採決した県議会総務委員会。自民党からも賛成者が出た  県議会総務委員会は1日、県が提出した県空港部を廃止する条例改正案を採決し、前日に「反対」で党議拘束をかけた最大会派の自民党からも賛成者が出て、賛成多数で可決された。7月の知事選や先の衆院選での敗北の後遺症を引きずる自民党は、参院静岡選挙区補欠選挙(8日告示、25日投開票)で勝利して反転攻勢のきっかけとしたい考えだが、党の結束の乱れや求心力の低下を露呈する事態となった。

 条例案は、県庁全庁を挙げて静岡空港の利用促進を図る――との趣旨で川勝知事が提出。これに対し、自民党県議団は9月30日の議員総会で、「一致団結して議案に反対する」として党議拘束をかけた。

 1日の委員会では、議案に反対する自民党の委員から「地元との連携や空港整備が不十分。(空港部廃止は)拙速だ」、賛成派の委員から「立ち木問題などで隠蔽(いんぺい)体質がある空港部は問題がある」などの意見がそれぞれ出された。採決では、採決に加わらなかった委員長を除く5人の自民党委員のうち、須藤秀忠、豊岡武士両委員が賛成に回り、浜井卓男委員(議長)は採決に加わらず棄権。残る2委員が反対した。民主党系会派の委員らが賛成し、結局賛成7、反対2、棄権1で改正案は可決された。

 委員会終了後、須藤委員は記者団に「立ち木問題があった時に空港部は廃止されるべきだった。胸を張って堂々と賛成した。恥じることは何もない」、豊岡委員も「空港部を廃止し、利活用に取り組むべきだ。県民負担を増やさないという観点から、あえて賛成した」とそれぞれ語った。浜井委員は「委員会での質疑を聞き、議論してから(党議拘束をかけるかどうかを)判断するのが議会のルール。(委員会中の決定は)委員会を否定する行動だ」と述べ、県連執行部を批判した。

 これに対し、県連は委員会後、須藤委員らを処分することを決めた。県連の小楠和男幹事長は1日夕、記者団に対し、「残念の一言。造反者は処分する。処分内容は決めてある」と述べた。

 県連は知事選の際、候補者擁立を巡って県連の方針に反する行動をしたとして所属5県議を処分したほか、衆院選を巡っても、党公認候補以外の候補を公然と応援したとして浜井氏を処分するなど、足並みの乱れが目立っている。参院補選を目前に控えたこの時期の混乱について、小楠幹事長は「自民党員として、選挙は選挙でやってもらえると信じている」と述べ、補選には結束して対応する考えを強調したが、今回処分者を出せば新たな党内対立の火種にもなりかねない。

 条例改正案については、公明党が1日の議員団会議で、7日の本会議での採決で賛成することを決めた。県議会事務局によると、委員会での採決の結果は本会議での採決を拘束するものではないが、「委員会と本会議の判断が異なった例は、静岡県議会ではないのではないか」という。自民党の動向はなお不透明で、改正案の行方も予断を許さない。

(2009年10月2日 読売新聞)


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