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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

854名無しさん:2009/10/02(金) 20:17:16
>>852-853

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091002ddlk22010261000c.html
県議会:空港部廃止議案、自民の亀裂が表面化 総務委員会で可決 /静岡
 ◇党議拘束に2議員造反
 県議会の総務委員会(11人)は1日、県が提出した空港部廃止案を賛成多数で可決した。民主党4人と公明党1人に加え、自民党の2人が党議拘束に反して賛成に回った。同党県連幹事長の小楠和男県議は、2人の造反について「党の約束に違反した」と批判。処分する考えを示したが、一気に表面化した党内の亀裂が深まる可能性は否めない。廃止案の可否を最終的に決める7日の本会議採決をにらみ、党内の綱引きが激化しそうだ。【浜中慎哉、竹地広憲】

 県は8月、静岡空港の滑走路を300メートル伸ばし、当初計画の2500メートル化を実現。これを受け、川勝平太知事は「空港部の役割は終わった」と主張し、県議会9月定例会への廃止案の提出に踏み切った。

 これに対し、自民党は「年度途中に組織を変えるべきではない」との理由で、小楠幹事長ら執行部の主導で反対で党議拘束をかけることを決定。川勝知事に真っ向から対決する形になった。

 総務委は1日、この廃止案をめぐって採決。委員長を含めた自民党県議は過半数の6人を占め、党議拘束に従えば否決のはずだったが、議長で自民党の浜井卓男氏が採決前に退席した。

 この結果、委員長を除く9人の採決に持ち込まれ、同党の豊岡武士氏と須藤秀忠氏の2人が造反し、賛成7人、反対2人で可決した。

 採決後、須藤氏は「党議拘束はおかしい。信念に従った」と党方針を公然と批判。豊岡氏は廃止案について「全庁を挙げて静岡空港の利活用の促進につなげる前向きな取り組みだ」と評価し、「処分されるのはやむを得ない」と言い切った。

 ◇補選へ引き締め 「踏み絵」で不満噴出
 空港部廃止案をめぐる自民党県議内の混乱は、川勝平太知事が当選した7月の知事選以来、中堅・ベテランを中心にくすぶり続けていた執行部への不満が噴出した形だ。廃止案への賛否を「踏み絵」に、結束を確かめる賭けに出た執行部だが、かえって党を揺さぶる危うい状況となった。

 自民党は知事選で敗れ、県議会の過半数を占める最大勢力でありながら「野党」に転落。8月30日の衆院選でも民主党に惨敗した。自民党の金城湯池といわれた「保守王国」だけに、その陰りは一層際立つ。

 今回の造反の背景には、1年半後の県議選を意識し「川勝知事と硬直的に対決するのは得策ではない」との計算もにじむ。一部には第2会派の旗揚げを探る動きもあり、波乱含みとなった。

 党議拘束をかけての「反対」について、県連幹部は「参院補選の前に民主党との対決姿勢を見せるべきだ」と話す。川勝知事との対決を浮き立たせ、党内を引き締める狙いがあるとの解説だ。

 対する「賛成派」は、川勝知事の知事選担ぎ出しに動いた中堅・ベテランが中心。川勝知事を「搭乗率保証なども反対姿勢を貫いていて、ぶれていない」と評価する声もあり、温度差は大きい。参院補選の候補者選びが執行部だけで進んだことへの不満もある。

 党の「起死回生」がかかる参院補選で民主党に一枚岩で対決できるか。情勢は不透明だ。【浜中慎哉、松久英子】


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