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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

829名無しさん:2009/09/17(木) 20:15:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090917-OYT8T00102.htm

県議会と国政ねじれ
自民、静観の構え


県議会本会議の一般質問で、石井知事に新政権への対応を質問する民主党の山上正隆県議(中央)(16日、県議会で)  鳩山首相が16日誕生し、民主、社民、国民新3党による連立政権が発足した。県内の3党関係者から歓迎の言葉が相次いだが、県議会や市町村議会では依然、自民党が多数派を形成し、国政とねじれている状況だ。民主党県連は来夏の参院選をにらみ、市町村議会でのてこ入れを図る。一方、自民党は引き続き存在感を示したい考えだが、政府への発言力が事実上、失われるため、有権者の支持を失うことを懸念している。

■県内では少数派 政権交代を果たした民主党だが、県内の地方議会では依然として少数派で、野党の立場は変わらない。県議会では無所属を含め自民党27人に対し、民主党は2人。民主党県議らで作る会派は3人で、会派代表質問もできない状態だ。同党の地方議員がいない自治体も県内で11市町村に上るなど、国と地方との間に「ねじれ」が生じている。

 同党はこのねじれを解消しようと、県連は年内に行われる高岡、射水、滑川市議選などに照準を定め、候補者の擁立作業を進めている。その背景には、来年の参院選で、同党公認候補を擁立し、当選させたいという考えがある。

 自民党が県政界を牛耳る保守王国の牙城を崩そうと、民主、社民、国民新の3党は2007年参院選、今回の衆院選で共闘して挑んだが、いずれもしこりを残してきた。参院選では3党で擁立した森田高氏が当選後に国民新党に入党。民主党県連内では「国民新に取られた」との恨み節が今も消えない。

 今回の衆院選では3区で民主、社民両党が無所属の候補として相本芳彦氏を擁立したが、選挙戦終盤に県内入りした石井一・民主党副代表が「公認しておけばよかった」と発言するなど、共闘のもろさを露呈した。

 また、民主党は参議院で過半数に達しない。参院選でも大勝し、過半数を獲得するため、党公認候補を出すのは「党本部の至上命令」(民主党県連幹部)。ただ共闘に頼らないとなると、「(参院選は)かなり厳しい戦いになる」として、地盤強化のため、地方議員の増員を図る。

■不協和音 一方で、社民党内には参院選での3党統一候補を擁立すべきとの声が上がっており、民主党との間で思惑の違いが現れ始めている。

 社民党副党首で、県連代表の又市征治氏は12日、富山市内で「富山では無所属統一候補のほうがまとまりやすい」と述べ、「民主党から出れば当選するという声もあるだろうが、果たしてそうだろうか。いつまでも民主の風が吹いているとは限らない」とけん制した。

■野党 政権の座から滑り落ちた自民党だが、県政界では圧倒的与党に変わりはない。ねじれが生まれても「基本的に変わらない」との意識は強い。ただ、自民党県連・坂田光文幹事長は「国への要望で、これまでの太いパイプを発揮できない場合、自治体側が自民党との間に距離を置く恐れがある」との懸念を抱く。

 新政権の目玉の一つ、「子ども手当」をとっても、「衆院選でばらまきと批判しただけに反対したいが、手当を期待する有権者に接する機会が多いだけに反対しにくい」(県議)との嘆きも聞こえてくる。

 ある自民党県議は「政策によっては否決する可能性は十分ある。今はお手並み拝見といったところ」と、民主党の政権運営を静観する構えだ。

(2009年9月17日 読売新聞)


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