したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7963チバQ:2021/03/07(日) 13:01:39
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/politics/chuplus-213765.html
【独自】村議、一斉に進退表明へ 長野・喬木、新人発掘で定数割れ回避狙う
2021/03/07 05:00中日新聞Web

【独自】村議、一斉に進退表明へ 長野・喬木、新人発掘で定数割れ回避狙う

2017年12月、初めて土曜日に開かれた一般質問に臨む議員と職員たち=長野県喬木村議会で

(中日新聞Web)

 長野県喬木(たかぎ)村議会(定数一二)は六月の村議選を前に、二十五日の全員協議会(全協)で、現職十二人全員が、自身が出馬するかどうか表明することを決めた。出馬しない場合、後継候補のめどが立っているかどうかも明らかにする。立候補者が不足して定数割れになるのを防ぐため、出馬予定の動向を共有する狙い。各議員らが協力して新人を発掘する。 (飯塚大輝)

 地方議員のなり手不足は、中山間地域の町や村を中心に全国で深刻化しており、珍しい取り組みとして注目を集めそうだ。

 進退を決めていない議員は、その旨、表明する。四月、五月にも全協を開き、進退と後継者の有無の確認を続ける。

 各回の全協を公開とするかどうかは議員が当日判断する。議会事務局は、村民から問い合わせがあった場合、個人名を伏せた上で立候補予定の現職の人数、めどが立った後継候補の人数を伝える。村民とも広く情報を共有し、候補発掘につなげる。

 二〇一七年の前回村議選では現職六人が引退し、後継発掘が難航した。告示一カ月前になっても立候補予定者は九人前後しかいなかったという。最終的に十二人が出馬し、無投票当選した。

 なり手不足解消に向け、一七年十二月定例会からは、夜間や休日にも本会議を開くようになった。議員報酬も二〇年度、月額十四万三千円から十五万円に引き上げた。

 しかし今回も、六月八日告示まで三カ月近くになっても、出馬に向けた動きは活発化しておらず、定数割れの懸念があるという。

 議会運営委員会の後藤章人委員長は「コロナ禍で、引退議員やその支援者が後継を話し合う場が設けにくい状況も踏まえた」と説明している。

専門家「評価できる試み」

 地方自治に詳しい早稲田大マニフェスト研究所の中村健事務局長の話 現職全員が進退を事前に発表する試みは、全国的にも珍しいのではないか。議会ぐるみの取り組みとして評価できる。村民にとっても有益な情報なので、会議は原則、公開して構わないだろう。出馬を決断していない村民の名前をあげて話し合う場合などに、その部分だけ非公開にすればいい。

全国の町村議、2割超が無投票当選 19年統一地方選

 高齢化と人口減少を背景に、地方議員のなり手不足は深刻化している。二〇一九年の前回統一地方選の町村議選では、全体の定員四千二百三十三人に対し、立候補者は過去最少の四千七百七十五人で、競争率の平均は一・一三倍と低水準だった。定員に占める無投票当選者の割合は過去最高の23・3%に達し、政令指定都市の市議選の3・4%、市議選の2・7%と比べて突出していた。

 立候補者数が定員を下回る定員割れは、愛知県幸田町や長野県辰野町、同県山ノ内町など八町村議選に上り、一五年の統一地方選の四町村議選から倍増した。

 町村議の高齢化は進んでおり、一九年七月時点の平均年齢は六三・九歳で、六十歳未満は24・4%にとどまった。町村議の報酬は、都道府県議や市議などと比べて低く、出馬の意欲低下を招いているとの指摘がある。各地で議員定数を削減し、一人当たりの報酬額を増やす動きがある。

 なり手不足から、一七年には高知県大川村が議会を廃止し、有識者が予算や条例などを審議する村民総会の設置を検討する意向を表明。最終的に導入は見送られた。 (鈴木龍司)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板