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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7950チバQ:2021/02/25(木) 20:53:25
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region首都圏出身2村議、異例の構図 長野・南箕輪村長選
2021/02/25 10:30朝日新聞デジタル

首都圏出身2村議、異例の構図 長野・南箕輪村長選

中央アルプスと南アルプスに挟まれ、平地も多い南箕輪村

(朝日新聞デジタル)

 多くの地方が過疎・高齢化に悩むなか人口を伸ばし続ける南箕輪村で、任期満了に伴う村長選(4月6日告示、同11日投開票)が16年ぶりの選挙戦になりそうだ。転入者の多さを象徴するように、立候補表明した2人とも首都圏出身の移住組。外から見た目で村民に南箕輪の魅力を語る、異例の構図となっている。

 現職の唐木一直氏(72)が引退を表明し、2人の村議が「我こそは」と手を上げた。横浜市出身の小坂泰夫さん(54)と、東京都世田谷区出身の藤城栄文さん(41)=いずれも無所属。すでに水面下で熱い戦いを始めている。

 同村は伊那盆地にあり、伊那市と箕輪町に挟まれている。今年2月1日現在の人口は1万5756人で、2015年より693人、1990年と比べると5090人も増えた。

 増える理由は、住みやすさと雇用面。製造業が盛んで仕事を見つけやすい。村内に五つの保育園があり、働き盛り世帯の支援にも努めている。2016年の人口データでは、自然増(死亡者より出生が多い)が43人、社会増(転出より転入が多い)が137人。特筆されるのは30代、40代が多い点で、高齢化率は23・1%(17年)にとどまる。

 小坂さんは同村内にある信州大農学部の受験に失敗し、村内の叔父の家で農業を手伝いながら浪人した。一浪して同校に進み、卒業後は村役場に7年勤める。民間会社を経て村議になり、当選5回。

 自身を「ハイブリッド」と評す。都会育ちだが、母親の実家が南箕輪。そのため、「僕が関わった村民は親戚を中心とした『在(ざい)』の人が多い」と話す。在は古くからの村民のこと。「今の村は間違いなく移住者の方が多くなっています」

 移住者の流入を促した大きな理由が「日本一の子育て村」というスローガンだったとみる。「日本一」と打ち出したことで、村は懸命に子育て施策を続け、周りからも「子育てをするなら南箕輪」とみられるようになった、と考えている。

 半面、小坂さんは問題も感じ始めている。

 「区や組に入ってくれない人が増えているんです。そのため、移住者が増えることを嫌がる『在』の人もいて。そこをどういう仕組みや意識で解決するかが今後の課題だと思います」

 藤城さんは中央大を卒業後、東京都江戸川区役所に入って7年間働いた。「チャレンジしたい」と退職し、公益財団法人日本フラッグフットボール協会の立ち上げに参画したという経歴の持ち主。協会の常勤職員をしている時、妻の実家がある伊那市高遠町に魅せられたと振り返る。

 2017年、妻が村に保健師として採用されたのをきっかけに、協会職員を辞めて地域おこし協力隊員として村に移住した。「移住・定住の担当になって、村を知ることから始めました。給料は安かったけど、非常に勉強になった。『この村、面白くて可能性あるな』と思いました」

 2年後、村議に立候補して当選。今回、なにより訴えるのは村の魅力だ。「東京での生活と比べると食生活がぜんぜん豊か。食べ物はおいしいし、移動のストレスがない。人があったかい」

 移住者と代々の住民とがぎくしゃくする地域もあるが、「ここにはしがらみはありません。地域おこし協力隊員が村長になるなんてたぶん日本初。私が村長になることがなにより移住のPRになると思います」

 昨年12月1日現在の有権者数は1万2428人。(依光隆明)/politics/asahi_region-ASP2S77KVP2NUOOB001.html


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