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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7471チバQ:2019/06/13(木) 10:36:15

https://mainichi.jp/articles/20180925/ddm/041/040/138000c?inb=ys
女性最年少 32歳町長、突っ走る 議員と摩擦、それでも改革「全部やる」
毎日新聞2018年9月25日 東京朝刊
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 豪雪地帯・新潟県津南町(つなんまち)で、全国最年少の女性首長、桑原悠(くわばらはるか)町長(32)が当選して24日で3カ月を迎えた。平均年齢54・8歳(2015年)、人口約1万人の過疎地の変革を託された東大院修了の2児の母を追った。【南茂芽育】

 町議会9月定例会初日の10日。「『もうかる農業』のため、役場に専門の人材を置きたい」--熱弁を振るう桑原氏に、ベテラン町議から「そんな人が見つかるめどはあるのか」などと矢継ぎ早に質問が飛んだ。桑原氏が隣の副町長と少し言葉を交わすと「真面目に答えて」と詰め寄る町議。桑原氏が「金切り声を上げないで、冷静に」と呼びかけると、騒然となった。


 散会後、桑原氏は「また言われた」と顔をしかめながらも「めげてる場合じゃない」と闘志をあらわにした。

 津南町の兼業農家の長女。国連で働くことにあこがれ、早稲田大社会科学部3年生の時に米オレゴン大に留学した。現地は果樹農業が盛んで繁盛する小さな店も多かった。「こんな豊かな田舎もある。郷土で働くのもいいかも」と思い直した。

 地方自治を学ぼうと東京大公共政策大学院に進学後の11年3月、町は長野県北部地震で1000棟以上の家屋が被害を受けた。「今なら知識を復興に役立てられる」と町議選に立候補し、最年少候補として話題を集め、25歳でトップ当選した。

 だが、現実は厳しかった。その年の末に議会をネット中継する構想が持ち上がった。「1年かけて話し合う」と言う先輩議員に「遅い」と異を唱え、3カ月で実現させたが、煙たがられるようになった。結婚し15年に議員の産休制度を実現させたが、議会内の視線を意識して自身の産休は2カ月しか取れなかった。

 今年2月、前町長が引退を表明。「町長ならもっと町を変えられる」と考え、家族の反対を押し切って町長選へ立候補した。町の今年度一般会計予算は前年度比6・3%減の約65億円。町営病院の赤字補填(ほてん)など財政は火の車。後継者選びが頓挫した前町長支持者の支援も受け、6月24日の町長選では共産党系の候補と192票差で薄氷の勝利を飾った。

 「参加できるまちづくり」を掲げているが前途は多難だ。「人に頭を下げない」「新人らしくない」と年配町議たちの間には不満がくすぶり、批判につながっている。町職員からは「まだ様子見段階」と冷めた声も聞こえる。

 故郷で踏ん張る理由について、桑原氏は言う。「子供たちにこのままの町を引き継ぎたくない。一人一人がパブリックマインド(公共の精神)を持ち、町の未来を考えてほしい。4年限りだと思って、やりたいことは全部やります」

 「一緒に頑張れる仲間を見つけたい」と、課題や解決策を考える「津南未来会議」(仮称)を創設し、メンバーを募る予定だ。


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