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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7232チバQ:2019/02/01(金) 09:36:40
今回当選した18人のうち2人がトヨタ労組出身。街にはトヨタ関連の従業員も多く住む。こうした土地柄、選挙戦ではトヨタに関する後ろ向きな話はタブーとして避けられがちだが、岡本氏が敢えて切り込んだのは、現実の課題と真摯に向き合う姿勢をアピールするためだ。

 そして、筆者が強調したいのは「ナマズ論」だ。渡辺氏は応援演説の中で、「江戸時代にウナギを運ぶ際には、ナマズを入れておけば、ウナギが緊張して活きたまま運ぶことができた」ことを例えとして切り出し、「岡本さんは田原市議会の『ナマズ』になる」と訴えた。なあなあの話し合いで緊張感に欠けるきらいのある地方議会に異分子、すなわち「ナマズ」が入り込めば論議が活性化するという意味だ。さすが手練れの政治家らしく言い得て妙だった。

 実際、岡本氏のような異分子が議会に入り込むことを嫌った田原市は「議会と執行部が一丸となって岡本氏が強い地区をローラ作戦で回って岡本潰しに走った」(関係者)という。

 「ナマズの重要性」は地方議会に限らず、あらゆる組織に通じることだ。特に日本企業から活力が消え、イノベーションを起こすような製品・サービスが出なくなった理由の一つが、組織から異端児(ナマズ)を排除したことにあると筆者は考える。

 ソニーの創業者の故・盛田昭夫氏も著書でこんなことを言っている。

 「日本企業が協調やコンセンサスを強調するのはいいのだが、一歩間違うと個性の排除につながりかねない。コンセンサスばかりを強調する役員や管理職に対しては、社員の才能を引き出し、彼らのアイデアを統合する能力がないと注意している」

 岡本氏も当選後、筆者の取材に対して、「ただ議会をかき回すのではなく、政策を持った『ナマズ』として頑張る」と語った。田原市議会の今後の動きを注目したい。


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