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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7056とはずがたり:2018/10/28(日) 08:05:28
>>7055

 そして県知事選で野党連携の一角を崩すのに一役買った鷲尾氏についても当然、水面下の動きが得意の「策士」の菅官房長官は注目していたに違いない。そこで今後の政権運営を左右する新潟市長選で、野党国会議員の顔をして自民党に協力をする「鷲尾カード」を再び活用しようとしたようにみえるのだ。

三つ巴の戦いから小柳氏と吉田氏の一騎打ち状態となった理由
 しかし菅官房長官の思惑通りには推移していないようだ。選挙戦最終盤になって三つ巴の戦いから、小柳氏と吉田氏の一騎打ち状態になりつつあるというのだ。

 原因とみられるのは三つ。

 菅官房長官と佐藤副会長が産み落とした「名護市長選方式」の要とされる「期日前投票要請」への反発。2月の名護市長選や6月の新潟県知事選では「勝利の方程式」と絶賛されたが、先の沖縄県知事選と同様、企業団体締め付け選挙に対する反発が強まっているというのだ。

二つ目の誤算は、自公推薦候補だった花角知事の全面支援がないこと。

 「県知事選の支援を受けた恩返しに自民支持の中原候補の応援演説をするに違いない」と見られていたが、「花角知事は有力3候補の競う市長選で特定の候補に肩入れをすると、残りの2候補陣営に恨みを買って今後の県政運営にマイナスと考えたのでしょう」(地元関係者)。

 中央の安倍政権への悪影響よりも、花角県政を優先した判断のように見えるが、別の言い方をすれば、「安倍政権(首相)は見放された」というようにもとれる。

公明党支持者(創価学会員)の離反も見て取れる。

 吉田氏は保守系3候補乱立に加えて、自民党からも「勝てる候補ではない」として支持見送りとなったのに、自民党支持の中原氏と同等以上の戦いをしているからだ。現職市長との一騎打ち状態となった4年前の市長選で、厳しい市政批判で善戦した実績に加えて、沖縄県知事選で露呈した創価学会員の造反心理も働いている可能性があるという。

 「こんな葛藤が少なからぬ公明党支持者にはあるようです。『沖縄県知事選で示された辺野古新基地反対の民意を無視、憲法9条改正に突き進む強権的な安倍政権が支持する中原候補には入れたくないし、かといって共産党も応援する小柳候補が勝つのも嫌だ』というわけです。二つの拒絶反応が、自民党から見放された吉田候補支持につながっているようなのです」(政治アナリスト)。

 一方、保守分裂でリードしてもおかしくない野党統一候補の小柳氏は、立憲民主党主導の選対に国民民主党支持者が反発、共産党の動きが鈍かったなどの問題を抱えていたが、最終盤になって選対体制が強化されて勢いが出てきた結果、小柳氏と吉田氏とが競り合う展開となってきたという。

 28日の投開票は投票率によって結果が左右される可能性はあるが、公明党支持者(創価学会員)がどんな投票行動をするのか、自民党支持の中原氏が敗れて四連敗となるのか否かが注目される。


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