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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6901 チバQ:2018/06/16(土) 16:49:10
https://mainichi.jp/articles/20180612/ddl/k15/010/226000c
勝負の分かれ目検証’18知事選 /上 花角氏、競り勝つ 再稼働の争点回避 /新潟

毎日新聞��2018年6月12日 地方版

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 米山隆一前知事の辞職に伴う知事選は10日投開票され、自民、公明両党が支持する元副知事、花角英世氏(60)が初当選。立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の野党5党と衆院会派「無所属の会」推薦の元県議、池田千賀子氏(57)は3万7000票余りの差で敗れた。何が勝敗を分けたのか。3日間に分けて検証する。

 「折れそうな時もあったが、何とかゴールできた」。自民、公明が支持する元副知事の花角英世氏(60)は10日午後10時半ごろ、当選確実の一報を受けると、駆けつけた約300人の支持者と共に万歳三唱。その後マイクを握ってこう喜びを爆発させた。森友・加計学園問題による政府・与党への逆風も相まって、野党系の池田千賀子氏との接戦が伝えられる中、競り勝てた喜びはひとしおだった。

 2016年の前回知事選に続き、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に注目が集まった今知事選。しかし前回と違うのは花角氏、池田氏とも早期再稼働に反対する姿勢を打ち出したことだった。

 これには自公の教訓がある。前回知事選では、擁立候補が再稼働問題について明確に考えを示さなかったことで野党から「再稼働推進派」と批判され大敗した。

 新潟では野党各党が16年以降、共闘態勢を構築し国政選挙や知事選で3連勝。自公にとっては分が悪い。更には森友・加計学園問題で政府・与党には逆風が吹き荒れる。

 そうした状況下で降って湧いた知事選。負ければ政権の求心力にも影響を及ぼしかねない。自公は政府・与党として、安全性が確認された原発は再稼働させる大方針を共有しているが、その大方針を曲げてでも知事選勝利を優先させようと「政府の原発政策で候補者を縛らない」方針を早々に決めた。

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 その意図をくみ取るように、実質的に自公に擁立された国土交通省出身の花角氏は5月の立候補表明で「福島第1原発事故で皆原発に漠然とした不安を抱えていると思う。私もその一人だ」と発言。米山隆一前知事が始めた県独自の原発安全性の「三つの検証」を継承すると明言し、慎重路線を明確にした。

 自民党は当初、再稼働問題を相手の主張に合わせる「抱きつき戦略」で潰した上で、花角氏の得意分野である交通インフラ整備や観光振興などで県民の支持を得るつもりだった。だが、何としても原発を争点にしたい池田氏が、花角氏の出馬表明を受けて再稼働の是非を「県民投票などで決める」と踏み込んだ。これに危機感を抱いた花角陣営からは「もっと原発へのスタンスを明確にした方がいい」という声が相次いだ。

 そんなタイミングの5月22日、花角氏の口から出たのが、三つの検証結果を踏まえ自身が再稼働の是非を判断した後「職を賭して県民に信を問う」との発言だった。この発言を直接聞いた篠田昭・新潟市長は「これは全国どこでもやっていない決意だ」と太鼓判を押し、池田氏の県民投票に並ぶ明確な意思表明を歓迎した。

 こうして鬼門の原発問題をかわした花角氏は、観光振興や交通インフラ整備、人口減対策など本来の主要政策を熱弁。観光が主産業の佐渡市や若者の多い新潟市中央区で1万票以上の差を付け、初当選にこぎ着けた。

 だが、当選後、主張を翻した政治家は過去にも多い。花角氏は11日、記者団に対して「自分で発した言葉はしっかり守っていく」と述べた。【堀祐馬】

開票結果=選管最終発表開票結果

当 546,670 花角英世 60 無新

  509,568 池田千賀子 57 無新

   45,628 安中聡 40 無新

当選者略歴

花角英世(はなずみ・ひでよ)60 無新(1)

 [元]海上保安庁次長[歴]観光庁総務課長▽県副知事▽東大=[自][公]


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