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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ
6324
:
チバQ
:2017/07/23(日) 23:37:45
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/shizu_area/shizu_governor2017/list/201706/CK2017061102000086.html
2017年6月11日
課題の現場から<6> 茶業の再生
◆「戦略」迫られる農家
パッチワークのようにさまざまな形の茶畑が集まり、広がる牧之原台地=島田市で、本社ヘリ「まなづる」から
写真
県中南部の島田市、牧之原市などにまたがる牧之原台地。五月下旬、ヘリで上空から見下ろすと、収穫作業の進み具合によって微妙に濃淡の異なる茶畑が、モザイク状にどこまでも広がっていた。
約五千ヘクタールの茶園があり、日本最大といわれる製茶地帯だが、茶価の低迷と茶農家の高齢化で、その足元は静かに揺らぎ始めている。「十年先、自分がどうなっているか分からないから」。台地の北部、島田市金谷西原地区で茶園を所有していた農家の鈴木英雄さん(75)は、人に貸して引退することを決めた。
五年前、三十代の若手農家から、茶園集積の計画が持ち上がった。畝の向きが異なり、勾配もある茶園は機械を入れても栽培に手間がかかる。そこで、一帯の五ヘクタールを少数の担い手に集約。整地して効率化、生産強化を目指す計画だった。
鈴木さんも賛同したが、新たに植えた苗木の収穫は四年後。機械購入などの投資も考えると、もうけを出すまで十年はかかる。会社勤めの息子も継ぐつもりはない。「俺は、もうできん」。計画から手を引くことを決めた。整地の終わった茶園を見つめながら、「もともと稼ぐためというより惰性でやっていた。畑が次世代に担われてさっぱりした。ありがたいと思っている」と話した。
県の「お茶白書」(二〇一七年三月)によると、急須に入れて飲むリーフ茶の全国の一世帯当たりの支出金額は〇〇年の年間六千八百十円をピークに減少し、一六年は年間四千百九十六円に。生活スタイルや家庭環境の変化などが背景にあり、静岡茶市場での一番茶の平均単価も同様に低下傾向をたどる。農林水産省の「農林業センサス」(一五年)によると、県内の販売農家の約七割が六十歳以上。島田市の担当者は「共同茶工場では六十代、七十代がほとんど」と言う。
写真
担い手の不足、リーフ茶需要の低下、「こだわり」の高級茶と「低コスト」茶の二極化…。白書は、茶業を取り巻くさまざまな課題を挙げる。そんな中、県が本年度に打ち出したのが「茶産地構造改革事業」。高付加価値の有機栽培や大規模茶園などへの転換を、補助金を出して促す事業だ。
「ただ作るだけではもうからない。消費者を直接つかまえないと」。島田市の茶農家の男性(70)は二月、所有していた直販所を大幅に改修し、高級茶を出すカフェやレストランを開設した。引退か継続かも含めて現代の茶農家は、自ら「戦略」を立て、決断する必要性に迫られている。
お茶どころの県のリーダーを決める知事選。男性は「農家だけでは限界がある。お茶が持つ豊かさ、飲む良さも含めたお茶の文化を、もっと国内外へ発信してほしい」と、トップの指導力に期待する。
(古池康司)
<牧之原台地と静岡の茶業> 県中南部に位置する台地で明治初期、旧幕臣や、失職した大井川の川越人足によって大規模な開発が進み、一大茶園地内になった。農林業センサスなどによると、県全体の茶園面積は17400ヘクタールで全国1位。2位鹿児島の8520ヘクタールを大きく引き離す。本紙の知事選政策アンケートで、新人の溝口紀子さん(45)は茶業の振興策として「共同茶工場への再生支援を加速化。販路開拓を進め、小売り直販や海外輸出を支援する」と回答。現職の川勝平太さん(68)は「愛飲条例にのっとり県内の全小中学校に静岡茶の供給体制を作る。世界市場向けに高級茶のワインボトル版を売り出す」などとしている。
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