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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6321チバQ:2017/07/23(日) 23:36:52
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/shizu_area/shizu_governor2017/list/201706/CK2017060602100003.html
県知事選2017

2017年6月6日


課題の現場から<3> 東京五輪
◆伊豆アクセス混乱防げ

東京五輪・パラリンピックに向けて「機運を盛り上げたい」と話す佐藤和広さん=伊豆市の伊豆ベロドロームで
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 「懸案だった仮設整備費の問題にめどが立って良かった。うちが払うつもりはなかったのでほっとした」。二〇二〇年の東京五輪・パラリンピック自転車競技会場の伊豆ベロドローム(伊豆市)を所有する日本サイクルスポーツセンターの佐藤和広競技振興部長(49)は胸をなで下ろした。

 ベロドロームは日本唯一の国際規格の二百五十メートルトラックを有するが、席数は仮設を含め現状で三千席。大会にはさらなる増設が必要とされ、億単位の負担を求められる恐れがあったが、五月三十一日の東京都と政府、大会組織委、静岡県など関係自治体との連絡協議会で、仮設整備費や経費を組織委が負担することが決まり不安は解消した。

 七月、十一月には県、伊豆市と啓発イベントを開催する。佐藤部長は「本番に向けて一緒に機運を盛り上げたい」と意気込む。

 ただ、地元の受け入れ態勢については課題が山積している。選手村の場所や警備、輸送に関する計画が決まっていないためだ。伊豆市の菊地豊市長は「あと三年しかないのに何も準備に入れない。できることからやるしかない」と語る。

 県と市はベロドロームに向かうアクセス道路の整備に着手。市は独自に先行して外国語対応と自転車競技解説のボランティアを認定し、研修をしている。

 五輪は七月下旬から八月に開催予定で観光シーズン真っただ中だ。選手ら関係者や観客の輸送と、観光客の移動の両立ができなければ、渋滞で交通がまひする恐れがある。県は本年度、組織委がつくった輸送計画を検証し、会場周辺の交通対策を練る。

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 会場近隣の伊豆の国市観光協会の牧野将三会長(51)は「東京五輪は外国人を呼び込むきっかけになりチャンスだ」と期待する一方、「交通で混乱が生じないよう調整してもらいたい」と注文する。

 東京五輪は、サイクリングの裾野拡大に大きな追い風となる。川勝平太知事は「自転車競技の『聖地』に向けた動きを加速させる」と強調。県は本年度、東部五十カ所に駐輪棚や空気入れを備える「バイシクルピット」を整備する。鉄道やバスでも自転車の持ち込みを受け入れる動きが出ており、環境は整いつつある。

 伊豆市観光協会天城支部の板垣敏弘事務局長(55)は「伊豆半島全体で連携する動きが広がってきた」と歓迎。サイクリストを受け入れる宿泊施設の増加や安全に走れる道路整備を課題に挙げ、「五輪のレガシー(遺産)を観光振興につなげてほしい」と望む。

(佐久間博康)

 <東京五輪・パラリンピック費用の地元負担> 五月三十一日、東京都と組織委、関係自治体などは費用分担の大枠で合意。都と都外自治体が所有する施設の仮設整備費や賃借料などの経費は都が負担、国や民間の所有施設の場合は組織委の負担となった。都が「自治体負担」として試算した都外会場の輸送や警備などの経費計三百五十億円の割り振りは先送りされ、県の負担額は決まっていない。

 同月二十六日に三島市であった知事選立候補予定者の公開討論会で、川勝平太氏は「誘致合戦した結果なので、おもてなしの経費は負担しないといけない」と主張。溝口紀子氏は本紙の取材に「五輪の運営費は財源が見えない。県の負担をなるべく減らすようにするべきだ」と、川勝氏の姿勢に異を唱えた。


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