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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6313チバQ:2017/07/12(水) 10:38:53
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017071202000033.html
揺れる河津町 複合施設計画でリコール署名
05:00中日新聞プラス

揺れる河津町 複合施設計画でリコール署名
町選管に署名簿を提出する稲葉誠次代表(中央)=河津町役場で
(中日新聞プラス)
◆町議の対立や議論停滞
 子育てや文化活動の複合施設計画の是非を巡り、町長の解職(リコール)の賛否を問う住民投票の実施が濃厚となった河津町。町を二分する対立にまで発展したことに町民は戸惑いを隠さない。町議らの感情的な対立や、議会での議論の停滞を指摘する声が上がっている。
 計画の白紙撤回を目指し、相馬宏行町長のリコールを求める署名活動を展開したのは町民グループ「あしたの河津をつくる3168」。建設に反対する女性(73)は「若い世代に借金を残したくないので署名した」と話す。
 一方、賛成の主婦(44)は「周辺の市町と比べ整備が遅れている子育て支援施設は必要」とした上で、「署名を断ったら嫌な顔をされた。誰が署名した、しないとうわさが広がりギスギスしている」と打ち明けた。相馬町長も「町を二分しているのかなと思っている」と顔を曇らせた。
 町によると、同町笹原の南中学校跡地に計画されている施設は、鉄骨三階建て延べ二千六百平方メートルで、建設費は約十七億円。子育て支援センター、三百人収容の文化ホールなどを備え、災害時の避難場所も兼ねる。
 現在二期目の相馬町長が初当選した二〇一〇年当時から公約に掲げる施策だが、反対派の町議は「事業費が膨大で町民の理解を得られていない」と指摘。計画地の一部が津波浸水想定区域にかかっている点も問題視する。
 昨年十一月、一年間の計画延期を求める住民三千百六十八人の署名が提出された。着工を急ぐ相馬町長は一七年度中の建設費の補正予算案可決を目指し、これに対抗するように町民グループがリコール運動を始めた。
 騒動の背景に、町議会(定数一一)の対立がある。一五年度には施設基本設計の予算案を全会一致で可決。だが、当初九億円だった建設費の高騰や町民への情報開示不足などを理由に五人が反対に転じた。一六年三月の定例会では実施設計費を盛り込んだ予算案に対し賛成五、反対五となり、賛成派の議長の採決で可決された。
 町民グループの稲葉誠次代表(66)はリコール運動の理由について「建設費の予算案も可決されると事業を止められなくなる」と説明。反対派の塩田正治町議(無所属)は「賛否が拮抗(きっこう)しているのだから、慎重に進めるべきだ」と訴える。賛成派の宮崎啓次町議(同)は「議会制民主主義で多数決の意味は重い」と話し、歩み寄りは見られない。
 署名集めには、七年前に選挙で敗れた前町長や町職員OBが参加したため、「政争ではないか」と指摘する声も。ある女性は「議員一人一人が自分の意見を持って行動すれば、議会の中で解決できたのでは」と、膠着(こうちゃく)状態の議会を残念がる。
 住民投票は十月中の実施が想定され、有効投票総数の過半数がリコールに賛成すれば町長は失職。五十日以内に町長選となる。相馬町長が「出直し選挙」で当選すれば、来年四月で任期満了となり、再び町長選が実施される。選管は選挙や住民投票の費用を一回につき約六百万円と見込む。町内の四十代男性は「こんなことに税金が使われるのはもったいない。暗い話題で町が目立って残念だ」と嘆いた。
(中谷秀樹)


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