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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6172チバQ:2017/04/24(月) 17:29:29
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017042402000036.html
「強い彦根、着実に」 彦根市長選、再選の大久保さん
05:00中日新聞プラス

「強い彦根、着実に」 彦根市長選、再選の大久保さん
再選を果たし、支持者と握手を交わす大久保さん(左)=彦根市西今町の事務所で
(中日新聞プラス)
 市民は市政の継続を選んだ。二十三日に投開票された彦根市長選で、現職の大久保貴さん(53)が三つどもえの争いを制した。元市教育長の新人前川恒広さん(61)、元毎日放送記者の新人田原達雄さん(68)は、市政刷新を訴えたが及ばなかった。
 同市西今町の事務所に当選確実の一報が入ると、支持者から拍手が湧き起こった。姿を見せた大久保さんは、花束を受け取り「逆風を感じながら選挙戦に突入し、大勢の人の支援で勝利につながった。皆さんのご恩に報いたい」と頭を下げた。
 選挙戦では「全国一の福祉モデル都市を目指す」と主張し、市立病院での分娩(ぶんべん)再開や中学校のエアコン設置など四年間の実績をアピール。子育て施策の充実や歯科検診の受診料助成、彦根城の世界遺産登録などを掲げた。対立候補が財政悪化を懸念し、見直しを求めた国体関連事業にはその必要性を説いた。
 二期目に向け「強い彦根を創ると訴え、十の約束をした。それぞれ着実に進め、国体の主会場整備のほか、彦根城の世界遺産登録と観光振興、教育、子どもの貧困対策に取り組みたい」と表情を引き締めた。
◆投票率39・16% 実質最低
 彦根市長選の投票率は、二〇一三年の前回の41・82%を2・66ポイント下回る39・16%だった。戦後の混乱期を除くと、実質的には過去最低となる。投票者数は三万五千二百九人で、期日前投票は七千三百八十六人だった。
 投票率は近年、低調傾向が続いている。今回の選挙戦では、国体関連施設の整備など大型事業を推進する現職に対し、新人が見直す考えを主張した。
 大型事業の是非は、争点となり得る重要な市政課題だが、市民からは「争点として見えにくく、分かりづらい」といった声も聞かれ、市民の関心は高まらなかった。
◆問われる財政運営
 <解説> 市政継続の是非が問われた彦根市長選は、大久保さんの一期四年間の実績に、市民が一定の評価をした形となった。市民との対話を重視し、党派に偏らない姿勢を示して、民進系や保守系議員の幅広い支援を得た。
 現市政は二〇二四年の国体開催に伴う関連施設整備、市役所本庁舎の耐震化、図書館建設など大型事業を進める。大久保さんも「何十年に一度の大型プロジェクトが集中する」と認める。市の借金の割合を示す実質公債費比率は8%にとどまっているが、このままでは悪化は避けられない。対立候補は、国体関連事業の見直しによる財政健全化を訴えた。
 だが選挙戦では、財政の課題について議論が深まったとはいえず、盛り上がりに欠けた印象を受ける。他候補の票は、現市政の批判とも受け取れる。
 彦根市も多くの市と同様、高齢化が進み、財政運営は厳しさを増す。市民の声にいかに応えていくか。力量が問われる二期目となる。

 (木造康博)


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