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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6073チバQ:2017/02/21(火) 19:49:20
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170221ddlk17040327000c.html
<輪島の産廃処分場計画>住民投票不成立 市長、推進を表明 考える会「投票の自由妨害」 /石川
14:54毎日新聞

 産業廃棄物最終処分場建設を巡る19日の輪島市の住民投票が不成立となったことを受け、梶文秋市長は「(許認可権を持つ)県に方向性を出してもらう」と述べ、引き続き計画を進める考えを示した。一方、建設反対派の住民グループは「力不足だった」と不成立を残念がる一方、推進派の市議らによる棄権の呼びかけを「投票の自由の妨害だ」と厳しく批判した。【金志尚、久木田照子、道岡美波】

 梶市長は不成立が確定した同日夜、開票所が置かれた市文化会館で記者会見した。不成立に関しては「争点からは一歩引いた形の結果になった」と述べ、市民の間で十分に関心が高まらなかったとの認識を表明。「結果を見てどうだとはコメントしがたいが、いろんな考え方があった」と具体的な評価を避けた。

 今後について「県にしっかり審査してもらい、方向性を出してもらう。市としては住民が不安を感じないよう、安全性や法が守られているか最大限見ていかないといけない」と語った。

 住民投票を請求した「輪島の産業廃棄物処分場問題を考える会」代表の板谷外良(そとよし)代表(75)らメンバー約10人は、板谷代表の自宅(同市門前町剣地)で取材に応じた。板谷代表は「民意を明らかにできなかった」と落胆したが、投票に出向いた人に対し「力強く思う」と謝意を述べた。棄権呼びかけについては「投票に行く人は反対派だとレッテル貼りをされた」と憤った。メンバーの一人は「投票率50%ばかりが争点となり、建設是非の議論が深まらなかったのが残念」と語った。

 市民には今後の行方を懸念する声もあり、輪島の観光業界関係者は「開票していないがために納得できない市民もおり、問題は今後もくすぶるだろう」と案じた。

 事業者の「門前クリーンパーク」は今後、建設に向けた手続きを進める。現在、県条例に基づき環境影響評価書を作成中で、完成し次第、県に提出する。輪島市との間で環境保全協定の締結も求められており、一連の手続きが終われば県に許可申請する見込み。

 谷本正憲知事は20日、記者団に「問題は決着したと受け止めていかないと解決しない」と述べ、建設論争に終止符を打つ必要性を強調。「廃棄物処理法と条例に基づき適切に対応する」と話した。

 ◇投票率、旧市町間で開き

 住民投票の投票率は市全体では42・02%だったが、処分場予定地の大釜地区がある旧門前町に限れば、50・44%と過半数となった。一方、旧輪島市では39・61%にとどまった。合併前の旧市町では問題に対する関心具合にかなりの温度差があり、旧輪島市での関心の低さが、投票率全体を押し下げる結果となった。

 投票所は旧門前町に14カ所、旧輪島市に28カ所、それぞれ設置された。このうち、投票率が50%を超えたのは旧門前町で5カ所あったのに対し、旧輪島市はわずか3カ所で、旧輪島市の住民の関心の低さが際立つ。

 旧門前町で最高だったのは、剣地公民館の69・48%。大釜地区の下流域の住民の投票場所で、当事者意識が高かったとみられる。

 全市通じて最低だったのは、旧輪島市にある能登空港内の県奥能登総合事務所で7・93%。18歳選挙権の導入に伴い昨年の参院選で初めて設置された投票所で、空港に隣接する日本航空学園の生徒らが利用した。【金志尚】

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 ◇輪島市住民投票結果

 投票率 42.02%(投票者数1万338人)

 うち旧輪島市39.61%(同7575人)

 うち旧門前町50.44%(同2763人)

 当日の全有権者数 2万4602人


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