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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6070チバQ:2017/02/20(月) 22:12:34
http://www.sankei.com/west/news/170217/wst1702170002-n1.html
2017.2.17 11:00
【関西の議論】
まるで田中角栄氏のロッキード選挙!? 刑事被告人の身で圧勝したイケメン市長…岐阜・美濃加茂出直し選の“特殊事情”

 事前収賄などの罪で2審で有罪判決を受け、刑事被告人のまま再選を果たした岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長(32)。自らの辞職により1月に行われた出直し市長選は事実上の信任投票となり、急遽(きゅうきょ)立候補した市民団体代表(72)を相手に8割を超える得票で圧勝した。上告中の藤井氏は裁判で有罪が確定すると自動失職となるが、支持者からは「市長は(司法に)いじめられている」「不当判決だと思っている」との声が多く聞かれ、その根強い人気ぶりを見せつけた。今回のようなケースは、ロッキード裁判で実刑判決を受けながら大勝した田中角栄氏の選挙を彷彿(ほうふつ)させる。有権者に司法判断を超えた選択をさせたものは何だったのか。(三宅有)

万歳なしの当選事務所

 藤井市長が再選された1月29日、市内の選挙事務所に恒例の万歳はなかった。市民が選出したのはあくまで刑事被告人。代わりに「ガンバロー」のコールが上がり、「無罪判決」を目指したシュプレヒコールのつもりで拳を掲げた支持者もいた。万歳は藤井氏から自粛の申し入れがあったといい、後援会関係者は「手放しの勝利ではなく大喜びはできない」と複雑な思いを吐露した。

 選挙は圧勝だった。藤井氏の得票は19088票(対立候補は4105票)で8割を超えた。有権者の関心も高く、県知事選、同市議補選と同日で行われたこともあるが、投票率は57・1%と、接戦となった前回の初当選時を4・24ポイント上回った。
 藤井氏は「裁判で闘い続けることへの応援もあった」と自ら分析。支援したある市議は「人気は高く岩盤のようで、裁判ぐらいでは崩れない」と話した。

 藤井氏は26歳で出馬した平成22年10月の同市議選でトップ当選。25年6月の市長選で、政党の組織的な支援がないまま、市議会自民系最大会派が推す対立候補を2256票差で破り初当選。当時28歳で、全国最年少市長として注目を集めた。

 「端正なルックスとさわやかなイメージのイケメン市長」として脚光を浴び、女性支持者からは「偉ぶったところがなく、親しみやすい」、お年寄りからは「孫のように耳を傾けてくれる」との声が聞かれた。

 ところが、市議時代に市立中学校への浄水施設導入を巡り会社社長から30万円を受け取ったとして平成26年6月、愛知県警に事前収賄などの容疑で逮捕され、順風満帆だった政治家人生は暗転する。

 取り調べや公判では一貫して無罪を主張。27年3月の1審名古屋地裁で無罪判決を言い渡されたが、昨年11月の名古屋高裁では懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金30万円の逆転有罪判決を受けた。

 事件を受け、一部市議の間では辞職勧告決議案提出の動きもあった。しかし有罪判決が出た後も藤井氏が続投を表明すると、市議会も「見守る」と声明を発表。議長は「(藤井氏の)これまでの行動力と今後の市政への情熱を認めた」と語った。

 しかし藤井氏は昨年末、「不当判決と闘いながら市長を続けることに信任をいただきたい」と辞職、今回の出直し市長選が決まった。当初は無投票ムードも強かったが、告示11日前に市民団体代表が「選挙、市政の私物化。予算編成の重要な時期に辞め、もう一度やらせてくれとは矛盾だ」と藤井氏の政治姿勢を批判し出馬を表明。選挙戦となったが、結果は先述通りで、“人気市長”の求心力はますます高まっている。

 ある議会関係者は「司法にいじめられる地方都市の若手市長という構図。有権者の判官びいきに火をつけたのかもしれない」と分析する。


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