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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6045チバQ:2017/01/30(月) 20:49:18

 ■解説

 ◇堅実性信任、課題は山積

 知名度と実績、組織どれも盤石の古田氏が4選を決めた。3期12年の県政運営で大きな失点は見当たらず、官僚出身らしく計画を着実に実行する堅実性が有権者に評価された結果と言えるだろう。“集大成”とも言うべき4期目も課題は少なくない。おごらず、謙虚な県政運営が求められる。

 県庁の裏金問題処理に始まった古田県政は起債許可団体からの脱却を果たし、国体や育樹祭など皇室を招いた行事を開催。飛騨牛やアユを海外に売り込んだり、県内の世界遺産を7件にまで増やしたりと、世界を見据えた魅力発信も手掛けてきた。

 3期目に入ると、老朽化した県庁舎の建て替えに着手。かかみがはら航空宇宙科学博物館の本格リニューアル、関ケ原古戦場ビジターセンターの整備も打ち出した。一方で「危機は脱した」とはいえ、県債残高は過去最高を更新し続けており、財政再建は「道半ば」だ。多額の維持費で財政を圧迫する老朽化施設の今後の方向性も決めなければならない。他にも、好調な有効求人倍率とは裏腹に深刻化する人手不足への対応、災害への備え、最も身近にいる県職員との関係など課題は山積している。

 圧倒的な得票率で4選を果たした古田氏。わずかに前回を上回ったが、投票率は今回も低調で、どれだけ信任を勝ち得たかは選挙結果だけでは判断できない。古田氏は事務事業の「棚卸し」を進め、行政の不断の見直しに取り組む姿勢を見せる。初当選した2005年の選挙に立候補した時の「古里への恩返し」という初心を忘れず、行政の継続性に配慮しつつも慣例の見直しに大胆に取り組んでもらいたい。【岡正勝】

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 ◇知事略歴

古田肇(ふるた・はじめ) 69 無現(4)

 全国知事会議地方創生対策本部長[歴]ジェトロニューヨーク産業調査員▽通産省流通産業課長▽首相秘書官▽通産省経済協力部長▽経産省商務流通審議官▽外務省経済協力局長▽東大=[公]


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