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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5974チバQ:2016/12/05(月) 20:03:26
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016120502000014.html
民進系の王国に風穴 四日市市長選、誤算と勝算
05:00中日新聞プラス

民進系の王国に風穴 四日市市長選、誤算と勝算
四日市市長選で初当選を果たした森さん=11月27日、四日市市日永西の事務所で
(中日新聞プラス)
 十一月二十七日の四日市市長選は、政党の推薦や支持を受けない元市議森智広さん(38)が、民進党と連合三重が推薦した元県議稲垣昭義さん(44)を約二千票差で下した。衆院選では市内を二分する三重3区が岡田克也前代表、2区が中川正春元文部科学相と民進が小選挙区で連勝中の土地柄。二十年続く民進系市長の流れが止まった背景を探った。
■油断
 マイクを握る機会はなかった。二十七日夜、稲垣さんが市内の事務所で、敗戦の弁を語る傍らに岡田前代表の姿があった。稲垣さんのあいさつが終わると、硬い表情で立ち去った。
 岡田前代表は二十六日、告示日に続き二回目の応援に入った。稲垣さんの夜の個人演説会でこんな言葉が漏れた。「本当は私が来なくても大丈夫と思ったのですが」
 選挙戦で陣営は民進系の県議や市議、国会議員秘書ら選挙慣れした顔ぶれが集結。個人演説会では連夜、数百人の聴衆を集めた。
 選対に入った民進系の地方議員は「勝てると油断した。演説会や街頭演説への良い反応から五万五千票は取るだろうという感触があった」と悔やむ。得票は予想より一万票以上少なかった。
■戦術
 森さんの陣営は地盤の市西部の住民や同級生、自民系を中心に市議が集まった。組織力で劣る状況を逆手に「完全無所属」と主張、稲垣さんを「しがらみのある政党、組織推薦の候補」と批判した。
 選対幹部は「長年の民進、連合支配に嫌気が差している人は多い。批判は王国を打ち破る秘策だった」と説明する。民進系議員は「戦法は自分たちが自民党を批判する時と同じだった。一万票は奪われた」とみる。
 森さんの訴えは「市民のための政治」「とことん市民派」がキーワードだった。民進系議員は「市民に寄り添う姿勢も民主党時代の『国民の生活が第一』と同じ発想で、本来はこちらの得意分野だった」と指摘する。
 連合三重傘下の労組幹部は「稲垣さんの訴えは産業政策が主体で、森さんは子ども医療費窓口無料など生活に密接だった。われわれのやるべきことを、相手にやられた感はある」と振り返った。
 出馬表明は七月の参院選後と出遅れた稲垣さんに対し、森さんは四月に表明。市議時代から五百回以上続ける朝の駅立ちで顔を売り、党派を超えて支援する市議の地元を回り、支持を広げた。
 森さんに有利な要素もあった。票を奪い合う可能性があった別の候補が告示直前に出馬を取りやめた。
■影響
 次期衆院選が予想される中、市長選の結果を受け、自民、民進の思惑は交錯する。
 自民党四日市支部の幹部は「民進を倒すという思いが森さんと一致したので支援した。民進、連合の推薦候補の落選は今後の国政選挙にも影響するだろう」ととらえる。
 民進系議員は「市民目線は自分たちの原点。回帰することで批判に立ち向かうことができる」と訴える。労組幹部は「社会的な視点だけでなく、現場がどうなのかに目を向けなければ、また同じような負けは起こり得る」と危惧する。

 (吉岡雅幸、曽田晋太郎)
 <四日市市長選> 田中俊行市長が引退を表明し、8年ぶりに新人2人の争いとなった。得票数は森さん46051票、稲垣さん43964票。四日市市では、民主党の前身の1つである民主改革連合の参議院議員だった井上哲夫前市長が1996年から3期、民進・連合系会派「新政みえ」の県議だった田中市長が2008年から2期務めている。


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