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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5807チバQ:2016/10/19(水) 22:06:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161019ddlk15010095000c.html
<’16知事選>100万票の分かれ目/下 政策多岐に、焦点絞れず 自民県連 対立、後を引く /新潟
11:26毎日新聞

 「避難計画を含めて万全な安全対策をとるから大丈夫だと説明しても、女性は『それでも怖い』となかなか分かってもらえないんだよ」

 共産、自由、社民の野党3党が推薦した米山隆一氏(49)が、自民、公明両党が推薦した森民夫氏(67)らを破り初当選した知事選。一夜明けた17日昼、東京電力柏崎刈羽原発から30キロ圏内の自治体から選出されている自民党県議はため息をついた。

 原発再稼働を進める自民など原発支持政党にとって、原発問題は大きな影響を与える。支持者であっても高齢者や女性を中心に、原発反対候補に投票するケースは多い。だが問題が複雑ゆえに、ある政党の関係者は「不安を取り除く説明に時間がかかり、説得できる人数は少ない」と対策の難しさを語る。

 ただ今回の知事選では、こうした層への対策以前に陣営内に緩みがあった。

 泉田裕彦知事の4選出馬撤回後、半ば自動的に森氏を推薦した自民党県連。その後連立を組む公明が推薦、連合新潟が支持を決めたが、野党側の候補擁立は難航し、県連内に楽勝ムードも流れた。

 だが告示6日前、ムードを凍り付かせたのが「再稼働慎重」を掲げた米山氏の立候補表明だった。「激戦になる。気を引き締めたい」。県連の柄沢正三幹事長はこう語ったが、選挙運動の中心を担う県議の動きは鈍かった。

 理由の一つが泉田知事の県政運営を巡る対立による禍根だ。「反泉田派」として森氏擁立に関わったり支持したりした県議の地元では、米山氏の得票を上回るケースがみられたが、多くは下回った。県連関係者の一人は「会合や演説に顔を出すだけでは選挙活動にならない。一人につき3人に声をかけてほしいなど具体的に活動しないと票にはつながらない」と憤った。

 戦略のまずさもあった。米山氏の政策がほぼ原発に特化したのに対し、森氏は国とのパイプや原発政策、新潟空港の拠点化など多岐にわたり、有権者からは「分かりにくい」との声もあった。終盤にはプロ野球球団誘致の話も飛び出し、40代の女性は「ずれている」とあきれ顔。ある国会議員の秘書は「森さんの良さをうまくくみ取れなかった。もう少し絞った方が良かったのではないか」と指摘した。

 森氏陣営内での不協和音も大きい。県連関係者の中には「長岡市長選での活動と大差なかった」と嘆く声もあった。ほころびは最後まで解消されず、自民党にはあまりにも重い敗北となった。【米江貴史】


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