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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5714チバQ:2016/10/10(月) 21:22:13

こうした情勢となっている背景として、米山氏が「原発事故の徹底した検証なくして再稼働の議論は始められないという泉田知事の路線を引き継ぐ」とのメッセージを強く打ち出していることが挙げられる。逆に森氏は早い段階で自民党からの支持を得たことで、泉田氏の再選出馬からの撤退につながる道を拓いた経緯があり、後継色は殆どない。とうの泉田氏自身は特定の候補に対する支持や後継指名を明確には行っていないものの、twitterで米山氏の原発に対する姿勢に賛意を示唆する投稿を行っている。

泉田知事を巡っては、県の第三セクターが購入契約を結んだ日本海横断航路のためのフェリーに関するトラブルを地元紙の新潟日報が追及しており、このことが一旦は表明していた再選出馬の撤回につながっている。ただ、泉田知事への肯定的評価の多さやその内訳から、泉田氏の原発に対する厳しい姿勢は県民に一定の評価を受けていることが分かる。

争点:「原発再稼働」最大の争点に

今回の選挙で最も重視する争点を聞いたところ、原発再稼働をめぐる問題を挙げた有権者が35.7%に上り、2位の景気や雇用を挙げた有権者(22.4%)を大きく上回った。これは他の首長選や国政選ではあまり見られない傾向であり、今回の選挙戦最大争点は原発再稼働の問題と見なされていることを強く示唆している。

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その原発再稼働を最大の争点に挙げた有権者の中では、米山氏が森氏に大差を付けている一方、2位の景気や雇用、3位の医療や福祉を重視する争点に挙げた有権者の中では森氏が米山氏に対して大きくリードしている。また、もう1つ他地域と異なる争点として「人口減少対策」を挙げた層が8.3%で4位につけている。この層でも森氏が米山氏を上回っている。

このように、今回の選挙戦で最大の争点となっている柏崎刈羽原発の再稼働をめぐる問題についても、個別に質問を行った。その結果、再稼働に「賛成する」「どちらかと言えば賛成する」と回答した有権者は合計で30.3%にとどまった一方で、「反対する」「どちらかと言えば反対する」と回答した有権者は69.7%に達した。
両候補の支持動向はここでも対照的で、再稼働に賛成する層では森氏が大差で米山氏にリードする一方、反対する層では米山氏が森氏を上回る支持を得ている。
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夏の参院選では野党が勝利 鹿児島県知事選の残像も

新潟は政権与党にとっては「鬼門」とも言える場所だ。夏の参院選では、一人区である新潟選挙区で野党統一候補の森裕子氏が自民党候補の中原八一氏を僅差で差し切った。実はこの参院選では、終盤に至っても中原氏が森氏をごくわずかに上回っている調査が多く、森氏の勝利はやや意外感を持って受け止められた。この時と比べると、民進党や連合の推薦を得ていない米山氏の支援体制は薄いとされるが、支援組織が盤石なはずの森氏がすんなり当選するとは到底言い難い選挙情勢になっている。

同じく原発立地県であり、やはり同じく原発が争点化した7月の鹿児島県知事選の「残像」も気になるところだ。こちらは、四選を目指して出馬した現職の伊藤祐一郎氏を抑え、川内原発の即時停止を掲げた三反園訓氏が大差で勝利している。

今回、もし同様の結果となった場合でも、翌週に控える衆院ダブル補選については影響は限定的だ。東京10区では、自民党公認候補となった若狭勝氏が「小池旋風」の追い風も受けて安定している。だが、その後の政権運営や原発を巡る議論にどのように影響するかは未知数だ。


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