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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5573チバQ:2016/09/02(金) 20:02:15
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20160902/CK2016090202000042.html

端緒は河村市長の発言 北名古屋市合併案




名古屋市との合併へ意欲を表明する長瀬市長=北名古屋市役所で


写真


 北名古屋市の長瀬保市長が一日、市議会定例会で表明した名古屋市との合併の検討。地元では北名古屋市が誕生した十年前から既に合併を望む声が上がっていたが、具体的な動きへと発展した端緒は、三月の市制十周年記念式典での河村たかし名古屋市長の発言だった。


 「だれが境をつくったか知らんけど、北名古屋も名古屋も同じ。江戸時代、尾張名古屋は同じだった。お互い仲良くやろう」


 河村市長があいさつで広域での連携に意欲的な姿勢を示し、かねて合併の要望を北名古屋市民から聞いていた市議たちが動いた。


 地元選出の県議を中心に名古屋市や豊山町、清須市の自民系議員も水面下で情報交換。自民系の市議会最大会派「市政クラブ」が質問することで、長瀬市長が意向を表明する環境を整えた。


 一方、長瀬市長の胸にあったのは、二〇〇六年に師勝、西春の両町が合併して北名古屋市となる前の二〇〇〇年の東海豪雨時の経験。復旧作業で人員が豊富だった名古屋市と、旧師勝町の対応を比べて「小さな自治体の限られた財源では、非常に心苦しい一面がある」との思いを合併後も持ち続けてきた。


 近隣の豊山町とは、名古屋市とともにごみ処理施設の建設を合同で進めている。消防事業でも豊山町や清須市と連携しており、定例会では両市町にも合併を呼び掛ける方針を示した。


 市民からは期待と不安の声が入り交じる。三人の子どもを育てる主婦(35)は「将来、子どもが名古屋の高校へ通う際に交通の便が良くなるのでは」と歓迎。傍聴に来ていた男性(74)は「市民の生活にどう影響するかを一番知りたい」と、両市の現行サービスの違いを示すよう市に求めた。

◆名古屋市議会、議論へ


 北名古屋市のラブコールに、河村たかし名古屋市長は「名古屋のイメージアップになる。両市民が納得するよう、よく議論をしなければ」と喜んだ。名古屋市議会も特別委員会で議論する方針だ。


 この日の北名古屋市議会には複数の名古屋市議や、合併を呼び掛けられた豊山町の町議らも傍聴。名古屋市議会大都市制度・広域連携促進特別委員会の藤沢忠将委員長は「委員会や超党派の会合の場で、勉強を重ねていく必要がある。幅広い視野で課題の洗い出しなどを考えたい」と話した。


 ただ突然、降ってきた合併話に、市幹部らは複雑に受け止める。市幹部は「まだ具体的な話はなく、話があっても合併のメリットを確認しなければ。市民の機運の盛り上がりも重要」と話した。


 名古屋市の最後の合併は有松町、大高町(いずれも現緑区)を吸収した一九六四(昭和三十九)年までさかのぼる。市史によると、前年の六三年に合併した鳴海町(同)の場合、その十年以上前の五一年に合併話が持ち上がったが、賛否が分かれ、流血事件や住民投票にも発展した。


 二〇〇二年にも現北名古屋市(旧師勝町、西春町)を含む西春日井郡七町との合併話も浮上したが、名古屋市長だった松原武久氏は「七町でまとまれば、検討する」と慎重な姿勢だった。

 (鈴木あや、安田功、藤原啓嗣)


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