したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

547名無しさん:2009/06/12(金) 21:20:58
http://www.shizushin.com/news/feature/tijisen/kikaku/2/20090608102338.htm
自・民の思惑


(上)相乗り崩れ総力戦へ 総選挙控え自民危機感
2009/06/07
 「自民党が政権を失ってしまうか、今まで通りなのか。本当にすごい、大事な選挙になってしまった。理解と支援を、強力にお願いしたい」
 袋井市で6日開かれた自民3区支部定期大会。柳沢伯夫衆院議員は知事選をめぐる党の現状をこう説明した。
 民主党県連が推薦する前静岡文化芸術大学長の川勝平太氏(60)の出馬表明で、自民党の坂本由紀子参院議員(60)=静岡選挙区=、民主党を離党した海野徹元参院議員(60)=静岡市葵区=による3陣営の激戦の構図がほぼ固まった5日。自民党は党本部で、細田博之幹事長らが出席し、坂本氏の支援態勢を検討する戦略会議を開いた。
 「県民党として、一党一派に偏らない選挙を目指す」と出馬の会見で強調した坂本氏の選挙戦略が議論となった。
 「そもそも、県民党って何だ」
 「ポスターに自公推薦の文字が入っていない」
 こんな発言が飛び出した。一首長選に関し、党本部が対策会議を開くのは極めて異例。「静岡県知事選で敗北すれば7月12日の東京都議選、ひいては衆院選に影響する」(党幹部)との危機感の表れだった。会議は、党推薦と党を挙げた坂本氏の支援を固めた。
 坂本氏は、会議後の参院議員会合で深々と頭を下げた。「時間がないので厳しい情勢。心強い支援をいただいて感激の極み」
 自民県連の知事候補選びは、昨年暮れに動き出した。低迷する内閣支持率など党への逆風を感じる中、当初から「民主との激突回避」に流れた。民主県連の側にも「知事選びは政局にすべきでない」との議論があり、水面下で相乗り候補の擁立作業が進んだ。川勝氏の名前も両党関係者の間で浮かんでは消えた。
 だが、いち早く出馬表明した元民主党員の海野氏が後援会活動を活発化させ、「せかされた協議になり、最終合意にも影響した」(自民県議)。相乗り候補の擁立作業は頓挫し、自民の候補は副知事経験のある坂本氏で落ち着いた。自民県連と坂本氏の政策協議はままならず、川勝氏の擁立をめぐり、民主との連携に走った県議の処分問題まで引き起こした。
 3氏の対決構図が固まり、選挙戦を指揮する小楠和男自民県連幹事長は6日、「石川県政の功績は静岡空港を含めた県土発展の基礎固め。そのインフラを緊縮財政の中で生かす戦略、発想、ソフトパワーに坂本さんの能力は一致する」と必勝の構えを語った。
 一方、6日に決起集会を開いた海野氏。自民を離党した渡辺喜美衆院議員を応援弁士に招き「脱官僚、県民主義の政治」を演出。自民、民主両党の知事候補選びについて、「わたしは純粋無所属で県民の立場。向こう(坂本、川勝両氏)は官僚、政党という立場の構図だ」と断じた。



 有力3氏が争う見通しとなった知事選(18日告示、7月5日投票)。自民、民主両党県連の候補者選びは、政策より「勝てる候補探し」に奔走。総選挙前の激突回避など思惑が交錯して時間だけが経過し、短期決戦となった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板