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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5425チバQ:2016/03/06(日) 23:20:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160304ddlk20010142000c.html
<選択を前に>検証・松本市政/上 健康寿命の延伸 環境整備、産業も振興 /長野

03月04日 11:18毎日新聞

 ◇見えぬ効果に批判も

 任期満了に伴う松本市長選の告示が6日に迫った。現新4人が名乗りを上げ、無投票だった4年前とは一転して激しい選挙戦が予想されている。2020年春までの市政のかじ取り役を誰に託し、松本の将来像をどう描くのか。市民の判断が注目される。【近藤隆志、古川修司】

 2月中旬、松本市総合体育館で20〜80代の約100人がインストラクターの指導を受けながら早歩きや体操に取り組み、血液検査や体力測定などをした。

 参加したのは、市や地元の大学・企業などで構成される松本ヘルス・ラボが運営する「健康パスポートクラブ」のメンバー。年会費3000円で6000円分の健康チェックができるとして昨年10月に募集を始め、現在、会員は約300人いる。

 狙いは、健康増進活動に参加する市民の裾野を広げながら、参加者のデータを健康産業の商品開発や市場調査に生かすこと。この日は、乳製品メーカーの担当者が一部地域で市販中の健康飲料について説明した。条件を満たし協力に同意した会員30人に約3カ月間製品を提供し、その他の30人と筋力や運動能力の変化を比較する。

 塩尻市から参加した田中小百合さん(66)は「自分の体がどういう状態か知りたい。薬は嫌いだが、これなら抵抗がない。実際に効果があるか試してみたい」と関心を見せた。

 精密機器メーカーは近く、腕時計型脈拍記録計の実証テストを200人規模で始める。食品2社、電気機器1社からもヘルス・ラボ活用の相談が寄せられているが、同じ人が重複してモニターを受けられないケースが多く、会員確保が課題だ。

 市健康産業・企業立地課によると、健康産業の拠点化を目指す同市和田の新松本工業団地には12年度以降、医療機器など製造業5社が入り、14・3ヘクタールの敷地の約4割が埋まった。いずれも市内に事業所がある企業で、移転が2社、拡張は3社。22年度までに分譲を終える計画だが、同課は「実際に企業が進出するまでには、時間がかかるだろう」と説明する。

  ◇    ◇

 松本市は05年から一貫して「健康寿命の延伸」を中心施策に掲げ、心身の健康づくりや環境整備、産業振興などに取り組んできた。

 健康寿命とは、寝たきりなどにならず、自立して制約なく過ごせる期間を指す。小中学生の血糖値・中性脂肪検査や出前講座、自殺予防対策、認知症予防のポイントプログラムなどが評価され、13年には「第1回健康寿命をのばそう!アワード」の厚生労働省大臣優秀賞を受けた。

 だが県が昨年4月に公表した10年時点の「市町村別健康寿命」では、同市は男性が79・32歳で19市中9位、女性は83・33歳で同17位にとどまり、県平均を下回った。

 この結果に「掛け声はいいが、効果が上がっていない」との批判もある。19市中男性が1位の80・30歳、女性も2位の84・93歳だった塩尻市の担当者は「(好成績の)理由はよくわからない。どの自治体も努力しているが、数年程度ではっきり数字に出ることはないだろう」とみる。

 古畑崇子・松本市健康づくり課長は「市民の推移を見ると、少しずつだが健康寿命は伸びる傾向がある。20年、30年と続けていけばきっと結果は出てくる」と理解を求めた。


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