したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5410チバQ:2016/02/08(月) 20:01:34
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016020802000089.html
「一票の重み感じる」 豊田市長に太田さん再選

05:00中日新聞プラス

「一票の重み感じる」 豊田市長に太田さん再選
再選が確実となり、花束を手に笑顔の太田稔彦さん(中)。左は妻の和世さん=豊田市内の事務所で
(中日新聞プラス)
 「十万人以上の市民に、私の名前を書いていただいた。あらためて一票の重みを感じる」。七日に投開票された豊田市長選で再選を果たした無所属現職の太田稔彦さん(61)は同日夜、市内の事務所で集まった支持者たちに喜びを語った。
 午後十時半ごろ、太田さんは笑顔で事務所に姿を現し、詰め掛けた人たちに頭を下げながら壇上へ。「太田市政の一期目を評価してもらえるか。次の四年間をやらせてもらえるかを確認する選挙だった」と選挙戦を振り返ると、盛り上がりは最高潮に達し、集まった人から盛んに拍手が送られた。
 初当選した前回は、対抗馬が現れずに無投票。今回は「現職の連続無投票を阻止する」と共産系政治団体が無所属新人の田中勝美さん(70)=共産推薦=を擁立し、一騎打ちの選挙戦を繰り広げた。
 太田さんは二年連続の「待機児童ゼロ」などを挙げて一期目の実績を強調。二期目は二〇一九年ラグビー・ワールドカップ(W杯)の準備や、高齢化対策などに力を入れる考えを訴えた。
 田中さんは社民党豊田支部からも推薦を受けて「野党共闘」をアピール。市民病院建設などを主張し、現職への批判票の取り込みを目指したが、組織力で及ばず涙をのんだ。
◆乏しい議論、具体策語れ
<解説>
 自民、トヨタ労組(民主系)議員、それに経済、農業、医師団体も加わった「オール豊田」の強固な組織。太田稔彦さん陣営は対抗馬に付け入る隙を与えず、選挙前から「花道」をつくり上げた。再選は予想された結果といえる。
 この体制は「市政を混乱させないために」との考えに基づき、長年続く伝統の選挙手法だ。ただ自民、トヨタ労組は国政選挙で互いに対決姿勢を鮮明にするだけに、市長選で手を組むのは市民にとって極めて分かりにくい。
 太田さん陣営を支えた市議は「これが市民の幸せのためなんだよ」と説く。言葉通り、豊田市政は大きな混乱がなく、四十年以上にわたって安定した行政運営が続く。トヨタ自動車の企業城下町として発展できたのも、この安定体制があってこそだ。
 ただ弊害にも目を向けねばならない。政治姿勢の異なる自民、トヨタ労組が手を組む手法は、選挙の形骸化につながりかねず、冷めた目で見る有権者も少なくない。議論する雰囲気にも乏しく、いまや全国各地に広がる候補者同士の公開討論会すら、豊田市では一切開かれない。
 投票率は47・76%にとどまり、市民の関心の低さを物語る。せめて表舞台で考えを戦わせ、市民に熱意を示す場が必要ではないか。法人住民税の国税化による大幅な税収減や急加速する高齢化など、市に待ち受ける課題への具体策が語り尽くされたとは言い難い。

 (河北彬光)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板