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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5386チバQ:2016/01/04(月) 16:13:44
    ◇    ◇

◎振興策がポイントに
  人口流出やまず景気実感は悪化

 各県が「地方創生」にしのぎを削る中、知事選では本県の振興策がポイントとなる。

 経済産業省出身で、04年10月に42歳で初当選した泉田氏に対しては、「若くて行動力がある」(福田勝之・新潟商工会議所会頭)との期待があった。

 06年7月、泉田氏のマニフェストを反映し、初めて作成した県の最上位計画「夢おこし政策プラン」では、おおむね10年後を見越し、「避けるべきシナリオ」を示した。そこには「人口減少は他県を上回るスピードで進行」とある。

 その10年後となる今年。東京一極集中の加速もあり、現実は厳しい。県人口は230万人を割り込み、減少率は全国平均を上回る。人口流出は止まらず、石川や富山、長野、群馬などを上回っている。

 景気実感に近いとされる名目GDPは、泉田氏が就任した04年度と、全国とのデータ比較が可能な12年度を比べると6・6%落ち込んだ。全国で16番目に悪い数字だ。

 地域間競争を踏まえ、有識者でつくる「夢おこし政策プラン」の評価委員会からは「本県の数字が伸びたかではなく、全国でどういう位置なのかが大事だ」との指摘が上がる。

 他県に激しく追い上げられ揺らぐコメ主産地の立て直しや、全国下位に依然とどまる医師の確保といった課題への対応は急務だ。

 難局をどう打開するか。昨年3月の北陸新幹線開業や、外国人観光客の増加など、好材料はある。知事選の候補者には確かな戦略が求められる。


■戦後4選は君氏だけ

 本県の戦後の初代民選知事は岡田正平氏。現職の泉田裕彦氏は8人目になる。これまで4選したのは君健男氏1人で、3選も平山征夫氏と泉田氏だけだ。

 1947年に就任した岡田氏は、奥只見地域の電源開発などに取り組んだ。55年知事選は岡田氏に挑んだ北村一男氏が当選。56年度に県が財政再建団体に転落し、人件費削減などの再建計画を進めた。

 北村氏は2期目途中で病気のため辞職し、61年知事選では自民党公認の塚田十一郎氏が当選。塚田氏以降、亘四郎氏、君氏と自民党公認の知事が3人続いた。

 副知事を経て74年に就任した君氏は、4期目途中の89年に病気で辞職。自治省出身で副知事だった金子清氏が後を継いだが、92年に佐川急便事件で辞任した。出直し知事選では、共産党を除く各党相乗りで平山氏が当選。

 平山氏は4選出馬せず2004年知事選は本県知事選史上最多の6人が立候補した。平山県政時代の相乗りが崩れ、自民党と公明党、民主党内の旧自由党グループが推す経産官僚出身の泉田氏が約34万票で初当選した。

 続く08年知事選では一転して2人しか立候補せず、泉田氏が圧勝。共産党、諸派の候補が立候補した前回12年も、泉田氏が大差で勝った。ただ投票率は43.95%で、本県知事選で過去最低を記録した。

【政治・行政】 2016/01/04 10:23


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