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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5366チバQ:2015/12/13(日) 12:26:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151212ddlk18010242000c.html
<まちなかの行方>’15福井市長選/下 高齢化、新幹線見据え 「住みやすい街」の核に /福井

12月12日 15:02毎日新聞

 平日午後のJR福井駅前。中央大通りのアーケードは、買い物などの用を終えて帰ろうと、路線バスを待つ高齢者の姿が目に付く。

 福井市の人口のうち65歳以上の割合(12月1日現在)は約27%、75歳以上は約13%と高齢化が進む。特に順化や宝永などの中心部、美山、越廼などの海岸・山間部の地区で顕著だ。一方市内は1990年代ごろから大型店舗の郊外進出が進み、市美術館や県立図書館などの公共施設も郊外に建てられた。高齢者など車を使わない人には住みづらさが進んだ。

 高齢化は福井に限らず地方共通の課題。これに対応しようと、商業、行政、医療など各施設を集約するコンパクトシティーを目指す動きが各地で相次ぐ。代表例は富山市で、2006年に次世代型路面電車(LRT)を導入し、公共交通を活用した街を指向する。ただ、同様にコンパクトシティーを掲げる青森市は、01年に青森駅前に開業した再開発ビルに現在も空き店舗があるなど、街づくりの転換は容易ではない。

 県立大地域経済研究所の江川誠一講師は福井市について「郊外の商業地は時代のニーズに合った一時的な場所でしかない。高齢化やインフラ維持費増加に対応するため、中心市街地を持続可能な発展の核として整備し、人口規模に見合った街づくりが必要」と話す。

   ◇  ◇ 

 北陸新幹線福井開業を見据えた街づくりも課題だ。市東部の一乗谷朝倉氏遺跡は、3〜11月の観光客数が102万5500人と前年同期比57%増加したが、中心部の代表的な観光地、養浩館庭園(宝永3)は同時期で同11%増の6万2247人。観光客を市中心部に十分引き込めていない。

 市はまちなかの回遊性向上に躍起だ。10月に浜町かいわい(中央3)に明治初期の洋館を再現したグリフィス記念館をオープン。さらに中央公園を整備中で、福井駅西口から西武福井店方面への歩行者専用道路も造る。江川講師は「中心部の観光地としての魅力を高めなければ、新幹線が開業しても、中心部がストロー現象に陥りかねない」と指摘する。

 福井駅前五商店街連合活性化協議会の加藤幹夫会長(66)は「将来的なまちのコンセプトを訴え、活性化の機運を高められるのは首長しかいない」と切実に訴える。【竹内望】


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