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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5361チバQ:2015/12/12(土) 10:21:54
http://www.sankei.com/region/news/151212/rgn1512120071-n1.html
2015.12.12 07:01

下田市議会、市庁舎移転条例案を否決 反対派、来年の市長選に対抗馬擁立へ 静岡





 下田市議会は11日の最終本会議で、同市の楠山俊介市長が提出していた、現市庁舎を西約1キロの民有地に移転させる条例案を否決した。現移転計画の白紙撤回を求める反対派は来年6月に予定される市長選に楠山市長への対抗馬を擁立する方針。楠山市長も同日、記者会見を開き、現在の計画を変更せず、市長選で民意を問う考えを表明しており、移転問題は市長選が終わる来年6月まで膠着(こうちゃく)状態が続く見通しとなった。

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 本会議での採決では反対運動を展開した市議4人に加え、2人が反対に回った。庁舎の位置変更の条例改正には本会議に出席した議員の3分の2以上の賛成が必要。出席議員13人による採決の結果は賛成7人、反対6人で、可決に必要な3分の2(9人)以上の賛成に届かなかった。

 条例案の否決を受け、楠山市長は本会議後に会見を開き、「この民有地以外に候補地はないと思っているので、来年の選挙で民意を問いたい。再選を果たしたときにどう感じるかは議員の皆さんに託す」と、来年の市長選に再選を目指して出馬し、再選後に現在の条例案を再提出する意向を表明した。

 一方、白紙撤回を求めていた「新庁舎建設用地の変更を求める市民の会」の共同代表、橋崎邦昭さん(70)は「民意を考えれば当然の結果だ。市長選に向けて対抗馬を出し、行政と市民が共に候補地を考える環境をつくりたい」と、年内にも対立候補を擁立する方針を明らかにした。

 ただ、市長選でいずれの候補が勝っても市議会の構成は変わらないため、当選した側の陣営が条例改正に必要な3分の2以上の勢力を集めるのは困難とみられる。今回の条例案否決で市側が当初目指していた平成30年度の移転完了は絶望的となっており、双方の賛成が得られるような妥協案が浮上しない限り、来年6月の市長選以降も問題が長期化する可能性が出てきた。

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【用語解説】下田市庁舎移転問題 

 市民団体などが津波被害の恐れなどを理由に市が決めた市庁舎移転先の白紙撤回を求めている問題。移転計画は現庁舎(海抜2・5メートル)の老朽化に伴い、平成21年に検討が始まった。東日本大震災の津波被害などを踏まえ、石井直樹前市長が「敷根公園前」(海抜50メートル)に高台移転する方針を決定。その後、津波の浸水深が当初の想定ほど厳しくないことが判明したため、楠山俊介市長の下で最終候補地が現庁舎から西に約1キロ離れた民有地(海抜7・5メートル)に変更された。


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