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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5321チバQ:2015/10/25(日) 12:51:26
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20151025/CK2015102502000007.html
飛び地、1人区解消で是非 県議会の選挙区
 県議会は3年半後の改選に向け、選挙区や定数見直しの議論を始めた。全国で2番目に多い「飛び地」を残すのか、合併で再編するのかが論点だ。4月の改選以降初めての研究会が今月9日に開かれ、古田芙士会長(自民)は「覚悟を決め、結論を出して次の選挙に臨む」と意欲を見せた。

◆見直しへ議論再開 「議会改革の1丁目1番地」

 定数五八の県議会は、二十六区のうち五区が、隣接しない自治体の組み合わせで選挙区をつくる飛び地だ。「生活経済圏と一致しない」と解消を求める声が上がっている。

写真
 飛び地の一つ、東筑摩郡選挙区は松本市を挟み南北に分かれる。行き来するのに車で片道一時間かかる。筑北村で電器店を営む男性(72)は「遠すぎて、同じ地域っていう実感はないね」と現状の線引きに疑問を抱く。

 長らく市や郡で選挙区をつくるのが基本だったが、二〇一三年十二月の公選法改正で、隣接する市と町村を組み合わせることが可能になり、飛び地は解消しやすくなった。

 同選挙区で飛び地を解消するには周辺自治体との合併が考えられるが、不安な声も聞かれる。

 麻績村の依田政人元村長(77)は、都市と過疎化が進む山間部は課題が異なると指摘。「選挙区はつながった方がいいが、合併すると都市中心の考え方になる。そうなれば、こちらは消えたようなもの」と懸念する。

 同選挙区選出の清沢英男県議(自民)は、市町村合併が進み、郡の存在意義が薄れている他県と比較して「郡が生きているのが長野の個性」と強調。「(再編は)郡が機能しなくなるまで必要ない」と断言する。

 課題は飛び地だけでない。十一区ある一人区も当選者の得票率が過半数を下回り、“死に票”の割合が高まることが問題視されている。小林伸陽県議(共産)は「民意が反映されない」と解消の必要を訴える。

 仮に選挙区再編となれば一票の格差に気を配る必要もあり、どの自治体を組み合わせるのかは、選択肢の多い“難解なパズル”になりそうだ。

 例えば、定数一の木曽郡は香川県に匹敵するほどの面積がある。周辺自治体と合併を考えても「さらに広くしても良いのか」という疑問が生まれる。

 研究会の委員、太田昌孝県議(新ながの・公明)は飛び地や一人区は「限りなく解消の方向」としつつ、「乱暴に選挙区をくっつける訳にはいかない。見直しありきの議論はできない」と慎重だ。

 古田会長は「自分たちの身分を減らすかもしれない。大変だ」と語る。県議にとって選挙区再編は、職をなくすことにつながりかねないからだ。それでも、「これは議会改革の一丁目一番地だ」と口調に熱がこもる。

 四月の改選では、当時の県議会が「周知期間が足りない」として結論を見送った。再び時間切れにならないように丁寧かつ迅速な話し合いが求められる。

(竹田弘毅)


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