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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5311チバQ:2015/10/05(月) 22:51:03
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20151005/CK2015100502000083.html
竹上さん「議会と信頼築く」 松阪市長選、接戦制す
当選を確実にし喜ぶ竹上真人さん=松阪市朝田町の事務所で
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 トレードマークの丸い眼鏡の奥が光った。激しい三つどもえの戦いとなった松阪市長選を制したのは、元県議竹上真人さん(53)だった。

 当確の報を受け、松阪市朝田町の事務所に現れた竹上さんは、支援者の大きな拍手で迎えられた。竹上さんは「皆さんと一緒になっていいまちにしていきたい」と声を震わせた。

 「三度目はない」。背水の陣で臨んだ市長選。「子育て支援」を最大の公約に掲げた。女性を中心に二十人ほどの小規模の集まりを小まめに開き、政策の浸透を図った。後援会長も女性にし、女性票の取り込みを狙った。

 「県との関係、近隣市町と友好な関係をつくっていきたい。議会とは信頼関係を築きたい」と早くも“市長の顔”に。

 事務所には、選挙戦を全面的にバックアップした田村憲久衆院議員や周辺自治体の首長、地元選出の県議のほか、支援者ら三百人が詰め掛けた。竹上さんは支援者らと万歳三唱をし、当選の喜びをかみしめた。

(大沢悠)

◆涙流しながらも梅本さんは笑顔

 「こんなにたくさんの人に支えてもらったのは初めて。結果は一歩足りなかったが、幸せです」。松阪市立野町の事務所に落選確実の報が伝わると、元市職員梅本陽子さん(42)は、涙を流しながらも、笑顔で頭を下げた。

 前市長山中光茂さんの後継指名を受けた梅本さんは、一貫して市政継続を訴えた。前市長と二人三脚で選挙運動に臨み、山中票の取り込みに精力を注いた。だが、無名の元市職員への政治手腕に対する疑念は拭えず、支持を拡大できなかった。

 後援会長の山中前市長が「頑張った。お疲れさま」とねぎらうと、事務所は拍手に包まれた。

(吉野淳一)

◆森本さん、頭下げ政界引退を明言

 政界引退をかけ、市長選に背水の陣で臨んだ元衆院議員森本哲生さん(66)。落選の一報を受け、事務所に姿を現すと「私の不徳のいたすところ。お支えいただいた心に感謝します」と頭を下げた。今後に関しては「政治家としてけじめをつける選挙だった。政界から引退する」と明言した。

 森本さんは昨秋、県議選の候補者選びをめぐる混乱の責任をとり、民主党県第四区総支部長を辞任。過去の選挙で、当選の原動力となった労組系の推薦を受けられなかった。

 選挙運動では、元県議らを後援会役員に据え「若者を呼び込む」として雇用や教育、子育て支援を訴えた。だが昨秋の混乱が尾を引き、支持者離れを止められなかった。

 (黒籔香織、吉野淳一)

◆「市民派」 内実は組織頼み

 「市民派」を掲げて当選した竹上氏だが、その内実は組織頼みの選挙だったと言える。幅広い有権者に支持を広げた結果とは言い難い。

 竹上氏は前回選挙で自民、民主に加え、労組の推薦、公明から支持を受けながら、既存組織に頼らない戦いを繰り広げた山中光茂前市長に敗れた。

 今回、政党推薦を控えたが、「組織」のイメージを拭う戦略にすぎなかった。「個人として」とはいえ、自民党県連会長を務める田村憲久衆院議員の支援を受け、事実上の自民推薦の戦いをした。

 前回選挙からの竹上氏の変化を評価する声も、少なからず聞こえた。「前市長への批判を封じるなど謙虚になった。政策を語る言葉も雄弁になった」。その変化が結果に結び付いたかは、伸び悩んだ投票率からも疑問だ。結局、当選したのは“組織の力”に寄るところが大きい。

 選挙戦を通じ、山中前市長が進めた市政への市民参加などを評価した竹上氏。「組織選挙で古い市政に戻った」とのそしりを受けないために、自ら積極的に市民の懐に飛び込み、多くの声を市政に反映させる姿勢が求められる。 

(吉野淳一)


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