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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5300チバQ:2015/09/25(金) 22:08:21
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福井)旧2町の一体化は進んだか? あわら市長選の課題
下地毅2015年4月22日03時00分
 「偏った税金の使い方だ」「えこひいきはしていない」。新顔対現職のあわら市長選で、旧金津町と旧芦原町の名前が盛んに飛び交っている。合併から11年。市民はどう考えているのか。花曇りの日、市をひとまわりして声を集めた。

 旧金津の吉崎御坊を出発して海沿いを走り、旧芦原の農村へ。以降、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅(旧芦原)→JR芦原温泉駅(旧金津)→市東端(同)→北潟湖西側(旧芦原)と回った。道ばたで、温泉街で、住宅街で、田の中で、行き当たりばったりに男女28人に聞いた。金津と芦原の一体化は進みましたか?

 「交流は進んでいると思う」と言ったのは27歳男性(旧芦原)。巨大な風車のたもとでスイカやメロンを栽培中だ。「中学を卒業した時にあわら市になりました。金津高では両町出身者とも仲良かったです」

 あわら温泉から帰宅途中の73歳女性(旧芦原)も「町が大きくなると不便なこともあるけれど、私ら年寄りはあまり出歩かないからねえ」。どちらかというと一体化が進みつつあると感じている。

 「選挙があるたびにそんな話が出てくるなあ」(旧芦原の60歳の運転手男性)

 言葉の険しさが増すのは旧金津町に入ってからだ。

 JR芦原温泉駅近くの74歳女性。「ちょっと無理やの。こっちはこっち。芦原は芦原。温泉街ばかりに金をかけているという恨みがあります」。ここの駅は電車が止まるだけで廃れる一方。買い物も不便と嘆く。

 市東端の80歳女性もまた「市長が芦原だから、こっちの金津は何も進んでいないんやって」と怒る。100円の巡回バスが廃止されて乗り合いタクシーを使うしかなく、病院往復の負担がきついという。

 こうした声の背景には市の歴史がある。

 旧2町は2004年、県内でいち早く平成の大合併に応じ、「合併の優等生」とも称された。実際は新市名に「芦津市」も検討されるほど両町民の神経戦があった。

 それが劇的に表面化したのは金津中と芦原中の統合問題だ。統合を目指す当時の市長(旧金津)に挑み、2校存続を掲げて07年に初当選したのが現職(旧芦原)だ。市を二分したと語りつがれるほど激しい選挙戦になったのは、旧町対決が裏の争点だったからだ。「無理やり合併したのが間違い」(旧金津の74歳男性)という声はこのあたりに由来する。

 新顔側(旧金津)はここを突く。「合併結果は金津にとって残念極まりない」。例えば、今の観光振興策は旧芦原にある温泉街に肩入れしすぎで、その財源は旧金津にある企業の税金だろう、ということだ。

 現職側(旧芦原)は「公平さに努力してきた」と主張する。認定こども園など特に子どもに関わる制度の統一を実現した。温泉街への投資は市全域への経済波及効果が狙いだ。財源についても補助率が高い県事業に選ばれたのだ、と。

 選挙戦では、新顔側が「主導権を金津側に取りもどそう」と強調し、現職側は「争いは人の気持ちをすさませる」と融和を説く。

 厳しい声が比較的多かった旧金津にもこんな声があった。「あわら温泉は市の目玉だから、はやって欲しい」(66歳の女性商店主)。「むこうもこっちも互いに使いすぎだと言う。そろそろ住民の意識を変えていくことも大事なんじゃないですか」(78歳男性)(下地毅)


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