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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

529千葉9区:2009/06/08(月) 21:07:30
>>517
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090607-OYT8T00790.htm
候補擁立まで関係者どう動いた 検証下
民主衆院選にらみ揺れた方針

 民主党の候補者選考作業は、〈1〉自民党側との相乗りによる民間人擁立の模索と断念〈2〉国会議員の擁立断念〈3〉再び民間人の擁立を模索――という過程をたどった。県政レベルの問題にとどまらず、代表の交代が知事選にも影響を及ぼし、日を追うごとに衆院選の影が濃くなって関係者の動きを複雑なものとした。

 知事選について民主党県連は、石川知事の5選を支持せず、独自候補を擁立するとの方針を早くから固めていた。しかし、衆院選が昨秋先送りされ、知事選が衆院選の前哨戦となる可能性が高まるにつれ、自民党側と同様、負けた時の衆院選への悪影響を避けるため「相乗り」を目指す動きが始動。党県連に県議会の民主党系2会派、連合静岡を加えた「知事擁立会議」(4者会議)は県出身の大学教授や政府系金融機関の元幹部らと接触したが、いずれも不調に終わった。

 これを受け、5月9日の党県連常任幹事会ではそれまでの「バッジ組(国会議員)はなし」(岡本護・県連幹事長)との方針を転換。出馬するとみられていた自民党の坂本由紀子参院議員(60)(静岡選挙区)に対抗できる「最強のカード」として、県連会長の榛葉賀津也参院議員(42)(同)の出馬を求める声が強まった。自党の現職国会議員を担ぎ出すことは、自民側との相乗りにはっきり見切りを付け、衆院選と同じ自民、民主の全面対決の構図を民主が選択したことを意味した。

 そこに突然起きたのが小沢代表の辞任と鳩山新代表の誕生。それまで民主党を重苦しく覆っていた西松建設を巡る献金問題を払拭(ふっしょく)し、鳩山氏の下で衆院選での政権交代を目指そうとのムードが一気に高まった。

 それは知事選に即して言えば、衆院選を戦う鳩山新体制の足元をしっかり固めるうえで、国会議員として政権交代に参画したいとの意欲を繰り返し表明してきた榛葉氏を知事選に転出させることはできないとの論理になる。18日夕、細野豪志衆院議員(静岡5区)、藤本祐司参院議員(静岡選挙区)と都内で会った小沢代表代行は、「(榛葉氏は参院外交防衛委員長を務めており)1議席以上の重みがある」と述べて立候補を認めない考えを伝えた。知事選の対応にも衆院選への戦略を反映させる党本部の方針がはっきりしたことで、知事選の候補者選びはまた振り出しに戻った。

【「創造会議」自民離脱で主導権】

 だが、事態はすぐに動く。「榛葉氏不出馬」が決まった18日の夜、事実上出馬表明していた坂本氏に批判的な複数の自民党県議が、民主党県議や連合静岡の代表者らと浜松市内で極秘に会談し、静岡文化芸術大の川勝平太学長(60)の擁立を目指す超党派の「夢あるしずおか創造会議」を発足させた。

 県連は21日、創造会議に参加することを決定。一方、自民党県連は22日、20日に行われた創造会議発足の記者会見に出席したことを理由に党所属県議5人を文書注意処分とし、自民は事実上同会議から離脱した。これにより同会議は民主主導の組織となる。

 川勝氏は27日には「出馬の意思は全くない」と記者団に語っていたが、29日には「6月5日には決意を初めて凛(りん)として明らかにする」と含みのある文書を報道機関に送った。この文書も、川勝氏が作成したものに県連幹部が手を入れたうえで発表された。すでに民主は「川勝氏擁立」で走り出していた。

 30日には小沢氏が川勝氏と会い、「出馬を決断してくれればしっかりと応援する。頑張りましょう」と激励して握手を交わした。選挙用チラシで使う写真も撮影するなど水面下で準備は進み、6月5日に川勝氏は正式に立候補を表明した。

(2009年6月8日 読売新聞)


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