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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5280チバQ:2015/08/27(木) 21:57:15
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=34999
市長選9.6告示 シルク岡谷の行方-現状と課題 5、新病院開院
更新:2015-8-26 6:01
 総事業費101億5000万円。10月に開院する新病院「岡谷市民病院」は、岡谷市にとって過去最大の公共事業だ。市病院事業は医療体制の充実に向け、医師確保にも奔走する。だが、分娩取り扱い休止に伴い「最重要課題」に掲げる産科医の確保は困難を極めている。

 市は4月、信州大学病院(松本市)の元院長、天野直二氏を市立岡谷病院長に迎え入れ、大学とのパイプを強化。医師確保に期待を寄せるが、天野院長は「度重なる要請も大学側は『無い袖は振れない』との回答。産科医確保は至難の業」と話す。

 全国的な不足に加え、諏訪地方は県内他地域に比べて産婦人科の開業医が多く、「充実している」と見られているのも一因。信大を軸に県や民間紹介業者を通じて募っているが、開院時の分娩取り扱い再開について市病院事業の岩垂俊男事務部長は「奇跡が起きない限り無理」とみる。

 岡谷病院は昨年4月、産婦人科での分娩の取り扱いを休止した。それまで常勤医が2人いたが、家庭の都合や体調の悪化などが影響した。現在は常勤医1人とパートの医師2人の態勢。再開には「常勤医をあと2人確保する必要がある」(岩垂事務部長)。

 産婦人科のほかにも同院長は岡谷市の高齢化の進展の状況を踏まえ、消化器内科や総合診療科の充実を図りたい考え。「医師はまだ足りない。研修医も受け入れたい」とし、「着々と手は打っている」とこちらは表情が明るい。

 懸念されるのは開院後の経営状況。構想段階で約90億円とされていた総事業費は労務単価や資材の高騰などで101億円を超す規模となった。財源のうち借金に当たる企業債は約83億3000万円。国の補助金や交付税算入額が増額される有利な起債の活用などで実質的な負担額は56億1000万円で、新病院建設基本構想段階よりも15億円ほど圧縮したとしているが負担は重い。新病院建設関連だけでも返済は2億円台が30年間続く。

 中期経営計画の見通しによると、今年度は岡谷病院の解体に伴う費用などで15億6800万円の赤字となるが、16年度は1億7700万円、17年度は1億1600万円の黒字を見込む。市病院事業経営企画課の名取浩主幹は「来年度以降の黒字化は必ず達成する」と自信をみせるが、そのためには「医師確保が不可欠」としている。

【おわり】


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