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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5279チバQ:2015/08/27(木) 21:55:56
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=34989
市長選9.6告示 シルク岡谷の行方-現状と課題 4、ララオカヤ
更新:2015-8-25 6:00
 JR岡谷駅前にある5階建ての再開発ビル「ララオカヤ」。午後6時半、すでに多くの店がシャッターを下ろした中、ララオカヤ管理組合理事長で化粧品店を営む大滝啓吉さん(60)は、人通りがまばらになった通路を見ながらため息をついた。「1階(の店舗)は埋まったよね。じゃあにぎわいは生まれた?そんなことはない。4年前と変わらない」。

 ララオカヤは市が市街地再開発事業で約48億円を掛けて整備し、1984年にオープン。イトーヨーカドー、アップルランドなどが出店し、開店当初は多くの客でにぎわった。だが、2001年にヨーカドー、翌年にはアップルランドが撤退し、客足は減少をたどった。

 市土地開発公社は04年度に延べ床面積約2万平方メートルの約9割を権利者だった会社から取得。ビルを建て直して分譲マンションと商店などで構成する複合施設を整備する計画を打ち出した。当時はデベロッパーなどが関心を示したが、08年のリーマンショック後、手を挙げる事業者がなくなった。市は計画の先送りを決めた。

 ララオカヤは現在、1階はリサイクルショップなどが入り、広大な空きスペースが解消された。しかし、2階はイベントに使うとき以外は閉鎖、3階は信大のサテライトキャンパスが一部に入るのみ。

 市は今年度からララオカヤの今後の在り方を調査、検証する事業を専門のコンサルタント会社に委託し、12月に一定の報告を受ける予定。小口明則企画政策部長は「幅広い観点から開発の方向性を見い出すため、岡谷駅前に対する市場の評価を見極めたい」とする。

 ララオカヤ内で営業する店舗では、経営者の高齢化が進んでいる。大滝理事長は、後継者の問題から「建て直されたビルに入るかどうかはまた違う判断」と話す。来年春にはアピタ岡谷店を核店舗とするモール型の商業施設が開店し、「アピタ一極集中」への警戒感もある。

 完成から30年余が経過し、老朽化が進むララオカヤ。現在、市は年間約5000万円の維持費を負担している。スーパー撤退から13年、計画先送りから7年。思うような手が打てず経過した時間は岡谷の玄関口の再生を一層難しくさせている。


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