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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5277チバQ:2015/08/27(木) 21:54:13
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=34964
市長選9.6告示 シルク岡谷の行方-現状と課題 2、産業振興
更新:2015-8-22 6:01
 「仕事は十分にある。会社も黒字体質」。工作機械を扱い、治工具の製作や難削材の加工などを受注するアトムテック(岡谷市長地源)の横内康博社長(67)はにこやかに話す。2008年のリーマンショック後に受注が、以前の8割減となった。そんな「地獄の日々」からの復活を遂げ、今は「新しい機械を入れれば仕事はもっと受けられる」。だが、踏み切れないでいる。会社を息子に継がせるか、自分の代で畳むか、結論が出ていない。

 同社は1996年に横内社長が創業した。コンピューター制御による切削加工は大量生産には向くが、1点ものを作る場合は、横内社長のような熟練の腕に頼る方が速くて安いケースが多いという。一時期は息子と一緒に働いたが、リーマンショック後の業績低迷を受け、就職するよう促した。息子は今、市内の製造業に勤める。

 一度は廃業を決意したが、市内の取引先から懇願され、継続してきた。現在は透析を受けながら、愛用の機械の前に立つ。「10年後は」の問いに「どうだろうなあ。現役でいたいとは思うけどね…」。

 「製造業を中心とした産業集積のまち」として県内外にアピールする岡谷市。企業誘致でも受注開拓でもまず強調する点だ。だが、その肝心要となる企業数が減少を続けている。

 市の調査によると、市内製造業の事業所数は2008年に629社あったが、3年後の11年には約90社減の540社。このうち約7割が従業員9人以下だ。

 市は昨年度まとめた市工業活性化計画の策定に先立ち、13年にこの540社を対象にしたアンケートを実施。それによると、社長の約半数が創業者で年齢は60歳以上が56・6%。社長の年齢が70歳以上の81社中で後継者が決まっているのは約半数にとどまった。「後継者不要」とした72社のうち9割は「自分の代で廃業する」とした。

 危機感を持った市は企業訪問を強化し、現状把握と企業との信頼関係の醸成を図るとともに事業承継のセミナーを開き、経営者の意識高揚に努めている。アンケートから浮き彫りとなった企業経営者の高齢化と事業承継対策の遅れ、意識の低さ。「岡谷市の工業の最大の強み」(宮沢昇産業振興担当副市長)とする産業集積をいかに守り、次世代につなげるか。将来に向けた取り組みは急務だ。


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