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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ
5156
:
チバQ
:2015/04/28(火) 20:20:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk21010173000c.html
’15統一地方選:4市町長決まる /岐阜
毎日新聞 2015年04月27日 地方版
統一地方選後半戦の市町長・市町村議選が26日投開票され、土岐市、瑞穂市、垂井町、坂祝町の4市町で首長が決まった。また、告示された17市町村すべてが選挙戦に突入した議員選でも281人の新議員が決まった。今回の統一地方選は人口減少社会を見据えた「地方創生」が最大の争点で、より生活に身近な代表を決める後半戦では地域をどう活性化するのかといった点が焦点になった。厳しい選挙戦を勝ち抜いた首長と議員たちは支持者らと当選の喜びをかみしめながらも、今後4年間の地域づくりに向け、決意を新たにした。【道永竜命】
◇瑞穂市長に棚橋氏 現職ら振り切り初当選
瑞穂市長選は無所属新人の前市議会副議長、棚橋敏明氏(65)が3選を目指した無所属現職の堀孝正氏(73)と無所属新人の建築設計事務所代表、鳥居佳史氏(60)を振り切り、三つどもえの激戦を制して初当選した。
市役所前の棚橋陣営に当選確実の知らせが入ると、支持者の喜びが爆発した。棚橋氏は午後10時半過ぎに事務所に姿を現すと、祝福に訪れた近隣首長らと共に万歳を三唱。「フェアに誠実にキラリと光るまちを作ります。穂積と巣南のねじれを修正し、バランスの取れた市政を目指す」と深々と頭を下げた。
棚橋氏は市議会最大会派の支持と自民党の推薦を受けて出馬。合併前の旧穂積、巣南両町の垣根をなくすと訴えて支持を広げた。
堀氏は2期8年の実績を訴えたが、議会との対立が響いた。鳥居氏は知名度不足で伸び悩んだ。【立松勝】
◇土岐市長に加藤靖氏再選 実績訴え同姓対決制す
現職と新人の一騎打ちとなった土岐市長選は、無所属現職の加藤靖也氏(60)が、無所属新人で元名古屋市議の加藤修氏(42)を大差で破って再選を果たした。
加藤靖也氏は地元経済界や各種団体などの支持・推薦を受けて安定した選挙戦を展開。企業誘致や地場産業の振興を訴えて支持を広げた。飲食店を営む加藤修氏は、地域を丹念に歩いて「総合病院を改革し、里帰り出産を実現する」などと支持を訴えたが知名度不足で伸び悩んだ。
同市土岐口南町の加藤靖也氏の事務所では、大勢の支持者らが詰めかけて吉報を待った。当選の連絡が入ると事務所は歓喜に包まれた。拍手と歓声の中、加藤靖也氏は「優良企業のさらなる誘致で雇用を確保するなど、気持ちを新たにして4年間、頑張りたい」と喜びの声を上げた。【野村阿悠子、小林哲夫】
◇垂井町長は中川氏 12年の実績訴え4選
8年ぶりの選挙戦となった垂井町長選は、現職の中川満也氏(60)が、いずれも無所属新人で、前町議会副議長の藤墳理氏(54)と、学習塾経営の井上正貴氏(49)を破って4選を果たした。
中川氏は「地方が元気になるためには継続が必要」と多選批判をかわし、まちづくり基本条例の制定など3期12年の実績を訴えた。三つどもえの戦いを制した中川氏は「当選は皆さんのおかげ。住んでよかったと思える町にしたい」などと話し、支持者と万歳をして当選を祝った。
藤墳氏は福祉政策の充実を公約に掲げて町政の刷新を訴え、井上氏は「観光面などの発信力を高め町の活性化を」と選挙戦を展開したが、共に及ばなかった。【梶原遊、山盛均】
◇坂祝町長に南山氏 28票差の接戦制し3選
現職と新人の一騎打ちとなった坂祝町長選は、現職の南山宗之氏(59)が、8年ぶりの対決となった新人の前町議会議長、和田雅彦氏(55)を28票差の接戦の末に破り3選を果たした。
南山氏は2期8年の実績を強調。出身母体の大手自動車メーカー労組の支援も受けて幅広い支持を集めた。和田氏は、ハコ物行政への批判や情報公開の推進などの政策を訴えたが、届かなかった。
当選が決まると、南山氏は喜久子夫人(53)とともに同町酒倉の事務所に姿を見せた。拍手と握手攻めの中でマイクの前に立ち「住民が安心して暮らせるまちづくりをこの4年間でしっかりやっていきたい」と声を張り上げた。【小林哲夫】
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