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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4953チバQ:2015/04/15(水) 22:59:13
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO015212/20150415-OYTAT50011.html
検証 県議選
民主 組織力の弱さ露呈
2015年04月15日 05時00分
共産 議席守るも苦戦

選挙戦終盤、長岡市を訪れ、マイクを握る民主党の枝野幹事長(10日)
選挙戦終盤、長岡市を訪れ、マイクを握る民主党の枝野幹事長(10日)

 「新会派を出発させて、頑張っていきましょう」

 14日昼、新潟市中央区のホテルでは、県議選で当選した民主党の公認6人と推薦2人が食事を取りながら初めて顔を合わせ、推薦1人を除く7人でスタートすることを確認した。

 現有5議席と比べると2人増。会合に同席した県連幹事長の内山五郎(71)は、終了後、記者団にこう語った。「民主党が再生半ばでの選挙だったので、及第点なのではないか」

 今回、民主が公認・推薦した新人では、長岡市三島郡区と三条市区で各1人が議席を獲得。上越市区では、衆院選出馬に伴って辞職した前県議の地盤を引き継ぐ無所属の秋山三枝子(64)が当選した。新潟市秋葉区でも、引退する内山の後継として立った小島晋(48)が無投票当選した。

 しかし、いずれも前任者がいた中での初当選で、長岡市三島郡区と三条市区も、かつての議席を回復したに過ぎない。新潟市西蒲区で、推薦した無所属新人・重川隆広(64)が当選を果たしたものの、重川は今回、会派入りを見送る。

 加えて、民主は今回、新潟市東区で5期務めた現職・市川政広(61)を落とした。市川陣営の関係者は、「投票率が低く、無党派層の票を上積みできなかった」と悔やむ。自民と比べて地方組織が未整備の民主の弱点が、如実に表れた格好だ。

 その弱点は、戦う前から露呈していた。今回、候補を擁立できたのは27選挙区中12選挙区のみ。民主の支持団体である連合新潟が「空白区を埋めて不戦敗をなくす」と発破をかけたが、順調に進まず、立てられなかった15選挙区のうち9選挙区は自民が独占して無風で終わった。

 14日午後、顔合わせを終えた8人は、その足で、同じホテルで開かれた連合新潟の会合に出席した。集まったのは、8人に加え、連合新潟が「非自民」として幅広く推薦を出して当選した社民や無所属の6人中5人。

 自民会派が34人に上る見込みの中、連合新潟会長の斎藤敏明は、半数にも満たない勢力を前に訴えた。「できれば一つのまとまりとして、会派やそれに近い連携を取ってもらいたい」

      ◇

 1971年以来、44年ぶりの複数議席獲得――。共産党県委員会はこの目標を掲げ、公認5人を擁立して選挙戦に臨んだ。

 新潟市東区で新人の渋谷明治(76)が民主の市川に1088票の差を付け、政令市に移行後、「県都」で初の議席を得た。一方、長岡市三島郡区では現職の竹島良子(65)が267票差で落選。複数議席はかなわず、1967年以来保有してきた県議会の椅子を危うく失うところだった。

 昨年12月の衆院選で全国的な躍進を遂げた共産。党県委員長の樋渡士自夫は、一定の手応えはあったと強調したが、こうも語った。

 「風があっても、地域の組織に勝つ力がなければ、そよ風で終わってしまう」

(敬称略)

(おわり)

(この連載は、米川丈士、樋口絢香が担当しました)

2015年04月15日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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