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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4952チバQ:2015/04/15(水) 22:58:28
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO015212/20150414-OYTAT50018.html
検証 県議選
自民 圧勝も不安残る
2015年04月14日 05時00分
公明 自民と不協和音も

多くの県議が出席して行われた自民党の党議(13日、県議会議事堂で)
多くの県議が出席して行われた自民党の党議(13日、県議会議事堂で)

 「34人で収まるのかな。勝たせて頂いた、ということは言える」

 自民党県連会長の星野伊佐夫(75)は13日午前、県議会議事堂で記者団にこう語り、当選した公認32人に加え、無所属2人が会派入りし、現有33議席を超えるとの見通しを示した。

 無所属2人とは、自民が推薦した妙高市区の横尾幸秀(69)と、新潟市北区で当選した元民主の石塚健(43)。この発言に連動するように、横尾は当選証書を受け取った後、記者団に「私は元々保守系」と、自民会派入りする意向を示し、石塚も同日、自民幹部の元を訪れて会派入りの意向を伝えた。

 県議会での「絶対安定多数」は、四つの常任委員会の委員長ポストを独占できる32議席。自民はそれを自力で確保しただけでなく、無所属議員も引き寄せ、引き続き圧倒的な発言力を誇示することになった。

 しかし、圧勝の裏にはほころびも見える。横尾の会派入りで長く自民不在だった妙高市区は埋められるが、議席回復を狙った新潟市西蒲区では新人が落ち、目標とした全27選挙区制覇は達成できなかった。

 背景には、昨年12月の衆院選から続く、農業票を巡る苦戦がある。歯止めがかからない米価の下落、政府が進める農協改革への不信感が自民不利の要因になっているとされる。西蒲区で当選した民主推薦の無所属・重川隆広(64)は、「農業票をかなり得られた」と好感触を口にする。

 また、阿賀野市区では、党県連筆頭副会長のベテラン帆苅謙治(66)が、諸派新人に1419票差まで迫られた。自民が2議席独占の「重点区」だった三条市区でも、現職の1人を落とすなどした。

      ◇

 国政では連立を組む自民と公明の不協和音も垣間見られた。

 公明は長岡市三島郡区に新人の安沢峰子(46)を立て、新潟市中央区の現職とともに12年ぶりに2議席を確保した。

 長岡市三島郡区には、これまで協力関係にあった星野ら自民現職が3人いるため、公明はほかの選挙区の自民候補ら12人に初めて推薦を出し、自公協力を演出するのも忘れなかった。

 だが、自民3陣営は安沢陣営の票の取り込みに不快感を隠さず、警戒心を強めた。1万8000票余りの高得票を受けて当選した安沢は、「今まで自民に投票していた公明票を返してもらっただけ。奪ったわけではない」と話したが、ある自民陣営の関係者は、「公明が強いのは分かったが、本当に参った……」とこぼした。

 昨年の衆院選で民主に接戦を演じられた自民候補は、「公明の協力がなければ小選挙区で当選できなかった」(公明関係者)ともいわれている。

 こうした経緯を意識してか、13日に県議会議事堂で開かれた自民党の党議で、星野は、自ら戒めるようにこう語った。「強い自民党でなければいけない」。その視線の先に、来年の参院選、知事選を見据えている。

 (敬称略)


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