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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4666チバQ:2015/03/17(火) 07:36:39
贈賄側証言「不自然」

 弁護側は公判で、社長の捜査段階の供述が変遷しており、信用できないと主張した。不利益になる贈賄罪を自ら認めたことについて「社長が余罪追及を免れるため検察と取引した」と訴えた。

 主任弁護人の郷原信郎弁護士によると、社長は金融機関から融資金約3億7850万円を詐取したとされるが、立件額は2100万円にとどまった。この事件では後に、藤井市長の弁護団が計9700万円分を刑事告発したことで、4千万円分が追起訴される異例の展開をたどっている。

 藤井市長の公判は、現金授受の有無が最大の争点となったが、地裁判決はこう断じた。

 《ファミリーレストランでの状況に関し、社長は当初、同席した男性の存在をはっきり覚えていないと説明したが、公判では男性が同席した場面や市長との会話について具体的に説明し、重要な事実の供述が変遷した。賄賂の供与という強く印象に残る場面の記憶が曖昧なのは不自然だ》

 《社長は市長への現金授受を愛知、岐阜両県警に説明した当初、別の融資詐欺などで起訴され、他の事件の強制捜査も受けていた。追起訴による量刑上の不利を予想して軽い処分を望み、捜査機関の関心を他の重大事件に向けるため、捜査機関への迎合を考えた可能性は十分ある》

 《社長が、警察署の留置施設で一緒だった男性に、市長への現金供与の話を出せば融資詐欺の捜査が止まる旨の話をしたことから推認されるように、虚偽供述をする理由や動機が存在した可能性がある》

 弁護側の主張に沿って社長の捜査段階の供述変遷は信用性を揺るがすものと位置づけた上、社長が関心を他に向けるため「虚偽の供述をした疑いがある」と認定したのだ。

 捜査当局が供述を引き出すため取引した事実はうかがえないとしたものの、判決は、藤井市長への贈賄をめぐる社長の供述・証言には信用性がないと認定し、現金授受の存在を完全に否定した。

「さっさと自白しろ」厳しい取り調べ

 「さっさと自白しろ! 支援者はみんな経営者だろ。自供しないことで支援者も見られたくないものを警察に見られたり、事件と関係ないところで警察のお世話になることもあるんだ」。藤井市長は逮捕後、取調官からこう言われたという。

 藤井市長の証言によると、昨年6月24日午前4時ごろ、自宅周辺にはすでに報道機関の車が集結。「これは尋常ではない」と5時半に市役所に登庁した。

 「市役所の裏にいるから出てきてもらえないか」。間もなく携帯電話が鳴り、捜査員からこう告げられた。捜査に協力するつもりで同行したところ、案内されたのは取調室。パイプ椅子に座らされた。

 「隠していることを全部話せ!」。取調官からこう耳元で怒鳴られ、書類を机にたたきつけられた。任意の取り調べのはずだったのに、取調官の態度は高圧的で、「電話は電源切れ! 録音もするな」とも言われた-と証言する。

 夕方、逮捕状が読み上げられ、手錠をかけられた。「何かの間違い。すぐに疑いは晴れる」。そう信じたが厳しい取り調べは続き、取調官は信じがたい言葉を口にしたという。

 「美濃加茂市が焼け野原になる」

 藤井市長は「脅しだと思った」と振り返る。

 保釈されたのは約2カ月後の8月25日。公務には復帰できたが、当初は副市長を含む市職員や支援者ら約30人との接触禁止という条件が付いていた。市議会本会議で市長の隣には本来、副市長が着席するが、保釈条件で接触禁止対象に副市長が含まれるため、約5メートル離れた席に変える措置がとられた。


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