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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4655チバQ:2015/03/11(水) 22:26:42
2月の美浜町長選
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/64007.html
原発以外の産業育成、待ったなし 町長選控えた美浜の現状と課題
(2015年2月13日午後1時50分)
 福井県美浜町長選は2月17日告示、同22日投開票される。現職の山口治太郎町長(71)と新人で前町議の松坂隆司氏(40)の一騎打ちとなる公算が大きい。町の経済や財政を40年にわたり支えてきた関西電力美浜原発1、2号機の廃炉が現実味を増す中、原子力以外の産業育成は待ったなし。特に恵まれた自然を生かした観光振興や、全線開通した舞鶴若狭自動車道をアピールした企業誘致の進展が急がれる。町の現状と課題を探った。

 ≪歳入、48%が原子力≫

 美浜原発は1、2号機が、原子炉等規制法の定める運転期間40年を超えている。期間延長には、関電は巨額の費用をかけ安全対策をする必要があることから、廃炉は現実的な課題。問題となるのが町財政への影響だ。

 町は昨年度、1〜3号機すべてが停止した状態ながら、歳入全体の48%を電源3法交付金や固定資産税など、原子力関連に頼った。仮に1、2号機が廃炉になると、3法交付金の中核を占める「長期発展対策交付金」だけでも、8億円程度減る計算。歳入全体で90億円規模の同町にとって「影響は非常に大きい」(町幹部)状況だ。

 町は、廃炉となった場合も交付金が継続される仕組みを国に求め、関電にも3号機の再稼働や1号機のリプレース(建て替え)を期待するが、早期の進展は難しい。廃炉かどうかの判断時期が迫る中、かじ取りは難しい。

 ≪観光にシフト≫

 町は昨年3月、約20年ぶりに、観光振興計画を策定した。町経済が停滞する中でようやく本腰を入れ始めた格好で、中でもまず力を入れるのが、美浜原発が立地する「敦賀半島西海岸」ゾーン。

 これまでこの地域の旅館、民宿は原発作業員の受け入れが中心で「停止が長期化する中、観光にシフトする必要がある」(商工観光課)と年度内に具体策をまとめる。

 29日夜には地元住民の意見交換会があり「地域にはキャンプ場や釣り堀がある。これらの施設を結びつけて通年型観光をしたい」など、住民は前向きだった。いかに具体化し行動に移すか、行政の後押しが必要だ。

 ≪運営費どう圧縮≫

 同じ半島西海岸地域にある丹生小跡地で、新年度に着工する「エネルギー環境教育体験施設」のあり方も、町政の大きな課題となりそう。科学実験ショーの劇場などを備え、整備費と運営費を合わせた事業費が計約15億円という豪華施設だ。

 その全額を3法交付金の一つ「高速増殖炉サイクル技術研究開発推進交付金」で賄うものの、ランニングコストを抑えるなど工夫は必要だ。町議には「入館料は取れないだろうし、運営費が膨らめば将来、町財政を圧迫しかねない」と危ぐする声もあり、運営費を圧縮する工夫が求められる。

 ≪好立地の産業団地≫

 町が中長期の産業振興策に位置付けるのが同町山上の産業団地。敷地面積は約13ヘクタールと町初の本格的な産業団地で、16年度に分譲を始める。舞鶴若狭自動車道若狭美浜インターチェンジ(IC)から約500メートルという好立地が売りで、すでに十数社から問い合わせがあるという。ただ、同時期に敦賀市でも産業団地が始動するなど、他地域との激しい“誘致合戦”は必至といえる。


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