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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4596名無しさん:2015/02/21(土) 07:57:33
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20150221/CK2015022102000015.html
議会で初の辞意表明 松阪市長

 松阪市の松阪図書館整備計画が認められなかった責任を取るとして昨年末、会見で辞意表明した山中光茂市長が二十日、再開した二月定例会最初の会派代表質問で「余分な市民負担が増えた責任を取る」と答弁。本会議で初めて辞意に言及した。山中市長は「勉強不足」「怠慢」など痛烈な議会批判を繰り返した。会派代表質問は三月二日まで五日間あり、議会は市長の辞意について追及する方針で、紛糾は必至だ。

 深田龍(無所属)、西村友志(公明党)、浜口高志(青凛(りん)会)の三市議が辞意について意見、質問した。山中市長は答弁で「昨年十二月の関連予算案の否決で、整備計画が先延ばしになり、市民負担が増えた。責任を取る意思は変わらない」と明言。その上で三たび、提案した予算案に絡み「図書館事業が否決された場合、説明責任を負えないのでいったん辞職させていただく」と述べた。

 議会批判を繰り返す山中市長に西村議員は「議会が納得できないのは、市側の説明が尽くされていないから」「市側の説明は、計画範囲が途中で変わるなど一貫性がない」「市長は自分本位で非常に傲慢(ごうまん)だ」と批判。「もう一度謙虚になって、再考して」と注文をつけると、山中市長は「長期間議論してきた中で説明不足は通用しない。議会の怠慢だ」と反論した。

 関連予算案を含んだ二〇一五年度一般会計当初予算案は、三月十一日の本会議で採決される。議会は関連予算案を認めない公算が大きい。山中市長は同日の本会議の議決後、進退を決める方針。

 市は民間資金活用による社会資本整備(PFI)を活用し、一六年度から図書館を整備する計画だった。ところが昨年九、十一月の両定例会で議会は「PFIで建設費などが縮減される根拠が不明瞭」と関連予算案を認めなかった。市は現在、当初予定から一年遅れで計画を進めようとしている。

◆「次は辞職の撤回か」

<解説>

 政治家にとって言葉は命。政治への信頼に直結するからだ。

 山中光茂市長の辞意表明のきっかけとなった松阪図書館整備計画。二十日の本会議の答弁で、山中市長は「図書館事業が否決されるなら、辞職しなければならない」と言い切った。

 市議会は計画の関連予算案を認めない公算が大きい。市長の言葉を信じるなら、辞職は確定的だ。しかし市議会や市職員の関心事は別。「いつ、どんな理由で辞意を撤回するか」

 山中市長は「計画が先延ばしになり市民負担が増えた。責任を取る意思は変わらない」とも答弁した。関連予算案を提案し、計画実現を目指す自らの姿勢と発言は矛盾する。

 説明は尽くした。予算案が通らなければ辞める-。脅しとも取れる高飛車な答弁を繰り返す山中市長に、大半の市議は憤るより、冷ややかな視線を向ける。

 計画の白紙撤回の撤回、三月末だった辞職時期の延期。発言の軽さが目立つだけに「次は辞職の撤回か」。周囲や市民からそう思われても仕方ない。

 (吉野淳一)


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