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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4577チバQ:2015/02/02(月) 20:03:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150202ddq041010002000c.html
選挙:愛知県知事選 盤石「オール与党」大村氏再選 現実路線に転換
毎日新聞 2015年02月02日 中部朝刊

 1日投開票された愛知県知事選は、国政与野党の多くが支援した現職の大村秀章氏(54)が大差で再選を果たした。国政与野党相乗りの構図から、選挙戦は盛り上がりを欠いた。大村氏は既成政党を否定して初当選した前回の知事選から現実路線に転換、今回は「オール与党」態勢で圧勝した。2期目のかじ取りは従来にも増して各党への配慮を迫られそうだ。

 「皆様の理解と支援をいただき進めてきた政策を、さらに前進させる方向は揺るぎない」。午後8時過ぎ、当選確実の報にバンザイが繰り返される名古屋市中区の大村氏の事務所には、推薦した各党の地方組織幹部や議員らがそろった。大村氏は「皆さんと心を一つに、しゃにむに突き進む」と、各党との連携を強調した。

 盤石な支援態勢は、共産以外の各党に示した1期4年の「全方位外交」のたまものだ。

 元自民党衆院議員の大村氏は前回(2011年)、地域政党「減税日本」を結党した河村たかし名古屋市長の要請を受け、自民を飛び出して立候補した。既成政党に失望していた有権者をつかみ150万票余りを獲得、「愛知から日本の変革を起こす」と宣言した。

 しかし県議会は知事野党が多数を占め、目玉公約「県民税10%減税」などの実現は難しく、現実を見据えるようになった。自らを除名処分にした自民が12年に政権を奪還した後は関係修復を模索し、今回の知事選では自民県連の推薦を受けた。

 前回選挙で対決した自民や民主などの各党は対抗馬を見つけられず、4月の統一地方選を控える県議たちには「勝ち馬に乗りたい」との思惑も働いた。

 大村氏は自民党本部から除名されたままだが、告示直前の1月5日には、伊勢神宮参拝から帰京途中の安倍晋三首相と名古屋駅で面会。「仲良くやりましょう」と手を差し出す安倍氏に、大村氏は満面の笑みで応えた。自民県連幹部は「今後もきちっと(議会と)相談して県政を進めるということ。4年前のように対立することはもうない」と語る。【町田結子】

 ◇地域政党の熱、どこへ
 大村氏は前回知事選で、河村名古屋市長と「第三極」の旋風を巻き起こし勝利した。しかし、大村氏は、会長を務める地域政党「日本一愛知の会」から4月の統一地方選に候補者を立てない方針だ。河村氏が率いる地域政党「減税日本」も党勢回復の兆しが見えない。2人が生んだ愛知の地域政党は、存在意義さえ失いつつある。

 河村氏は1日夜、大村氏の事務所に駆けつけて再選を祝った。だが、4年前に既成政党を相手に大勝し、名古屋城を背に抱き合って「日本の未来は名古屋・愛知から」「減税を実現する」と息巻いた当時の熱気はなかった。

 一度はたもとを分かった自民をはじめ大村氏が「オール与党」の支援を受けたことについて、河村氏は「まちづくりには関係ない」などと理解を示す。河村氏も2013年4月からの2期目では市議会との真っ向対決は影を潜め、「議会で過半数を取らないと」と現実に目を向ける。減税日本は統一選での巻き返しをもくろむが、県議会、市議会とも過半数を制するだけの候補者擁立に、現時点では及びそうにない。

 今回の知事選で2人は何度も街頭に並んで立った。河村氏は「名古屋、愛知を面白くせないかん。産業を世界一まで持って行く」と、大村氏と一致して県と市の課題に向き合う考えを示した。地域政党が失速しても、2人の“盟友関係”が変わることは当面なさそうだ。【井上直樹、加藤沙波】


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