したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4567チバQ:2015/02/01(日) 20:19:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150129ddq041010008000c.html
「あいち」の今:’15知事選の課題/3 行き届かぬ子育て支援 放課後の居場所づくり、家庭も多様化
毎日新聞 2015年01月29日 中部朝刊

 漫画に夢中になっていた9歳の男の子に、ベビーシッターの女性が何度も「冷めるから先に食べちゃうよ」と声を掛けた。男の子は漫画を置いて台所へ。ご飯にみそ汁、チキンカツ、サラダと、父親が出勤前に用意していた夕食を、姉(11)とシッターの3人でにぎやかに食べる。小学生の子ども2人を育てる名古屋市の男性会社員(42)宅では、平日夜のいつもの光景だ。

 離婚して5年半、男性は仕事と子育てを両立させてきた。ほぼ毎日残業し、子育てにはシッターが欠かせない。2人の子どもは放課後の学童保育が終わると迎えに来たシッターと帰宅して午後9時ごろまで一緒に過ごす。男性は「子どもたちだけにすると、やはり不安。規則正しい食事や睡眠をさせたいので、本当に助かる」と言う。

 手取りは月30万円弱。家賃9万円のマンションに暮らす。シッターの利用料は1時間1200円で、交通費なども含め多い時で月6万円ほどかかる。貯金を取り崩し、何とかしのぐ。男性は「一人親であっても、所得が基準を上回れば行政からの手当などは支給されない。働き方や生活環境は人それぞれで、個々に応じた支援があってもいい」と感じる。

 一人親や共働き家庭が増え、子育ての仕方が多様化しており、放課後の児童の居場所づくりが課題になっている。学童保育を利用する児童は、愛知県内で今年度4万1174人と、少子化が進む中、5年前に比べ5000人以上増えた。愛知学童保育連絡協議会の賀屋哲男事務局長は「学童保育は働く親の味方」と話し、行政の子育て支援について「不規則な働き方をしている人も多く、必要な人に行き届いていない現状がある」と分析する。

 学童保育にも課題は少なくない。名古屋市で次男(9)が利用する女性(43)は「保育所のように所得による料金減免の仕組みがなく、金銭的な理由で利用を諦めたり、退所したりする人が多い」と打ち明けた。

 子育て支援に詳しい日本福祉大の中村強士准教授は「児童館の利用促進や夜間に実施する学童保育が地域ごとにあってもいい。実情に応じた支援の幅広さが求められる」と指摘している。【加藤沙波】=つづく


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板