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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4394チバQ:2014/09/25(木) 20:18:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140925ddlk17010275000c.html
Q・問われるもの:10・5金沢市長選/下 明暗分かれる商業地 官民一体の施策が鍵 /石川
毎日新聞 2014年09月25日 地方版

 金沢の繁華街・武蔵ケ辻近くを南北に通る「横安江町商店街」。「東別院」として知られる真宗大谷派金沢別院(金沢市安江町)の門前町として300年以上前から栄え、今も300メートルの通りに飲食や衣料品、仏具などの店が軒を連ねる。歴史ある商店街だが往時の人出の回復が課題だ。

 老舗かばん店「シマタニ」の6代目店主、島谷美成(よしあき)さん(58)=同商店街振興組合理事=は幼い頃から盛衰を目の当たりにしてきた。高度成長期の1960年ごろにはアーケードも整備され、天候を気にせず買い物ができる「横のデパート」と称された。「人でごった返して自転車も通れないほどだった」と懐かしむ。

 しかし、90年代初頭のバブル崩壊とともに客は減少。かつては金沢駅と武蔵ケ辻とを行き交う人でにぎわったが、再開発で双方を結ぶ最短ルートの主要道路が96年に開通し、人の流れが変わったことも追い打ちとなった。振興組合によると、最盛期の60年代に約80店あった店舗は、現在50店弱に減った。

 「新しい店も老舗も、もたなくなれば消えていったよ」

 危機感を強めた商店街は2006年ごろから一体となって再生に取り組んだ。古くなったアーケードを撤去して石畳敷に改めた。通りには新たに「金沢表参道」と愛称を付け、門前町としての風情をアピール。露天市、古本市も年約10回開き、にぎわいづくりに本腰を入れている。

   □  □

 市内では、大型商業施設やブランド店が建ち並ぶ主要繁華街と、地場の店舗中心の商店街とで明暗が分かれつつある。

 市の歩行者通行量調査によると、随一の繁華街・香林坊(北国銀行香林坊支店前)では昨年10月の休日一日の歩行者は約1万8700人で、09年比1・5倍に増加。金沢駅前(フォーラス前)も約1万6500人と、同年比1・1倍となった。

 一方、平和町大通り商店街(同町)は昨年の休日一日の客足は約900人と、09年比で半数近くに減少。横安江町商店街では09年比1・6倍だったが、それでも約2600人と、香林坊などには遠く及ばない。

 行政も手をこまぬいているわけではない。市は昨年度、イベント開催で34商店街に3500万円、アーケードなどハード整備で7商店街に1360万円を補助した。

 市商業振興課の担当者は「商店街は地域づくりの担い手として大変重要」と強調。一方で「市はあくまで支える側。頑張っている商店街を特に応援していく」と述べ、自助努力も促す考えだ。

 島谷さんは来年3月の北陸新幹線金沢開業を「最後のチャンス」ととらえている。「のんびりしていては取り残される。お客さんを待つだけでなく、魅力を積極的にアピールする『攻め』に転じていかないといけない」と思いは強い。

 新幹線開業後、地場の商店街が、主要繁華街との間で繰り広げる客の争奪戦は激しさを増す。その消長は官民一体となった取り組みが鍵を握っている。=おわり

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 この企画は大原一城、竹田迅岐が担当しました。


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