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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4340チバQ:2014/08/25(月) 22:31:40
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20140825/CK2014082502000022.html
「存続可能な高山に」 高山市長に国島さん再選
万歳をして喜ぶ国島芳明さんと妻の貴美さん=高山市問屋町の選挙事務所で


 二十四日告示の高山市長選で、現職の国島芳明(みちひろ)さん(64)が、四年前の保守分裂の大激戦から一転、無投票で再選を果たした。来年、市町村合併して十年の節目を迎えるのを念頭に「高齢化や少子化が問題になっているが、少子化は緩めることができる。十年後、二十年後も存続可能な高山をつくりたい」と抱負を述べた。

 午後五時半、高山市問屋町の選挙事務所での当選報告会で三百人の拍手に迎えられた。支援者の子どもたちから花束を受け取った後、初当選した四年前と同じオレンジ色のネクタイ姿で万歳三唱。両手を目いっぱい上げて、周囲と喜びを分かち合った。「何かちょっと物足りないような感じ」。軽口の中に、自信をにじませた。

 毎日午前七時から市民の意見を直接聞く時間を設けた一期目と同じく、わずか一日の選挙活動も精力的だった。およそ八時間かけ、選挙カーで二百六十キロを走り、日本一広い市を回った。

 十六〜十七日の大雨で大きな被害を受けた地域もあり、早期復旧が最初の宿題になる。報告会では「力を貸してください。そしてお金も出してください」と笑いも取りつつ、真剣な表情で訴えた。

 年間四百万人近い観光客が訪れるなど産業はおおむね堅調だが、来春に金沢まで延伸する北陸新幹線への対応なども課題だ。「関東のお客さまが三十分早く来られるようになるが、そこに甘んじると、飛騨ではなく能登半島や加賀温泉に行ってしまう。魅力ある地域をつくりたい」と熱っぽく語っていた。

◆融和路線で地盤固め
 <解説>国島さんの再選は三年前、かつての敵陣営に手紙を送った時点でほぼ決まっていたともいえる。中身は後援会の会合に出席を依頼する招待状。これに多くが応え、強い地盤が固まった。

 話はその一年前、二〇一〇年八月の前回選挙にさかのぼる。保守系が分裂した争いで、国島さんは前市長派などに勝った。「当選後、前市長派の徹底排除をしなかった」と選対関係者。有能な人材は重用するなど融和路線で求心力を高めた。

 そんな中で届いた招待状は、保守系ながら市長との距離が遠くなった市議らには渡りに船ともいえた。国島さんの「選挙が終わった以上はノーサイドに」との意向で、保守系以外にも送ったという。

 最終的に今回の推薦団体は百以上。議会の三分の二以上を味方にし、革新系など他陣営の腰を引かせた。

 一期目は積極財政を掲げ、観光客の落ち込みを取り戻すなど景気を回復。市の新部署も機能させた。海外戦略室は昨年、外国人観光客を前年比49%アップ。危機管理室は一週間前の大雨で人的被害ゼロに貢献した。その手腕も支持を集めた。

 しかし、今後は積極財政の継続は難しい。九年前の周辺町村との合併による地方交付税の増額分の五十億円が来年度から年間五億〜十億円ずつ減り、二〇年度にはゼロになる見込み。慢性的な人口減とのダブルパンチによる減収の中、市政をどう運営するか。真価が問われる二期目になる。

(清水裕介)


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