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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4329チバQ:2014/08/17(日) 17:48:50
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/feature/CO009851/20140813-OYTAT50041.html
14知事選 再選 阿部県政の行方
<下> 自民と融和/出せるか独自カラー
2014年08月14日 05時00分
当選確実の一報を受け、阿部氏の周囲に集まった国会議員ら(10日午後8時すぎ、長野市で) 投開票日の10日午後8時。テレビ各社が一斉に当選確実を報じると、長野市のホテルの広間は爆発的な喜びに包まれた。推薦政党の国会議員や県議、市町村長ら約60人が壇上にぎっしりと並び、中央の阿部守一氏(53)とともに万歳を繰り返した。

 「田中康夫県政以来、対立や抗争の歴史を繰り返してきた。求心力の高い知事が誕生したことは喜ばしい」。前回選に続き阿部氏を推薦した民主党。県連代表の北沢俊美参院議員は、安堵(あんど)の表情を見せた。

 会場が勝利に酔いしれる中、阿部氏はある人物の元へ駆け寄った。相手は自民党県連幹事長の石田治一郎県議。がっちり握手を交わしたこの2人が「融和」に向けて自ら動いたのが今選挙の特徴だ。

                ◎

 自民党は前回、村井仁前知事の後継候補を推した。“宿敵”だったはずだが、2人は現実路線を歩んだ。阿部氏は公約を着実に実現するために県議会最大勢力の同党県議団の協力を必要としていた。石田県議も、県政の停滞が批判となって同党に跳ね返ってくるのを知っていた。

 阿部氏の出馬表明後の5月12日に開かれた同党県議団会議。推薦に難色を示す一部議員に対し、石田県議は「対抗馬を出す準備がないなら、阿部氏は現実的な選択肢だ」と一喝し、流れを作った。「田中県政6年、村井県政4年。阿部氏が4年で代われば県政の停滞を招く」。阿部氏支援が得策と考えた。

 阿部氏も反応した。6月24日の県議会本会議で、かねて同党県議団が要望してきた「いじめ防止条例」を早急に制定する方針を表明。水面下で同党県議団と調整を続けてきたことをうかがわせた。

 さらに、阿部カラーの本丸ともいえる政策でも同党県議団に配慮を見せた。前回選で公約した「子どもの権利条例」を成立させるにあたり、家庭教育への支援など同党の主張も盛り込み、名称も「子ども支援」と変えて本会議に提出。阿部氏は「実効性あるものになった」と成立を喜んだ。

                ◎

 オール与党態勢となった今選挙戦。政策実現力に自信をつけた阿部氏は、支援政党や首長の要望に耳を傾け、演説にも反映させていった。

 選挙戦中盤の7月31日。阿部氏は、新潟県境から松本市へ向かう先々で首長からの応援演説を受ける中で、「松本糸魚川連絡道路(松糸道路)の整備を進める」と応じた。

 安曇野市と新潟県糸魚川市を結ぶ路線として1998年に計画された。田中知事が2002年に建設中止を表明。06年の村井知事誕生で再び推進に転じるなど、知事交代で翻弄された経緯を持つ。

 「木曽川右岸道路」「三遠南信自動車道」「中部横断自動車道」……ほかにも各地で首長の要望に応えるように公共事業の推進を口にした。

 自民党や首長らに接近する阿部氏について民主党県連の北沢代表は早くも、「2期目はやりやすいと思ったら落とし穴にはまる」とけん制の言葉を口にしている。

 政策実現に向けた基盤は整ったかもしれない。しかし、「阿部カラー」を反映した理念は打ち出せるのか。優先順位をどうつけるのか。172万人の有権者がみている。

 (松本由佳、佐藤寛之、戸田貴也が担当しました)


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