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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4328チバQ:2014/08/17(日) 17:46:18

http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/feature/CO009851/20140812-OYTAT50020.html
14知事選 再選 阿部県政の行方
<上> 勝利の代償/「組織戦」に薄れる関心
2014年08月13日 05時00分
当選から一夜明け、県内地図を背景に会見する阿部氏(11日、長野市の事務所で) 「県内をくまなく回り、県民一人一人に考えを伝えてきた」――。再選から一夜明けた11日、阿部氏は事務所に集まった報道陣を前に、胸を張った。

 背後には、全77市町村に印を付けた県の地図。今回の選挙戦の「軌跡」だ。多くの首長の応援を得た。

 阿部氏は今回、7政党と200を超す団体から推薦を受けた。前回、対立候補を推した自民党は、県連会長の後藤茂之衆院議員が党本部の推薦手続きを進め、6月16日、阿部氏は国会内で安倍晋三総裁から推薦状を手渡された。前回に続き推薦した民主党も同じ日、海江田万里代表が阿部氏に激励の言葉をかけた。

 安倍総裁や海江田代表との2ショット写真は、ネット上に掲載された。これに、共産党推薦の新人、野口俊邦氏(71)が「大政翼賛選挙」「田中県政より前のオール与党に逆戻り」と批判。阿部氏は「長野をよくしたいという思いはどの政党も同じ」とかわし、「県民党の手作り選挙」を前面に打ち出した。

 だが、実態は、推薦政党や県議が遊説を先導し、演説会への動員をかける昔ながらの「組織戦」だった。盛り上がりに乏しく、街頭演説に足を止めて聞く人は少なかった。

                ◎

 個人後援会長の樽川通子さん(85)は、安倍総裁の脇に緊張した面持ちで立つ阿部氏の写真を複雑な思いで見つめた。

 下諏訪町議を16年間務め、県内で女性議員を増やす活動に取り組んできた樽川さん。4年前に阿部氏が立候補した際、勝手連的応援の中心的役割を果たした。

 「改革派知事を誕生させましょう」。樽川さんは、つながりのある女性議員や市民団体代表らに声をかけ、推薦人100人の大半を集めた。1人30人を目標に阿部氏支持を呼び掛ける草の根の運動を展開し、阿部知事を誕生させる原動力となった。

 「前回選ではみんな、政党中心の選挙土壌を変えたいという思いがあった」と樽川さん。今回は地元の演説会に2回出席しただけだった。「阿部さんが政党に寄り添えば寄り添うほど熱が冷めていってしまった」と打ち明ける。

 諏訪市で4日開かれた演説会で、国会議員や首長らと一緒に壇上に上がった樽川さんは「4年前を思うと夢のようです」とあいさつした。市民の出る幕がない無念さを「夢のよう」という言葉に託し、皮肉った。

 阿部氏とはこの4年間、学習会などを通じて良好な関係を保ち続けていたはずだった。今や会員は1000人を超す。「阿部さんは変わってしまったのだろうか。これからの会のあり方をじっくり考えたい」。樽川さんは神妙な表情で語った。

 「県民党の手作り選挙」は、果たして県民の心を引きつけたのか。投票率は43・56%。過去最低を更新した。阿部氏に票を投じたのは有権者の3人に1人。批判票や棄権者の「声なき声」に耳を傾けていく必要がある。


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